【悪の知脳に対抗する守護知脳、そして人類の物語】
約半世紀後の世界で、遂に恐れていたシンギュラリティが勃発した。悪の知脳アルティレクトが世界を破滅に導き、それを守護知脳マザーが阻止する。混沌の中で、人々はどう生き延びるか。
時は20
83年。東京は日本から独立し、空に浮かぶ浮遊都市国家となっていた。ナノテクノロジーや再生医療、全脳解析技術などすさまじい技術の進歩により、この時代では人間と何ら違いのない疑似人体〈パラレル〉が、人間として社会に溶け込んでいる。
そんな技術のユートピアの裏で、アルティレクトは常に暗躍していた。そして彼の計画が最も大規模なものとなったのが2083シンギュラリティだった。ハベル・カーネル・公威・則雄、クレアなど個性的な人々は、生きるために戦う。
この物語は、そんな混乱世界を生き抜く人々の記録であり、記憶である。
*手助けをしていただいた大家一元さまに、深く感謝申し上げます。
※こちらの作品はカクヨムにても掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-12 13:00:00
103759文字
会話率:51%
帝国首都:浮遊都市ラグセリエン。
街の超高高度帯で日夜平和を守る男たちを、人々は空挺騎士団――エアロナイツと呼んだ。
クラウスがエアロナイツに入った理由は二つある。
一つは、自由に空を飛ぶため。そして、もう一つは――
※カクヨムで『「戦うイ
ケメン」中編コンテスト』に応募しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-22 01:00:00
41567文字
会話率:37%
暁空紫雲としての人生を何の悔いも後悔もなく終えた少年が次に目を覚ますとそこは72の都市が存在する異世界だった。
その世界で友を作り、仲間と共に旅をして、多くの出会いと別れを繰り返す。
神器と呼ばれる呪いを身に宿しながらも人間として歩んでいく
無力だった少年の旅。
※圧倒的にマイペース投稿です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-14 16:01:00
1286236文字
会話率:50%
本編【遥か彼方の浮遊都市の番外編集】です!!
本編とも関わりのあるお話ですが、暇な時にでも見てください。
別にこの番外編を見ていないから分かんないといったストーリーを作ることはありません。
本当に暇な時に見てくださいね。
最終更新:2018-04-01 21:30:56
6884文字
会話率:40%
冬休み。以前祖母が働いていた『ときの港』でアルバイトすることになったぼく。慣れない作業に悪戦苦闘しながらも一日を終えると、祖母の友人である美代子さんから、喫茶店『懐古屋』の話を聞いた。 これは、そんなぼくが体験したちょっと不思議で懐かしいお
話。
※この物語は『カクヨム』『電脳浮遊都市アルファポリス』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-10 14:06:58
9476文字
会話率:31%
放課後の図書室。興味本位で始めた部活も飽きてきて、サボり目的で足を運んだのが全ての始まりだった。
「どうして彼らは最期まで戦ったんだろう」
これは、『女史』とオレの、ちょっとした思い出の話。
この作品は「電脳浮遊都市 アルファポリス
」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-07 23:49:09
15097文字
会話率:29%
不思議な天使のお話。
この作品は「電脳浮遊都市 アルファポリス」にも掲載しています。
最終更新:2020-07-30 07:09:20
1103文字
会話率:47%
15歳を迎えると、誰もがユニークスキルを神より授けられる。
だが王太子レグルスは、国王にはまるで向かない「覚醒」と「変換」のスキルを与えられてしまった。
さらにその2年後には、弟が「治水巧者」スキルを手にしたことで、レグルスは王太子の地位
を奪われ幽閉されてしまった。
「覚醒」とは聞こえは良いが、ただ眠っている者を起こすだけの外れスキルだった。
そんなレグルスだったが、獄中での暗殺騒動を契機に脱獄を果たすと、偶然にも魔大陸に通じる転移装置を見つける。
そこで彼は今日までの長い間違いに気づいた。
己の覚醒の力は、人ではなく、休眠状態にある古代遺物に使うべき力だったのだと。
かくして魔大陸に渡ったレグルスは管理AIに認められ、放棄された浮遊都市の支配者となった。
「何するかな。あ、手始めに里帰りでもしてみるか。お、大砲発見。これぶっ放したらみんな驚くだろうなぁっ!」
――後に歴史家は語る。この年、魔大陸の王レグルスは、人類史上最もシャレになっていない里帰りを果たしたと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-28 17:33:36
98461文字
会話率:50%
2078年の未来。異星人によってもたらされた科学技術により社会はネットワーク化され、地球人は人類統合ネットワーク「HINE」の下、AIに管理されて暮らしていた。
人々は生まれながらにHINEへの接続を義務づけられ、互いの記憶や思考、感情
のデータを共有しながら、争いのない平和な日々を過ごしている。相手の心を覗けることが当たり前になった世界で、人は他者とどのように関わり、どう生きるのか。そんな未来を生きる人々の日常を描く短編集。
※全5話で完結。1話完結型で毎回主人公が違います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-28 08:10:31
60435文字
会話率:34%
世界は、バルド王率いるバルダロスとブルーノ王率いるドリアニアの二大大国が覇を競っていた。そんな中バルド王に拾われたダンテは、そこでのし上がるべく戦さに奔走していた。
あるとき、戦友であるカルロと、不意なことで知り合った踊り子の女性である
エセルとともに任務に赴き旅に出る。そこで、ダンテは浮遊石の存在を知ることとなる。やがて、その浮遊石は、戦場に革命を起こす一大アイテムとなった。そして、この浮遊石は、浮遊都市ゼノスで得られるという。
ダンテとカルロとエセルの三人は、バルド王の命により、味方に引き入れたカーラの助けを得て、浮遊石を求めに海路の旅に出る。そこで苦難の末にゼノスにたどり着いたとき、それまで従順を装っていたゼノスが本性を現し始めた。なんとエセルはかつてゼノスにいた住人であり、浮遊都市にいながらにして世界中の戦さを闇賭場にして儲ける胴元だったのだ。
まるで掌の上で地上の戦さを金儲けの種にして弄ぶゼノスとエセルの正体を知ったダンテは、憤りを覚える。そして、そのゼノスでエセルの闇賭場を摘発しようとしているチェスターに姿をくらましたエセルを捉えるよう指示を受ける。期限は三年以内、それまでにエセルを捉えることができなければ、体内に仕込まれたナノマシンによってダンテの命はなくなるのである。
やがて、ゼノスから浮遊石を持ち帰ったダンテは、バルド王とブルーノ王の戦いに巻き込まれながら、エセルの行方を捜していくうちにそのエセルの指南役であるグレゴリーの存在を知った。
そして、このグレゴリーにダンテはあるビジョンを頭の中に受け付けられる。その後は、むやみに草原の夢が出てくるのだ。そして、ダンテは自分と同じようにこの草原の夢に苛まれる少年チコと知り合うことになる。チコが言うには、この草原の夢を植え付けれらた者は、何かしらの役割が与えられているという。さらにダンテは、自身の王のバルドも同じような草原の夢を見ていることを知り、衝撃を受ける。
ダンテは訝しんだ。では自分には一体、どんな役割を植え付けられたのだろうかと。
バルダロスとドリアニアの戦いはついに決着がつき、ダンテはエセルの指南役のグレゴリーを倒し、エセルを捉えることに成功した。だが、最後にエセルは意味深な言葉をダンテに投げかけ、やがて、その意味を知ったダンテはある覚悟を決めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-28 20:00:00
104114文字
会話率:52%
世界各地の人類未踏の地が同時に発見された。
今まで衛星に映らなかった場所に突如として現れた遺跡群。
その遺跡に残された未知の技術で作られた遺物により科学は急激に発展
その技術に目がくらんだ各国政府は自国だけの物にするために侵略を開始。
同時
に世界中で戦争へと突き進む政府へと反発する内戦も勃発。
内外から追い詰められた各国は効果のわからない未知の兵器の使用してしまう。
それにより地上は汚染され生物が生存するには厳しい環境になってしまう。
各国は過ちを認め停戦、汚染された地上を浄化するために国際研究機関を樹立。
上空から地上を監視浄化活動を行う航空研究施設が共同支援の下建造され
200年もの時をかけてかろうじて人が生活できる程度には除染が行われた。
だが、戦争によって回収された遺物は消失。悪用されれば再び戦争へと向ってしまう為
それらを利用される前に各国の協力の元で除染作業と同時に重要な遺物のリストが作られていた。。
"エンシェントリスト"
そう名付けられたリストに書かれた遺物を狙い様々な者たちが水面下で探り合いを入れていた。
木嶋湊は除染された地上のスラムで古い時代に読まれていた紙の本を集め修繕する古書店を営んでいる軍上がりの青年。
人の記憶を覗き見る違法な機械で記憶に潜り、蘇らせるメモリーダイバーとしての仕事で生計を立てながら。
そんな彼の元に、航空研究施設と共に建設された浮遊都市の警備を担当する叔父がやってくる。
深々とフードを被った華奢な少女。500年前の雑誌に載っているアイドル・橘茉莉を引き連れて。
「突然すまないな湊。急だが彼女を預けていく」
「お願いします……私の記憶に潜ってください……」
なぜ200年前の少女がいるのか?訳も分からないまま茉莉を押し付けられた湊の行く先は――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-01 07:00:00
14275文字
会話率:39%
泰平のトウキョウの街にひっそりと佇む建築物がある。名を「近藤探偵社」。表立って活躍はしない彼らの事務所に、今日もまた一本の電話が鳴り響く──。
苦労人の山口に、楽観主義の折田、無口な高校生の幸助と、異色で多彩な社員が繰り広げる奇怪な物語。
※この物語は電脳浮遊都市・アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-03 22:11:39
1086文字
会話率:22%
時は西暦二〇三〇年。現代から数えて百年後の未来。
空中浮遊都市国家ハチドリ市の中心から自動車で二時間も走った人里離れた岬の先端に、和洋折衷の館が建っていた。
まさしく西洋ゴチック様式と失われた江戸趣味の見事なる融合。
その実態は、厚い岩盤
の上に頑丈剛健なる構造をもって建設された、数万の銃弾にも耐えうる隠れ要塞なのか?
怪しき館に住む美しき女主人、その名は美園三音子。
共に暮らすは、銀縁眼鏡をかけた女中(メイド)の美少女、そして一言も喋らない美少年運転手。
フラリとやって来て数日・数ヶ月を過ごし、またフラリと去って行く美丈夫の私立探偵。
暗躍するは秘密結社〈蛇目髑髏党〉一味。
オートバイを操る謎の美少年。
深窓の令嬢。
跳梁跋扈する化け物たち。
身のたけ六メートル半! 機械仕掛けの鋼鉄巨人、現る!
そを操るは何者ぞ!
地を駆ける美男! 美男!
宙を舞う美女! 美女!
眼差し鋭く見つめる美少年! 美少年!
悲しげに微笑む美少女! 美少女!
そして、化け物! 化け物! また化け物!
血なまぐさい闘争の果て、勝利するは、正義か? 悪か?
空想科学怪奇冒険探偵小説作家、赤葉台旭(あかばだい・あさひ)が、一九三〇年現在の最新科学知識と、内なる想像力をいかんなく発揮して読者の皆さまにお送りする、科学と怪奇と幻想に彩られた痛快冒険活劇! 今ここに開幕せん!
本誌にて近日連載開始! 準備完了! 乞う! ご期待!
___情報___
series: 「天空探偵集」シリーズ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-26 22:11:44
51348文字
会話率:22%
期末試験を明日に控えた琴引あかねは、次に赤点を取ったら冗談抜きでマズい状態にあった。しかし、勉強しないといけないけど勉強したくないという二律背反の感情に揺れ動く。なんで勉強しないといけないのか……そんなある種、哲学的な問いに悩んでいると、ふ
と、あかねの頭の中にかつてこの星に存在したといわれる伝説の浮遊大陸アルヴェンセの姿が思い浮かんだ。
※カクヨムにも載せてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-21 17:26:12
6274文字
会話率:50%
【天空の皇帝】
そう呼ばれる、現代で最も偉大な歴史の立役者がいなくなってから、百十年。
地上は海面上昇により、現状98%が海に覆われ、世界人口の実に5%程のしか暮らせない状態にまで陥った。
その世界危機を救ったのが天空の皇帝、後に空帝
と呼ばれる存在だ。空帝は空に人の新たな生活を求めた。
天空の皇帝は浮遊都市を幾つも作り出し、大地と変わらぬ浮陸と呼ばれる空の大地を世界にちりばめた。
その他にも数々の物を残し、それらを人々は空帝遺物と呼んだ。空帝遺物は生活の手助けとなる便利品から戦争で多大な軍事力となり得るものまで、多岐に渡る。
特に有名とされているのが、三大遺物である。一つは浮陸及び浮遊都市、一つはステロムロイドと呼ばれる人種、一つは現在全世界で使われている言語。
まさに、世界を造った神と言っても過言では無いほどの存在だ。
人々は空帝を崇め、今やその存在は神格化され、中には本当に神様だという者も少なくない。何故なら、空帝は二百年ほど生きたとされていて、実際にそれを証明する数々の文献が残されているからだ。
世界の人々が空で生活することに、違和感を忘れた頃がまさにこの時代だった―――――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-19 17:00:00
111901文字
会話率:41%
突如出現した流星群によって、一度世界は崩壊寸前まで追い込まれた事件『祝福』。だが、人類は生き残り、限られた人々によって浮遊都市を作り出した。それから五年の時間を経て失われた大地の奪還しようと計画するが…?
最終更新:2018-04-26 21:26:32
7176文字
会話率:54%
アルファポリスへと至る道
最終更新:2018-04-17 22:55:39
4213文字
会話率:19%
一家を狙った殺人事件が起きた。齢5歳で家族を奪われ天涯孤独の身となった少年、夢野現は「先生」と呼ばれる存在に拾われ孤児院に引き取られた。幸福とは言い難いものの現はその生活に不満を抱いてはいなかった。しかし、またしても悲劇が現を襲う…現が引き
取られてから10年目。現が15歳になったある日孤児院にいた全員が突如として姿を消した。その衝撃から現の心は閉ざされ、過去10年間の記憶を喪失した。老夫婦の養子として迎え入れられた現は偽りの感情を基に人格を形成し、年を重ね…3年の月日が流れた。剣術を磨くため為、特待生で高校に通っていた現は志望校に合格し晴れて大学生の身となった。しかし、現が大学の講義を受けている最中激しい睡魔に襲われ深い眠りについてしまう。夢の中でとある声を聞いた。彼の耳に響くその声はどことなく懐かく感じるのであった。そして彼はその深い眠りから目覚めると、そこには…天穹大都市《セラフィム・グランド》と呼ばれる世界規模で不安定な浮遊都市が聳え立っていた。
彼の世界には地上はない。あるのは浮遊都市と真紅色に染まった地底。
右も左もわからない現は謎の少女ルナメイアと出会い元の世界へと戻る為の礎を知るべくして、天穹騎士魔導学園《セラフィム・ナイトメア》に通うことになるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-29 18:19:11
22246文字
会話率:40%
落ちこぼれ研究生のはずが、中・遠距離魔法戦闘が主流の異世界で、転移粒子(ネオン)を駆使した超近接戦闘の主人公は無双状態。運命を継承する大魔法によって数々の「伝説」を継承していき、世界にその名を轟かす存在に。
六苑寺煉瓦(ロクオンジ レン
ガ)由緒ある六苑寺家のいわく付きの名前を受け継いだ18才。
突然、強制転移させられた先の浮遊都市パラネラで発覚したのは、転移者が必ず2~3個は持っている先天性魔法を一つも持っていない事。
【万年研究生】のレンガは転移粒子(ネオン)を扱える稀な体質を活かして他に例を見ない "リフレクター" というクラスでギルドに登録する事に。しかし、遠・中距離の魔法戦が中心のこの世界において、ネオンの特性を駆使した超近接戦闘でレンガは無類の強さを発揮、これで最強の名を欲しいままにし、ハーレムの中で悠々自適のスローライフ計画だっ!
しかし、転移後教育を受ける学園生活と、パラネラの人々と楽しく満喫する日々が突然終わる。
レンガが誰にも言えず持っていたのは、世界でも数種類しか確認出来ていない「大魔法(グランナーダ)」。その属性効果は「運命継承」。
発動した大魔法、レンガが継承してしまった運命とは、、、。
世界最大の連合勢力達に狙われる事?になってしまったレンガは、大陸を旅しながら継承した運命を乗り切れるのか?
☆重複投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-20 01:20:48
78613文字
会話率:50%
世界から100万人が消えた。
独りぼっちだった僕は結愛と出会う。
異世界で優矢と結愛は医者として働く。
「能力種」と言われる能力を駆使して、元の世界に帰る為に戦っていく。
電網浮遊都市アルファポリスにも投稿しています。
最終更新:2016-02-10 18:04:34
13339文字
会話率:32%
イカの飛行を目撃したことで有名な学者が幼なじみの誘いでやって来た金星で驚くべき出来事を目撃する話。
【文芸バトルイベント「かきあげ!」第四回イベント・テーマ『とぶ』参加作品】
※この作品はSFというジャンルに間借りする仮説小説です。
最終更新:2016-01-05 21:00:00
3677文字
会話率:55%
吉祥蓮(きっしょうれん)……その忍者集団がいつ、どこで生まれたのか誰も知らない。
忍術「飛燕九天直覇流鬼門遁甲殺到法(ひえんきゅうてんちょくはりゅうきもんとんこうさっとうほう)」を操り、日本を支えてきた「ちょっと残念な普通の男たち」を
見守ってきた女性たち。
ここに、その血を受け継ぐ少女がいる。
菅藤瑞希13歳。
守るべきは、顔と成績しかとりえのない、ちょっと困った義理の兄、菅藤冬彦16歳。
立ちはだかるのは、歴史の闇で男たちを食い物にしてきた女忍者集団「迦哩衆(かーりしゅう)」。
茶々を入れるは、歴史の陰で荒稼ぎしてきた暑苦しい男たち「鳩摩羅衆(くまらしゅう)」。
そして瑞希は、今日も「更衣遁走術(こういとんそうじゅつ)」で朝の通勤通学ラッシュを疾走する。
「世話が焼けるんだから、お兄ちゃん!」
(『電脳浮遊都市 アルファポリス』様との重複投稿です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-28 01:00:00
198817文字
会話率:27%
大洋上に浮かぶ浮遊都市国家、イリオスに暮らす少年オクタヴィオは、親友であるカイトと共に日々騒がしく(主にカイトが巻き起こす騒動に)胃を痛めながら過ごしていた。そんな中、彼らが通う“学院”に転入生がやって来たことで、また新たな騒動が幕を開け
る。
時を同じくして、イリオスは大国“イフェスティオ帝国”との条約更新の時期を迎える。また、今年は例年とは異なり帝国の第三皇女が使者として訪れることになり、市民は新たなお祭りの予感に胸を躍らせる。
さらにさらに、そんな中イリオスでは不可思議な“霧”が突如発生するようになり、同時に不穏な影も忍び寄る。
幾つものピースが螺旋を描いて絡まり合い、ひとつの狂騒曲を大空へと響かせる。小国と大国、人間と精霊、そして魔術が織りなす一大ファンタジー!
※大筋は合っていますが大言壮語な可能性は結構あります。また、基本ドタバタ劇です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-20 08:00:00
229017文字
会話率:51%