「ヴィオレッタ! 貴様との婚約を破棄する!!」
───美しい思い出になるはずのパーティーで、ヴィオレッタの未来は、呆気なく崩れ去った。
王子の婚約者として、王家のためにとひたすら尽くしてきたつもりだった。その結果が、これだ。
生家の公爵
家とは縁を切られ、学園を追放され、婚約は破棄されて放逐される。
王子は、嗤う女を腕に抱き、ヴィオレッタは年老いた成り上がりの男に嫁ぐのだと告げた。
「卑しい貴様には似合いだ!! お前に相応しい人間を用意してやったぞ、せいぜい喜ぶことだな!!!!!」
それにヴィオレッタは────
「まあ、それはご丁寧に」
いまいち危機感を抱けていなかった。
「それにしても若い子って元気ねぇ。前世では孫はいなかったから...ゲートボール倶楽部のヨネちゃん(86)がいつも羨ましかったわ」
乙女ゲームに生まれ変わるには精神年齢がニアミスしていたヴィオレッタ。
そもそもゲームジャンルを知らず、悪役令嬢モノを知らず、ざまぁの概念のないヴィオレッタは、ここから巻き返し逆ざまぁを果たすことができるのか?
武器は身一つ。今まで磨き上げてきた教養と美貌。上手く使えば逆ハーレムも夢じゃない(※出会うイケメンを孫認定さえしなければ)......!!!
頑張れヴィオレッタ!!!!
「ばぁば......素敵な響きだわ。お相手の方には、お孫さんはいらっしゃるのかしら」
まずは現状を、危機的状況だと認識するところからだ────!!!!
という話。
【イケメンが出るまで遠いです。とりあえずできてる話を投下していきますが、イケメンエンカウントには辿り着きません。
適当に書いたタイトルとあらすじなので、予告なく書き換える可能性高です】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-20 17:00:00
63869文字
会話率:23%
1918年第一次世界大戦が終わると、ポーランドはそれまで支配していたロシア(1917年のロシア革命以降はソビエト)から独立した。その後支配以前の領土の回復を掲げ、革命の混乱から冷めやらぬソビエトに対し宣戦布告した。
最初は攻勢を続けたが
、次第にソビエトが巻き返し、少女ヨアンナ(5歳)の住むミカシェビッヂ(ベラルーシ領)にまで侵攻してくる。
ヨアンナ一家は拉致されシベリア送りに・・・。
極寒の地シベリアで新たな悲劇に見舞われ、ヨアンナに生命の危機が迫る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-06 04:00:00
128730文字
会話率:9%
繁栄を極めた人類。人類の前にネスと呼ばれる存在が現れる。地球各地に現れたネスは人類の駆除を宣告。人類に戦いを挑む。数で勝る人類だったが、ネスの猛攻の前に次々と数を減らしていく。ネスは新たなる時代を開き、地球の主人の代替わりを企んでいた。ネ
スの一人、ラパン(ネスの言葉で六番目に来るもの)は地上に降り立ち戦うが、今まで一方的にやられるだけの人類から激しい反攻に遭う。人類は数を減らしつつも反撃の力を蓄えていた。人類は新兵器、無人戦車群(通称:軍隊蟻)、人型搭乗兵器(JP14)、自走式列車砲(通称:ミョルニル)、半実体破壊ミサイルは(通称:ヴァジュラ)、大型人型兵器(通称・金吒)を開発して次々と投入して戦局の巻き返しを計ってくる。ネスのアポカリプス作戦がフェイズ#4に達する時に、人類は敗北を迎える。だが、人類もまた、天照プロジェクトと呼ばれる計画を進めネスを一掃しようとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-25 16:19:56
70372文字
会話率:31%
身寄りのない魔法使いのアリーナはある日、異世界の神に召喚され、別世界へと渡ることに。
そこで、なし崩し的に迷宮造成する神の経営する会社の社員となる。
しかし社長のラインハルトはとにかくやる気がない。
このまま迷宮に冒険者が集まらな
ければ、人気のない神=信者が少ない神となり、神通力はジリ貧の悪循環。
「まずはマーケティングです!! 人気迷宮の調査をしましょう!!」
社員として働き始めたアリーナは、やがてこの世界で「絶対に必要にも関わらず、今まで作られていないレアアイテム」に気づく。
そこから巻き返しをはかろうとするが……?
【他サイトにも公開しています】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-05 18:00:00
27644文字
会話率:36%
巫女(シビュラ)イオナと誓約を結び、勇者の称号を得た冒険者ローデは、誓約の試練として最強の古龍アルラトゥと戦うが惨敗する。
失意の彼は酒に溺れ、今まで彼を崇拝し褒めそやしていた町の人々は手のひらを返して彼を非難し、勇者は落ちぶれたと誰もが噂
した。
そんな頃、町に新たな英雄候補が現れた。単独で怪物キマイラを倒して名を上げたペイディアスという若者だ。彼は元々ローデの取り巻きの一人だったが、ローデの名声が地に落ちたあと、いつの間にか彼の元を離れていたのだ。
やがて二人はほぼ同時期にアルラトゥに挑むことになる。最強の古龍を倒すのは復活したローデか、それとも……。
七話完結折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-18 18:43:10
15464文字
会話率:54%
ウクライナ情勢について、解りやすく解説したもの。
主人公は国際ジャーナリストで、講演スタイルで説明しているのが特徴です。
最終更新:2022-04-01 07:45:39
3037文字
会話率:43%
人として生まれた以上、自分の人生を豊かにしたいと誰もが願う。幸福を感じるときが多いほど人生は豊かになるだろう。でも、それだけではなく、人生の瞬間瞬間における幸福感が上向きか下向きかも人生の豊かさを左右しそうだ。数学の導関数(微分係数)の考
え方を適用して人生の豊かさについて考察すると、意外にも、今まで不幸だった人生で巻き返しを狙えることが見えてくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-27 04:00:00
2365文字
会話率:0%
プログラマーの田中一郎はデバッグ中に意識を失い死亡する。死因は地球の遥か彼方にある惑星”ルーナ”へ強制的に転生させられた事、享年35歳のおっさんである。しかし、目覚めると、やたらと豪奢なベッドの上で……
そこで彼は300年前に勇者と相打ち
になった魔王である事を思い出す。今や魔族は風前の灯、生存圏はダンジョンのみ、かつての友や配下も討ち死にしてしまっている現状。
”世界は一つではない、星の海は広いのだ”と知った彼は惑星”ルーナ”から転移ゲートを開き、地球からそこに輸入した様々な物品と知識で、天狼の少女や吸血鬼の令嬢と一緒に魔族勢力の巻き返しを図る!
※カクヨム・アルファポリス様でも掲載させて頂いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-04 17:42:05
268214文字
会話率:51%
ユーフェミアは憧れのダスティン様と聖女様の結婚式の日に、自分が大好きだった乙女ゲームの当て馬である令嬢に転生していた事を思い出した。ショックのあまり教会を飛び出たユーフェミアを追ってきたのは、ダスティン様の弟であり、幼馴染のパトリックだ。
悲しむユーフェミアにパトリックは言う。「まだ12歳のお前を、もう20になった兄貴が女として見ていたら、すごく気持ち悪いぞ?」……と。
そう、ユーフェミアが転生していたのは、巻き返しようのない当て馬……ヒーローに纏わりつく、おませなチビッコガールだったのだ!
しかもお互いの両親はユーフェミアと同い年のパトリックを将来結婚させる気なのだという。
パトリックは嫌いじゃないけれど、そんな風には考えられないと言うフェミアにパトリックは大人になってカッコ良くなると宣言するが……?
いや待って、私……中身は大人なんですけど?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-04 08:30:00
121620文字
会話率:38%
「私はお前よりもお前の義妹のことを愛しているのだ。だから婚約を破棄する!」
シュバルツ侯爵家の令嬢、シェルシェーレ・シュバルツは、アンベシル帝国の第五皇子、オスカル・アンベシルの婚約者であった。
しかし、ある日オスカルは、シェルシェーレ
の義妹であるリナと結婚したいからと彼女に婚約破棄を申し出る。
シェルシェーレはひどく落ち込……むかと思いきや、むしろ自由になったことに歓喜し、今まで諦めていた魔法研究所への入所を決意する。
そしてその研究所で、婚約破棄された日に出会った、大の女好きの第7騎士団副団長エリオット・フォーゲルに再会し、彼に振り回されつつも研究者ライフを満喫するのだった。
※序盤は恋愛要素薄めですが途中から巻き返します、多分
※この作品は私の連載中の作品「乙女ゲームのヒロインに転生、バトルして魔法について学ぶ」と同じ世界の隣の国での話になっています。かなりテイストが違う(バトル、ミステリー、科学要素多め)作品ですがこちらもぜひ併せてご覧ください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 13:00:00
54748文字
会話率:64%
第二次魔法大戦が勃発してから早100年。
中心となる対立国の帝国と共和国は、長い間均衡する戦況を変えられずにいた。
しかし、10歳にして帝国の守護神と呼ばれた天才魔術師レンの登場で、戦況は帝国優勢になりつつあった。
そんな中、15歳の誕
生日を迎えたレンに、一通の封書が届く。
「ん、義務教育のお知らせ?『15歳となったあなたは学園に通い、優秀な魔術師になるための訓練を受ける義務があります』…って、もう軍のエースなんですが?」
レンが平日は通学することになったせいで、帝国軍はたちまち劣勢に。
これは、強制的に通学するハメになった軍のエースが、休日に巻き返しを図る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-25 16:00:00
24093文字
会話率:57%
全ての人間天命(ギフト)が与えられる世界。冒険者向きではない天命【細工師】の冒険者・リノアは、能力の限界を指摘されてパーティを追放されてしまう。
しかし、彼の天命の真の力は未だ発揮されていなかった!
『生命を創り出す』神代の細工師の天命をと
あることから引き出されたリノアは、単身冒険者から一転、最強のパーティを組織して……!
「覚えとけ、気の短い奴は損をするもんだ」
最強の細工師の巻き返しが今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-23 23:59:20
41575文字
会話率:50%
ラブコメアニメが大好きな高校一年生結城 凛は一番好きなアニメの聖地である高校への入学に成功する。しかし、そこで現実と向き合うこととなる。凛の絶望から始まる巻き返し高校生活。
最終更新:2021-08-13 15:59:58
1126文字
会話率:13%
伯爵令嬢のシャライナ・メルゴールドは、現代日本女性の前世を持っているのだが、本人は気付いていない。それもそのはず、前世の記憶は細切れで、繋がりが無かったから。子供が故に、前世の常識や単語を口走り、親兄妹、使用人にまで、悪魔が乗り移ったと思わ
れて、疎まれてしまう。
そして、8歳の誕生日を過ぎた日に、厳しい修道院に追いやられてしまう事に…
悪い事は、重なるもので、乗っていた馬車は、盗賊に襲われててしまいーーーー
保護してくれた男と、新たな生活を始めるのだが、そこに、時々前世の記憶が、からみ……
疎まれて生きていた少女が、心から笑顔になる日を、取り戻す話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-10 08:00:00
92049文字
会話率:33%
第二次世界大戦は、枢軸同盟の勝利で終わった。
ドイツの矢継ぎ早の攻勢と日本の早期参戦により、イギリスは降伏を選び、ソビエト連邦は滅亡した。
そして戦争で一人蚊帳の外だったアメリカは、世界から孤立した。
二度目の大戦後、世界は平穏を取り戻した
かに見えたが、「バスに乗り遅れた」アメリカはなんとか巻き返しを図りたかった。
そしてアメリカは、より与し易い相手として日本を選び、日本も真正面から対抗。
ここに日米海軍の決戦の舞台が整えられていく。
(なお、私どもが随分前に作成した同人誌として発表した作品の転載になります。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-21 21:02:55
150101文字
会話率:20%
1981年イラン・イラク戦争のさ中、イランのイスラム政権が人質だった米国大使館員を解放。日米欧の対イラン経済制裁が解除され、同時に貿易が再開された。日本企業がこの機会を見逃すはずもなく、各社は大挙して出張員を派遣した。総合商社紅忠も全社で2
0名の営業マンをテヘランに派遣した。そのメンバーの一人で繊維担当の長嶋出張員はバザールで販売活動をしたが、期待に反して苦戦。巻き返しを図るべくオナキ公団の超大型入札案件に最後の望みを託した。だが、紅忠にはオナキと成約実績がない。今更取り組んでも成果を上げることが出来るのか。悩んだ末、実績があり本命の代理店イルロジ社にアポイントを申し込んだところ、意外にも提携の可能性が出てきた。問題はオナキ向けビジネスにつきものの『独特な取引慣行』だった。なんと契約金額の10%もの賄賂が必要だった。イルロジの強硬な主張に従い、長嶋は膨大な裏金作りを約束した。また、その過程で功を焦り、イルロジの最大の競争相手であるヤヒモナ社と両天秤に掛けてしまった。最終的に長嶋はヤヒモナ経由で受注に成功したがイルロジの恨みを買ってしまった。待望の契約書入手直後、長嶋は拉致された。首謀者はイルロジか、それともその先のフィクサーか不明だったが、死と隣り合わせの脅しにかかり、長嶋は必死の逃避行を余儀なくされた。一方、紅忠本社は賄賂を使う、所謂ダーティビジネスとは一線を画すことを宣言、上司のサポートも得られなくなった。孤立した長嶋は精神的にも追い詰められた。安全面も引き続き危機にさらされている。紅忠テヘラン支店の小菅支店長は長嶋の苦境を察し、河本にサポートするように依頼した。当初、長嶋は同じ繊維部門からの出張者で同世代の河本に頼るのを逡巡していた。しかし、攻撃の手は狭まり窮地に立たされた長嶋は遂に河本に助けを求めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-14 19:33:21
101288文字
会話率:54%
「作者が異世界転生致しましてよ!」
ってぇ…ちょっと前の私ならいうのでしょうか。
15の自分が作った小説に、悪役皇女として入り込んだ女性が、推しに殺されそうになるフラグを回避していく!
【作者より】
悪役令嬢…というか、皇族なのですが、
すみません、ダグがうまく見つからないもので。
『かきつくりシリーズ』本日一杯修正なんどもするつもりなので、すみません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-13 19:37:05
5658文字
会話率:34%
私、アントン子爵家のハンナと申します。ちょっと席を外していたら、戻って来た時にはお仕えしている高慢公爵令嬢と婚約者の王太子殿下が絶賛喧嘩中でした。というか、真実の愛を見つけたから婚約破棄だ! って、王子様……。
巻き返しを図るお嬢様の無
茶ぶりで、私が泣きたいです。
※主人公がイイ性格です。
※多分にBL成分が含まれています。
※先に言っておくと相当に頭に浮かぶ絵ヅラが酷いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-25 19:14:31
7389文字
会話率:38%
アスラン王国はかつてない権力闘争のさなかにあった。そのあおりを受けたアスラン王国第一王子ケルンは、その後ろ盾のなさと自身の問題から次期国王の座を固めることができずに大きく遅れをとっていた。そんなとき彼の元に一人の男が現れる名はラル。初めは
ラルに不信感を抱いていたケルンだったが、紆余曲折を得ながらその関係を変化させていく。とどまることを知らない貴族の対立に巻き込まれながら次期国王へ、ケルンの巻き返しがひっそりと幕を開けようとしている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-24 00:00:51
59414文字
会話率:47%
統一歴390年、それは今から30年ほど前。人族に従属していた亜人がついに一斉に蜂起した。彼らは人族の魔術を学び、技術を模倣し、文明を受け入れ、人族を追い越していたのだ。
大陸にあった多くの人族の国は滅び、南方の族長連合、中央の王国、そ
して北方の帝国だけが残った。守勢に立った人族は、城郭都市を築きあげ、以後30年間、その残された版図を維持することに終始した。
現代の人族の決戦兵器は城郭都市である。
勇者がついに復活したと言われる今でさえ、それは揺らがない。
勇者は時代遅れの決戦兵器、これは、そう呼ばれる時代の物語である。
そんな時、族長連合では一年に一度の満月の日に、異世界よりの才能ある者を転生させる試みが始まった。18年前、17年前、16年前、15年前と4年連続で転生に成功させるしたものの、そのうち一名は有意な才能が認められず、記憶を封じられ、一族から追放された。
猟師の息子として育ったパルシウスは、家族を失い、いつしか人族最強の城郭都市ホルゴスで、街を守る『影守』として、密偵や暗殺に従事するようになっていた。
統一歴421年、パルシウスは、やってきた勇者の一行に密偵として潜入する。しかし、その一行とは、彼と前後して召喚された、勇者エンノ、戦姫ソディア、護姫シルディアの、かつての姉妹たちだった。勇者の仲間は、勇者の復活こそが人族の巻き返しの嚆矢とする陣法師コルン。イケメンだが、意味不明のことわざを連発する魔術師セウルギン。大柄で無口だが人が好過ぎる聖職者キーシルド。ドジでノロマなダメスカウト、ミュシファ。
ホルゴスをめぐる策謀に気づいた勇者たちと、己がかつての兄弟であり、またその仲間を裏切っている密偵である、そういう秘密を抱えたままパルシウスは、仲間ととも暮らし、ホルゴスを救う戦いを繰り広げていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-05 14:59:50
194974文字
会話率:41%