肥前文俊先生主催・書き出し祭り事務局様運営の「書き出し祭り」 参加記録です。
・参加した作品の公開(書出し祭り終了後、公開許可後)
・反省点
などを記していきます。
・タイあら・本文感想(一部)
については、カクヨムさんのみに掲載予定で
す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 17:45:34
11545文字
会話率:13%
――海が原町巷談図書館は、うわさの計測・収集・管理を行っております。
海が原町はうわさの吹き溜まりだ。
名物は、空鯨の潮吹き注意報。
空を泳ぐ鯨がうわさを食べにやってくる。お腹がいっぱいになった空鯨は潮を噴き、浴びた人の記憶を奪う
。
――そんな奇妙のうわさの半分は嘘で、半分は真実。
何故なら、うわさは放っておくと本当になってしまうから。
そして町で最も奇妙なうわさが集まる、海が原町巷談図書館は、それらのうわさを密かに計測・収集・管理し、空鯨と交流するために存在していた。
そんな図書館の半人前女性司書・青井は、空鯨とそれが残す「言葉の欠片」に惹かれ引っ越してきた変わり者で、「うわさ物取扱資格者」になったばかりだ。
一人前を夢見て仕事に励む彼女の元にある日、小林奏音という少女が「花火大会の前に、自分から出る恋のうわさを消して欲しい」という可愛らしい初恋にまつわる願いを持ち込んでくる。
初めて館長にうわさの管理を一任された青井は、小さい空鯨に奏音のうわさの尾ひれを食べさせて解決する。
しかし、日に日に彼女から溢れていた別のうわさは町中に広がって、やがて町に台風を呼び込んでしまい……。
お題の書き出し:その図書館には、奇妙なうわさがあった。
さなコン2025(「日本SF作家クラブの小さな小説コンテスト2025」)の「さなコンN部門」応募作。
この作品はPixiv、カクヨム、ノベルエデンにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 07:12:14
9564文字
会話率:34%
拝啓、私の王子様
何十年も前、こんな書き出しの手紙を置いて行きました。覚えていますか?
あの時、あなたの顔を見てキッパリ別れられるほど、私は割り切れていませんでした。あなたと会ったら、縋ってしまう。だから、手紙を書くことを選びました。
あ
の手紙は、『あたし』が書いた最初で最後のラブレター。大好きだった恋人に、別れを告げるための書き置きでした。だから、今度は『私』として書こうと思います。ただ、あなたに愛を伝えるための、二枚目のラブレターを。
これは、恋人と別れなければならなかった平民の少女が、時を経て愛する人と結ばれる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 19:03:14
14458文字
会話率:54%
その図書館には、奇妙なうわさがあった。※
ミーミル図書館の壁が人を飲み込むという。
終末へと向かう世界に違和感を覚えたヨルはミーミル図書館に何かあるのではと考える。そこには歪んだ景色が広がり、歪みの中から書記官と名乗る人物が手を伸ばして
一冊の本をヨルに渡す。そして、ヨルに『書き換え』権限を委譲するという。
本をめくると突然声がする。
「チャンスは残り三回です」どこか楽しげに声は告げた。※
意味がわからないまま本を読んでみると書記官HAL9001の日記と論文だった。そこにはHAL9001の過去も書かれている。
「そうして人類は永遠の眠りについた。※」と。
HAL9001は過去に終末を迎えた世界の住人で、この世界が終焉を迎えないために『書き換え』を行っている。その書き換え権限をヨルに渡したのだった。
ヨルは終末回避のための書き換えに、日記の読めない部分に書かれている本のタイトルを見つける必要がある。悩んでいるところで、バンド仲間のイギルが情報を持ってきた。
「グラムロックシティの廃図書館で、鏡の向こう側にいるやつと話せる」
ヨルはそこにヒントがあると考えた。
そして、翌朝。
朝テレビのスイッチを入れると、ニュースキャスターが「おはようございます。世界の終わりまであと七日になりました」と言う。※
二人はグラムロックシティに向けて出発した。しかし、怪しい宗教団体「永遠の眠り」の本拠地となったグラムロックシティは厚い防壁と警備兵で固められている。潜入しあぐねているところに、終末回避を目指す秘密結社「不眠享楽」のスュンとナリが現れる。彼らのアジトで情報を共有し合い、ヨルは再び日記の確認をする。だが――。
見返した日記には、一ページだけ意味のわからない箇所がある。※
それはどこかヘンテコな物語。果たして、ヨルたちは謎を解き終末を回避できるのか?
●この作品は日本SF作家クラブの小さな小説コンテスト第1~5回の共通文章に着想を得て創作したものです。(コンテストはpixivにて2020から開催)あらすじの※は共通書き出し文。
●本作はpixivとエブリスタでも公開しています。
●執筆時にGeminiとCopilotを使用しています。
物語の構造整理とアイデアの補強、演出強化、作中の文作成、作詞原案、作中作あらすじ原案、専門用語に関する表現の調整折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 18:53:11
41362文字
会話率:47%
いつものようにぼけらぁっとなろうのサイトを眺めていたら……うん、この書き出しはそろそろ飽きられてるな。止め止め。
とりあえず「たぬき」をテーマにちょいと書いてみました。
あ、そういや「たぬき祭り」ってのがあるそうですね。楽しそう!
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-26 20:10:23
1827文字
会話率:0%
いつものようにぼけらぁっとサイトを眺めていたら……って、もうこの書き出しはいいか。
なーんか「感想欄は開けておいてね♥」て感じの作品があったのでふむふむと思いながら私なりの現在のスタンスみたいなものを書いてみることにしました。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-07 18:28:12
1101文字
会話率:0%
『小説イントロ集』は、小説の書き出しとしてありそうな短文を集めた作品集です。
ここで掲載した小説イントロは、一部または全体を自由に利用していただいて構いません。これらを枕に、オリジナルの作品を執筆、発表することはむしろ大歓迎です(できれば『
小説イントロ集』から引いてきたことをほのめかしてほしいですが……)。というのも、これらの小説イントロは筆者の力不足ゆえにそれ以上の発展がなかった(続きが特に思いつかなかった)ものなので、作品として昇華されるのは彼らにとって本望だと思うからです。
※作品の特性上、登場人物の名前が現れることはないようにしています。
※感想をお待ちしています。「使ったよ」も……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 00:00:00
1480文字
会話率:29%
不肖蒼原悠が肥前文俊さん主催の「書き出し祭り」に挑んでは無惨に散り続けた記録をなんとなく残しておくための場所です(ただしここで「無惨に散る」とは会場内3位までに入らないことを意味するものとする)
最終更新:2025-05-19 16:41:11
29256文字
会話率:41%
書いてるうちにしっくりこなくなってやめちゃった作品たち。
せっかくなので書き出しのみ置いていきます。
自粛の世相、休日が退屈な方のひまつぶしになれば幸いです。
未推敲未調整なので読みづらいかもしれません。
最終更新:2025-05-19 10:46:14
34106文字
会話率:21%
僕の記憶は嘘ばっかりで出来ていた。昨日みんなで見たはずの出来事を、聞き直してみれば誰もそんな事など起きていないと言う。昨日食べたはずの給食の献立が、献立表とすら違う。何年か経った後に、原因が分かった。
『僕』は13人いた。
最終更新:2025-05-18 02:21:46
3814文字
会話率:0%
「旧人類は繁栄の後に、誰も彼もが結婚という不自由な選択肢を選ばなくなってしまったので滅んでしまいました!
それから何万、何十万と歳月が経った後には、新しい種族達が地球に台頭します!
旧人類と同等に賢い頭を持つ私達は、数々の遺物を有効活用
して瞬く間に人類の文明とそのおバカな歴史までをも再現しました!」
「要するに、俺達もバカって事だろ。もう聞き飽きたよ」
「はい! そうです! 私達はバカなのです! バカはバカなりにバカらしく、各々ハッピーに生きていればいいのです!!
ですが! そんな単純な事ですら阻んでくる大バカがいるのも確かですので、それを貴方に殺して貰いたいのです!!」
「へいへい。報酬は?」
「雄と雌、どっちが良いでしょうか!」
「今日の気分は雌」
「種族はどうしますか!?」
「狼の女王様で」
「私も参加して良いでしょうか!?!?」
「オーケー」
「やったあ!!!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-26 08:00:00
44468文字
会話率:50%
忍便--その名の通り便意を耐え忍ぶ競技--はその年の豊作を祈る神聖な儀式として、毎年欠かさず行われる。
便意を耐え忍ぶという、人として生を受けたのならば一度は経験した事のあるであろう状況。
競技としての忍便は、食物を鱈腹食べて起きた健
全且つ猛烈な便意を神様の前で耐え忍ぶ事を求められる。
豊作への祈り、艱難辛苦を乗り越えるという姿勢。そうした意義の元で紀元前より忍便が行われてきた事は、日本人であるのならばDNAに刻み込まれている程の常識である。
また、忍便をする競技者は毎年の春を迎える時期に、そのような苦難を耐え忍ぶ事により矜持を伴うような位の高い人間の中から無作為に選出される。
そして私の父はその競技に参加する事となり、公衆の面前で早々に脱糞して憤死した。
失敗した父は国恥として、弔われる事もなく。私は親族を含めて、名前を変え、隠れて生きる事を強要されたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-14 19:23:12
3820文字
会話率:3%
「お断りします」
「なぜ?私はこんなにあなたを愛しているのに」
「俺には愛する妻がいる。いい加減諦めてください」
王女が愛した男は、王女から逃げるため身分を捨てて木こりとなっていた。しかも森で一目ぼれした娘と結婚していた。
「仕
方ありません。諦めましょう。けれども誓約は結んでください」
「誓約?」
ストーカーな王女に無理やり呪いのような誓約を結ばされた木こり。
それは娘を王女の息子と結婚させるというものだった。
十五歳になった娘に元王女から書状が届く。
それは学園への入学案内。
呪いを解く方法ー結婚を回避する方法、それは元王女の息子に嫌われるというもの。
娘アシーナは、幼馴染の男の娘ベルと一緒に学園へ乗り込む。
これは木こりの娘が婚約解消され、誓約を無効にするまでの物語である。
第24回書き出し祭りにて、総合31位(100作品中)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 00:10:00
16156文字
会話率:48%
羽村善子は、先輩のミスをみんなの前で指摘、恥をかかせたことで、左遷させられる。移動先は、回収一課。三人だけなのに課。善子を残して上司の二人はほぼ毎日外回り。彼女の仕事はお留守番で残業なしの素晴らしいもの。左遷でよかったと喜んでいたらトラブル
に巻き込まれてしまい、課の本当の姿を知ることになる。
資金回収はその通りだが、回収相手が人間ではなかった。上司の二人は人外エキスパート。
善子の平和な日々は、上司たちと青年カケル、そして人外によって壊されていく。
第二十二回書き出し祭り参加作品。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 14:09:12
11326文字
会話率:48%
十四年前、国王アルローはその死に際に、「私を探せ」と言い残す。
国一丸となり、王の生まれ変わりを探すが見つからず、月日は過ぎていく。
王アルローの子の治世は穏やかで、人々はアルローの生まれ変わりを探す事を諦めようとしていた。
そんな中、アル
ローの生まれ変わりが異世界にいることがわかる。多くの者たちが止める中、騎士団長のタリダスが異世界の扉を潜る。
そこで彼は、アルローの生まれ変わりの少年を見つける。両親に疎まれ、性的虐待すら受けている少年を助け、強引に連れ戻すタリダス。
彼は王の生まれ変わりである少年ユウタに忠誠を誓う。しかし王宮では「王」の帰還に好意的なものは少なかった。
心の傷を癒しながら、ユウタは自身の前世に向き合う。
アルローが残した「私を探せ」の意味はなんだったか。
王宮の陰謀、そして襲い掛かる別の危機。
少年は戸惑いながらも自分の道を見つけていく。
第二十一回書き出し祭り参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 18:11:57
108904文字
会話率:45%
第24回 書き出し祭りです。
誰の書き出しが一番読者を魅了し、序盤でひきつけられるのか!?
書籍化作家が多数参加。作者名を伏せて、ガチンコ勝負です。
4月26日午後6時(18時)に一斉公開。
最終更新:2025-05-17 21:00:00
89907文字
会話率:38%
第24回 書き出し祭りです。
誰の書き出しが一番読者を魅了し、序盤でひきつけられるのか!?
書籍化作家が多数参加。作者名を伏せて、ガチンコ勝負です。
4月26日午後6時(18時)に一斉公開。
最終更新:2025-05-17 21:00:00
91946文字
会話率:37%
第24回 書き出し祭りです。
誰の書き出しが一番読者を魅了し、序盤でひきつけられるのか!?
書籍化作家が多数参加。作者名を伏せて、ガチンコ勝負です。
4月26日午後6時(18時)に一斉公開。
最終更新:2025-05-17 21:00:00
93056文字
会話率:38%
Web字書きたちの祭典・書き出し祭り……
初参加以来、その感想をSNS上で書き綴っていた筆者はふと思ったのです……
『これ、作品タイトルによって文字数配分も変わっちゃわない!?』と。
いや、もう「気付くの遅いよ……おバカ……」事案なの
かも知れませんが、ともかく今(このあらすじは2024年4月に書かれています)になってようやく気付いたため、今回からは感想を投稿する作品なんていうものを書きたくなった次第です。
やっぱり、140文字に収めるために作品のよさ(と個人的に感じたポイント)をだいぶ端折ったりするのもなかなか難しいですからね……。
好きに書き綴るので、作者さま方におかれましては「え、そう読んだの!?」とか「違う違う、そうじゃ……そうじゃない~」と思われることもありそうですが、その辺りは平にご容赦のほど!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 08:57:12
35311文字
会話率:0%
ある日夢を見た主人公。
何故今まで忘れていたのだろうか、大事な約束を。
思い出した主人公はとある場所を訪れる。そこには見覚えのある男性が声をかけてくる。
――待っていたよ。案内しよう
何も聞かずそう伝えてきた彼は知っているのだろう。
思い出した記憶とここに訪れた理由を…
こうして僕は自らの足で異世界へと足を踏み入れた。
これは、主人公の失った青春を取り戻す物語。
初投稿になります!
作者が夢で見た小説に合いそうだなーっていう書き出し部分をそのまま書いているので、もしかしたら方向転換してしまうかも?その度に迷子になってるぞーと声をかけてください┏○))
残酷な描写とR15は保険ですが、戦闘とかもある?と思うのであながち間違ってないのかなーとは思います。
文才が全くないので読みにくいと思いますが温かい目でご覧ください。
題名はネタバレしないように、書いてる私も異世界恋愛なのかファンタジーなのか分からないので長文題名ではない形にしました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 16:00:00
11529文字
会話率:40%
俺はいつの間にか十二月九日に閉じ込められていた。
死ねばその一日が夢だったことになり、朝からまたやり直しになる。
どうすれば十二月九日から抜け出せるんだろう……――。
書き出し指定の企画参加作品のため最初のみ表記が「9」で他は漢数字と
なっています。
表記ゆれ、ミスではありませんのでご理解とご了承のほどお願いします。
他の投稿サイトでも公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 22:10:00
20429文字
会話率:24%
いいですね、その書き出しはマリッサの狂気と衝動性を感じさせます。以下、続きを提案します:
---
あらすじ案:
彼女、マリッサは退屈な日々に飽き飽きしていた。
「なんかムカつくし、咲夜でもブッ飛ばしに行くかァッ!」
そんな勢いだけの
理由で、世界の理すら超え――彼女は異世界に現れた。
そこは、幻想郷とは違う“歪んだ楽園”。
正義も、秩序も、力の前には沈黙する世界。
けれどマリッサは笑う。
自分こそが“本物”であると叫びながら。
吸血鬼、時間停止、寄生虫、そして神。
すべてを敵に回しながら、彼女の暴走は止まらない。
――これは、“異形”と呼ばれた魔法使いの物語。
---折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 13:46:29
1107文字
会話率:43%
予期しない魔法の影響で魂が入れ替わってしまった、見習い修道女リリーと侯爵令嬢コーネリア。
意識を失っているうちに、リリーはコーネリアとして嫁ぎ先の辺境伯のもとへ、コーネリアはリリーとして修道院へとそれぞれ運ばれていた。
しかも、王命での政略
結婚相手である辺境伯ディランからは政敵のスパイと疑われ、塔に軟禁されて四面楚歌。
「いいこと、リリー。わたくしたちが入れ替わっていることを、決して気づかれては駄目よ。もし知られたら命の保証はないわ」
「む、無理です、コーネリア様! しかも春まで!?」
全力で令嬢の真似をしても素の自分を隠しきれないリリーに、猜疑的だったディランも違和感を持ち始める。
一方で、おんぼろ修道院で過ごすコーネリアにも思わぬ事態が――。
入れ替わりから始まる、頑張る女の子の恋と友情のお話です。
※当小説は、玄武聡一郎先生主催【#書き出しコロシアム】企画参加作品の連載版です(設定等には変更があります)
※しばらくは毎日更新します
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 21:00:00
248142文字
会話率:40%
師匠亡き後、薬局を継いで細々と生計を立てる落ちこぼれ魔女・カーラは、ひょんなことから内密に離婚代行を請け負うようになった。
変身魔法で妻に成り代わり、夫に言いたいことを言って溜飲を下げ、円満離婚の手助けをする……はずなのだが依頼人はなぜか皆
、復縁してしまう。
表の薬局は閑古鳥、裏の副業は連続任務不成功。自己肯定感どん底のカーラのもとに、噂を聞きつけた王妃の使いがやって来る。
盟約により、魔女は王族の依頼を断れない。渋々引き受けるものの、取次の騎士セインは頑固頭で魔女嫌い。
「胡散臭い魔女など信用できるか!」
「騎士様の籠手のほうが、よっぽど臭いですけどー?」
セインが魔女を嫌うのは理由がありそうだが、カーラだって横柄な騎士などお断りだ。
出会いからして印象最悪、顔を合わせれば口論ばかり。そんな二人がやんごとないカップルのゴタゴタに巻き込まれるうち、どうにかなるかもしれない話。
※当小説の第1話は、肥前文俊先生主催【第十五回書き出し祭り】企画参加作です。
※ヒロインの境遇は不憫ですが、逞しいのでドアマットの心配はございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-10 12:00:00
116973文字
会話率:47%
「人類が魔術という異能を得て幾星霜。──未だに二日酔いは克服できていない」
伊庭八代はパトカーの中で全裸でそう呟いた。
魔術が一般に普及した現代。 科学が発展すると共に少しずつ魔術が衰退している世界で 日本の魔術学校の最高峰、国立大学
法人東京魔術大学【血継魔術科】では今日も問題が発生していた。 生徒が逮捕されるわ。テロは起きて最前線に駆り出されるわの慌ただしい日々。 この物語は、そんなたった七人しかいない血継魔術科の怠惰な日常と栄光の日々を描いた物語である。
第10回書き出し祭り。第2会場1位を頂く事ができた作品です。
この作品はノベルアップ(https://novelup.plus/story/555915851)にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 18:00:00
367080文字
会話率:55%
戦争孤児として育った少年レイ・フォワード達は、大人の争いにゆっくりと巻き込まれて行く。
時には小さな宿場町のいざこざに、時には港町の覇権争いに、そして次第に大きな戦争へと彼等の戦火は伸びていく事になる。
異なる価値観、異なる思想、異な
る種族。あらゆる思いが交差していくこの世界。
蒸気機関が発達した西大陸、帝国が支配する中央大陸、法術発祥の地東大陸。あらゆる力に惑わされる少年達。
彼等は、世界の歯車に組み込まれながらその世界の仕組みと謎に触れていく事になる。
そんな時代に生きた少年達が居る。
彼らの物語の書き出しはそう――「むかしむかし、ある所に」
お伽噺の様式美から始まる、あの日読んだ物語。
・ファンタジー×スチームパンク×ジュブナイルでお届けする、少年達の友情と希望の物語。
◆こんな方にお勧め!
・オリジナル世界観が好きな方
・成長物語が好きな方
・じっくり読みたい方
・ネクストファンタジー以外をお探しの方
・チートやハーレム物に飽きてしまった方
※当作品には『暴力描写、残酷描写、猟奇的な内容の描写、ゴア表現』があります。観覧の際にはご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 22:09:24
440956文字
会話率:54%
X上で行われている書き出し祭りの感想置き場。
キーワード:
最終更新:2025-04-26 18:17:22
8281文字
会話率:39%
5歳のちーちゃんの元にやってきた火星人トッピョイ。
彼女の乗ってきたUFOを跳ね飛ばした動物輸送トラック。
そのトラックに乗せられていたゴリラのアウグストゥス。
トラックとUFOに突っ込まれて庭はめちゃめちゃになり、それを見た寝込んだお祖母
ちゃん。
トッピョイは未来のちーちゃんの親友であり、彼女の頼みでやってきたのだという。異世界で手に入れたエリクサーをお祖母ちゃんに届ける為に。
異世界に聖女として召喚され、追放されて戻ってくるまでの間、お祖母ちゃんが元気で居られるようにと。
そんな事情とは関係なしに、寝込んだお祖母ちゃんの薬を買う為、ちーちゃんの初めてのお使いが始まる。
そっと後ろから見守る二人のシルエットは人型から少し離れており、こっそり見守るのには向いていなかった。
宇宙科学と荒ぶる腕力でなんとかなるのだろうか。ならない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-21 23:34:38
16960文字
会話率:52%
「三級宝箱設置回収員資格、合格しました!」
首に輝く死体確認用ドッグタグを嬉しそうに見せびらかせた新人を見て、『のんだくれの』ライゼルはため息をつく。
「バルトの、あの小さな娘がなぁ。ステラさんに合わせる顔がねぇよ」
「お母さんは反対
してますけど、ライゼルさんが一緒ならって!」
ライゼルは天を仰ぐと、髪の毛をグシャグシャと掻き回した。
空の箱を置いておくと中身が湧くというリュウノス迷宮。
この迷宮組合に就職が決まったリーチェッタは、馬鹿にされつつも新人向け低階層を主戦場とする男に指導を依頼した。
迷宮深層で死んだ父のかつての仲間。そんな男に指導を依頼した理由は、彼は父とは違い生きている事。
冒険をせず安全な低層階で確実に稼ぐスタイルを真似て、迷宮の匂いをクンクンする趣味を満喫するために!
夢に燃える新人冒険者の彼女はリーチェッタは、迷宮の戦いの中で世知辛い現実を知ることになる。
そんな、ウィザードリィ風ダンジョンでの、世界を救わない英雄にもならない大人が懐かしがることも無い、生活費を稼ぐ冒険者物です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-15 23:54:48
11661文字
会話率:57%
辺鄙な片田舎の温泉旅館で強化合宿という名の推理ゲーム大会を開こうとする三人。
青山、黄蔵、赤井の、人呼んで軽文学部のヤバい奴ら。
部活の先輩たちの到着を待たずして起こる第一の殺人事件。
被害者と同行していた男性が怪しい!
「開幕五分で怪しい
奴がそのまま犯人だったらダメだろ。真犯人は他にいる!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-05 23:37:26
2460文字
会話率:60%
何年経っても忘れられない私の中での衝撃的な出来事を、脳内を整理整頓するためにサクッと書き出しました。
なぜか、けっこうな頻度で、駅員さんが可哀想な目に遭っています。
※死人は出ていませんし、残酷な描写もありません。
最終更新:2025-04-20 22:41:10
5032文字
会話率:20%