ボク、山霧 旭(やまぎり あきら)は小さな頃から普通の人には見えない存在が見えて、勝手に巻き込まれて困っている。
さらに実家の近くに霊道が通っているもんだから面倒で外を出歩かなくなったんだ。
なので、高校を卒業する事を機に実家を離れ、極
力過ごしやすい地に移った。
ウェルカムボクなりの楽しい生活!!
...だったんだ、つい最近までは...。
いとこのオカルト研究部の人数合わせで引っ張り出された先はなんといわく付きの廃村...そんな事だと思ったんだょね。
そんな廃村でボクはひとりの巫女と出逢って、中身の無い謎の鈴をもらった。
事件はその夜に起きた。
ボクは無知な人間が最も怖い事を知った。
その地に縛られていた魍魎と廃村になる原因にボクらは目をつけられていたんだ。
迫る魍魎達に、なす術なく立ちすくむ。
ボクは『今日が最後の日』という言葉が頭の中をよぎった時、鳴らないハズの鈴が鳴ったんだ。
突如現れたのは朱色の狩衣を纏った昼間出会った巫女、そして天狐の面を着けたもう1人の巫女。
妖怪大決戦が目の前で始まった。
ボクは攻撃を受けて意識が暗闇の中へと遠のいた…
意識が戻ると、そこはボクの知らない世界が広がっていた…
「えっ!?貴女達も知らない場所なの!?」
違った形で『最後の日』を迎えたボクは巫女達と共に『始まりの日』も迎えていたのだった…
チート級の神通力と戦闘力の巫女達と妖精が見えるだけの人間が送る異世界わちゃわちゃ冒険記ここに開幕…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 07:12:17
940022文字
会話率:33%
もちろんです!こちらは詩的な日本語のあらすじ案です:
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あらすじ
失ったものの影に囚われた少年は、
行く先も知らぬまま、妹を探す旅へと踏み出す。
だが、その道はただの再会を超え、
風に囁く秘密と、揺れる世界の運命へと続いていた。
炎と悲しみの試練を越え、
彼は過去の灰から立ち上がり、
暗闇に灯る一筋の光となる。
これは、家族を求めていた少年が、
運命を見出し、英雄となる物語――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 00:38:51
12963文字
会話率:16%
ただ一つ、少女は願いを握り締めて暗闇を飛び出した。
歪んだ波の数数を浴びて自沈した、暗い、暗い、海の底。潜めて、押し込めて、どうにもならない狂気を抱えて、裏切りの浮上を繰り返した。
最初の願いは叶わない。それでもいいと思えた。海の
底に、新たな願いが生まれていた。
「震わせ──」
諦めることのできない本能。諦めることのできない本心。ぶつかり合った過去と現在の願いを六つの剣に籠めて、少女は解き放つ。無数の願いを叶えてゆくために。その狂気を包んでくれたひと達のために。
――――――――――――――――――
※文体・台詞の癖が強いかも知れません。ご理解・ご了承ください。
更新:半月から一箇月ごとに一頁ずつを予定。
完結:一七頁を予定。
――――――――――――――――――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 23:10:00
260959文字
会話率:62%
恋人へのプロポーズを目前に控えた26歳の青年、金田凌平はその道中、事故により瀕死の重傷を負ってしまう。途絶える意識。その中で願った「死にたくない」という思いに応えるかのように、神の声が響く。「貴方は選ばれた」定番の台詞。定番の展開。暗闇の中
、異世界へ行けと言う姿無き神の声に「だが断る!」と反発する凌平だが、元の世界に帰るには従うしかない。そう言われ、渋々ながらもこれを引き受ける。異界人の体を依り代に世界を渡る凌平。
そして始まる異世界生活。
『インバース』という名のその世界。空に、海に、大地に魔物が蔓延り、容易く命のやり取りが発生するようなそこでは、己の職業こそが物を言う。そんな、剣と魔法のファンタジー世界で凌平に刻まれた職業……それは――
「嘘だろ?」
と言いたくなるようなものだった。
こんな職業で大丈夫か?
頭を抱えながら、しかし、それでも凌平は行く。
「勇者を探せ」
神が言った、その願いを叶えるために。
生きて、待っている人の元へ帰る。
己自身の、その願いを叶えるために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 22:14:41
175736文字
会話率:40%
アメリカ合衆国 ユタ州 セントジョージから、北西に伸びる一本の道路があった────。
───2025年────
町の名はアダマ=エロヒート
そこには19世紀を思わせるような街並みが広がっている。
その地に住む17歳の青年ニック・テ
ネットは、10年に一度行われる儀式に連れられていた。
町の中央に置かれた大釜、そこから天に向かって燃え盛る赤き紅蓮の炎──。
かつて、暗闇の中猛獣に襲われていた時代に、ギリシャ神話の火の神プロメテウスがその地に永遠と燃える炎を与え、暗闇の中光を灯したとされている。
そこからプロメテウスへの敬礼の儀として、大釜に入れられたその炎に、食物や高価な品を投げ入れるという習慣が生まれた。
だが、時は経ち18世紀、この頃聖なる炎がその勢いを落としていた。
人々は炎へとより多くの品物を投げ入れたが、それでも炎は縮まっていくばかり。
そこである聖職者が、自らを生贄に大釜の中へと飛び込んだところ、大釜の炎は再び燃え盛ったというのだ。
このことから、この町では10年に一度『誰か1人をプロメテウスへの生贄として捧げる』という儀式が行われるようになったのだ......
テネットは唇を縫われ、目隠しをされ耳栓も付けられ、両手にロープを繋がると2人の聖職者に炎の元へと連れられた。
大釜の前には木造の階段と、その横で神への祈りの言葉を捧げる神父がいる。
炎のバチバチという弾ける音が辺りに響くが、テネットにはそれを聞くことも許されなかった。
聖職者2人に体を持ち上げられると、テネットは階段を上がるのだと理解し、その瞬間...その心は激しい恐怖に襲われた。
炎の温かみを感じる。
同時に、死の冷たさも感じていた......。
神父が言葉を終えると、抵抗虚しく、ロープを掴んだ2人の聖職者はテネットの肉体を炎の中へと投げ入れた。
テネットは瞬間、燃え盛る炎に全身を燃やされその苦しみで酷くのたうち暴れ。
大釜の外にも響くほどの重厚な金属音が広がった。
その時、目隠しが焼け落ち、テネットは大釜の中で目を開ける。
するとそこには、同様の儀式により焼け死んだ人間の遺骨が積み上がっていた。
テネットは恐怖で目を閉じ、燃える涙を流しその生涯を終えた────。
完結するかは分かりません。
飽きたらすみません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 21:07:18
21511文字
会話率:24%
「昼」と「夜」が分かたれた異世界、セア。
昼界の実り豊かな王国に生まれたミルファは、王城で行われた従弟の王子の誕生パーティの最中、夜界に落ちてしまう。暗闇の中で、彼女が目にした光は、異形の瞳。男の声が言う。「君は僕らの恩人だ」と。
最終更新:2025-07-24 17:00:00
113944文字
会話率:44%
若気の至りと言うには苦すぎる失敗を前に、失意の底へと陥ってしまった主人公『鶴崎 彰』。悪夢と絶望の中で生を浪費していく無為な日々を過ごす彼の前に、一つの怪しいメールが現れる。
「新規サービス開始、今だけ当配信プラットフォームでの配信契
約を結んでいただいた方に、当社の新配信ゲームの優先参加券及び定額割引をプレゼント。更に継続して配信、集客を行って頂いた方には当社からのキックバックも御座います」
それは『ウォーデン・グランマティカ』と銘打たれた新しいVRゲームの宣伝メール。
暗闇の中に差し込んだ一筋の光明。それは彰にとって救いの糸となるのか、はたまたさらなる地獄への片道切符なのか。
それは特段世界の救い主となる訳でもなく重要な秘密を暴くでもない、人生の再起を賭けた少年の一世一代の大舞台の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 17:00:00
187658文字
会話率:29%
妖精が王を決める国であるトライエント王国。
父は知らず、母のことはわずかにしか覚えていないアンシェルはそんな国の片隅で、双子の兄であるアベリックと共に先生のもとで家族と穏やかな日常を送っていた。
幸せな日常は理不尽な暴力を前に突然壊
れ、地獄のような毎日に様変わりした。暗闇の中、差し伸べられた手はアンシェルたちを新しい日々へと連れ出す。
これはアンシェルとアベリックが幸せになるために生きていく、そんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 05:52:25
23741文字
会話率:45%
未来の日本。
全てに絶望した老人が一人、飛び降り自殺をした。
暗闇の中、その老人が気がつくと、そこに冥界の女神と名乗る者が現れて、『異世界転生』を提案してきた。
既に絶望していた老人は、その女神の提案をあっさりと受託した。
果たして、この
老人の今後の『異世界』での運命やいかに!?
◆前世(日本)では絶望した老人ことヴァグドーが、来世(異世界)では最強無双となり、絶望する暇・隙もなく活躍する冒険物語。
◆【登場人物】
①主人公:ヴァグドー(男.剛魂)
②仲間 :カグツチ (女.剣士)
③ ↓ :ロンギルス(女.賢者)
④ ↓ :エクリバ (女.操師)
⑤ ↓ :ニーグルン(女.王女)
⑥ ↓ :ルドルス (男.将軍)
⑦ ↓ :アルベルス(男.賢者[仮])
⑧ ↓ :アルラトス(女.魔女[仮])
⑨ ↓ :シャニル (女.魔女)
⑩ ↓ :アドーレ (男.勇者)
⑪同行 :テミラルス(女.魔族)
⑫ ↓ :モモネ (女.勇者[仮])
⑬ ↓ :オリンデ (男.悪魔神)
※「オリンデ」→悪魔神オリンデルスの愛称
◎A.アーサンティラル王国編
(※閑話:大魔王のお話し)
◎B.臨(リン)王国編
◎C.ギドレファナス王国編
◎D.アンリールノエロン編
(※閑話:エルフのお話し)
◎E.デュラルリダス王国編
(※閑話:一体何しに来たのだ?)
◎F.ロートアンリルス連合国編
(※閑話:大魔王の反乱?)
●【あらすじ】●
※詳細は本文の第1話に掲載。
※常時改稿中&不定期投稿更新。
※本作品の無断転載禁止。
※この作品はツギクル登録作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 00:00:00
715684文字
会話率:53%
夏の花火も、冬の花火も、好き
キーワード:
最終更新:2025-07-22 19:32:39
220文字
会話率:0%
忘れられない暗闇の記憶
最終更新:2025-05-01 12:21:24
276文字
会話率:0%
百数十年前、多くの旧都市が崩壊していく中、大陸の北で最後まで機能していたオタワという都市の住民が環境悪化と災害から北へ逃れ、海を渡り最北の島に辿り着いた。人々はその島の北極海に面するノードの地に都市を再建するため科学技術を結集し懸命な努力
を続けた。
専門家達は、まず何より文明に必要な電力を得るため、滝を利用した水力発電所を造り、空調と酸素発生機を作動させ、その傍の洞窟内を酸素と冷気で満たす事に成功した。人々は久しぶりに熱気と酸素不足の不自由な生活を逃れ、健康で文化的な生活を手に入れる事が出来た。さらにその電力を利用して山の麓に各種工場、住宅用ドーム、農場ドームが建てられ、人々の生活を豊かにしていった。
そして専門家達はより多くの人々の期待に応えようと、更なる電力を確保するためドラ山の麓に安全性に配慮した高性能の原子力発電所を作った。有力な大国が滅亡した最終戦争以来、約二百年間途絶えていた豊かな原発電力が甦り、その豊富な電力を利用して次々と巨大ドームが建設された。幅数百メートル、高さ数十メートルに及ぶ広々したドームの中にはオフィスビル・高層住宅が建ち並び、ショッピングセンター、公園、広場を結ぶ道路を電気自動車が行きかう、二十一世紀の人類最盛期ニューヨーク等の大都市で見られたような生活が再現された。昔の映像でしか雪を見た事のない人達のためにドーム内に人工雪を降らせ、スキー場やスケートリンクを作った。インターネットが再構築され人工知能による電気設備・工場生産の管理がされ、各種工作ロボットにより人々の生活はさらに快適さを加えていった。この夢のような街の生活を人々は享受していた。人々はそこを「サイバー都市」、自分たちを「サイバー人」と称した。北極海沿岸に居住していた生き残りの人類が続々とサイバー都市に流入し、都市人口は十数万人の規模に達した。
しかしその豊かな生活は、原発建設から八十年後突然失われることになった。絶対安全と言われていた原発が、ある夜何らかの原因で暴走・爆発し原子炉爆発が起こった。その原因は、部品の老朽化、あるいは人工知能の異常、あるいは外部からの侵入者によるテロだったと言われている。
電源が切れ暗闇に残された人々が翌朝見たのは、破壊された原子炉から立ち昇る白煙だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 17:00:58
36503文字
会話率:24%
50歳を迎えた藤沢健一は、若い頃に諦めた音楽の夢をボカロ制作に賭けていた。しかし、いくら試行錯誤しても納得のいくメロディーは生まれず、焦燥感と未完成な音符にうなされる日々。世間の目や家族の心配をよそに、音楽への情熱だけが彼の心を埋める唯一の
光だった。
そんなある夜、健一は真夜中に飛び起きる。暗闇の中に浮かび上がったのは、彼が愛用するボカロソフトのキャラクター、初音ミクの半透明な立体像だった。ミクは、健一が完成できなかったメロディーを懸命に歌い上げようと試行錯誤する。それは、昼間の彼自身の苦闘と重なる光景だった。翌朝、部屋にミクの姿はないものの、未完成だったメロディーは完璧な旋律としてパソコンの中に完成されていた。
この不思議な現象は一度きりではなかった。日中の作業中、ミクの声で新しいフレーズが閃いたり、夜中にミクが姿を現し、解決策を示すかのように歌い上げたりする。健一は、ミクが自身の内なる音楽への情熱が形になった存在、あるいは自身の創造性の扉を開くミューズであると感じ始める。
ミクを音楽的パートナーとして信頼し、制作した楽曲はリスナーからの肯定的なコメントを得るが、健一は「これは本当に俺だけの力なのか」という葛藤に苛まれる。才能への不信感と世間の視線、孤独に心が折れそうになった時、再び現れたミクは、これまでで最も鮮明に、慈しみに満ちた瞳で健一を見つめた。言葉はなくとも、「あなたは一人じゃない。大丈夫、あなたの音は、ここにある。諦めないで」という、彼自身の魂からの声が聞こえた気がした。
その瞬間、健一の心には澄み切った旋律が溢れ出す。それは彼が半世紀もの間探し求めていた音であり、ミクが真夜中に奏でたかった完璧な音だった。肉体は衰えても、魂は輝き続けることを知った健一は、ミクという彼だけのミューズと共に、静かに新たな音楽を紡ぎ続ける。年齢や挫折は夢の終わりではないと信じ、彼の音楽はいつか誰かの心を照らす小さな灯りとなることを静かに願うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 16:52:18
4552文字
会話率:0%
ある日犯罪を犯した二之部友弘(にのべ ともひろ)は死刑が言い渡された。死刑執行まで反省をして過ごそうと思っていたが、ある日、街への招待状が来て、そして警察に連れてこられて来た街には犯罪者しかいなくてー!?
最終更新:2025-07-22 01:02:36
15240文字
会話率:58%
新居の薄暗い玄関で、恵水は下駄箱の奥にひっそりと隠された「継承水」という謎めいた化粧水を見つけ、乾燥でひび割れた肌に悩む彼女は、好奇心に駆られ、そのボトルを開けるのだった。
甘く妖しい香りが漂い、肌に触れた瞬間、冷たく吸い込まれるような
感触に心を奪われる。だが、その夜から異変が始まる。鏡に映る自分の顔が一瞬揺らぎ、暗闇の中でボトルが不気味に光る。耳元で囁くような水音、鏡の奥からじっと見つめる影。恐怖に震え、化粧水を捨てようとするが、ボトルはまるで意志を持つように彼女の元へ戻ってくる。響く湿った声が、「私の水を……返せ……」と這うように迫る。
一度使ったら最後、ソイツは恵水を追い続けるだろつ――お前の水を求めて、決して逃れられぬ呪いのように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 22:26:52
2798文字
会話率:35%
仕事で「海に沈んだ村」の噂を追う主人公は、蒸し暑い田舎の電車に揺られ現地へ向かっていた。
クーラーもない車内、汗と湿気がまとわりつく中、イヤホンのバッテリーが切れ、耳栓代わりに着けたまま海の輝きを眺めていると、突然イヤホンから水泡のよ
うな不気味な音が響く。気にも留めず窓に目をやると、トンネルの暗闇に映る自分の顔の隣に、ずぶ濡れの老人が現れる。青白い顔、ギラつく目、腐臭を放つその姿に凍りつくが、振り返ると老人は消え、代わりに一人の女性が立っていた。安堵したのも束の間、彼女は冷たく「それは、未来の貴方よ」と告げ、不気味な笑みを残して去る。
動揺しつつ席に座ると、びしょ濡れの座椅子の冷たさに驚き、車内が異様に静まり返っていることに気づく。乗客は消え、全ての座席が水浸しで変色し、床には水滴が滴る。再びイヤホンから響く水泡の音。今度ははっきりと「こっち…おいで…」という声が聞こえ、振り返ると、そこには痩せこけた自分の姿をした老人が立っていた――。
「海に沈んだ村」の謎が、主人公を恐怖と不可解な現象の渦へと引きずり込む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 22:26:34
1120文字
会話率:38%
ゼンワード王国の辺境の地にるユキワリ村。近年に至るまでその存在が知られていなかった小さな村で、ユウハとレイカの兄妹は、両親と共に平凡ながら幸せな日々を送っていた。しかし、ある日レイカが偶然見つけた謎の「紅い葉」を巡り、二人の運命は大きく変わ
っていく。それは、かつて世界を支配した強大な力を手に入れるための「カギ」だったのだ。その力を我が物にせんと、時の権力者国王エルシンの魔の手がレイカに迫るなか、ユウハはレイカを守ろうと奮闘するも、ある出来事をきっかけに二人は離れ離れになってしまう。
一人見知らぬ場所を彷徨っていたレイカは、偶然辿り着いた不思議な村で、カレンと言う女性と出会う。見ず知らずのレイカを快く受け入れてくれたカレンであったが、争いに巻き込まれ傷つき、最後にレイカに憎しみの連鎖を断ち切り、平和な世界を築くよう願いを託して命を落とす。カレンの死をきっかけに、自分の素性を知ったレイカは、自身が背負う宿命を果たそうとするが、国王の陰謀により軍に襲われ行方不明となってしまう。
一方、ユウハはレイカと離れ離れになった後、暗闇で見えない何かに襲われていた。運良く一命を取り留めたユウハであったが、怪我を押してレイカを助けに向かった先で再び争いに巻き込まれ、気を失った所を見知らぬ老夫婦に助けられる。そこで、ユウハは彼等から自分の宿命について意味深な話を聞く。そして、王国騎士団との出会いをきっかけに、王都を巻き込んだ謀略の渦に巻き込まれて行く。
宿命に翻弄されながらも、仲間の助けを得て自分に起きていることの意味を理解していくユウハ。やがて徐々に本当の黒幕と自身の宿命が明らかになっていく。
そしてユウハとレイカは、二人それぞれに自らの宿命を果たすため、最後の試練に向かう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 20:40:20
115299文字
会話率:63%
ホラーのジャンルが、わかりません…!得体の知れない恐怖を書いてみました。
最終更新:2025-07-21 17:41:15
1657文字
会話率:19%
男は目を覚ますと"煙"になっていた。
暗闇で目覚めた男。
自らの体が人間のそれではなくなっていることに気づく。変わったのは体だけではなかった。世界もまた、彼の知るものとはまるで違うものになっていた。
状況が何一つとし
て掴めないままに、巨大な虫や見たこともない獣が跋扈する中に放り出されてしまった男。
その上、『石冠ノ王』を名乗る首無しの大男に襲われ、撃退したかと思えば、自らが『石冠ノ王』を襲名することになる。
彼はまだ知らない。
その名が即ち『世界の敵』を意味するということを。
これは優秀すぎる(?)部下たちに囲まれ、何も解らぬままに着々と世界の敵として完成されていく男の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 10:57:38
3252文字
会話率:0%
ここは世界の大半を治める帝国。帝国は皇子や皇女らに国を与え統治させることにしたのだが、8歳の第5皇女アリーシャが与えられたのは国ですらない【暗闇大陸】と呼ばれる物騒な土地。しかし周囲のどよめきや嘲笑とは相反し、アリーシャはそこに壮大な冒険と
ロマンを感じとる。ひとりだけ国ではないのなら、いっそ私が国を作る!まずは同行する供のものを集めないといけないのだが、アリーシャが向かったのは何と王城の牢屋!?まさかの牢屋からアリーシャの冒険とロマンを乗せた国作りは幕を開けるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 00:37:59
141263文字
会話率:60%
かつて、首都で誰もが名を知る名門・シェリル伯爵家の令嬢、アメリア・シェリル。
優雅で完璧、後継としても期待されていた彼女は――ある日突然、“不正の濡れ衣”を着せられ、全財産と爵位を奪われた。
行き先は、誰も近寄らぬ辺境の凍て地領。
腐敗し
た領主、暴利をむさぼる商人、治安の崩壊――まさに“追放先”としてうってつけの最果て。
だが誰も知らなかった。
アメリアの“本当の正体”は、幼い頃誘拐され、帝国の影に仕えた**伝説の暗殺者「クロウ」**その人であったことを。
「では……辺境の再建と、復讐を始めましょうか」
“偶然”に見える事件、“事故”に見せかけた粛清、“奇跡”に見える改革。
すべての裏に、彼女の冷酷な知略と暗殺技術があった――!
だが、暗闇だけに生きるはずだったアメリアの前に、
彼女の正体を知りながらも微笑む青年領主が現れ、心に揺らぎが生まれてゆく……。
これは、没落した元令嬢にして伝説の暗殺者が、辺境からすべてをひっくり返す物語。
優雅に、冷酷に、そして静かに――彼女は“世界”を葬る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 08:49:20
16469文字
会話率:29%
都市開発の一環で、古くから存在する地下水路の調査を命じられた主人公。その水路は、かつて多くの人々が命を落としたという忌まわしい歴史を持つ場所だった。調査を進めるにつれて、水路の奥から奇妙な音や影が聞こえ、見えるようになる。そして、水面には、
まるでこちらを覗き込むかのような人の顔が浮かび上がる。地下水路の暗闇と、常に流れる水の音、そしてそこに潜む亡霊たちが、主人公の精神を蝕んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 11:16:13
1452文字
会話率:20%
太陽も月も星もなくなってしまった、真っ暗な世界。
けれども『星油ランタン』を手に暗闇の中を旅する人々の物語。
連作短編。ふと思い出した時や、眠れない夜にでも読んでください。
※現在毎日連載中。第十一話まで完成しています。
※カクヨム・ノ
ベプラでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 21:48:28
298650文字
会話率:32%