学園卒業を三ヶ月後に控え、エリカは悩んでいた。
ジグモンド第二王子に側室になるよう迫られた時、「婚約者がいる」と嘘をついてしまったのだ。
卒業と同時に婚約を公表すると第二王子に告げた以上、三ヶ月以内に婚約者を見つけねばならない。
兄の親友
、レオンは清々しいほどの脳筋だし、ジグモンド第二王子は、使用人を虐待するサディストだ。
いっそのこと国を出奔しようかと思いつめた矢先、レオンからナーシルという神官を紹介される。
ナーシルは還俗して神殿から離れるため、婚約者を探していたのだが、その太った見た目から女性に嫌われていた。見た目は巨デブだが、優しいナーシルにエリカは惹かれ、二人は婚約する。
しかし、ナーシルが本当は美しいことを知ったエリカは……。
※この作品には一部暴力・残虐表現が含まれます。ご注意ください。
※アルファポリスで先行公開してます。
→https://www.alphapolis.co.jp/novel/752999187/221539391
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-13 20:53:46
172366文字
会話率:35%
信康事件。その真相に隠された意外な真実とは。2023年大河ドラマ「どうする家康」にも登場する、徳川家康の長男「徳川信康」と正室「築山殿」の最期を描きます。
最終更新:2023-01-11 12:00:00
8194文字
会話率:25%
辺境伯の娘であるサマリナは、一度も会った事のない国王から求婚され、側室に召し上げられた。
国民は、正室のいない国王は側室を愛しているのだとシンデレラストーリーを噂するが、実際の扱われ方は酷いものである。
いつか離縁してくれるに違いない、と願
いながらサマリナは暇な後宮生活を、唯一相手になってくれる守護騎士の幼なじみと過ごすのだが──?
※他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-29 13:02:24
9785文字
会話率:26%
サルバール帝国の第12皇女末娘として生まれたロザンヌ。皇族の兄弟姉妹の中でも一際出来が良い為、皇族争いの関係のない帝国の末端の傘下国であるガーネル国へ嫁がされてしまう。
しかし、ガーネル国の国王は既に愛人がいた。まだ正妃を娶っていない国王は
庶民である愛人を側妃にも置くことが出来なかった為、愛人を側妃に迎えたいたい為に喜んで正室にロザンヌ迎えた。
ロザンヌは愛人と国王を閨房を共有する事を嫌がり、国王の閨房を拒んでいた。国王もロザンヌとの閨房は強制しなかった。
暇つぶしに国王の政務の影武者をしていたロザンヌはある日、暗殺される。
死んだ後、ロザンヌをあの世で待っていたのは神だった。どうやらロザンヌが死んだの予定外だったらしい。
しかも未来に起きる邪悪な出来事の救世主を産む事がロザンヌの使命だったと神から聞かされた。そして、もう一度子供を産む為にやり直せと命じられる。
しかも次の転生先が国王の寵妃だとは‥‥。
冗談じゃない!と、ロザンヌは思うのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-13 17:09:44
39767文字
会話率:56%
ごく普通のオタOLだったのに、気が付けば転生してまして。
場所は異世界……と思いきや天文十三年・戦国時代の日本でして。しかもどうやら美濃のマムシ・斎藤道三の娘であり、後の織田信長の正室・帰蝶として!
乙女ゲームの断罪エンドじゃなさそうなのは
良かったけど、本能寺で信長と焼死するのは嫌なので、こうなったら筋肉をつけて本能寺の変を回避します!だって、いつの世も筋肉は裏切らない!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-23 00:00:00
402440文字
会話率:29%
「私はリリアーナを愛している。聖女を虐める底意地の悪い君はまるで向いてない。我がオノレーヤの国母なぞに添えてみろ、国がまともに治まるとは到底思えない。よってここにオノレーヤ第1王子ルビウスとその婚約者、オールディント公爵家ゼナとの婚約を破棄
する。」
「つまり、愛妾でも側室でもなく正室としてお出迎えに?」
「側室も愛妾ももたん。高潔な私を愚弄するつもりか。そんな言葉を軽々と吐くとは…!浅ましく汚れたその思考を恥じろ。」
精霊信仰の強いこの国で聖獣との契約を果たした平民の聖女は多くの支持を得て王子の新たな婚約者になろうとしている。
視界の端にニヤリと口の端を釣り上げた王子殿下が見えた。
かの伝説の聖獣様が私と対峙し神秘の美しい肢体はキラキラと輝きを放ちながら一つ唸りなさった。
この生涯にたった一度でも聖獣様と対峙する機会が与えられるなんて…
お言葉を交わす栄誉が与えられるなんて…
嗚呼、_____私は俗物でしかないのだ。
暇つぶしにちょろっと寄ってみてください。 楽しんでくだされば幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-17 17:50:53
11386文字
会話率:19%
北端の大名、竹前家の姫君イコは前世、千年後に添い遂げることを約束し、そのお相手がどうも将軍らしいが、記憶にない。
正室候補として大奥にあがったものの、イコの頭を悩ますもの、それは毛皮についたノミだった。
最終更新:2022-02-09 09:00:00
14624文字
会話率:48%
たわけで白痴でノータリンで醜男の国王ダーデン。 あんまり酷いので正室は仮病で屋敷から出てきません。これはまずい、世継ぎができないと慌てた貴族たちは王に側室を置くことにしたのだが……。
最終更新:2022-02-05 00:36:41
12980文字
会話率:26%
母の敵討ちの為宮中入りを試みる美桜。母を亡くした後に目覚めたある能力を備え、男装し武官として潜入するも、なんだか騒がしい事態が次々に起こり。刺客のもとで育てられた美桜は武術を極めるのか、後宮に入れられるのか。そこで出会う二人の皇子も振り回さ
れるかもしれない。墨黒の美しい髪を一つに結った師匠の下、美桜の運命が動き出す。
和風のファンタジーです。歴史には全く忠実な内容ではございませんのです。
異世界転移転生なし。現地の人々オンリーです。
美桜(みおう)・・・母を皇帝に殺され敵を討つことだけを考え宮中に潜入を試みる。
夕貴(ゆうき)・・・武官 宮廷付の小さな道場を任されている。
紫葉(しよう)・・・皇太子
松前皇太子妃・・・紫葉の正室
扇(おうぎ)・・・道場の先輩
麗麗(れいれい)・・・側室をめざしている踊子
木根師範(きねしはん)・・・麗麗の舞の師
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-02 17:04:31
57806文字
会話率:59%
私の名はイルク公爵家の長女アロンザ。
卒業パーティーで王太子のハインツ様に婚約破棄されましたわ。王太子の腕の中には愛くるしい容姿に華奢な体格の男爵令嬢のミア様の姿が。
国王と王妃にハインツ様が卒業パーティーでやらかしたことをなかったこと
にされ、無理やりハインツ様の正妃にさせられましたわ。
ミア様はハインツ様の側妃となり、二人の間には息子が生まれデールと名付けられました。
私はデールと養子縁組させられ、彼の後ろ盾になることを強要された。
結婚して十八年、ハインツ様とミア様とデールの尻拭いをさせられてきた。
十六歳になったデールが学園の進級パーティーで侯爵令嬢との婚約破棄を宣言し、男爵令嬢のペピンと婚約すると言い出した。
私の脳裏に十八年前の悪夢がよみがえる。
デールを呼び出し説教をすると「お前なんか母親じゃない! 俺の母親は俺を生んでくれた母上だけだ! 俺はペピンとの真実の愛に生きる!」と怒鳴られました。
この瞬間私の中で何かが切れましたわ。
「昔から仏の顔も三度までって言うでしょう? 当時王太子だったハインツ様からの卒業パーティーで婚約破棄され恥をかかされる。前国王陛下と王太后陛下から、卒業パーティーでハインツ様がしたことをなかったことにされ正室になり仕事だけするように言われ、誇りを傷つけられる。現国王陛下とミアさんの息子であるデールを、強制的に私の養子にさせられる。これまで私は王室に三度煮え湯を飲まされてきました。……そして四度目がデールと侯爵令嬢の婚約破棄。もうこれ以上は面倒を見切れませんわ」
十八年かけて全権を握った私は、ハインツとミアとデールを見捨てることにした。
※ヒロインは気が長いです。
「Copyright(C)2021-九頭竜坂まほろん」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 12:22:38
12618文字
会話率:38%
2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」
主人公、北条義時の正室となる姫の前、継室(後妻)となる伊賀の方のキャストが、現時点(2021年12月22日早朝)で未発表です。
誰が演じられるのか、推理してみました。
最終更新:2021-12-22 07:22:32
1081文字
会話率:0%
産まれながらにして『吸魔』の能力を持っていたファナは、領主の正室の一人娘であるにもかかわらず地下に幽閉されて育った。
意図せずして、他人や道具に込められた魔力を吸い取ってしまうためだ。
母親は彼女を産むと同時に亡くなり、城の中では側室だっ
た義母と腹違いの妹が実権を握っていた。
ファナは夜な夜な部屋を抜け出しては、地下の隠し通路を通って、城の書庫や庭のハーブ園へと遊びに行くことを楽しみにしていた。
十歳のある夜。
地下牢から、悲しげな泣き声が聞こえてきた。
幽霊を期待してこっそり見に行くと、そこにいたのは子犬の獣人。
怪我をし泣く子犬を哀れに思い、自室に連れ帰り手当てをする。
さらに、城の裏手の森の中まで迎えに来た家族に彼を返すと、子犬は自分のたてがみの一部を切ってファナに渡し言った。
「大きくなったらお嫁さんになってくれる?」
子供の戯れ言と頷いたファナだったが、七年後、彼は本当に再びやってきた。
見たこともない翼の生えた馬を駆り、結納金代わりの大量の宝石を携えて。
東の果て獣人の国の第二王子であった彼は、最早『子犬』とは呼べない美丈夫に成長し、しかし中身の純真さはそのまま、ファナに一途に好意を伝え続ける。
嫁いだ獣人の国では、愛される第二王子の命の恩人にして運命のつがいと国を挙げての歓迎ムード。
さらに忌み嫌われてきた『吸魔』の能力は、実はファナを介して豊穣の女神へ魔力を捧げていたと分かる。
獣人の国はますます豊かに。
一方、女神の加護を失った生まれ故郷は、干ばつや水害などが続き、市民は食べる物にも窮するように。
そんな中でも贅沢を止めない王族に、ついにはクーデターが起きる。
だが獣人達は決してそのことをファナに伝えない。
心優しい姫君が助けに行くなどと言わないように。
愛すべき第二王子夫人が心穏やかに幸せに暮らせるように。
彼女を虐げてきた国が滅んでいくのを、目を細めて見守るのだ。
※【interlude】と書いてある章はメイドのカミル視点です。
※この作品は「アルファポリス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-16 22:11:29
39719文字
会話率:29%
戦国時代末期、毛利家に二の丸様こと周姫がいた。彼女は、杉小次郎元宜の正室で美貌で知られ、毛利輝元がそのことを知り、小次郎を徳山湾上の戦船の中で毒殺し、姫を騙して広島城に幽閉した。その後2男1女をもうけ、各々関ヶ原後の毛利本藩、徳山藩の藩祖と
なった。小次郎は死後、杉家の墓所の興元寺より白馬に跨って周姫を探し廻った。そしていたるところで、周姫を救った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-08 21:48:04
13910文字
会話率:0%
アイリスは国母候補として長年にわたる教育を受けてきた、王太子アズライルの許嫁。
自分を正室として考えてくれるなら、十歳年上の殿下の浮気にも目を瞑ろう。
だって、殿下にはすでに非公式ながら側妃ダイアナがいるのだし。
しかし、素知らぬ
ふりをして見逃せるのも、結婚式前夜までだった。
結婚式前夜には互いに床を共にするという習慣があるのに――彼は深夜になっても戻ってこない。
炎の女神の司祭という側面を持つアイリスの怒りが、静かに爆発する‥‥‥。
他の投稿サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-18 06:00:00
6677文字
会話率:45%
聖女アデルが女神ラーダの神殿からアルハンドル王国に派遣されて十年。
十六歳の若さでこの北国へやってきた時は美しさが満開だった彼女も、そろそろいい歳になっていた。
五年で任期が終わるはずだったが、雪国は不人気。
交代する人員はいてもみ
んな辞退してしまい、いつの間にかアデルが続投することに。
三回目の今年こそは春の都ラーダムに戻ろうと決めた矢先、彼女を引きとどめたい国王は騎士団長アッサムをアデルに紹介する。
故郷か雪国か。
アデルが二つの選択肢で迷っているうちに国王様は勝手に話を進めていた。
帰郷を理由に求婚を断ろうとしたアデルは騎士団長の訪問を受け、彼には意中の人がいると知る。
しかし、国王は王命として二人の結婚を命じてしまう。
断れば彼が断罪されると知ったアデルは白い結婚を画策し、自分が側室になり、恋人は正室になる結婚を薦めることにした。
他の投稿サイトでも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-18 11:34:50
6093文字
会話率:31%
この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
時は1521年正月。
後奈良天皇の正室の第二親王に逆行転生した主人公。
お荷物と化した朝廷を、血統を武器に自立した朝廷へと目指す物語です。
逆行転生時代もののテンプレは踏襲しますが、知識チートの知識内容についていちいち説明はしません。
浅い知識で書いてるので、この作品に致命的な間違いが有ったら指摘して下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-18 15:25:26
60178文字
会話率:71%
戦国時代の末期、出羽の国における白鳥氏と最上氏によるこの地方の覇権をめぐる物語である。
白鳥十郎長久は、最上義光の娘布姫を正室に迎えており最上氏とは表面上は良好な関係であったが、最上氏に先んじて出羽国の領主となるべく虎視淡々と準備を進めてい
た。そして、天下の情勢は織田信長に勢いがあると見るや、名馬白雲雀を献上して、信長に出羽国領主と認めてもらおうとする。
信長からは更に鷹を献上するよう要望されたことから、出羽一の鷹と評判の逸物を手に入れようとするが持ち主は白鳥氏に恨みを持つ者だった。鷹は譲れないという。
そんな中、布姫が懐妊する。めでたい事ではあるが、生まれてくる子は最上義光の孫でもあり、白鳥にとっては相応の対応が必要となった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-25 18:12:36
19658文字
会話率:75%
10歳になったエドワードはスキルなし器なしの無能な少年。
けれども貴族の正室の長男なので跡継ぎになる予定。
その地位を側室とその息子が狙ってエドワードを殺そうとする。
危険を感じて逃げながら救いを求めた相手のトム少年は拾ったドウナムという
魔道具の力で肉体交換というスキルを使ってエドワードと体を交換ししまう。
トム少年は貴族の贅沢な生活がしたくてそうしたのだが、その為に直後に殺されてしまう。
体の弱かったエドワードはトム少年の逞しい肉体を得てその後『模倣』のドウナムを見つけて
それを自分のスキルにする。
さてそれからどのように彼は生きて行くのかという物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-26 19:42:06
60417文字
会話率:27%
将軍に嫁いだ癒しの力をもつ愛子姫。
でも嫁ぎ先の将軍の正室はまさかの男性!?!?!?
愛子は正室に一目惚れしてしまう…っ
身分違いな恋を抱えて、一風変わったお姫様が大奥に、幕政に新たな風を吹かす!!
将軍は男色家じゃないのに正室は男性で
…??
身分の差が激しい大奥は荒れに荒れていて…
幕政は腐敗…っ
さぁこの難問を解き明かせ!!
⚠️BL要素はゼロです。⚠️折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-28 00:53:37
1104文字
会話率:19%
紫式部『源氏物語』を基に、年老いた光源氏を描いた作品です。若い頃は万事が思いのままになった光源氏だったが、年をとるとそうでもなくなった。女にもモテなくなった。若い女三の宮を正室に迎えた事をきっかけにして、物事の歯車がどんどん狂い始め、やがて
失意の中、光源氏は孤独に寂しく死んでゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-22 21:28:04
65534文字
会話率:57%
主人公は、このまま俺は何者にもなれず、つまらない人生を歩んでいくのだろう、そんな鬱屈な思いを抱えて日々過ごしていた。
そんなある日、朝目覚めれば、貴族の次男として異世界に転生していた。しかも、強くてニューゲームである。
よし! これから異世
界を楽しもう! と胸を踊らせるが、テンプレ的出来事は全く起こらない。
側室の母と正室の義母は仲良し。別腹の兄は優秀でよく構ってくれる。弟は凄く可愛いし、父は誠実で凄く優しい。家臣も悪いやつは一人もいない。
……いや、いいんだ。嫌な奴もいないし、愛されているし、日々は平穏だし。幸せ、そう幸せなんだけど……でも絶対これじゃない!!
ブラコンの姉妹もいなければ、婚約者の幼馴染もいない!! 絡んでくる悪役もやってこなければ、俺なんかやっちゃえるようなイベントも起こらない!!
このままじゃ何者にもなれないままじゃないか!?
待っててもテンプレがやってこないなら、こっちから起こさせてやる!!
そんな感じの色々ゆるいコメディ。
注:主人公は見方によっちゃ、結構ガチなタイプの屑です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-21 09:23:46
52938文字
会話率:39%