もしも、真珠湾攻撃が大成功していたら?
架空戦記でよく見る設定であるが、それと同時にマレー作戦が大失敗していたらどうなのだろうか。
同じ日に行われた作戦の結果が逆転した世界で戦後日本がどうなるかのお話。
この作品は架空戦記創作大会20
22冬参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-04 00:10:28
6331文字
会話率:0%
私の母国は17年前に失わた。これは、私個人の描く忘備録である。さして意味があるとは思えない。いや、きっと意味どころか、価値すらさほどないのだろう。仮に発見されたとしても、流し読みされ、眉をひそめた後、くず箱に投げられてお終いだ。だがここで
私が口を閉ざせば、第三者の目線で、適当な批評の下、母国の末路は見当違いの結論に至るのではなかろうか……そんな不安に駆られ、当事者として、また数少ない生き残りとして、私は私目線で、母国の末路を綴らんと思い至ったのである。せめて私一人、満足いく結論を導ければ良いと、傲慢な独善の下ここに書き記す――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-16 23:54:28
2298文字
会話率:3%
大学生スタニフワフ・レムが同級のアイザック・アジモフと知り合ったのは、ロケットつくりに勧誘されたせいだった。
1938年キエフ。第一次大戦後20年存続し続けたIFのウクライナ共和国を舞台に、SFとロケットづくりに青春をかける若者たち。キ
エフ工科大の技官コロリョフ、軍研究所の研究者グルシュコらとの液体ロケット開発の日々。
我々の知る巨匠SF作家も、世界で最初に人工衛星を打ち上げた男も、この1938年の幻のウクライナでは己の夢を語り互いの手を取り合う。しかしやがて、政治情勢が彼らの運命を変えていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-20 21:22:16
53729文字
会話率:22%
「あいしてるよ、東雲。わたしはおまえの獣だ」
狂い咲く花の下で泣いていた赤子を拾ったのは、西方の変わり者の皇子・東雲だった。はなと名付けられた少女は、やがて自ら刀を取り、東西の統一をめざす皇子のため、動乱の渦中へと飛び込んでいく。
滄海に浮
かぶ島国が西と東に分かれ、争いを続ける時代。
粋狂な皇子と武者の少女が、時を駆け抜ける和風架空史ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-20 22:00:00
62737文字
会話率:44%
――血は引いても質は似ぬ、と人は言う。
皆がかの有名な趙将軍の血を引く面影を求める。
三国志演義を意識した架空史劇です。
*monogatary.comでのお題「伝説の勇者の甥」からの創作です。
*他サイトとの重複投稿です。
最終更新:2018-12-08 03:31:12
1606文字
会話率:27%
七つの大海に紅茶と民主主義を不法投棄した迷惑な国、イギリス。
大英帝国という大層な名前で呼ぶ者は今は無く、ユニオンジャック職人の失業も近い。
ジョージ・オーウェルは言った。「ルール・ブリタニアを歌う者はもういない」と。
だが、思ったよりも
神は人類を嫌っているらしく、全世界、それどころか全宇宙が彼らイギリス人の手に堕ちてしまった!
時は西暦二二四五年。月に行くのさえ億劫になっていた二十一世紀序盤からは想像できない程に人類の活動領域が拡大し、太陽系を除いた七つの星系を支配下に置いた未来。
“天翔ける大迷惑”となった彼らはどのような歴史を紡ぐのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-05 22:25:39
9641文字
会話率:14%
第一次世界大戦の教訓の元に植民地政策を放棄した大日本帝国。その政策が効を奏し、二度目の大戦には不干渉を貫き、西暦二〇二八年の今も大日本帝国は存続している。大日本帝国の首都である帝都に起る怪事件。それに立ち向かうのは若きデモンハンター一ノ瀬晃
人とその助手アリシア・ウォン。彼らの冒険活劇が今始まる。 絶賛不定期連載。気長に待ってください。
※カクヨムでも連載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-30 01:37:46
34710文字
会話率:28%
架空の帝国の初代皇帝の業績録を皇帝の側近が書き、それをその世界の後世の人が発見し、翻訳したという体のおはなしです。
最終更新:2018-02-07 22:36:54
924文字
会話率:0%
20世紀初頭の少し違う歴史を歩んだヨーロッパ。
その洋上に浮かぶ島、ウルベスにある異常発達した蒸気機関の産物である超機関アーコロジー、アーカム。
物語は実力行使請負業を生業とする男、サイファー。
類い希な美を持つ少女、フレデリカ。
二人が出会ったとき、物語を紡ぐ解析機関は歯車を唸らせる。
──これは享楽の話。
──これは刹那の話。
──偽史に存在せし寓話で。
──《彼方なるもの》の光景の一つ。
──一でもなければ、全でもない。
──0へと向かう幻想譚。
ハーメルン、カクヨム、でもマルチ投稿いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-18 12:00:00
518707文字
会話率:36%
東洋のある国に、一人の親王があった。
美貌を仮面で隠した彼の傍らには、黒衣の護衛武官が常に影のように寄り添っていた。
あるとき反乱鎮圧に向かった彼らの前に、無二の強敵となる異民族の将軍が現れる。
中華風架空史ファンタジー。
渡来亜輝彦さん
の『シャルル=ダ・フールの王国(http://ncode.syosetu.com/n8464bn/)』の「シャー=ルギィズと呪いの仮面」の劇中劇です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-19 20:32:17
12049文字
会話率:6%
始祖・衛応が四海を制してより三百余年、国は黄昏の岸に沈もうとしていた。永かった陽の終わりは、幾百の星々が輝きを放つ苛烈な夜の到来である。
英雄、梟雄、侠客、武人、賢人、愚者、忠勇、変節……国家の滅亡を契機に、天下に放たれた無数の生の群像を
追う。
古代中国史、海外FTを下敷きにした架空史です。萌え要素ゼロなので悪しからず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-15 05:39:42
2378文字
会話率:35%
鎖が天と地を走る、鎖の森。そこで出会った修道女と少年の物語。
※個人サイトSwallowtail Gardenでも公開中。
最終更新:2015-04-29 22:57:21
4738文字
会話率:50%
野心家の伯爵が窮地に立たされた。救国の白羽の矢が立てられたのは、奇跡を起こす聖女。だけど、彼女には秘密があって……。
「本当は優しい人々」の物語。
※個人サイト【Swallowtail Garden】にて並行で掲載しています。
最終更新:2014-02-21 13:04:51
70036文字
会話率:58%