平穏な日常生活を送っていた主人公、麻績優斗は偶然、登校中に坂道から転がり落ちてきた『皇の玻璃』と呼ばれる奇妙な球体を手にし、その所持者、片瀬桜子との出会いによって日常は一変してしまう――。
普段と何も変わらないハズの学園で、奇しくもそ
の日、一人の女子生徒が不可解な投身自殺を行ない、学園に蔓延する奇怪な空気を麻績優斗は感じ取っていた。後にその自殺は、人心に深く作用し、悪用すれば他人の精神に干渉し、精神的支配まで出来得る禍々しい能力を持つ皇の玻璃を悪用した他殺だと片瀬桜子から聞かされ、しかも犯人はもう一人の皇の玻璃所持者で学園勤務の臨床心理士、松永悠司だと知らされ驚愕する。
皇の玻璃を持つ者が全てを制する、そう信じて疑わない松永は片瀬桜子の所持する皇の玻璃を奪う為、ありとあらゆる卑劣な手段に打って出る。現実世界では証拠が残る為、皇の玻璃を悪用し『精神世界』での干渉を執拗に繰り返す松永に片瀬桜子は、強固に自分自身の精神世界をどうにか維持していた。しかし、知識も経験にも勝る松永に精神世界を侵食され、支配下に置かれてしまう事は時間の問題と判断した優斗と桜子は玉砕覚悟で最後の賭けに出る。攻撃性に乏しい桜子の精神世界『ミサ・ソレムニス』では、松永の世界『バインド・サブコンシャス』に対抗出来ない為、まだ未知数である麻績優斗の精神世界に賭けるしかなかったのだ。
精神能力戦の経験に乏しい優斗は苦戦を強いられるが、松永の歪んだ偏愛性や嗜好の根源、コンプレックスや過去のトラウマを突いて松永を自滅に追いやり、松永自身の精神世界に閉じ込める事に成功する。松永を倒し、皇の玻璃を奪取する事には成功したが、しかし、世界中に散らばる皇の玻璃は無数にあり、決して引き返せない苛酷な現実に身を投じてしまった優斗はさらに強い創造性と精神力を身につけ、自らの正義を貫き、片瀬桜子を守る為に、新たな世界へと歩み出す――――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-29 17:58:03
125053文字
会話率:80%
ゲームの進行を中庭の影から眺めていたら、ゲームで死ぬはずの第一王子に声をかけられた。なんだかんだで仲良くなってしまって情がうつって助けたいと思ってしまったモブ貴族のユウは、彼を生き残らせるために奮闘する。でもなんだか、自分は悪役人生な気がし
て、でも引き返せないところまで来てしまったようだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-18 05:40:24
30248文字
会話率:64%
双子のエリーとミリーは両親でも見分けがつかないほどそっくり。ある日、訪ねてきたミリーの婚約者を、入れ替わってミリーのフリをしたエリーが出迎えた。初めはほんの悪戯のつもりだった。しかし、エリーが自分の中にある感情に気がついたときには、既に引き
返せないところまで来てしまっていた。
アルファポリス、カクヨム、ノベルアップ+にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-26 16:47:41
3965文字
会話率:22%
会社に様々な不満を抱えながらもサラリーマンをしていた神谷秀は、とあるきっかけで資産家の岬という男性に紹介される。自分で納得のいく会社をつくればいいと言われたことをきっかけに起業を目指し、ひょんなことから岬さんの娘と家庭を持つことに。駆け出し
の経営者として活躍する時にとある学生に出会う。笑わない彼女がどうしても気になる神谷。最初は他愛もない好奇心のつもりが、持ち前の優しさのせいで引き返せなくなってしまい……。
いけないとわかっていながら、期間限定の中でお互いの気持ちを言葉に出さず愛し合う2人の世界とその周辺を書いた作品です。
2021年5月 魔法のIランド、小説家になろう 同時掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-08 08:02:58
164920文字
会話率:65%
悪役だがバックボーンがやたら重い悪役令嬢に転生した私。
前世の経験的に男なんて信用できない。恋愛とか無理無理。
やらかしはあるけどまだ引き返せる範囲だし、とりあえず悪役からは降りさせていただきます。
あと溺愛フラグとか立てたくないんで全員遠
ざけます。大抵の悲劇は私が遠ざかれば回避できるんで問題ありませんよね!
☆悪役令嬢に転生したけどフラグ系は全部折れたと思うので脱走がてら原作のこととかを思い返す話です。
一人称でほぼほぼ地の文です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-28 22:11:04
5358文字
会話率:13%
サブロウとサチコは、幼い頃に同じ孤児院で共に過ごした恋人同士。
大人になって孤児院を出てからも、親や学歴のない2人は社会から疎外されていました。
どんなに頑張っても、自分たちには僅かな安月給。
2人は次第に、国や政治家たちを恨む様になりま
した。
世の中、ズルい事をしたやつらばかりが得をしている!
そんなの不公平だ!
そう思ったサブロウは、ヤバイ仕事の依頼がたくさん載っている闇サイト、
「ダーク・ナイト」を閲覧します。
「ダーク・ナイト」には、爆弾の製造方法や、犯罪の手引きなど、犯罪に関するあらゆる情報がアップされていました。
それを見たサブロウはサチコと共に、大手チェーンのヤスダ珈琲の社長の娘、ミユキを誘拐して、身代金3億円を要求する計画を立てるのでした。
まんまと誘拐に成功した2人でしたが、ミユキはサブロウやサチコが想像していた金持ちのお嬢様ではなかったのが分かります。
ミユキは、実の父親でない社長の安田ユキオの政界進出目的の為に利用されている、家では差別にあっていた12歳の女の子なのでした。
しかしミユキはそんな逆境にも負けず、けなげに明るく毎日を送っていたのでした。
ミユキの身代金を払いたくない安田ユキオはむしろ、このまま娘が誘拐犯に殺されてしまえば、自分は選挙で同情票を集められると考えます。
身代金が貰えないと分かったサブロウとサチコは、監禁しているミユキをどうするべきか悩みます。
顔を見られているので解放することも出来ません。
「子供を殺すのか…!?」
犯罪に手を染めてしまった2人は、どんどん負のループに巻き込まれ行き、引き返せない状況へと追い込まれて行くのでした。
果たして、身代金が支払われない、誘拐された12歳の少女の運命はッ!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-22 14:48:01
39751文字
会話率:45%
「なろう脳」。
それはわたしが個人的に【勝手に】名付けた思考回路の総称。
24時間創作しか頭にない脳ですが、救いはありますか?
まだ引き返せますか?
それともありきたりな「パンピー脳」なのでしょうか?
最終更新:2021-03-19 18:00:00
1620文字
会話率:11%
その女性がどこで引き返せば、立ち止まれば良かったのか。(※重複投稿しています)
最終更新:2021-02-21 06:00:00
1284文字
会話率:0%
貴族令嬢のエリーゼは祖母の出身国の伝統であるベールを四六時中かぶっている変わり者である。と言うのが一般的な評価だ。だが実際は、その程度の変わり者ではない。ベールで顔が見えないのをいいことに、ドレスとベールを外したエリーゼは、男装して街でち
ゃんばらごっこに励む使用人見習いとして過ごしているのだ。
そんなエリーゼだが一人娘でありお家の為に母親に命じられてお見合いをしたところ、なんとその相手は男装時の友人、ハインツだったのだ。正体はバレたくないが、すぐに断られても親に怒られてしまう。なんとかうまくこのお見合いを乗り切らなければ!
とかなんとか言っている間に引き返せなくなってしまう、外面完璧だと思っているのは本人だけのポンコツ脳筋令嬢の話。
他サイトでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-05 10:00:00
200753文字
会話率:48%
お盆のとある日、少女は神隠しに遭ってしまう。
見知らぬ場所、しかも真っ暗闇の中で途方に暮れそうになりながらも、遠くの方で輝く光を見つけ、それを頼りに歩き始めた。
そして光に辿り着いた時、「引き返せ!」と物凄い形相で走ってきた鬼と出逢いーー?
最終更新:2020-10-06 22:06:48
3069文字
会話率:19%
2019年、東京。大学生の高島 春来(タカシマ ハルキ)は、ひょんなことから殺人事件現場を目撃する。過去に両親の遺体を目にした彼にとって忘れたい光景だったが、同級生で仲のいい宮尾 藤花(ミヤオ トウカ)と岬 千弦(ミサキ チヅル)は、事件
の捜査をしようと言い出す。気が済むまで捜査をさせて、危なくなったら引き返せばいいか、と軽く考えていた彼だったが、担当する警察官である米村 奎吾(ヨネムラ ケイゴ)より、その事件は猟奇的連続殺人の一部だったことを知らされる。
そして、この一連の事件は10年前、彼の両親が殺害された事件と大きな関わりのあるものであった。新薬による医療事故、開発企業の倒産、被験者たちの死亡、恨みを抱く遺族たち、そして、その新薬の開発者である鈴石 初穂(スズイシ ハツホ)の狂気……すべてが絡み合い、いつしか生まれた殺人鬼は、徐々に彼らを追い詰めていく。果たして、その目的とは。そして、彼らの未来は――――。数奇な運命に囚われ、必死に抗う彼と、その仲間たちを描いたミステリー系サイコサスペンス。
あなたは、この結末に耐えられるか。
※「カクヨム」、「ノベルアップ+」各サイトにて同時連載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-28 22:11:50
433906文字
会話率:49%
一度でも服用してしまうと、二度と引き返せない最悪の薬物……
これはそんな薬物を巡りドタバタを繰り広げる愚者達の顛末である。
最終更新:2019-11-28 19:37:23
3088文字
会話率:57%
「あのときこうすれば」と思うことはたくさんあって、でももう引き返せない。そんな、夏の淡いひとコマを書きたくて書きました。
*ノベルアップ+様にもお試しで投稿しました。
最終更新:2019-08-12 12:35:51
9938文字
会話率:72%
沢山の感情と集まると、自分の感情が分からなくなって引き返せない程崖の縁に追い込まれてやっと思い出す。もう戻れない絶望と。
キーワード:
最終更新:2019-04-28 15:40:23
336文字
会話率:0%
ありとあらゆる物事が自身を束ねる基準を失って、散りじりになり、そして混じり合いつつある今日のポストモダン的傾向が、いよいよ引き返せないところにまで達し、それまでは規則の範囲内でギリギリを狙っていたチキンレース的遊戯も、もはや規則を大きく逸脱
し、崖から落ちてからの飛距離を人々が競い始める2019年を生きる僕の何よりも正直な日記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-24 17:13:06
351文字
会話率:0%
体中に鱗の生えた水の巫女、ティナシィー。
彼女は外の世界に焦がれながらも、水の巫女を縛る戒律によって、生まれ育った神殿から出ることが出来ずにいた。
そんな彼女の元に現れたのは、人魚を探す少年、グラセル。
少年、グラセルは彼女に問うた。
「こ
こから、出たいか?」と。
ティナシィーの導き出した答えが、彼女に悲劇をもたらすーー。
その様子を視ていたのは、千里眼を持つ古世未。
巫女の悲劇を憂える古世未は、世界の破滅を予知する。
古世未は訪れる未来を、少しでも変えようと足掻く。
けれど、古世未の願いも虚しく、死にゆく命。
愛するが故の行動も、幸せを願っての行動も、全てが悲しみの引き金となっていく。
それでも、立ち止まるには遅すぎた。
もう、引き返せないところまで進んでしまった。
全ての話はやがて集束し、一つの結末を導き出す。
これは、滑稽な悲劇。つまらない頁捲りをご堪能あれ。
※登場人物紹介、別途投稿しております。登場人物紹介が見たいかたは上にあるシリーズのリンクから飛んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-18 12:31:05
134491文字
会話率:19%
謎の同行者たちの正体もほとんど明らかになり、引き返せない道へと足を踏み入れつつある今日この頃。
であるはずなのに、何のために、そして自身が現在どこにいるのかも忘れかけ、そこそこ充実した生活を送っていた小市民シアム。
当然、その安穏とし
た日々が長く続くはずもなく、理不尽に強烈な一撃と共に自身の境遇を再認識させられる。
突如打ち破られた日常、そしてある人物から渡された一枚の紙によって、もはや何度目か数えるのも面倒な、新たな騒動に巻き込まれる……となる予定。
なお、ファンタジーにも関わらず、世界観設定などが風景扱いになる確率が高いため、過度の期待を持つことのないようお願いします。
「別にいつものことだから…構わないし」と色々悟っている方々、一読お待ちしております。
※事実上の第一話は絶讃~(仮)での掲載となります。こちらは第百十七話からとなります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-10 14:40:40
129108文字
会話率:62%
あとには引き返せない俺。
最終更新:2017-04-06 22:05:27
570文字
会話率:0%
女子高生でありながら探偵業を営む斧ノ目杏たちの元に、一つの依頼が舞い込んだ。依頼人は足に怪我を負った有望な若手女優かえるちゃんこと花園緑。依頼を促した六旗朱莉刑事から、この依頼は引き返せる要素がないと告げられる。
殺人未遂か事故か。事件か
どうかを判断することの曖昧さ。差し迫るタイムリミット。及びカルテなどから、斧ノ目杏は依頼を引き受けることに決める。
そしてまた一方で、六旗朱莉刑事から別の依頼があると話を受け、それも含めて、検討し始める。
かくして事件の舞台となった総合病院で謎を解き明かし、犯人がいることを突き止めた杏。
しかし犯人からは六旗朱莉刑事と、今回の依頼された一件が無関係でないことを告げられる。
彼女の夫である六旗尊の失踪。そしてまた事件を編んだ人間が他ならぬ六旗尊であり、今回の事件も刑事である六旗朱莉と探偵である斧ノ目杏を召還するための手はずだと知らされた。
また二つの依頼が結びつく段階で、斧ノ目杏は本当の意味で引き返せないことを知る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-01 15:52:01
150352文字
会話率:56%
既婚者に恋したキャバクラ嬢
いけないとわかっていながら引き返せない黒い恋。
本気になった二人の許されない恋の物語。
キーワード:
最終更新:2015-09-12 13:55:27
244文字
会話率:0%