16世紀、エリザベス朝の英国。
稀有なるルーン魔術の使い手である青年・クロムは、自らの過ちのために、自分が庇護していた少女・フィオナを災厄の魔神に変えてしまう。
彼女を救い出すためには手段を選ばないと誓ったクロムは、仇敵である異端審問
官・ターヤと協力し、それがきっかけでかつての仲間と訣別する。
魔神の魂に憑依されたフィオナの精神が崩壊する前に、クロムは彼女を救い出せるのか。
あるいは、クロムが使う禁呪に蝕まれ、彼自身が廃人になる方が早いのかもしれないが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-04 18:19:07
103431文字
会話率:41%
異世界の侯爵令嬢に転生してしまったHSPの青年が、一人の少女を救う為に貴族社会で画策する物語。
※本作の主人公は哲学的な考え方をするダークヒーロー系です。目的の為なら手段を問わないキャラクターをしています。そういうキャラクターや、スト
ーリー展開が苦手な方はご注意下さい。
HSP(ハーリーセンシティブパーソン)という繊細な体質や、不遇な境遇に悩まされていた青年は、ある日事故に巻き込まれて命を落としてしまう。そして目が覚めた時には魔法溢れる異世界に転生していた。
しかも転生した自分の身体は少女の姿。
異世界の見知らぬ少女になってしまった青年は困惑する。
しかし少女の物と見られる日記を見た時、彼はその少女の事情を察した。
――その少女もまた自分と似たような境遇だったのだと。
他人事に思えなかった青年は決意する。
この境遇を変えようと。そして少女の魂を取り戻して幸せにしようと。
しかし魔力以外の特別な力を持たない故に、青年は手段を選ばない。
それはやがて因果を生み、そして数多の運命を巻き込み、数奇な未来へと変化して行く――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-22 07:20:22
165444文字
会話率:22%
「あなたを愛することはない」
初夜にそう告げられてしまったヴィヴィアン。
政略結婚ではあったけれど、一生を捧げて相手を愛していこうと思っていたヴィヴィアンは、傷つき──そして復讐のために奔走する!
すべては、意中の人を手に入れるために──!
最終更新:2023-06-05 20:07:11
12652文字
会話率:47%
帝国に人質として出されていた第一王子アルフは病気の父に代わり、国政を任されることになり帰国した。そこで見たのは貧しい弱小国家の姿だった。
多額の無駄な支出や使途不明金で国の財政は最悪な上、悪徳貴族は庶民から金を巻き上げ私腹を肥やしていた。
このままでは自分の代で国が滅んでしまう。
そんなことさせてたまるか! 俺はもっと金を稼いで気ままに豪遊してやるんだ!
金儲けのためには有能な人材を引き立てていこう。魔族であっても構うものか。
それに不正を正せば支払われる税が増えるはず。
これで俺の未来は贅沢三昧だな。
……なぜ大絶賛されている?
歴代最高の王子? 王国の救世主? 俺のためならばなんでもしてくれる?
俺はただ、自分のために金を稼いでいるだけなんだが――。
双葉社Mノベルスより書籍化します。
9月30日発売。
コミカライズも決定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-02 20:00:00
246260文字
会話率:51%
「ビアンカ!」
「あら『先代が獲得した領土を失った無能王と語り継がれるであろう』と噂のジェラルド様」
「密かに気にしてるトコえぐらないでもらえる!?って言うかそうなると君は『無能王の妃』ってことになるけどいいの?」
「私は『傾いた国家を立て
直した賢妃』として名を残す予定ですので」
「本当にそうなりそうだよ……いや、今はそれはどうでもいい!君は一体ガンビーノ将軍への手紙に何を書いたの!?」
問題山積み国家の立て直しに奔走する若き王ジェラルドとその婚約者ビアンカの日常の1コマ(?)
全3回完結
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-06 19:59:43
4514文字
会話率:50%
穴と呼ばれる迷宮に巣食う獣を狩る少年、ナイフ。
獣殲滅のために彼は手段を選ばない。
迷宮に潜る冒険者の中でも異端視される少年の孤独な復讐劇。
最終更新:2023-01-10 01:53:25
5172文字
会話率:24%
「超能力」を持つ異世界人が存在する世界において、異世界人は重宝されていた。やがて、歴史上存在した強大な異世界人はその超能力を「オーパーツ」として後世に残す。
バルキス王国が「オーパーツ」で、とある高校生徒27名を召喚。姿と潜在能力を飛躍的
に上昇した高校生らは調子づいていた。
一方、能力が発現せず「無能」と蔑まれる主人公イロハは、不遇ながらも努力を続けていた。その態度にムカつきを覚えた一部生徒の取引により、バルキス王国と宗教「グローリー・グループ」の間でイロハ暗殺の計画が実行された。
【不死】を覚醒させて生き残ったイロハは、黒幕が召喚国バルキス王国と国教『グローリー・グループ』であると知り、強大な黒幕に歯向かうため復讐を誓い傭兵団シュガーズに入団する。
イロハは、A冒険者として不遇者ばかりの「クラン」を設立。傭兵団では戦果を上げて幹部になった。全ては復讐のため。手段を選ばないイロハの悪意散る、ヴィランストーリー。
※毎日連載中です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-24 19:05:50
111842文字
会話率:41%
「人間は私利私欲の塊であり、自分の利益の為ならば手段を選ばないし、簡単に裏切るものだ…、君も、そして僕自身も。そして、僕は人間の欲望を糧として生き、僕もまた自分の欲望満たす為に生きる。そして、自分の大切なものは自分で守る、自分から手放すのは
愚の骨頂だ!」
剣と魔法、科学が存在する異世界ティエラへ転生した少年は、その意思・観念を胸に秘めて生きて来た。
少女と出会い、少年は巻き込まれ、世界は動き始めた。
夜神黄泉 謀殺・隠密担う下級貴族、夜神子爵家の4男に転生した少年、12歳。悪魔、七つの大罪の力を授かる。幼少期より隠密・暗殺術を身につけられ、任務遂行の為には、人を殺めることも躊躇しない。冒険者ギルドに入り、後、大和皇国特殊任務隊(YSMOT)に仕官することとなる。他人の悪意等ネガティブな感情を察知することには長けるが、好意等に対しては超がつく鈍感。
後に、‘漆黒の閻魔様’と呼ばれる。
「相手をやらなかったら、僕がやられる。僕には守りたいもの、守らなければいけないものがあるんだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-13 14:35:45
8631文字
会話率:55%
──世界は、魔に蝕まれていた──
魔に飲まれた哀れな成れの果て『魔獣』が闊歩し、それを銃によって狩る者たち『魔狩人』が躍動する世界。魔獣が生み出す『霧』の中は凶悪な魔獣たちだけでなく、時には手段を選ばない同業者までもが命の奪い合いに興
じる狩場となる。そんな命懸けの地に若い魔狩人の少年、セナは幾度となく身を投じていた。
彼はある時、魔導士の少女、リーゼと出会う。魔狩人としての生き方しか知らなかった少年と、復讐に囚われた少女の出会い。そこから歩んでいく道筋が、波乱と混沌を引き起こす様を描くファンタジー。
※ノベルアップ+様にも掲載させていただいています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-17 15:00:00
16525文字
会話率:36%
遥か遠い時代のこの世界の物語。
この世に存在するありとあらゆる聖剣や魔剣を手に入れるため旅をしている刀剣蒐集家・ビアンカは、伝説の剣があると噂される西の都を訪れた。
聖剣は都の最高権力者である大富豪・オーキナー卿が一族の家宝として所
有しており、手に入れるためにはその一人娘・ルナと結婚し家督を継承する必要があった。
そこで、彼女は花婿候補の一人として名乗りを上げるが……
一方、17歳を迎えて父から結婚を急かされる令嬢・ルナは、その美貌や財産に惹かれ求婚してくる男たちに無理難題を提示し悉く退けていた。
これまでに脱落した者は数知れず……彼女の無茶な要求に応えて残った花婿候補は5名いたが、皆一長一短。
誰と結婚するのか決めかねていたところ、6人目の花婿候補が名乗りを上げたのだった……
愛しの聖剣を手に入れるためなら手段を選ばないビアンカと、命の危機すら伴うような無理難題で求婚者たちを振るいにかけるルナ。
2人の少女は、それぞれの求める"愛"を掴むことができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-07 20:00:00
27172文字
会話率:42%
天才科学者である独身女性百合が好きになったのは新人助手の女の子。
彼女を手に入れるために手段を選ばない百合。やがて世界は大混乱に?
ノベルアップ+さまで開催中の百合コン2022参加小説です。
最終更新:2022-03-28 06:00:00
1231文字
会話率:25%
ファミリーの為なら手段を選ばない。
主人公のジンは、街で親しまれている何でも屋。そして、家族同然の仲間達、カクテルファミリーと共に過ごす。
しかし、その裏の顔は、黒鳥装う者──カラスとして、街を脅かす者を誅する義賊。
愛する仲間、街、そし
て、残された想いの為に彼は、今日も平和を謳う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-16 20:13:01
116063文字
会話率:67%
東京に住む男、法華津恭一は自分のための時間を確保し悠々自適な生活を得るために「何もしなくても金が入る状況」を作り出し、ニート同然の生活を送っていた。しかし、目標を果たした彼には待っているのは手に余る時間と退屈のみであった。生きがいをなくし、
手元には多額の財産が残った彼はその財産を親戚に残すと遺言に書き残し、最期のひとときを過ごそうと思った矢先、小学校来の友人千葉竜斗に「久しぶりに家で飲まないか」と誘われる。恭一の現状を知った千葉は、その財産に目をつける。
「その金で、最後に最高に面白いことをしないか?」と言われ告げられたのは「前代未聞のテロ」だった。久しぶりに退屈を紛らわせられると考えた恭一はその計画に乗る。
暇を持て遊び退屈に惰眠を貪る男と自分の目標のために手段を選ばない男の心理を描く大作ストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-09 03:15:13
890文字
会話率:17%
ある所に世界を転々と移動する男がいた。その男はどこかの国から依頼が来れば、その国まで足を運び、目的を果たそうとする。
そしてその目的とは、それは『戦争の介入』することである。そう、男は世界をまたにかける傭兵なのだ。それも『戦争のス
ペシャリスト』とも呼べる実力を持っている。そしてその戦争では必ずとも言って良いように、十分すぎる成果をあげているのだ。だが目的のためには手段を選ばない残忍さや恐怖から傭兵は、『最恐の傭兵』とまで呼ばれていた。
しかしある時、とある戦争中に仲間の裏切りによって、最恐とまで呼ばれた傭兵の命は奪われてしまったのだ。そこで彼の伝説はあっけなく幕を閉じてしまったのである。
そして傭兵が次に目覚めると、そこは異世界である『ゴーダイムーベン大陸』だったのだ。こうして傭兵の新たなる伝説が異世界にて幕を開けるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-04 21:00:00
36382文字
会話率:16%
ローザリア・レドモンド公社令嬢は自分に自信のある令嬢だ。婚約者のアレフ王太子殿下は最近、黒髪の可愛らしい女性を伴う事が多くなった。
そして、婚約解消を言われたのだ。
「婚約を解消して欲しい。君といても癒されない。私は…聖女レイナと結婚したい
と思っているのだ。」
許せない。
あらゆる手を使って、アレフ王太子殿下を取り戻す為にローザリアは動く事にした。
邪魔者には容赦はしないわ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-12 15:57:06
6013文字
会話率:39%
世界は眠っている。
全ては二〇〇八年に一人の少女が発病した病気が始まりだった。それからその奇病どういうわけか十年しないうちに世界へ広がり、誰にも治すことが出来ないまま、現在――二〇五三年――には彼女を除く世界中の生物全てがさめる見込み
の無い眠りについた。
架空の病[逃眠病]が蔓延する直前の地方都市を舞台にした、恋愛模様。
[逃眠病]の感染源と言われている少女、[眠り姫]
それを治すために手段を選ばないと決心した少年、[夢奪う男]
二人が知り合い、惹かれた原因はメール。
そして、そのメールのやり取りを仕組んだ女性、[眠らず姫]
様々な人の思惑が[逃眠病]を治すために向けられている。
これは、眠らず姫により導かれた、二人の出会い、幸せ、別れ、再開、そして…。を、記した話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-02 22:07:38
68341文字
会話率:49%
国に萬栄している瘴気を浄化してもらうために聖女として召喚された双子の深冬と夏芽。
苦しんでいる人々のために聖女として活躍…………………するわけがなかった!
召喚された妹の夏芽は気に入らない相手は誰彼構わず殴りつけるほど凶暴で、姉の深冬は夏芽
に殴られた相手を嘲笑う腹黒という最低最悪な性悪双子だった。人々が瘴気に苦しんでいると言われても「還らせろ!」と暴れるばかり。思いやりにあふれた双子の聖女を期待していた神官たちや貴族たちは大混乱。双子はとにかく帰還するためだけの行動を開始する!人を脅そうが、殴ろうが、恐怖を植え付けようが手段を選ばない!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-07 00:58:54
197614文字
会話率:35%
目的を達成するためには手段を選ばない男の話です。
最終更新:2021-12-05 22:15:15
996文字
会話率:0%
源頼朝の祖先で、武将たちに神格化・英雄視された八幡太郎こと源義家の弟に生まれ、弓馬の名人・笙の名手であった文武両道の武将義光。後三年合戦で苦境に立たされた兄の義家のもとに官職をなげうって向かったことは、兄弟愛の美しさを表す姿とされました。し
かし、実際の彼は、欲しいものを手に入れるために手段を選ばない人でもあったのです。皮肉にも彼の行動が一因となり、河内源氏は衰退を招いてしまうことになります。
2017年にアンソロジー『河内源氏大鑑』に投稿した小説に加筆修正を加えたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-04 23:56:55
11593文字
会話率:31%
主人公錬金術師のレイ・パラッシュは、激しい戦いの末、新種の魔物をなんとか倒し、パーティーの壊滅を防ぐ。
誰がどう見ても英雄的行動のはずだが、悪徳貴族である三子爵たちの命令に逆らったことを責められ、壊した剣の弁償代を背負わされたあげく、冒険者
ギルドから追放されてしまう。
新たな仕事を探さなくてはいけないレイだが、各方面に悪徳ギルド長から圧力がかかっており、どこからも雇ってもらえない。
酒場で落ち込む彼に、一人の男が闇ギルドをを紹介する。
闇ギルドへ向かうレイ。
そこでは、新しい酸の開発の実験台にされているスライムがいた。
レイはスライムを救出し、家へ連れ帰る。
このスライムは新種のようで、様々なものに擬態した。
カボチャ、タマネギ、ぬいぐるみ、そして……死んだ幼馴染の少女。
このスライムとの出会いをきっかけに、レイの人生は大きく好転する。
有力な司教の孫娘である聖女に目をかけられ、彼女の野望のために尽力することに。
見た目は可愛らしいが、目的のためなら手段を選ばないグレーな聖女様だ。
レイの元暗殺者としての力に、大いに期待しているのである。
一方その頃、冒険者ギルドは、レイが抜けたことにより、利益を大幅に減らし、経営が傾き始める。
そして、悪徳貴族である三子爵たちの悪事を、聖女が嗅ぎ付けた。
彼らに破滅を与えようと聖女が動き出す。
悪役どもを乗せた、地獄行きの特急列車が走り始めたのだ。
紅蓮の魔術師ガリム親子が追い詰められ始めるのが、2章中盤から。
ギルド長ゲラシウスが、散々にこき下ろされるのが、3章開始からになります。
※この作品は、私の長編1作目『魔術師ギルドを追放された俺は、助けたスライムと共にギルドランク1位を目指す』のリメイクになります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-25 22:28:59
86184文字
会話率:38%