僕はあの日一歩を踏み出した。
強いわけでもなく、信念があったわけでもない。
僕はただ見捨てられなかっただけだ。
ただ、それだけで僕は友人と彼女と世の中とのかかわり方が変わってしまった。
異常な彼女と非力な僕。敵や味方は超人ばかり。
それで
も僕にだってできることはあるはず。
これは臆病な僕と、吸血鬼?の彼女と、コーヒーの話。
血を吸わない吸血鬼、手加減をする敵対者、正体不明の乱入者、日常の友人達。
敵が味方で味方が敵で。誰が味方かわからない。
確かなことなんて何もない、世界は非日常に満ちていた。
僕と彼女をつなぐのは黒くて苦いあの飲み物。
練習して随分とうまく入れることができるようになった。
ただ、一つだけ言っておく。僕は、紅茶派だ。
※作者は小説を書くのは久々です。至らない点があればそっと教えていただけると感謝いたします。
※仕事の関係もあり、文書量がたまるまでしばらく不定期更新となります→現在超々不定期。執筆意欲はあふれているので亀更新ですが完結させます。
※感想歓迎。
拙い文ではありますが、読んでいただけたら幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-07 12:15:20
186212文字
会話率:38%
黒いダイヤとは硫酸ピッチのことである。硫酸ピッチは、税金の安いA重油と灯油を混合して、税金の高い軽油に似せた不正軽油を製造するときに発生する産業廃棄物である。不正軽油の製造と硫酸ピッチの不法投棄には石油業界につらなる闇がある。伊刈は硫酸ピッ
チ不法投棄事件を解決する。しかし、思わぬところから自らの足をすくわれ、刑事訴追されることになる。人生最大の危機を迎えた産廃Gメンに、思わぬ救世主が現れる。
本話にてシリーズ全15話完結。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-01 09:24:39
78076文字
会話率:69%
いつのまにかエルフになっていた元日本人は200年の時を経て、地球へと帰ってくる!
「暇だな、そうだ!魔法の存在を教えてやろ!」
そんな感じで社会現象を巻き起こします。
※人気があれば連載するかも?
最終更新:2018-06-04 19:48:13
2528文字
会話率:5%
スキル、ステータス、魔法が存在しない、剣の己の技量のみで戦う『刀剣オンライン』
そこでランキング1位アーサーとランキング2位
紅葉の戦いが始まる。
アーサーは史上最高のVRMMOと言われる『アトランティス・オンライン』を始めることを伝える。
一方紅葉は『アトランティス・オンライン』の初日組でトッププレイヤーだった。
『アトランティス・オンライン』『刀剣オンライン』そして『現実』の三舞台からなる物語。
主人公は『紅葉』ですが、『アーサー』も主人公かも知れません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-23 07:00:00
22628文字
会話率:38%
事件は伊豆高原にある元保養所内で男女二人の遺体が発見されることから始まる。二人の遺体は灯油で焼かれ遺体の損傷が激しく当初身元の特定には時間がかかることが予想された。だが、男性の方はすぐに所持品等からこの元保養所のオーナーであった元アパレル
会社(社名はダイヤスタイル。既に倒産)社長の水谷一郎(みずたにいちろう)と判明する。女性の方は暫く不明だったが、捜査から水谷の元愛人の一条幸恵(いちじょうゆきえ)(ダイヤスタイル元社員)と断定された。そのことから捜査本部は前の会社に係る怨恨の線で捜査を進め、その結果二人に恨みを抱いていたと思われるダイヤスタイル元経理課長の高田宏(たかだひろし)が捜査線上に浮上する。捜査本部はこの高田を厳しく追及して自白を迫ったが、彼は決して罪を認めることはなかった…。
その様子をじっと見ていた所轄署刑事の児玉(こだま)は高田犯人説にはいくつも無理があると指摘して捜査方針を転換させる。児玉は既に特定されている被害女性の身元についても疑問を持ち始め相棒の丸山(まるやま)刑事と共に新たな捜査を始めた。しかし、その矢先に捜査に圧力がかかる。圧力の出元は水谷一郎の旧友で現職経済産業大臣の村田孝一(むらたこういち)であった。捜査本部はたちまち機能不全に陥る。しかしその圧力のことは児玉ら第一線の所轄署刑事には何も知らされはしなかった…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-02 20:10:56
303483文字
会話率:56%
科学技術が進歩した近未来、VRゲームが当たり前となりつつあるそんな時代に「異世界への入口」を謳ったゲームが発売される。
その名は【LIVE】。
これはこのゲームに入り込んだうちの1人の男の冒険譚を綴った話。
拙い文章ですが、宜しければ読ん
でいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-20 00:00:00
10195文字
会話率:47%
近代の文化は、歌って踊れるアイドルの競争が荒れる戦国合戦。
生き残る為には印象を得るインパクト、そして人の心を掴む笑顔という日本の芸能界のシステム。
俺がこの会社に入って、耳にタコができる程言われた主旨のようなものだ。
売れる為には手
段を択ばないという風潮も些かニュース等で取り上げられている。
望まない仕事を引き受けるプロダクションも少なくはないだろう。
アイドルの気持ちなど最初から考慮していない、それ程の速さで消えては入りを繰り返している。
俺にも子供の頃、憧れてたアイドルはいた。
彼女は光輝くスポットライトの中で、一際目立つパフォーマンスと圧倒的な歌唱力で全世界を魅了していた。
彼女の作り出す世界は、人種や国の境界線を超えた『希望』というアイドル業界を活気立たせる先陣となったのは間違いないだろう。
大概のアイドルは売行きから芸能界を去る者が多いが、彼女はこれからという時期に忽然と姿を消した云わば偉人のようなものだった。
彼女に憧れてアイドル入りをする者も少なくはない。
俺がこの仕事を受けようと思ったきっかけもソレに相違はない。
アイドルにはなれないが、せめて支える側になりたいと願いココ”Altoプロダクション”通称、アルプロに入社した。
特に有名な芸能人がいるわけでもなく、入社して5年目になる今でも事務所と呼ぶには、狭い小屋のようなここにも慣れ始めてきた。
夏場はクーラーの代わりに扇風機(首が回らない)、冬場は暖房の代わりにストーブ(電気ではなく灯油型)といった現代社会では有り得ない程、旧式な物ばかりで仕事に集中出来ない日々などが続くのも毎年の事である。
そんなある日に渡された1枚のアンケート用紙。
アルプロ社員全員に渡されたアンケートには、会社への存続や売れるアイドルを作る為にはといった夢も希望もない不安の紙に社員同士、顔を合わせては苦笑いする姿が見受けられる。
俺も社員として素直な回答を書き込んだが、この1枚の紙が今後の企業発展に繋がるとは誰も思わなかっただろう。
その日を境に俺、立花 樹《たちばな いつき》のアイドル育成の日々が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-23 17:42:34
93883文字
会話率:39%
その寒い日、教室には灯油がなかった。学校にはたくさん灯油があるというのに誰ががじめているのか……。経済部の梶原が言った「二年八組の森下透が灯油を一万円で売っています」と。
ぼったくりと思えるような金額の灯油が飛ぶように売れたそのカラクリと
は……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-18 23:37:31
9064文字
会話率:68%
彼女は死にたがり。今日も僕に殺してくれとお願いをする。だから僕はしぶしぶ、包丁を手に取ってみた。
最終更新:2016-02-16 14:36:24
2083文字
会話率:13%
寒さが一層厳しくなる12月。この時期に欲しくなる暖房機器の中でも、石油ファンヒーターともなれば、灯油は必要不可欠。
最終更新:2015-02-25 11:58:08
2947文字
会話率:62%
苦しみと悲しみ、寂しさや辛さ。
夫さえいてくれたら、これほどの辛さも苦しさもなかったはず。暖を取るための灯油すら底をつきた。
そんなとき、母親が目にしたものは……。
最終更新:2012-10-12 20:00:00
631文字
会話率:30%
これはいつもとは違った日常。
初めての投稿作品なので、知人の逆能登 灯油さんに編集を手伝っていただいてます。
最終更新:2012-09-14 22:01:51
377文字
会話率:34%
「私は知者の知恵を滅ぼし、賢い者の賢さを虚しいものにする」聖書の一節を思いだしながら、部屋でたたずんでいた。
手には血まみれのナイフを持ったまま…たたずみながら考えた。
言い訳がましく考えた。
用意した灯油を部屋にまく、何もかもを燃
やす事にした。
自分すらも…。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2010-12-10 01:54:15
1983文字
会話率:25%