自殺の名所である「丘」を目指す主人公は、寄り道した神社で不思議な男性と出会う。
※「自殺」というセンシティブな題材を扱っておりますので、ご覧になる際は精神的に安定しているときを強くお勧めいたします。
※この作品は、那月結音様主催の企画【い
けおぢ豊穣祭】参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-15 23:02:40
5809文字
会話率:35%
少し不思議で、大正浪漫と文学の香りが漂う物語。
舞台は大正四年。
原稿依頼の初仕事を成功させるため、東京までやってきた新人編集者の主人公・虎丸。
謎に包まれた美貌の幻想文学作家・八雲に会えたはいいが、なぜか原稿と引き換えに怪異と闘わされ
てしまうことに。そのまま五人の小説家が暮らす怪しい洋館に居候することになってしまった。
彼らの書く文字には不思議な力が宿っており、次々と怪現象が起こっていく──
文字と言葉を操觚《あやつ》る小説家たちの、異能力バトル&和風ファンタジー!
※エブリスタ、マグネットマクロリンク、ノベルアッププラスにも掲載中(こちらはイラスト入り)。
※第三回マグネット小説コンテスト銀賞受賞作。現在権利は作者に戻っています。
※実在する作家や作品の名称も登場しますが、ストーリーに絡むものはすべて架空です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-12 18:12:25
520244文字
会話率:48%
最近、「私」は、立て続けに不思議な夢を見る。夢に気をとられている私を心配する夫。だが、夢は毎日続いていく。そして——。二千字の掌編です。
最終更新:2022-05-04 16:00:00
1828文字
会話率:30%
孤独な少女緑子は父親の顔も知らず、母親からも虐げられ、学校でも孤立していた。ある日、隣の家に美しい少女・小夜が引っ越してきた。自分とはまるで真逆な境遇にある小夜。緑子は小夜に心奪われ、次第に奇妙な妄想に取り憑かれてゆく……。一部、流血表現が
あります。苦手な方はご注意ください。
※作中に登場する夜来香は本来は四季咲きですが、物語の設定上、一季咲きに改変しています。
※pixivにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-10 02:19:13
17578文字
会話率:16%
―都会のなか、どこまでも深い、透明な水底へと落ちてゆく
都会にうちあげられたイマージュのかけらを拾い集める、幻想短編。
最終更新:2022-02-16 20:46:35
2392文字
会話率:0%
短編「オーロラ色の夢語り」と連作です。
最終更新:2021-01-04 14:36:29
433文字
会話率:11%
楓海様の物語「歪んだ月」(ncode.syosetu.com/n1559hf/)より題を頂きました。楓海様には承諾を頂いております。
最終更新:2022-01-09 16:23:37
809文字
会話率:19%
胡蝶の夢からイメージして創作しています。夢に潜む絶望の物語。
最終更新:2021-01-22 19:11:50
1349文字
会話率:8%
苦悩の始まり、存在の終焉
最終更新:2021-01-08 17:33:55
546文字
会話率:38%
主人公の「私」は、目を閉じて眠りに落ちるのを待っていた。
そんな「私」の目の前に、暗い紫色の渦が現れる。
渦は今夜も、「私」を悪夢の世界に誘っていく……。
※主人公の見た悪夢を主軸として進む、オムニバス形式の短編ホラーです。
※作中に若干
の残酷な描写があります。
※アルファポリスにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-11 05:30:00
15487文字
会話率:2%
真夏のある日、「私」は大叔母の元へガチョウの卵を1ダース届けるように頼まれ、駅を目指すことになった。
その道中で、「私」は奇妙な光景に出会うこととなる。
最終更新:2020-07-09 00:09:28
3967文字
会話率:14%
花をテーマにした一話完結型の、じめっとした短編ホラーです。
作品の一部に「古今和歌集」から、和歌の引用があります。
アルファポリス、カクヨムにも掲載しています。
最終更新:2019-07-31 12:46:47
10821文字
会話率:27%
雨宿りのために駆け込んだ喫茶店は、レトロを絵に描いたような独特な雰囲気の空間だった。珈琲に付いてきた琥珀糖を齧る私の耳がとらえた不可思議な音。咀嚼音らしきその音を立てていたのは、男らしくも女らしくもない人物だった。彼が食べているのは、どうや
ら私の食べている琥珀糖とは違うものらしい。彼の姿に魅せられて、拘りのない私の価値観は脆く崩れた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-11 15:23:53
5620文字
会話率:25%
炎天下の登り坂で死にかけていた「私」は、坂道の途中にある骨董店の店主に助けられる。店内で涼んでいると、展示されていた古道具のアクアリウムにどうしようもなく心惹かれた。呼び起こされる遠い青春時代の記憶。アクアリウムをきっかけに、「私」は実らな
かった初恋の少女の想いに触れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-30 21:03:02
9579文字
会話率:28%
誕生日の寒い夜、T氏は馴染みの宝石商から血のように赤い柘榴石を買う。どうやらそれは長年待ち望んだある人物・K伯爵との面会に必要な品物であるらしい。K伯爵が待つ館からの迎えを待つT氏の許へ、夜空を駆けて天馬がやって来る。柘榴石を通じて結ばれる
T氏とK伯爵との関係性とは——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-24 20:42:04
10439文字
会話率:23%
〈散歩もの〉の幻視的掌編。第21回ゆきのまち幻想文学賞(2011年)落選作品。賞に合わせて書かれた為、雪がテーマとなっている。
最終更新:2021-08-15 17:42:29
2986文字
会話率:0%
〈暗黒寓話〉シリーズの一篇。第21回ゆきのまち幻想文学賞(2011年)落選作品。賞に合わせて書かれた為、雪がテーマとなっている。
最終更新:2011-03-28 10:50:49
3454文字
会話率:0%
黒森の作品としては珍しく、会話だけによって構成された掌編。戯曲に近いが、発話主が表記されていない為、ジャズの様に極く短い遣り取りが続いて行く内にどちらがどちらの台詞か混乱して来る。アンニュイな破滅的雰囲気はジョン・カーペンター監督の映画『
遊星からの物体X』(1982年)のラストシーンを意識したとか。第21回ゆきのまち幻想文学賞(2011年)落選作品で、賞に合わせて書かれた為、雪がテーマとなっている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-28 10:48:07
1966文字
会話率:100%
駅の連絡通路に、地元小学生が描いたらしいりんごの絵が飾られていた。
最終更新:2021-04-09 23:21:55
2419文字
会話率:0%
――年越えの粉雪は、降りながら鳴くのです。
雪降る夜のささやかな幻想を綴った掌編。
(第31回 ゆきのまち幻想文学賞 応募作)
最終更新:2021-03-23 19:10:07
3043文字
会話率:20%
侵攻を信仰が阻む訓練兵・空軍・傭兵・老兵・闇の帝王。それ等の攻撃をかわし、海岸線に辿り着いた猛者達が語る負け戦。
故に私も語る事となった。
海を目指し夜明け前に走り出した自転車が入り込む幻想文学の世界から。
最終更新:2021-02-03 05:26:09
2333文字
会話率:5%
信仰、妄想、二次創作、それらはすべて等しく価値がある。という思想を結晶化した短編です。原稿用紙6枚の文芸作品による殴り合いイベント「ブンゲイファイトクラブ2」投稿作。
最終更新:2020-10-25 16:50:59
2224文字
会話率:35%
真実とはひとつなのだろうか。
ジャーナリズムはなぜ真実を求めるのか、いや、求めなければならないのだろうか。
ある不思議な体験を通して、彼らはその神髄に近づく。
シビュラ(巫女)の追憶によって……
最終更新:2020-10-02 07:00:00
1648文字
会話率:66%
ある人が聞き集めてきたような短編集。
最終更新:2020-05-05 02:08:44
14445文字
会話率:9%
短編集『幻想宝石箱』
一粒。文学。幻想。耽美。
1話1000字程度。短編。ショートショート。
最終更新:2020-04-29 15:38:29
6232文字
会話率:17%
或る日、「俺」が目を覚ますと、にこにこと笑う奴と目が合った。
そいつによると、俺の余命は一週間しかないらしい……。
第28回ゆきのまち幻想文学賞投稿作
最終更新:2020-04-12 15:49:35
3190文字
会話率:64%
瓶詰めのものはすべて買うことができる。この世界ではなんでも瓶詰めになっている。手紙、小説、概念、夕暮れ、屋上、無人駅、音楽、発狂、神、後輩。僕は後輩を買った。(noteにも投稿)
最終更新:2020-04-02 21:44:29
11817文字
会話率:46%
青の日には洞窟で壁魚が釣れるらしい。
Tumblr(http://9g9glalala.tumblr.com/)でも掲載しています。
最終更新:2017-07-08 11:58:35
4227文字
会話率:55%
カフェを経営するセルゲイはある日不思議な客を迎えた。時待たずして親友が何者かに殺害され、セルゲイは不思議な客・ヴィズドムィに疑いを持つも、次々と手に掛けられる仲間たち。真実を知るため因縁の地と思しき廃村へ向かったが、そこに待っていたのはヴィ
ズドムィその人だった。「どちらか死ねばそれで終わる、選べ」。時代と偶然に翻弄された二人の男が行き着いた悲劇。
※セルバンテスにて完結済。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-01 20:00:00
141209文字
会話率:57%
美香子は三人家族でマンションで暮らしている。平凡な暮らしであるが子供の成長を楽しみに、不安などない生活を送れてたはずである。あの烏賊飛行機が飛び込んでくるまでは…
(フリオ
・コルタサルに)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-26 18:00:00
4351文字
会話率:13%