豊かな小国サンルアン王国の宰相の娘にして侯爵令嬢であるベルティーヌ。
二週間後の結婚を控えていた幸せなある日、自国が直接関わってはいない戦争の賠償金の一部として戦勝国に嫁ぐことになってしまう。
絶望と諦めを抱えて戦勝国へと嫁ぐ旅を経て到着し
たベルティーヌは、生まれてこの方経験したことのない扱いを受ける。
「私はなんのために生まれてきたのか」と放心するが「もう誰も私をこれ以上傷つけることができないくらい力をつけて強くなってやる」と思い直す。
おっとりと優雅に生きてきた侯爵令嬢は敵国で強く生まれ変わり、周囲を巻き込んで力をつけていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-20 06:00:00
211371文字
会話率:54%
天涯孤独の陽菜乃は交通事故で死亡し異世界にアデリーネとして生まれ変わる。
彼女は領主でシェファルツ王国の宰相の娘エルメンガルド、通称エルゥ付きのメイドとして魔法師の彼女の修行に付添う。
エルゥはそこで出会った剣聖ダユーに才能を見込まれ剣聖候
補として冬の間だけ剣術修行をしていた。
隣国アルトワ・ルカスは聖女を中心に色付き聖女と謂われる鬱金、茜、露草、常盤、すみれの聖女が国政を司る国だった。
ダユーの生まれ故郷でもあるアルトワ・ルカスで聖女達を警護する警護隊士達の選抜会が行われることになり、審査員として招待されたダユーにエルゥは弟子として随行するこになる。
そこで当事者には秘密のお見合いがセッティングされていることをアデリーネは知らされる。
お相手は聖女の一人息子オディロンであった。
聖女の補佐として白磁、白百合、烏羽、濡羽の白黒二対の聖女がいるが、特に白磁は聖女を崇拝するあまりに行き過ぎる行為があった。
オディロンもその被害者で、母の聖女と不仲で家を出て地方で教師をしながら魔法生物を研究していた彼を、白磁は無理矢理聖都に連れ帰る。隙を見て逃げ出した彼は子供の頃から付き合いのある鬱金の聖女の下に逃げ込む。
心ならずも白磁は鬱金にオディロンをお見合いの席に出席させるように頼まねばならなかった。
お見合いであることを知らずに出会った二人は順調に交際を進めている様に見えた。
そうした中でアデリーネは自分の記録者としての使命を自覚する。
聖女はこの機会に不仲な息子との仲を改善しようとするが、オディロンは自分が男色家で結婚も聖女の血を残すことは出来ないと告白すると聖女の怒りが爆発、彼を幽閉する様に白磁に命じる。
それを知った鬱金は聖女を問い詰め場所を探り出す。
彼が幽閉されたのは絶海の孤島、凶悪犯しか収監されないケルク・ジュール監獄だった。そこは刑期5000年の宣告を受けたシードル・タラセンコの為に作られた監獄だった。
聖女の失態を隠す為、エルゥが極秘裏に救出を依頼され、首尾よくオディロンを救出、恋人のパトリスと共に逃がす。
そして白磁によって解放されたシードル・タラセンコと対決し倒すことに成功する。その間記録者として髪飾りに封じられたアデリーネは卒倒しながらも全て見聞きすることになった。
無事に帰ったアデリーネは後の顛末を知り、自身の記録者としての使命を再確認する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-24 16:02:39
80593文字
会話率:47%
カメリア国、宰相の娘、シャルロッテ・オスマンサス。十四歳。
彼女の毎晩見る夢は、別の誰かの人生の夢である。
夢の中でシャルロッテは舞台の上で舞い踊り、演じる女優だった。舞台の上、物語を誰よりも自由に演じる楽しさを、しかし現実で味わうこと
はできない。
幼い頃に決められた第二王子との婚約で、彼を支えるために完璧な令嬢を演じていたけれど……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-16 13:25:35
7773文字
会話率:49%
超モブ顔の宰相の娘はキラキラ第一王子と婚約破棄したい。
しかし当の王子には何故かそんな気はサラサラない。今日も王子に言いくるめられてしまうのであった…
最終更新:2021-03-22 17:10:31
1773文字
会話率:44%
宰相の娘であるアンジェリーナの婚約者は、この国の王子であるエルネスト殿下だ。
だけど、アンジェリーナは彼を避けていた。
最終更新:2021-01-20 17:19:40
11724文字
会話率:37%
マフィア最強の暗殺者である竜人の少女は、ある日攫われてきた魔族の国の宰相の娘を拷問する事になる。
散々甘やかされてきたであろう少女など、すぐに堕ちる筈だった。
だが、腕を、足を、翼を切り落とされて彼女は言う。"あなたを救う&
quot;と。
そんな少女と触れていくうちに、暗殺者の心の中に忘れていた感情が湧き上がって……
これは、暗殺者の少女と宰相の娘の、仲睦まじい日常と青春を書いた物語ーーー
不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-07 07:29:20
41181文字
会話率:49%
よう!俺はギャド。
サウジスカル帝国騎士団長でこの国を守る仕事についている。忙しい毎日だが、結構充実した生活を送ってたんだ。そんなある日、突然宰相の娘セラに婚約を申し込まれてしまい彼女に振り回されている。余りにしつこくて、思わず咄嗟について
しまった嘘がきっかけで、俺は子供の頃の約束を自分が忘れていた事を思い出したんだが・・・・。
[最強騎士は料理が作りたい]のギャド編です。
*はR15指定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-20 22:02:43
150054文字
会話率:48%
八歳年下の王子の後ろ盾になるために婚約した宰相の娘の結末。
最終更新:2019-05-06 08:41:34
11110文字
会話率:21%
アレクサンドラ・セルファは、絶世の美貌と大貴族で宰相の娘という権力を有しているものの、高慢かつ感情的で、決定的に思慮に欠けている。
そんな彼女は婚約者が夢中になった平民の女性に嫌がらせを繰り返した結果、婚約破棄された上に、他国の王に嫁がされ
てしまう。
「この国で王の寵姫になって、あいつらを見返して見せるわ!!」
しかしアレクサンドラが嫁いだ王は、城には滅多に帰ることなく、騎士団と共に世界最強の種「ドラゴン」を国内中に遊動させて回る、「流浪の王」と渾名される人物だった…!!
はたしてアレクサンドラは、カルチャーショックに耐え、見事に王の寵愛を得ることが出来るのか?
ぽんこつ令嬢の成長と愛の物語…の予定です。
※2017年8月19日一迅社アイリス文庫様より書籍化します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-28 12:42:11
249500文字
会話率:36%
宰相の娘セシリア・スタンフォードは、卒業記念舞踏会で婚約者の王太子から婚約破棄を宣言され、国外追放となった。
5年後、異国の地で冒険者となったセシリアのもとへ手配書が届く。
「セシリア・スタンフォードを連れてきたものには金貨500枚を
渡す」
どうやら神託で聖女に認定されたらしい。
はあ? なんで今ごろ……。
ライバルの陰謀によって追放された追放令嬢が、冒険者となって再対決をするうちに本当の愛を見つける――。
※恋愛というより恋愛冒険ファンタジーです。
※タイトルの記号は公開しているプロットでの項目名です。
※この作品は、カクヨムでも連載中です。
※全プロットを先行公開しています。ご覧になりたい方は目次ページ下部よりどうぞ。レンタルサーバーです。アクセスしにくい時は時間をおいてみて下さい。
※タイトルの記号はプロットと連動している部分です。参考にしていただければと思います。言葉足らずで、すみませぬ……。
「OP」=オープニング、「SU」=セットアップ、「WO」=悩みの時、「TP」=ターニングポイント、「SuP」=サブプロット、「ET」=お楽しみ、「PT」=ピンチ、「MT」=ミッドポイント、「AL」=すべてを失って、「CL」=クライマックス、「EP」=エピローグ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-28 07:00:00
129892文字
会話率:31%
王太子レオンハルトと公爵令嬢シャーロッテは、政略でありながらも愛情を抱いた婚約者同士。
だがある日、離宮で過ごしていた時に、政敵である宰相の息のかかった者の襲撃を受け、王太子はシャーロッテの身代わりに爆風を受けて頭を打ち、記憶喪失に。
王太
子が忘れているのはシャーロッテの事のみ。シャーロッテは半年間、献身的な介抱をするが、「思い出す事も出来ないきみと結婚は出来ない」と告げられる。彼の背後に寄り添うのは宰相の娘。
絶望したシャーロッテは……。
※婚約破棄ものですが、テンプレとは言えません
※一時間足らずで書きましたので、大した内容はありません。暇つぶしにどうぞ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-15 19:46:21
2344文字
会話率:48%
褐色の肌に黒髪黒目のミルフェはある日、黒獅子王と呼ばれる国王の妃になることを告げられる。
先日母が亡くなるまで自分が宰相の庶子だと知らなかったミルフェは、妃なんか務まるはずがないと父に言い募るが、新月の夜に輿入れすることが決まってしまう。
自分付きの侍女と入れ替わり、侍女として王宮に上がったミルフェは、『侍女ヴァーチェ』として王宮で働くことになるが、初日に出会った庭師に振り回されて……。
おかげさまで無事完結いたしました!
ありがとうございました〜折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-11 12:00:00
77757文字
会話率:52%
宰相の娘アンジュが階段から突き落とされ大けがを負った。犯人として捕まったのは第一王子の婚約者であり、国の筆頭貴族ウィズマロン公爵家の令嬢マリエルだった。婚約を破棄され、家を追放され、国からも追放され全てを失ったマリエルは呟く―――「殿下、ア
ンジュ様。どうかお幸せに…」
社交界の花と謳われた美しき聡明な令嬢マリエルはなぜそのような悪事を働いたのか……。
※各話で視点が変わります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-30 18:44:08
26879文字
会話率:32%
うちのお嬢様は美しいものが大好きで金使いが荒く、我が儘でかつ人使いがうまい。
そんな自分のお嬢様が宰相の娘で第二王太子の婚約者第一候補というんだからとうとうこの王国も終わりであろう。
これはそんな悪の令嬢と元男娼婦の話
最終更新:2015-09-30 10:14:38
5305文字
会話率:11%
宰相の娘、マリア=マルテルは、今日も今日とて、若いご令嬢に囲まれる美しい婚約者を眺めていた。誰がどう見ても、政略的に結ばれた婚約者同士。きっと、私が悪者のように思われているのよねと、思いながら。
婚約者に自分は相応しくないと思っているマリア
と、実はマリアが好きで好きで仕方ないアレンの、両片思いが実るまで。
『無関心王兄の結婚』スピンオフ第二弾。ですがこのお話単体でもお楽しみいただけると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-22 22:00:00
5975文字
会話率:60%
俺は国を創って王になる!
剣と魔法の世界にある1つの大きな大陸は長い時を経て1つの大きな国から炎、水、土、風の4つにわけられる魔法をそれぞれに司る4つの国に分かれていた。
ほとんどの人がせいぜい火をつけたりバケツ一杯くらいの水を出したり地
面をほったりものを浮かせる程度。しかし爆発、津波、地震、竜巻を起こせるほどまでの力を持つ者たちが国を創りそれぞれにバランスを保っていた。
大陸の4つの国のうち風を司り最大の領土を誇る平和で平等を謳っていた国で王城内が長男派と異母兄弟の次男派とで分裂しそうな気配を感じ面倒になった第一王子が親との喧嘩をきっかけに宰相の娘である幼なじみを拉致して家出ならぬ城出をし新しい国を創るという宣言を本気で実行しようとするお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-04 23:24:29
10923文字
会話率:47%
王弟の謀反により、命からがら母国を逃げ出した宰相の娘・リデル。護衛の騎士とともに冒険者に身をやつした彼女は旅の途中、魔獣に襲われ危機を迎える。助けてくれたのは近隣の村の薬師で……
過去に会員制サークルで書いていた小説の転載です。かなりの亀更
新になると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-13 15:58:26
126152文字
会話率:40%
豊富な資源と広大な領土、そして祭政一致による巨大な世界帝国を築いているエフェス。
緑豊かで牧歌的、争いは好まないが誇り高き平原の民の国、ラシケント。
そして世界中の大商人が集まり、共和制を導入している商業都市国家マーシャ。
百年の永きに渡っ
て争いを続けたエフェスとラシケントだったが、十年前に休戦協定を結び、人々はつかの間の平和を謳歌していた。
人々はこの平和が永遠に続けばいいと願っていたが、折からの水不足にラシケントはダムを建設する事で、ただでさえ水の乏しいエフェスに対し、供給制限を秘密裏に画策する。
事はすぐにエフェス側に知られる事となり、エフェスの首都、デトラに赴任していた元宰相の娘、エンド・ガーウィンは、ラシケントの権力闘争の犠牲にされようとしていた。
圧倒的な力を前にして、希望を捨てない人々。
平和を願う凛とした瞳。
その向こうに見えるのは、血の海か、それとも楽園か――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-16 21:03:31
115648文字
会話率:53%
なぜか男として育てられ、戦場では誰よりも華麗に舞い、死の女神と怖れられる宰相の娘、シーナ。賢君と謳われた現王、フィリップが産んだたった一人の息子であり、父に似ずヘタレで病弱で根性も腕っ節も男気もない王子、ネロ。ネロの治世に国が滅びぬよう、現
王は最期の一手を打つ。それは、シーナをネロに嫁がせ、彼女の男らしさをネロに学ばせるというものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-19 23:04:54
11383文字
会話率:40%