ふわふわのピンクの髪にクリッと丸くて大きい赤い瞳の男爵令嬢イエル・ドルチェは、その男好きする容姿と低い家格のせいで、貴族令息が後腐れなく遊ぶのに丁度良いからと隣国への留学生に選ばれてしまった。
留学して来たイエルへ声を掛けてきたのは、なんと
、婚約者がいる王太子レオポルド。周囲に「イエルは友人だから」と言いながら、まるで恋人のようにイエルを連れ回すレオポルドのせいで、将来の王妃として学園中の生徒から敬われているフィオレ・カファロ公爵令嬢から睨まれてしまう。
イエルの記憶の中ではいつも穏やかに笑いかけてくれていた努力家で優しいフィオレに、計画を教えないせいで暗くて冷たい顔をさせてしまうのだと気付いたイエルだが、留学期間が終わると同時に自分とフィオレの長年の夢は叶うのだと、そのためにレオポルドの愚行を利用しているだけなので許して欲しいと、心の中でフィオレに謝ることしか出来ない。
そんなイエル、フィオレ、レオポルドが叶えたい、叶える、叶えたかった夢のお話。
(こちらのあらすじはイエル視点だけのため、全て正しいとは限りません)
※アルファポリスへ先行投稿したものを改稿しこちらへ投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 20:47:41
87528文字
会話率:15%
金曜日ということで夜遅くまでライブ鑑賞をしようとしていた桜優(さくら ゆう)は仕事の疲れから毛布もかけずに寝落ちしてしまう。それが原因により体調を崩し、土日を療養に努めすっかり良くなった体調で出社したはいいものの、何やら世の中の様子がおかし
いようで……?
ストックが尽きるまで月、金曜日、18時更新。
アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 18:00:00
126717文字
会話率:35%
彼は、勇者ではない。全てを守ることはできないから。
最終更新:2024-04-25 15:43:12
18136文字
会話率:45%
「エレノア・ローズカッスル公爵令嬢! 今をもって貴様との婚約を破棄させてもらうっ!」
王太子から婚約破棄を言い渡されたエレノアは、誰もいない廊下で独りごちる。
「肩の荷が下りたわ……。義母(予定)超怖いし……。出会って最初の一言が『男児を
産むように』とかやばすぎる……。まだこちとら少女よ?」
「あのう、さっきから全部聞こえていますけれど」
だがそんな正直すぎる呟きを、ある人物に聞かれてしまい――。
前世の記憶がある”私”が異世界に公爵令嬢として転生したのなら、王太子との婚約がはたして一番の幸せなのかしら? 分刻みのスケジュールにへきへきするのでは? というお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 17:02:25
6339文字
会話率:46%
「悔しかったら、王妃様くらい偉くなってみなさいよね! その前に死んじゃうでしょうけど!」
そう吐き捨てられ、クラリス・フローリア伯爵令嬢は砂漠で置き去りにされた。
「よし、森を作ろう」
しかし、彼女は決してめげない。『歌で植物を育てる』
能力を持つ彼女は、荒れ果てた砂漠にオアシスを作っていく。その姿を、砂漠の国の第二王子アービドに見られ、『女神様』だと勘違いされてしまうのだった。そんなこんなで生き残るために歌っていくうちに、勘違いが進んでしまって――。
※短編の連載版です。3話の後半から、短編と展開が異なります。
※魔物を歌で鎮めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-16 17:05:59
27558文字
会話率:39%
「悔しかったら、王妃様くらい偉くなってみなさいよね! その前に死んじゃうでしょうけど!」
そう吐き捨てられ、クラリス・フローリア伯爵令嬢は砂漠で置き去りにされた。
「よし、森を作ろう」
しかし、彼女は決してめげない。『歌で植物を育てる』
能力を持つ彼女は、荒れ果てた砂漠にオアシスを作っていく。その姿を、砂漠の国の第二王子アービドに見られ、『女神様』だと勘違いされてしまうのだった。そんなこんなで生き残るために歌っていくうちに、勘違いが進んでしまって――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-11 17:08:46
7013文字
会話率:39%
わたくしは、夫が手に持っている手帳を見て、絶望しました。あの手帳には、初恋の人への想いが綴られているからです。それ自体に夫が怒る可能性は低いと言えるでしょうーーですが、一つだけ......夫の逆鱗に触れるような気がする言葉があったような..
.......気がします...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-27 22:58:10
2195文字
会話率:22%
実家の事業が失敗し、少しでも生活の助けになればと王城で針子として働くセレナ。
昼休みに誰も来ない穴場で休憩していると、壮絶な告白現場に出くわす。
「もううんざりなんだ」「容姿や地位、家に外に私のどこを慕うという?」「笑わせないでくれ」
令嬢
の精いっぱいの告白であっただろうに、男性は辛辣すぎるほどの言葉で告白を断っていた。
興味本位で男性の顔を見てみると、貴族令嬢の嫁入り先一番人気と言われているフェリクス様だった。
同僚のパメラもフェリクスに憧れているけれど、貧乏子爵家のセレナは高位貴族で立場のある彼とは住む世界の違う人で憧れるのも烏滸がましいという認識であまり興味がない。
壮絶な告白を目撃してから少しして、家に帰ると豪華な馬車が門から出て行くところだった。
父がまたなにかやらかしたのかと思ったけど、父に呼ばれて書斎に行くと「縁談が来ている」と言われる。借金を肩代わりしてくれる代わりに、セレナを侯爵の後妻に迎えたいという申し出だった。
家や家を継ぐ兄の事を思い、セレナは30歳年上の侯爵の後妻になる事を決意する。
すると早速1週間で侯爵家から迎えが来て、向かった先は思ったよりこじんまりとした屋敷だった。
こじんまりとした屋敷でセレナを待ち受けていたのは、戸惑ってしまう程の溺愛だった。
R15設定は念のためです。
微ヤンデレ風な溺愛もので、一応完結まで書き終わってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 09:12:23
187444文字
会話率:40%
主人公は、もふもふなマルチーズの女の子を飼っている男子大学生。
だが、ある朝目覚めると、飼い犬が美少女の姿になっていた――!?
わうわう鳴く白くて丸っこい生きものは、黒髪ショートカット美少女に大変身。だけど言動はあどけなく、しっぽを振って
甘えてくる。
飼い主になつきまくった小型犬のじゃれつきもすりすりも、人間の姿になれば話は変わってくる。
お散歩はデートに、抱っこはどきどきに、ペットとの暮らしは同棲生活に――!?
主人公は、人間社会をよく知らない女の子の、犬独特の愛情表現に戸惑いながらも、彼女に人間の暮らしを教えていくことになるが……。
彼女はかわいい飼い犬? 歳が離れた妹のような存在? それとも恋人?
難しいことは一切考えなくてもいい、おにロリ系ほのぼの日常ラブコメです。
※毎日更新で、挿絵もいっぱいあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-23 01:39:33
133229文字
会話率:43%
出てくる要素:天才、作家、編集者、厄介ファン、メンヘラ、ストーカーバトル、文鳥
――その作品のためなら、全てを賭せるのは当然だった。
文芸編集者の主人公は念願叶って、昔から大ファンだった天才若手女流作家を担当することになった。
さらに、
成り行きで交際関係になるが……。
彼女は性格に難があり生活能力皆無で、放っておけば何もしようとはしない。
その上、大人気作家のもとには入れ代わり立ち代わり厄介なファン兼ストーカーが襲い来る。
果たして、ストーカーたちから身を守ることができるのか。
天才作家の作品を読み続けることはできるのか。
主人公が大好きな作品のために奮闘する、愛のない神経症的ラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-03 01:24:16
108063文字
会話率:37%
俺は妹から嫌われている。
理由は分からないが、多分俺の事自体が嫌いなのだと思う。
父が再婚して連れてきた義妹なのだが、俺や父さんと触れ合おうとさえしてくれないのだ。
そして義妹はアイドルをしている。人気アイドル「シャーベット」の3
番手として活躍していたが、その人気のほとんどがセンターの子に取られておりおまけ状態であった。
でも義妹は諦めず毎日練習に励んでおり…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-03 00:15:36
33026文字
会話率:24%
*連載版はじめました*
王立図書館で働く私に、毎日届く婚約の釣書。
祖父はどうしても私を結婚させたいらしい。
そこで私は、一芝居打つことにした。
「私、今まで言えなかったのですが、人と違う嗜好があるのです。それがない殿方にこの身を預けるなど
、死んでも嫌です」
「……はあ。その嗜好とやらを言ってみなさい」
「……犬耳と尻尾が生えていない殿方と寝所をともにするなんて、死んでも嫌なのです!! あと、仕事を続けることを許してくれる方、というのはゆずれません!!」
けれど、私はこのとき想像もしなかった。
まさか、王国の英雄、騎士団長様が、犬耳と尻尾を生やして、私に婚約を申し込みに来るなんて。
*短編ランキング日間1位ありがとうございました*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 07:48:12
33730文字
会話率:48%
悪役令嬢に転生したので、可憐に退場致します。
でも、乙女ゲームの隠しキャラ、モフモフ辺境伯様だけは、誰にも譲りませんわ!
モフモフ辺境伯、ランベルト様は、転生前の私の推し。
少し自信がなくて、才能豊かで、優しい、推しとの婚約のため、私は動き
出す。
のち、弱気だったはずの辺境伯様にヤンデレ気味に溺愛されてしまうことも知らずに……。
同名短編の連載版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-08 00:00:00
75436文字
会話率:42%
伯爵令嬢フィオナは義妹になる予定の有名モデル、アテナの水着姿を見て自分と比較してしまい意気消沈する。
その後フィオナは超絶美形婚約者ジュリアスに岩場に引っ張り込まれ、一緒に海水浴に来ていたブラッドレイ家の者たちの声が聞こえる中で愛される。
美形揃いの魔法使い一家の兄弟たちとその婚約者たちによるオムニバスラブ話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 20:09:18
28144文字
会話率:33%
公爵令嬢ピエリナは「悪女は王妃に相応しくない」と王太子との婚約を破棄された。
彼女を庇ってくれるのは使用人のみ。父に命じられ修道院へ向かうこととなったが、その道中で竜に襲われ、攫われる。竜が降りたったのは王国に隣接する帝国で、彼女はそこ
で立派な魔術師へと成長を遂げた幼馴染ジルドと再会した。
「これはね、ピエリナ。誘拐だよ。拉致、そして監禁だ」
ジルドはこの竜の襲撃自体が彼の仕組んだものと言う。
一方、王国側ではピエリナを捜索することなく葬儀をあげるなど不可解な動きが見られ……。
これは誘拐された悪女が魔術師の手の中で自由と力を手に入れ、「普通の幸せ」を実現しようとするお話。
なお魔術師に、掌中の珠であるピエリナを逃がすつもりは……ない。
※3~4話/日くらいのペースで投稿します
※4万字弱の全15話、最後まで書き終わってますので完結保証です
※他サイトでも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-16 09:08:54
39606文字
会話率:52%
腐れ縁の幼馴染、山崎太一とは赤子の頃からの付き合いだ。
小学校、中学高校、大学、果ては就職先まで一緒だった太一と私が二十五歳になったある日、太一の家でプリンをほおばっていた私は、なぜか唐突に彼にキスされてしまった。
彼は言う。「ガキの頃の約
束、忘れたとは言わせない」と。
食べられたのはプリンではなく―――私?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 16:26:48
9552文字
会話率:26%
田舎の小さな村に住む少女、アリア。
閉鎖的でお年寄りばかりの村でひっそり暮らす彼女の元には、今日も一人の青年がやってくる。
彼の名はキール。輝かしい美貌に強靭な肉体、そして凶悪ともいえる剣の腕を持つこの国の「英雄」。
ド田舎の平民であるアリ
アからしたら雲の上の存在のはずのキールは、時間ができるたび、できるだけの土産を抱えてせっせとアリアの元へやってくる。
なぜなら彼はアリアの幼馴染で、家族で、兄妹だからである。
「いい加減キールに心配されなくても生きていけるようにならないと…」
「いい加減アリアと結婚しないと…」
幼馴染ゆえに厄介。
そんな勝手にすれ違って暴走する二人のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-04 21:50:37
65668文字
会話率:48%
いたって普通の高校生である二階堂泉には異常な友人がいた。数奇院静。常人とかけ離れた知性を持つ天才にして、人里離れた神子高校を裏から支配する黒幕である。問題児だらけの高校で静の金儲けにつきあわされる泉には、いつも厄介ごとばかりがつきまとってき
て……?
「カクヨム」様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 23:57:04
214927文字
会話率:37%
とある配信サイトの登録者数が200万人を超えている私。
私はいわゆる《バイセクシャル》と言われる人種で、あり事務所の先輩配信者を恋愛的に見てしまう。
先輩が可愛すぎてやばい件ついて、、、。
最終更新:2023-05-14 15:31:53
2415文字
会話率:23%
王国の公爵令嬢イグリット。
優しい家族に使用人、愛しい婚約者や親友。豊かな生活に、天から授かった美貌。
その全てを奪われ…無実の罪で投獄され。
冷たい地下牢で最期の刻を待っていた…
はずだったのだが。
目を覚ますと、暖かい布団に豪華絢爛な
部屋。
彼女は全てを失う前…10歳まで戻ってきたのだ。
「今からなら…私の全てを奪った奴らに、復讐できる?人としての尊厳を失い、肉体も精神も追い詰められた原因の奴らに…!!」
そう、拳を握るが…
「いいや、時間の無駄だし。恋愛ごっこなら、私抜きですればいいわ」
イグリットは彼らを許す訳でも復讐するでもなく、逃げる道を選んだ。
序章は胸糞&痛々しい描写あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-12 22:00:00
151448文字
会話率:41%
伯爵令嬢のエリアーヌは婚約者のレオンと弟と幸せな幼少期を過ごすが、ある日両親を事故でなくしてしまう。その瞬間叔父に家を乗っ取られてしまい自身が売り出されそうになることを聞き弟と家を出る。平民になる決意をして婚約者のレオンとは決別する。しかし
5年後、人が寄りつかないという魔獣がでる森の村で薬屋をなりわいとして生きるエリアーヌのもとに弟がレオンを引き連れてきてーーーーーー?※処女作で駄文が続きます※設定もゆるいです※お手柔らかに見てください
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-11 18:00:00
11412文字
会話率:47%
ラベンロット伯爵家次女のモリリナには双子の姉のアマリリスがいる。よく似た可愛らしい顔だちの双子で幼い頃はとても仲が良かった。7歳の誕生日の朝、アマリリスは階段から落ち、彼女は変わってしまう。目立ちたくないと言いながらドレスではなく乗馬服を普
段着にし、レッツ!スローライフ!と意味不明な事を叫び野菜を庭に植える。沢山の男性に好意を寄せられているのに気づかないふりをしている楽しげなアマリリス。元のアマリリスが大好きだったモリリナのモヤモヤイライラはつのり、性格の悪い子として知られていく。そんな彼女の恋の話。
この作品は別名義でアルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-08 17:00:00
148087文字
会話率:38%
幸せだと信じて疑わなかった結婚生活。
しかし、段々とフィリップの浮気の噂を聞くようになったリナリアは、フィリップに直接聞いてみるものの毎回はぐらかされて真偽を確かめられずにいた。
フィリップが浮気をし続ける理由とは―――
最終更新:2023-04-28 20:00:00
2876文字
会話率:34%
うんざりするほど仲が良い両親は、際限無しに子供を作っては産む。その面倒を見るのは長女であるジェシカだ。お姉ちゃんだから、お姉ちゃんだもの、お姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃん……。 またもうひとり弟か妹が生まれると聞いたその日、ジェシカの心は
折れた。家を出て、自分のためだけにお金と時間を使う。月に一度の給料日には、自分へのご褒美としてバーでお酒を飲んで帰るのだ。そんなジェシカにはひとつの癖がある。酔っ払った帰り道、落ちているものをついつい拾って来てしまうのだ。ゴミや財布や捨てられた猫。拾ったからには責任を持って処理しなければ。結局責任感が強くて世話焼きなジェシカが、その日酔っ払って拾ったものは……とんでもなく臭い人間だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 23:28:34
9636文字
会話率:51%