表面上とはいえこの世界は平和になった。至って平穏無事で退屈な日常を人々は送れるようになった。そんな平和が来たゆえに、一つの疑問が持ち上がってしまった。
今の世界に『勇者』は必要か否か
勇者とは
曰く。魔王を打ち倒す者
曰く。人類の希望
曰く
。救世主
曰く。曰く。曰く
しかし、悲しいかな。魔王が死に世界が平和になって数十年。勇者に対する敬意も感謝の気持ちも人々にはなくなり始めていた。平和な世界に勇者はもはや不必要な存在となっていた。この世界に魔王はいない。故にこの世界に絶望はなく。だから希望も必要なく。救世主も必要とされないのだ
そして勇者は一通の書き置きと共に忽然と姿を消した
『旅に出ます。探さないでください by勇者』
これは役目を終えた勇者のお話。
※この作品は筆者が学生の頃に書いた作品です。折角なので投稿しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-06 03:14:09
62012文字
会話率:50%
今までずっと両親に守られ、小さな世界の中で生きてきたオリヴィア。突然父親から縁談を薦められ、しかもその相手は魔物討伐隊の剣士だった。
今まで全く関わった事のない人種に不安を覚えていたオリヴィアだったが、その予感は的中する。
大事な顔合わせの
日、その剣士は
“近くで魔物が悪さをしている様です
約束の時間までには戻ります”
という書き置きを残して消えていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-29 08:45:02
45151文字
会話率:34%
結婚して一ヶ月。困難を乗り越えようやく初夜を迎えたリリィとユリウス。
しかし自分に厳しい妻は『これではいけない』と書き置きを残して夫の実家に相談をしに出掛ける。
一方で割と勘違いをする夫は書き置きを見て戦慄するのだった。
好感度SS ふ
たりの結婚後エピソード折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-06 12:41:10
6477文字
会話率:33%
初老の変わり者が家出した。遺されていたのは一通の書き置き。そこには男が若い頃、旅先で耳にした「鬼の里」の奇妙な物語が記されていた。その五十年も前の話が、今回の家出につながっているという。「鬼の里」とは何か? それが現代のこの世界にどう関係
するのか?
「人は外ぉ~鬼は内ぃ~」というふざけた呪文に隠された真意とは?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-03 00:22:25
7484文字
会話率:6%
母がテーブルに書き置きする謎のメモ。謎のメモの謎を解くのは楽しい。
最終更新:2022-01-24 08:03:58
460文字
会話率:78%
【予告編】
スマートフォンに封印された魂、ヴィオレッタ。
彼女の救済、その儀式まであと一歩――のはずだった。
『“最後の一体”を取り逃がしたのはまずかった』◆クリムゾン◆が書き置き一つ。『後を追うつもりがあるなら、“魂の純度”を研ぎ
澄ませてから来るがいい』
『ノワール!』スマートフォンの中から△ヴィオレッタ△。『クリムゾンの気配が消えたわ!!』
「僕が知らなくていいはずの単語がある――そうだね?」■ノワール■が追う。「話さなくていい。ただ手がかりが掴めれば、それでいい」
――ネットに潜む邪念の渦。
『……!』ヴィオレッタがネットの海から、『見付けたのよ……魂の、異常な輝きを』
――邪念を追えば謎の跡。
『ダブリン大学――電磁気研究室』心配げにヴィオレッタ。『……行くの?』
「もちろん」ノワールに笑み。「僕は“そういう人間”だからね」
――謎を手繰れば悪意が蠢く。
捜索。「これは――テスラ・コイル?」
暗転。「電磁場の、とびきり強力なヤツですよ」
――魔の実験が牙を剥き。
追及。「何が狙いだい?」
誘惑。「進むも堕ちるも一蓮托生、猶予は最大72時間」
――真実へ歩を進めれば。
新感覚。「……これが、君の“視て”いる世界?」
追跡。〈ここから捉えられる“契約”者の“気配”よ〉
――総てが。
「“セフィロトの樹”の儀式じゃないのか?」
――【Fake】へ。
「“審判の日”でかね?」
――▼裏返る▼。
――スタイリッシュ■ハードボイルド×サイバー+ゴシック◆ホラー!
◆Reversal ~Fake(Vol.2)~■
原案:焔丸(ほむらまる)
小説:中村尚裕
――総てが、【Fake】へ、▼裏返る▼。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-22 21:00:00
31637文字
会話率:46%
悩みながら書いていますが、これで良いのだろうか?もっと面白く書きたいなど色々思う所があります。
そこで!粗書きをここで発表し反応を見て参考にできればと思います。
♦ジャンルは不問
♦タグも不問(R18は含まず)
最終更新:2021-09-26 19:00:00
3306文字
会話率:36%
伯爵令嬢のアンドレアは、自分と全く同じ容姿の双子の兄がいた。
外見は同じでも、性格は真逆。遊び人で問題を起こす兄のために、ことあるごとに入れ替わりを頼まれていた。
ある時、兄は書き置きを残して女性と姿を消してしまい、家族は大混乱。
兄が戻
ってくるまでアンドレアは、隣国にある貴族の男子が通う全寮制の学園に行くことになってしまった。
友人の協力を得て、女であるとバレないように、ただ大人しく目立たないように過ごそうとするが、思いとは全く逆の方向へ…。
王子様との出会いや、苛めてくる同級生、次々と問題が出て来て、全然大人しくしていられない。
そして、芽生え始めた恋心に気がついて…
アンドレアが恋に友情に奮闘するお話です。
甘ったるい恋のお話が好きなので、その方向でいきたいと考えています。
※現在不定期更新中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-19 15:13:48
152921文字
会話率:39%
王女パトリシアの婚約者がいなくなった。「愛する人のために行かなければならない」という書き置きを残して。
最終更新:2021-07-08 16:44:15
11036文字
会話率:43%
──私は好きにした。君たちも好きにしろ。
シンデレラ失踪!?
憧れの舞踏会に行ってみたい!」と夢を募らせているはずのシンデレラの元にやってきた魔法使い見習いのミカ。物語の筋書き通り首尾よく魔法をかけて送り出すはずが、そこにシンデレラの姿
はなく、書き置きが一枚。
シンデレラ失踪!? 王子とシンデレラが出会わないと、物語が終わらずにミカは物語の世界に閉じ込められてしまう。無事にエンディングにたどり着くために、ミカのとった行動とは?
【エブリスタにも掲載あり】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-23 09:19:32
5596文字
会話率:33%
就活出来ない、夢も無い、現実逃避でアルバイトに命を燃やす冴えない大学生が、突如転がり込んできた凄いキモい(語彙力喪失)な肉塊ちゃんと血肉にまみれた愛を叫ぶ話。【連載版】
カクヨムと同時掲載しています。
最終更新:2020-11-05 21:26:34
3573文字
会話率:31%
大学生活に理由もなく夢を見たものの今は昔、青年は無気力にバイトとサークル通いを繰り返すだけの日々を過ごしていた。
そんなある日、アルバイトから帰宅すると──喋る肉塊が鎮座しているではないか。
世は正にBoy meets meat!
青年は
肉塊ちゃんに食べられず生き残れるか
肉塊ちゃんは人間に戻る事が出来るのか
そもそも誰かにバレずに生活が出来るのか
異色の現代ラブコメ、今此処に開幕。
※ハーメルンとマルチ投稿している読み切り版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-09 12:08:49
6692文字
会話率:34%
剣と魔法の世界で記憶を失ったドロシーを待つ運命とは――。
無骨なレンガ造りの建物の中で目覚めた「私」は、自分の名前を含む全ての記憶が欠落していた。
私は、正体不明の書き置きに従って自らをドロシーと名付け、記憶を取り戻すため外の世界へ
と足を踏み出す。
彼女を待ち受けていたのは、各地を結ぶ物資転送網「ネットワーク」により物の往来が自由な反面、宗教戦争を繰り返し、魔物の被害により壊滅の危機に瀕した混沌たる世界だった。
彼女に隠された秘密とは?
魔物の正体とは?
ネットワークの存在意義とは?
そして、神とは?
無慈悲な世界で命の謎に迫るSFファンタジー冒険譚。
※komota様に表紙絵を描いていただきました。第1話の冒頭に掲載しています。
※komota様に挿絵を描いていただきました。第1章Part6、第2章Part4、第3章Part4、第4章Part7、第5章Part4、第6章Part3、第7章Part12、第8章Part7、第9章Part6、最終章Part5に掲載しています。
※「カクヨム」「ノベルアップ+」「MAGNET MACROLINK」にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-15 06:20:44
337625文字
会話率:22%
人類は魔王軍と血みどろの戦争を続けていた。
魔王が死んでも新しい魔王が生まれ、勇者が死んでも新しい勇者が生まれ、終わることなく、果てしなく永遠に――。
だがある時、魔王は自軍を解体して姿を消した。
玉座に「探さないでください」と書き置きを
残して。
それから2年。
平和になったとある田舎の村に、賢者を名乗る青年が住み着いていた。
村人の手助けをしてお礼に食料を分けてもらい、庭では苺を育ててのんびり暮らす彼の元に、ある日、一人の少女が訪ねてきて……。
「賢者様! お知恵を拝借したいことがあります! ……って、魔王!?」
「勇者だよね!? 君、勇者だよね!? こんな田舎に何しに来たの!?」
すったもんだの末に、元・勇者をかくまうことになった元・魔王だったが……!?
※この作品は「カクヨム」にも同時掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-28 18:00:00
105607文字
会話率:43%
13歳の俺は、ダラダラと中学生話やっていたのに異世界に転移した。何故かは知らんがΩとかいうやつの責任取りらしいし源初の世界の魔法使いやれって書き置きがあったのだよ。うん、ひどくないかこれ!13歳の源始の魔法使いとして生き残れるのか?
最終更新:2019-11-24 23:36:58
30101文字
会話率:21%
ショートコント用の台本など短編やSS形式の殴り書き置き場
キーワード:
最終更新:2019-08-28 20:47:17
2385文字
会話率:95%
「そろそろ時期が来たようだ。」
剣豪の息子、15歳のヨシュアは家出を決心する。
3ヶ月前、元服の儀(成人式)は済ませた。
もう大人である。
物心ついた頃から、剣と気力(きりき)の練習と兵法書の研究を続けてきた。
「実力を試すときがきた。」
ある日、1通の書き置きを残して家を出る。
「旅に出ます。」
持ち物は身の回りのもの少しと、祖父母からもらった刀『蒼龍』と『白虎』。
まだ明けない空の下、一歩を踏み出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-27 06:00:00
256408文字
会話率:27%
"つまるところあの女は男から粗略に扱われることに慣れていて、慣れているのだからそのように扱ってもかまわないと、男に思わせるような女だった。"
罵られても馬鹿にされても口答えひとつせず、いつもただ不幸せそうに笑っていた女
は、出て行くときも恨み言のひとつもなく、残していったのは短い書き置きひとつと、古びた文庫本が2冊きりだった。/アンソロジー「僕らはいつだって本の虫なのサ6」に寄稿したものの改稿版です。/他サイトにも転載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-30 17:31:46
9755文字
会話率:17%
何でもない随筆、エッセイ、日記、つぶやきみたいなもの
キーワード:
最終更新:2019-04-01 15:03:59
1645文字
会話率:12%
今まで見た時ないような濃い夢を見たので書き起こしました。書き置きみたいなものですので読みづらいところはご了承ください。
最終更新:2019-03-28 01:54:30
2023文字
会話率:25%
【毎週木曜日更新】
ある秋の日、見知らぬ少女が森林気象研究者の貴文の元を訪ねてくる。それは、10年ほど前、東北の山の麓の古びた公民館で一夜の愛を交わした森野木乃香の遺児・遥だった。自分の子である可能性に怯える一方で、木乃香と過ごしたあの神秘
的で濃密な夜の記憶が蘇る。妊娠できなかったはずの木乃香。その手紙に記された〝超自然的な妊娠の経緯〟は、あの夜を共にした貴文だけが理解しうるものだった。遥と過ごした半日で父親ではない確信は深まるが、女性弁護士の元から児童養護施設に移るという遥を引き取る決意をする。遥が姉のように慕う記憶喪失の美しい娘・春美とも結ばれ、困難を乗り越えて家族となった三人に幸せな日々が訪れる。妊娠の兆候に喜んだのも束の間、春美は「記憶が戻った」という書き置きを残して姿を消してしまう……。
超自然的な運命に翻弄された男の、哀しくも幸せな愛の物語。大人が楽しめる静かで激しいファンタジック・エンターテイメント。
『森の図書室、カザルスの夜』の続編。
本作品は、『百一里優の小説』(https://momoiriyu.com)、「エブリスタ」、「カクヨム」にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-14 16:39:40
267806文字
会話率:48%