俺は緒方霞(おがたかすみ)、女の子みたいな名前とよく言われることを除けば、どこにでもいる平凡な男子高校生。高校入学後、小学校卒業まで一緒に暮らしていた「義妹もどき」こと親戚の高山莉菜(たかやまりな)と一緒に暮らすことになった。
外観こそか
わいらしいリナだけど、その実態は捻じれた角と尻尾の生えた悪魔のような性格をしており、普段から俺をこき使い使うだけでなく、時にはいたずらをして俺を翻弄する。
今回は困ったことに、他の洗濯ものと一緒に下着(ブラジャーとパンツ)を出してきた。「義妹もどき」と言っても、同級生で年頃の女子高生であることには違いない。
ん……これを俺に洗えってこと?
ブラジャーってすげ~ヒラヒラしててる。こんな作りになってるの? パンツってこんな小さいのにお尻入るの?
ていうか、これをさっきまでリナが履いてたの? うぎゃあああああああ~~~~~~~!!!!!
それ以上考えるな俺!!!!
本当の兄妹じゃなくてもリナは大切な妹。邪なことを考えるの厳禁だ!
とは言え兄ちゃんだって普通の男子高校生です。たまには色々色エロ考えることだってあります。
愛する妹よ、そんな刺激の強いもので兄ちゃんに刺激しないでください!さもなければ、兄ちゃんの鋼の良心がいよいよ決壊しちゃいます。
さて……どうする俺? これから妹パンツとブラジャーを洗うの?
そもそもどう洗えばいいの?
少なくても男もの下着とは全然違うよね。
でもやるしかない!
妹大好き兄ちゃんが作戦を駆使し、妹パンツとブラジャーを徹底的に洗濯する!
俺には聞こえる……。
「わーい綺麗になった」と喜ぶ妹ブラジャーの歓喜の声が……。
俺には聞こえる……。
「早くわたしの泡も落として」と嫉妬する妹パンツの不機嫌な声が……。
言っておくが俺は変態ではない。
シスコンなのは認める。それ以上でもなくそれ以下でもなく……。
これは妹を溺愛する若干えっちな思春期お兄ちゃんの魂の慟哭である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-21 14:12:45
6894文字
会話率:12%
城をなんとか逃げ延びるため、私ニルナは英霊召喚の儀に手を出しました。
英霊召喚はなんとか成功させるものの、
自身のナイトである勇者を依り代にしてしまいます。
復活した英霊はとんでもなく強いものの、
性格もとんでもなく性悪で、私のいうことな
んて一切聞いてはくれません。
破滅の魔女が復活し、亡者渦巻くこの世界で私は生き残ることができるのでしょうか。
異世界ゾンビパニック折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 12:12:59
245363文字
会話率:40%
SFといっても、(少し・不思議)系のお話が多いです。
ファンタジー色の強いものや、実現しそうで、していない日常風のものもあり。
全て読み切りの短編です。
どれも色合いの違う物語ですが、どれかがお気に召しますと幸いです。
最終更新:2023-08-05 16:54:23
17167文字
会話率:19%
性的交渉が未経験のまま死亡した山本未性だが、そこには神と名乗る人物の声がする真っ白な空間に漂っていた。
神は未経験者をある異世界に転移させているという。
これから寂しかった未性の人生の第二幕が始まる!
性欲が強いものが強者となる世界「
LOVE STATUS」で!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-26 05:42:18
1636文字
会話率:63%
この世界にはたくさんの国がある。
人間や獣人、動物や聖獣の国もあるだろう。
その中に世界の真ん中に位置する森に囲まれた四つの国があった。
その国には精霊と女神の国。どの国もその四つの国にいる精霊と女神に祈りをささげていた。
他
の国には四季が巡ってくるがその四つの国は一年中季節が変わらない。
四つの国の名は東にある春の国スピリチュラメンダ、南にある夏の国サイオルカス、西にある秋の国フォスダミネ、北にある冬の国ウィルカストール。
そこにいる女神たちは四季を操る力を持っていた。他にも契約、生死、勝敗、豊穣の力を持っている。
その力は『女神の怒りをかえばその国は滅びる』といわれるほど強いものであり、人々は信仰と共に畏怖していた。
周りの森は邪な思いがあるものはすぐに出口に戻され、よほどの強い思いか運がよくない限り四季の国にはたどり着けない。
四季の国にいる女神や精霊たちの生活は誰も知りえなかった。一部の精霊や女神が認めるか契約をしている者たち以外は…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-09 00:14:24
130774文字
会話率:62%
『自らに勝るものなし、鍛えよ磨いて征め』
弱肉強食、この世は強いものがエライのだ。
おぼっちゃま学校である王立学園から、『自らを高めるため』だけの特殊学校---デヴェロカレッジに転校した主従の日々の奮闘のお話。
※この作品はpixivにも
掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-19 12:59:02
17989文字
会話率:36%
ポストアポカリプスSF百合ファンタジー
今から300年ほど前のこと。
この惑星エミーラには高度な文明が築かれていました。人の必要とする殆どのものを生み出す自動工場、地球の反対側のことすら瞬時にわかるという通信網。人々の生活圏は惑星中を埋め
尽くし、重力のくびきを脱そうとしつつありました。しかしそんな文明の絶頂期が長く続くことはなかったのです。
長い黄昏の時代を経て、人々の暮らしは安定しつつあります。少なくとも恐ろしい暴走無人機が片端から人を殺そうとうろついてはいませんし、それらを討ち滅ぼすために軍隊が街ごと焦土に変えてしまうようなこともなくなりました。ただし、そんな機械や爆弾を作れるだけのわざ自体を忘れてもしまいましたが。
そんな時代に彼女は生まれて、そして気がついてしまいました。私は、この世界で生きていくのに向いていない。
とても恵まれた境遇に生まれたにもかかわらず、それでも彼女は思ってしまうのです。息苦しいと。彼女は苦し紛れにあがき、そして一つの希望を手にします。古代の力を今に取り戻す古術学者の道。古代、人々が貴族と平民とに分かたれず、誰もが平等に、そして豊かに暮らしていたとされる理想の時代。
彼女のあこがれは世界を動かす複雑な歯車の動きとたまたま噛み合って、そして一つの出会いを生み出しました。人の力が今よりもずっと強かった時代、人が貪欲にその勢力圏を広げ、自分たち自身すらも征服しようとした努力の結晶、全自律無人機。人の姿をして、人のように語り、そして機械のように力強いもの。
彼女たちの出会いが世界に何をもたらすのか。全自律無人機の高度な演算能力をもってすら、それは予測のできないことでした。
特設サイトを公開しています。ショートPVなどもありますので、ご興味の方は是非ご覧ください。
https://emilla.space折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 14:40:53
372475文字
会話率:51%
地球にダンジョンが出現してから1年。
虐めから学校を辞めたハルはいつも通りダンジョンに向かう。ハルのスキルは特段強いものではなかった。荷物持ちとしてダンジョンに潜った先では………
いつか夢見たファンタジーの小説が現実化した世界で、生きる青
年が大きな力を得て探索者の中を駆け上がっていく成り上がり冒険譚!!!!!
・お知らせ
作者「猫野いちば」の過去作『恵まれた探索者のクラン経営』が更新を再開しました。フライパン片手に少女がダンジョン探索するお話です!
また、作品の感想や評価は作者のモチベーションにつながっています!いつもありがとうございます(*ˊᗜˋ*)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-03 12:00:00
44578文字
会話率:42%
VRMMOにて、職業『無職』でプレイする事になった元プロゲーマー現無職、佐藤仁。
サーバー内で彼しか就いていないその職業は、敵のスキルを一時的に使用出来る『寄生スキル』に、仲間のスキルを使用出来る『職業訓練』スキルといった、癖の強いものだ
らけだった。
それを利用し、モンスターだけでなく喧嘩を売って来たプレイヤーにも勝利していく彼。
やがてその戦績の中には、プロゲーマーすらも刻まれる事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-06 16:05:57
22151文字
会話率:33%
この旅はどこから始まっただろうか。果てしなく長い道を歩いてきた気がする。当初は当てもない旅だったが、京都市に一歩足を踏み入れた瞬間から目的地は自ずと明確になっていた。旅人はひどく疲れていた。しかし、その歩みは旅が始まった時よりも遙かに力強
いものになっていた。吉田神社、熊野神社、平安神宮、禅林寺。彼は名だたる名所には目もくれず、行脚僧のようにただひたすら歩き続けていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-01 17:52:21
9331文字
会話率:42%
関東圏に位置する衛星都市・パインズゲート。その夜道を密造酒業者の神屋有了は急いでいた。お得意様でもあり、ある種の協業関係にもある猫に似た風貌の美少年の男娼、首藤十々丸に依頼された密造酒を届けるためだ。
今日の十々丸の客は身形の良い初老の
女性らしく、注文されたカクテルも深みとコクも強いもの。が、無事に配達を終えてラブホテルを出た有了の耳に届いたのは、その美娼年の悲鳴だった。
※ハーメルンと二重投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-23 14:45:27
45624文字
会話率:49%
青春に壁は付き物だ。それはモテる人にとっても同じである。最も、彼の困難は他の人とちょっと違い、そして他の人より手強いものであるが。
最終更新:2022-09-28 12:00:00
83795文字
会話率:54%
『蛮獣の中でも力の強いものは、人間に取り憑いてその欲望を糧にし、心を食らいつくしてしまいます。
そのため、時には国家の存亡に発展しかねない脅威となることもしばしばあります。
蛮獣にお困りの方、あるいは蛮獣に取り憑かれた人間にお心当たりのある
方は、聖務局までご連絡を。
ただちに異端審問官を派遣し、迅速な解決をお約束いたします。
イーヴェ永世中立聖教国聖務局』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-24 11:07:05
16459文字
会話率:44%
「アストラリーストと柊の環」からのスピンオフ話で、時系列は最終話の少し前辺りです。
今回は五十嵐薙人と柊和真のお話。
12話で出てきた一人客と和真の関係から、結果最終話で薙人と和真の関係性がより強いものになっている、その裏側の経緯を綴ってい
ます。
お時間がよろしければ、最終話を読んでからこのお話を読んで、再び最終話を読んでいただくと、
薙人と和真の関係性がはじめとは少し違って見えるのでは無いかと思います。
(一応そういう構想で書いたつもりです…笑)
本編よりも読みやすくライトな感じを心がけましたが、それでも読みづらかったらスミマセン。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-20 11:00:00
12512文字
会話率:58%
7歳で父を亡くしたルアンは、貴族の後援を受けて12歳で優秀で魔力が強いものしか入学を許されないオールディーシャ学院に入学する。平民で入学するのはかなり難しく、ここを卒業すれば将来は安泰と言われていた。
父を目の前で殺されたルアンは真相を確
かめるために、ある方の力を借りて万屋を開く。復讐の期が熟し学院に入学することになったルアンは、短気でわがままで自己中心的な帝国の第3皇子に出会う。
あまりにもひどい性格の皇子をルアンは矯正し、皇族としてあるべき姿へと育て上げていく。
その中で、父の死の真相を知り、衝撃的な事件に巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-07 05:04:20
26872文字
会話率:19%
「最近どうよ?」
この質問が嫌いだ。
何を聞かれているかわからないし、何を話したらいいかもわからない。
聞いている方は何気なく聞いているんだろうが、おれは苛立ちすら感じる。
おれはひねくれ者だ。
だから、嫌な質問にはなるべく相手が嫌がる返
事をしてやりたい。
だから、最近はこう返すことにしている。
聞いてくれよ。
怖いことがあってよ。
※小説説明
実際にあったちょっと怖いことを脚色して物語にしています。
脚色の強いものもあればほとんどそのまんまの話もあります。
※作品の利用について
フリーホラーゲームなどの非営利目的の作品には転用をしていただいて構いません。
ただし著作権は放棄していません。
また、ご利用いただく際は作者にメッセージなどでご連絡をお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-23 22:00:00
5130文字
会話率:5%
非常にショッキングな事件が起きた。
2022年7月8日、安倍元首相が奈良県において銃撃され亡くなった。
私は安倍氏自民党とは政治的立場を異にするものだが、毎年首相が変わっていたこの国において約7年間ものあいだ、長期政権を築いた彼のリーダー
シップは非常に強いものだった。
特に、安定した政権だったため、外交上の信頼を勝ち取ることができ、日本の立場を大きく押し上げることに成功した実績は計り知れないものがある。
最期まで回復を願っていたが、凶弾に倒れてしまったことは非常に残念でならない。
安倍晋三元首相のご冥福をお祈りいたします。
1885年に内閣制度が創設されて、これまでに64人の総理大臣が誕生した。
殺害された総理大臣は安倍氏が初めてではなく、意外にも結構な数いる。
今回は、殺害された歴代の首相と、その原因について触れていきたい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-10 10:59:09
5024文字
会話率:0%
王国建国以前から続く伝統を持ったマーク伯爵家のまだ幼い次女が第二王子の婚約者に指名された。
しかしそれは極めて政略的な意味合いの強いものであった。
故に愛など育めず、婚約から10年強過ぎた時期に王子から婚約解消の申し出を受けることに。
『自由』だと王子は言う。
今更いわれてもと彼女は思うのだった。
婚約破棄系ざまぁありみたいな事をやってみたかったという投稿。
テンプレートに載せていたはずなのに、終わってみたら痛快なざまぁにならないお話になっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-27 14:20:47
8039文字
会話率:8%
王妃の侍女として働いていた元侯爵令嬢ララティアは嫌がらせの最終形態としてあっさり追放されてしまう。しかもオネエ言葉でめちゃくちゃ喋る「呪いのほうき」と共に。
てんやわんやしながらもほうきのジュンと何とか生き延びていたララティアは、追い出
された祖国が魔物に襲われそうだという噂を耳にする。
そこで俄然やる気を出したのがジュンだった。
「ララ、チャンスよ!」
賑やかでメンタル強めなほうきと、ほうきに振り回されながらもたくましく生きる女の子の話。
※R15は保険です。第二話に暴力シーンがちょっとだけ出ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-09 23:24:32
12063文字
会話率:51%
主人公の家系は代々聖剣を管理している家系。聖剣とはこの世で最も強いものだけが台から引き抜けると言われている最強の剣である。普段は聖剣の祠は開いていないため、主人公の先代、つまり父の時代には祠の掃除くらいしかやることが無かったのだが、主人公で
あるエクス・ギルガメシュの代に引き継がれた瞬間に魔王が出現してしまい、聖剣が納められている祠は固く閉ざしていた扉を開く。そうして「聖剣の守護者」となってしまい、家に帰れなくなった主人公は聖剣を引き抜く真の勇者を待ちわびる。
「早く俺を家に帰らせてくれ!」
そんな悲痛な願いとともに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-11 20:20:10
2873文字
会話率:56%