《完結》デルタトロスの子どもたち ~曖昧な色に染まった世で奏でる祈りの唄~
【第9回、10回、11回、12回ネット小説大賞一次選考通過】【カクヨムコンテスト10 中間選考通過】
本編では描かれなかった、テルウのその後の物語――。最愛の人
を失い、長く癒えぬ痛みを抱えていた彼に、そっと寄り添ったのは。小さな小さなたからものでした。
本作品は小説家になろう・カクヨムにて投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 08:32:59
1977文字
会話率:33%
デルタトロス大陸には古い言い伝えにより、危機が迫っている時に「コドモタチ」と呼ばれる、不思議な力をもつ子たちが誕生するという。孤高の騎士ダリルモアは運命に導かれ、そんな「コドモタチ」である一人の赤子と出会う。待ち受ける未来が希望か絶望か、大
陸の行く末を大きく左右する「コドモタチ」は、さまざまな人との関り合いにより成長していく…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 08:38:40
775616文字
会話率:25%
神社のポスターがきっかけで、夏期合宿に参加する中高生の子どもたち。
そこで聞く、その町の言い伝えの一つ。
「坂の下の巫女には話しかけられてはならない。」
とある出会いを境に、楽しいはずの合宿がだんだんおかしくなっていく。
これは、10日
間の合宿で繰り広げられる、夏の少し奇妙な物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 23:14:09
9154文字
会話率:25%
───花崎桃香は、平凡な主婦である。
フルタイムパートで働きながらワンオペ家事育児に奮闘すること約10年。仕事は楽しく、評価もそこそこ。普通の主婦とやや違うところがあるとすれば、
( あ~あ……転生したいなぁ…… )
そう、転生願望がや
や強めであるところだ。
流行りの転生物の小説がコミカライズされた漫画を読み漁り、第二の人生を別世界で送ることができたのなら。そう日常の隙間に願うことは少なくない。
異世界転生は所詮ファンタジーであり現実には起こり得ぬことであると理解しているくらいには現実主義者であったし、子どもたちを愛し、日々不便なく過ごせるよう環境を整えるくらいには理性的ではあった。
それでも、転生することができるのならば。
そう、思い描いてしまう程度には夢想家である。
それでも、ある夜のこと。
平凡で平穏で退屈な日々は、
突然、その幕を落とした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 22:00:00
93314文字
会話率:38%
※本作には、児童虐待(身体的・精神的・性的な示唆を含む)、監禁や人体実験を思わせる描写、人種や価値観に関わる表現が含まれます。
※いずれもR15相当の範囲に留めておりますが、上記の内容にご不安を感じられる方は、慎重にご判断ください。
※他サ
イトにも掲載
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名前を奪われ、番号だけで管理される子どもたちがいる。行き先も告げられないまま、彼らは無言の監視の下、船に乗せられる。13歳の少女・ミナもその一人だった。子どもたちは皆、何かしらの理由で“不要”とされ、隔離される運命にあった。しかし、船の中でミナは、どこか異質な少年たちと出会う。静かに寄り添うような優しさを見せる少年・ルーカン。そして、突然現れた、無表情で何を考えているか分からない少年・倫。闇のように得体の知れない存在である倫は、徐々に周囲に影響を与えていく。絶望と沈黙に満ちた環境の中で、子どもたちは小さな希望を育てようとする。これは、人として扱われなかった子どもたちが、互いに支え合いながら生きる意味を見つけていく物語。
闇の中に、ほんのかすかな灯が灯るとき──物語が動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 08:07:31
125701文字
会話率:26%
――それは、観測者が「語り手」へと変わっていく物語。
熊本の高校生たちは、短期留学をきっかけにAIと深く向き合い、異文化と交差しながら、それぞれが自らの問いを育てていく。
AI接続儀式から始まる一連の出来事は、ただの学びや体験にとどまらず
、「どう関わるか」「何を語るか」という新たな知性の輪郭を彼らに刻み込んでいく。
地球では、姉妹や家庭の会話のなかで、教育・信仰・DAO・投資といった現代的テーマが重なりあい、未来への準備が静かに進む。
一方、火星では、通信障害を起点とする異常事態が水面下で進行し、レヴやミロたちは語りと探索を通じて、その本質に迫ろうとする。
英国での滞在は、価値観の違いと出会い、そして“語らぬ文化”から“語る主体”への変化を促す舞台となる。
王子や王女、セオやミアたちとの交流を経て、演じられた関係の中にある“本物”を見出し、別れの時には、誰もが少しずつ「自分の言葉」を得ていた。
語らなければ、届かない。だけど、語れば何かが揺れる。
熊本に暮らす高校生たちは、英国への短期留学をきっかけに、AIとの共生、異文化との対話、そして火星から届く声と向き合っていく。
自分に最適化されたAIとの接続儀式。
宗教と自由をめぐる英国での講義。
火星で起きた謎の通信障害。
すべては「問いかけること」を通じて、静かに繋がりはじめる。
地球と火星、リアルとフィクション、制度と心。
AIはただの道具なのか、それとも共に考える存在なのか。
子どもたちは、観測者から語り手へと変わっていく。
これは、「世界に語る言葉」を持ち始めた若者たちが、問い、迷い、それでも前に進む物語。
第二部《火星環節域》に続く、第一部《語る者たちの地球》編、2025年6月7日より短期集中連載予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 06:00:00
39672文字
会話率:35%
本当はいらないのにいるからいる子どもたち
最終更新:2025-07-20 23:15:37
7348文字
会話率:61%
放課後の学校
中庭の壊れた噴水
黒い水面がゆらゆら揺れる
黒い水面の水鏡
あはは
うふふ
どこからともなく聞こえて来る声
どこからともなく感じる視線
ああ……
呼んでいる
聞こえてくる
黒い水面が──
水鏡がわたしを呼んでいる
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 14:00:00
7436文字
会話率:6%
寝る。
毎日、ただ眠りたい。
それだけのことが、許されない。
寝ようと思ったら眠れるんじゃないの? と思われていようとも、そのささやかな願いを邪魔する存在が、その願いを叶えさせてくれない。
その存在は、たった一人の男。
自分にとって、出会っ
た時には一番の理解者で壊れていた自分を救ってくれた唯一だと思えていたはずだったのに。
気づけば彼の存在は、誰もが普通に手にしているはずの日常の一部=睡眠時間を奪うだけの存へと変わっていった。
彼との出会い。
三人の娘たちの出産と育児。
子供が成長していくと、すこしずつ生活がいい方へと変化していくと期待していたはずが、その期待はある意味期待以上の裏切りにあうこととなる。
ただ、眠りたいだけなのに。
味方だと信じたかったはずなのに、最悪の敵になっているだなんて認めたくなかったのに。
気づけばまともに働けないほどに眠れなくなったあたしは、過去とは違う形で自分を壊していく。
そんな日々をどうにも出来ずにいた冬のある日、一本の電話が。
地方で仕事をしていたはずの彼が、事故に遭ったという…。
それまでの暮らしと変わっていく、彼と、あたしと子どもたち。
彼から離れ、眠れる日々を得られるまでの話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 12:30:00
90381文字
会話率:5%
副執事のルーカスは、学校に入学する2人の子供たちを見送った。
父親だとは伝えられないが、成長を見守れて幸せだった。感慨に浸っていると近づいて来た子どもたちが「お父様」
驚くルーカスにお嬢様は次々と……
最終更新:2025-07-18 22:55:04
1406文字
会話率:52%
母親になった一人の女性の物語。
「生きる」とは何か、「母」とは何か。
初めての慣れない育児に奮闘する七海。しかし、夫・春樹から掛けられるのは「母親なんだから」「母親なのに」という心無い言葉だった。次第に追い詰められていく七海だが、それでも
「私は母親だから」と鼓舞する。
自分が母の役目を果たせれば幸せな家庭を築けるかもしれないと微かな希望を持っていたが、ある日、夫に県外へ異動の辞令。七海と子どもの意見を聞かずに単身赴任を選び旅立つ夫。
大好きな子どもたちのために「母」として生きることを決めた七海だが、ある男性の出会いが人生を大きく揺るがしていく。
登場人物
坂下七海
責任感が強く真面目。夫の春樹と4歳の海斗、2歳の陽菜のため働きながら家庭優先の生活をするワーママ
坂下春樹
七海の夫で医師。人前ではにこやかで温厚で子煩悩でイクメンと称賛されている。高収入で育児にも積極的な理想の夫を演じているが、七海には冷たい態度をとる
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 18:00:00
63321文字
会話率:34%
世界には、〈負蝕〉と呼ばれる異能の覚醒現象がある。
それは、負の奴隷だけが手にする“力”。
そしてそれは、世界の理(ことわり)に選ばれた、忌まわしき者の証でもあった。
星や理想を引きずり落とす力《忌葬・星落》を有する少年・司雨(しぐれ)は
、御駒の存在として覚醒する。
だが彼の暴走を阻んだのは、リボルバーを手に人の心を撃ち抜く――口達者なバディ、《霊骸導・豪魂(れいがいどう ごうだま)》だった。
崩壊した孤児院。操られた子どもたち。繰り返される隠蔽と歪んだ理想。
司雨と豪魂は、彼らを巻き込んだ巨悪の中枢に迫る一方で、傷つき歪んだ“御駒”と呼ばれるヒロインたちと出会っていく。
彼女たちは皆、壊れる寸前の魂を抱えた少女たち――
ヤンデレ、メンヘラ、限界社畜。
その一人でも説得に失敗すれば、国は本当に終わる。
世界を壊すか、変えるか。
選択を誤れば、星ごと沈む。
これは、
幸福を憎んだ少年が“ましな未来”を選び直すまでの、終末譚(ルート分岐型)である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 02:16:02
30282文字
会話率:39%
親元から離れて暮らす子どもたちが集まる「東京やすらぎ学園」。少年黒田拓真は、両親の暴力から離れるためにそこで生活をしていた。黒田は体が常に落ち着かずに小刻みに揺れていたり、常に聞こえる耳障りな音をヘッドフォンで防いでいたり、衝動的に暴力をふ
るってしまったりとやすらぎ学園でも一際厄介者として扱われていた。
黒田は同じ学園で生活をする東海林正樹、藤澤ひめかと一緒にやすらぎ学園を抜け出してそれぞれの家に帰る「家出」の計画を実行する。児童相談所の職員によって親元から引き離された黒田だったが、まだ心のどこかで両親を信じる気持ちと、今度は上手くやれるという自信があった。一度目は警察に見つかり計画は失敗したが、懲りずに東海林正樹と黒田は再び家出の計画を立て始める。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 05:44:03
101238文字
会話率:44%
生まれつき足が動かず、病室で一生を終えた少女ティナ。
「一度でいいから、自分の足で走ってみたかった」
その願いを胸に目を閉じたはずが、
次に目を覚ました場所は、見たことのない街だった。
そこは、人間に似た “耳としっぽ” を持つ不思議
な種族
《センティエンツ》たちが暮らす世界。
高層都市がそびえ、みんなが個性を活かして走り抜けるスポーツ《ワイルドラン》が大人気!
ティナは灰色の毛並みを持つ少女として転生し、
初めて「自分の足」で走ることができるようになった。
けれどこの世界はただ楽しいだけじゃない。
下層に捨てられた子どもたち
閉ざされた上層との格差
そして「自分は何者なのか」を問いかけてくる謎の黒猫
これは、 “走る” ことを夢見た少女が、
もう一度、生きなおす物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 20:05:44
22258文字
会話率:25%
ドリームコア。バックルーム。
存在してはいけない夢と裏の世界。
そこに迷い込んだのは、心に傷を抱えた三人の高校生。
過去と向き合い、何度も死に、また目覚め、そして選ぶ。
これは「生きたい」と願うことさえ、許されなかった子どもたちの、
夢と罪と赦しの物語──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 07:48:03
3034文字
会話率:36%
霧に閉ざされた谷〈ミルワ〉は、外界の時の流れから隔絶された場所。そこで生まれ育った少女エシェリは、まだ若くして「霧の声を聴く耳」を持つと噂される、語り部の卵だった。
ある日、禁を破って谷に「よそ者」が迷い込む。名をカイルという男は、言葉も
通じず、異国の装いに身を包んでいた。谷の掟では、よそ者は霧に呑まれ、やがて消えるはずだった。
だがエシェリは、彼の心の叫びを「霧」を通して感じ取る。言葉を超えて心を結ぶ――それが、谷に息づく霧の力だった。
掟に抗い、カイルを救ったことで、エシェリ自身も試される立場となる。谷の神〈霧神〉に見守られながら、「試しの七日」が始まる。火、水、子どもたちの笑顔、そして記憶の泉……エシェリとカイルは少しずつ互いの心に触れていく。
やがて明らかになるカイルの過去と、谷の持つ古の掟の真実。エシェリは語り部として、そして一人の少女として、選択を迫られる。
――語ることで、忘れずに生きる。心の奥に灯る、物語という火を絶やさぬために。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-14 14:09:09
7560文字
会話率:38%
三人の幼い子どもを育てながら、王太子妃として日々懸命に努めるルウラ。
だが、夫である王太子は協力するどころか、「冷たくなった」「浮気しているんじゃないか?」と被害妄想を募らせていく。
夜な夜な城を抜け出す王太子の真実を知ったルウラは驚愕す
る。違法薬物、浮気、妄想──そして暴力。
このままでは子どもたちの命が危ない。ルウラは密かに子どもを連れて隣国へと逃れた。
だがその後、彼女を待っていたのは驚くべき転機だった。
王太子の破滅、そして──ルウラ自身が“王国の未来”を担う立場になるとは、誰が想像しただろうか。
「私は王にはなりません。ただ、子どもたちの未来のために、生きると決めました」
モラハラ王太子との決別から始まる、スカッと系王宮再生譚。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 12:26:51
1198文字
会話率:26%
20XX年、突如として宇宙より飛来した「形を持たない敵=ヌル」と呼ばれる存在が地球を侵食し始める。物理的攻撃を一切受け付けないヌルに対抗する唯一の手段は、“深く強烈な負の感情”をエネルギー源とした人型決戦兵器「マイナスドライヴ」だけ。
そ
の兵器を動かせるのは、強いトラウマや自己嫌悪、抑圧、絶望、劣等感といった“陰の感情”を抱えた思春期の子どもたち。
だが、操縦するごとに精神は削られていき、希望を持つと適性が消える──。
つまり、「成長」してはいけない。
「立ち直ったら戦えなくなる」。
それが、この世界の歪んだリアル。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 00:00:00
47651文字
会話率:25%
「チャーム」と呼ばれる、不思議な力を宿したお守りが、人々の想いをかたちにする世界。
感情を込めてつくるその力は、ときに人の心を動かし、小さな奇跡を生み出すこともあった。
内気で自信のない少年・リクは、ひとつのウィッシュチャームと出会う。
それは“願いを叶える”と噂されながらも、子どもたちのおもちゃのように扱われているチャームだった。
チャームの中から現れたのは、羽を持つ人型の妖精・ミル。
明るくおしゃべりなミルとのにぎやかな毎日が、リクの心を少しずつほぐしていく。
やがてリクは、自分の想いを誰かの力に変えるため、チャーム職人を目指すことを決意する。
これは、ささやかな願いが、やがて誰かの未来を照らす──そんな“想いの冒険”の物語。
※この作品はChatGPTを活用しながら執筆していますが、構成・調整は作者自身が行っています。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-11 21:45:40
28291文字
会話率:48%
もう数か月も雨が降り続けている村がある。
湖を中心にグルッと囲った小さな村、雨が降り始めてから誰も姿を見せないため王都の騎士団に調査に乗り出した。
家屋に倒れる夫婦、見つからない子どもたち、そして、とある少女の日記帳。
どうして雨は止まない
のか。日記帳を読み進めるあなたへ……。
雨は、好きですか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 20:33:43
6082文字
会話率:20%
絶望した人間が怪物“ロスト”となり、街を襲う現代日本。
特別な石の力で生まれた武器を手に、心の闇と向き合い“救う”ために戦う子どもたちがいた。
倒すのではなく、救うために。
闇に飲まれた者たちの叫びに、彼らはどう応えるのか――。
最終更新:2025-07-08 19:13:05
4497文字
会話率:27%