~はじめに~
本小説は以前、私が投稿した、『ピアノ少年と今年から共学になった元女子校~今年から共学になった元女子校に、男子の僕が入学したら、とびっきりカワイイ3人の生徒会役員とギャルのクラスメイトとドキドキな関係なったお話~』の加筆・修正、
および続編版となります。
⇒https://ncode.syosetu.com/n7935ht/
キャラクターやストーリなど、色々と思い入れがあり、今回、思い切って改定してみました。よろしくお願いいたします。
~あらすじ~
僕、橋本輝は合唱部でピアニスト。高校生活を充実させるつもりが、同じ特技を持つ安久尾五郎に音楽の才能を妬まれてしまう。しかも、安久尾は権力者の息子。輝は安久尾に妨害され高校を退学にさせられる。
そうして、新しく入学した学校は、今年から共学になった元女子校だった。
美少女生徒会役員達、ギャルで一軍のクラスメイト、黒ぶち眼鏡で少し地味だが、眼鏡を取るとものすごく可愛い料理上手なクラスメイト、そんな人たちと出会いながら、輝は再び歩き出す。
そうして、輝のもとに舞い込んできたのは、美少女生徒会役員の一人、加奈子からのとある依頼だった。
再び動き出す、元女子校での恋愛、冒険をどうぞ、お楽しみください。
~その他、お知らせ~
X(旧Twitter)も開設しました。よろしければ是非。
⇒@st_sonezawa01折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 23:02:07
900029文字
会話率:33%
謎の病「黒雲病」が蔓延するエルグランデ王国。
人々は外出を控え、経済は停滞。疲弊し、不安に覆われた王国の国境付近には隣国フォートラン公国の侵攻が迫る。
そんな中、日本人だった前世の記憶を持つ公爵令嬢シルヴィアは、謎の病を完治させる方法を発見
する。
それは、「ヨナ抜き音階(ペンタトニックスケール)の歌を、複数の人間がハモって歌うこと」だった。
ユニゾンではなくハーモニー。それこそが黒雲病を治す決め手だった。
(なんでこの世界にはハモるって概念がないんだろう?)
シルヴィアは「人々の心を歌と踊りで明るくしたい!」という信念のもと、貴族のバッシングや教会の妨害に遭いつつも、疾病克服のために突き進む。
やがて、その努力が実り、王国は徐々に復興していくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 22:33:41
29985文字
会話率:35%
妹を溺愛して、デートにいつも連れてくる婚約者。兄にべったりで、結婚をやめてとっとと実家に帰れとわめく義妹。そんなよくある話と思いきや、義妹の妨害には、驚くべき訳があって——
最終更新:2025-05-12 07:10:00
8202文字
会話率:43%
借金まみれで貧しい男爵家の令嬢ダニエラは、心を病んだ母の看病と弟の世話と勉学に励みつつ、王族の侍女になって貧しさから抜け出すことを夢見ていた。しかし父は借金を返済できなくなり爵位と領地を奪われ、貴族でなくなったダニエラも貴族学園を退学。家庭
教師の仕事も母の妨害で失い、牢屋の裏方として働くことに。
そんな彼女の前に囚人として現れたのは、義賊団のリーダーだったノア。言葉は荒いがどこか品のあるノアに興味をもち始めるダニエラだったが、彼女の生活はますます厳しくなる。そんなとき貴族学園時代の同級生・フィリクスから熱烈にプロポーズされ、生活を変えるためにプロポーズを受けることを決めるダニエラだったが…【全34話予定】折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-10 19:00:00
69181文字
会話率:52%
16世紀末。若き錬金術師エリアスは、亡き師の工房と難解な研究記録を引き継ぎ、真理の探求を志す。しかし、パトロンである辺境伯からは「貴金属の生成」という非情な要求を突きつけられ、研究資金の枯渇と成果へのプレッシャーに苦悩する日々。
そんな中
、エリアスは師が封印した危険な実験記録の中に、未知の化学反応への可能性を見出す。それは、黄金とは異なる、だが世界を変えうるかもしれない「力」の片鱗だった。
薬草師の娘カタリーナの支えを受け、危険な実験に身を投じるエリアス。だが、彼の前には、華やかだが胡散臭い宮廷錬金術師バルテルミーの妨害、権力者の思惑、そして自らの研究が生み出す物質の恐るべき性質が容赦なく立ちはだかる。
偽りの奇跡と、地道な探求の果てに見いだす真実。これは、富や名声ではなく、純粋な知的好奇心と人間としての尊厳を懸けて、近代化学の夜明けを照らそうとした人々の、苦悩と希望を描く歴史ドラマ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 15:00:00
22876文字
会話率:44%
百年前、革命で王政を倒し、民主主義国のなった某国。その国では二百年ぶりに魔王が出現した。
しかしこれまでの経験からしっかりしたマニュアルがあり、それに従えば迅速に魔王を倒せる。
まずは勇者を召喚した。
しかし勇者の求める報酬は今の某国では払
えないものばかり。おまけに議会は難癖をつけて総理の得点となる魔王討伐を妨害する。
ようやく討伐できると、お役御免と勇者はお払い箱となる。ところがしばらくすると再び魔王は現れた。
身体能力を活かし有名スポーツ選手となっていた勇者に魔王討伐をしてもらう為、切れ者の局長は策を講ずる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 21:38:49
5286文字
会話率:23%
聖女アンジェリカは平民ながら聖王国の王妃候補に選ばれた。
しかし他の王妃候補の妨害工作に遭い、冤罪で国外追放されてしまう。
契約精霊と共に向かった亜人の国で、過去に自分を助けてくれたシャノンと再会を果たすアンジェリカ。
亜人は人間に迫害され
ているためアンジェリカを快く思わない者もいたが、アンジェリカは少しずつ彼らの心を開いていく。
たとえ問題が起きても解決します!
だって私、四大精霊を従える大聖女なので!
気づけばアンジェリカは亜人たちに愛され始める。
そしてアンジェリカはシャノンの『運命の番』であることが発覚し――?
※他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 19:04:09
115710文字
会話率:30%
かの第一次欧羅大戦を鉄十字帝国が勝利してから25年あまり。
敗戦国である連合魔術王国は鉄十字帝国に対し経済的な妨害を続けたのちに世界恐慌まで引き起こした。
それでもなおも妨害を止めない英国に対し、鉄十字帝国は遂に連合魔術王国への直接攻撃を
敢行する。
それに投入されたのは、意思を持つ新型の人型歩行戦車。二号歩行戦車。
後に鉄英戦争と呼ばれるそれは、只の二国勢力間の争いだけで終わるものだと思われていた。
だがそれさえも、赤く染まった東の大国の暴走による惨憺たる世界大戦の、ほんの前触れにしか過ぎなかった………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 16:24:53
11309文字
会話率:45%
2024年ノベル大賞 第四次選考通過作品。
十三才の少女サーシャは、養父であるアルテリオ老師に師事し、治療魔術師になる日を夢見て修行している。素質を師匠に認められ、登竜門である診断魔術師の身分を国王より授与された。いつか天才と名高い師匠
に近づくべく、サーシャは更なる研鑽を誓う。しかし師匠は二年前に持病で急死してしまう。師匠の遺産も、師匠が設立しサーシャと営んでいた治療院も、全て師匠の実子バームフォーが継いだ。外聞のためバームフォーは、身寄りも行き場もないサーシャを引き続き治療院に住まわせる。バームフォーも治療魔術師だが、サーシャの才能を妬みサーシャが治療魔術師になるのを妨害した。このためサーシャが治療魔術師になる道は途絶えてしまっている。師匠と住んだ治療院を離れられないサーシャは、師匠の記憶と教えを胸に、バームフォーの冷遇に耐えながら治療院の下働きをして暮らしている。ある日、治療院に届いた一通の手紙でサーシャは住み慣れた治療院を離れることに。それは、サーシャの生き方を大きく変えるきっかけだった。
怪我の治療に伴う流血表現があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 11:10:07
82433文字
会話率:48%
駄菓子屋の孫・甘露寺蜜夫は、事故死から異世界『アルテミスフィア』へ転生! 女神から授かったのは、ピンチに駄洒落が飛び出し、その評価でセクシー&ドタバタなハプニングが強制発動するユニークスキル【駄洒落召喚(ダジャレ・サモン)】。
戦闘力
ゼロのこのスキルで早々に要注意人物扱いされるも、蜜夫は持ち前の駄菓子愛と知識、奇跡的に持ち越せた大量の日本の駄菓子を武器に、異世界で駄菓子露店を開業する。
安価で多様、当たりくじなどの遊び心も満載な駄菓子は、砂糖が貴重な異世界で「食の革命」を起こし大評判に! 子供たちの笑顔が集まる人気店へと成長する。
そんな中、スキルによるハプニング被害に遭ったツンデレ侯爵令嬢シルフィエットと出会う。当初は激怒するも、駄菓子の魅力と蜜夫の人柄に惹かれ、身分を隠して(不本意ながら)彼をサポートし始める。
しかし、成功は妬まれ、悪質な模倣品の出現や既存勢力からの妨害が激化。さらに、駄菓子の「成分」には、シルフィエットの家に伝わる「失われた食の秘法」や世界の謎に関わる秘密が隠されているようで、怪しい影も迫る。
「駄洒落×駄菓子」というオンリーワン設定が生む笑撃とセクシーの嵐! お人好し主人公と王道ツンデレヒロインが、異文化交流や立ちはだかる困難を乗り越えていく、新感覚異世界ファンタジー。コメディとシリアス、そして心温まる交流がここにある! 果たして蜜夫の駄洒落は世界を笑顔にするのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 17:30:00
95771文字
会話率:36%
「また?」
「またです」
14歳の侯爵令嬢コンスタンスは、お見合いに連戦連敗していた。それも毎回「相手に別のいい人ができた」というオチ。
そのうち、恋に悩むカップルをくっつけて回ってしまったことで『当て馬令嬢』とまで呼ばれるように。
そし
てその影には、腹黒従者の過保護があることを薄々察していた……。
そもそも早く婿を見つけて、大人になったと認められたいのもこいつのせいなのに!
実は裏の稼業を持つ侯爵家の、次代の婿取りは一体どうなる?
めげないコンスタンスの婚活奮闘記。
※三章までは短編版とほぼ同じです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 23:31:52
74069文字
会話率:46%
婚活夜会にしぶしぶ出席した魔道具師の令嬢シエナは、無口で不器用な騎士・リヴィオと出会う。剣と魔道具、まるで正反対のふたりは、次第に信頼と絆を深めていく。妬まれ、妨害を受け、戦場で命を懸けた末――彼からのプロポーズは戦火の中。花束に込められた
愛、魔道具に宿る誠意。誰かを守るために作る者と、守る者。ふたりが歩む恋と未来の物語。
カクヨムでも公開。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 18:00:00
11170文字
会話率:54%
下級貴族の家に生まれ、家族に疎まれ育った少女リディア。
物心ついた頃から前世の記憶を持ち、絵や物語を書くことに救いを見出していた。
だが、家族からも愛されず、金で結婚を売り渡された彼女は、冷遇と虐待の日々を送る。
それでもめげずに騎士団の演
習場で絵を描き続けたリディアは、騎士団長レオンと出会う。
彼に認められ、才能を花開かせたリディアは、小説家デビューを果たすが──
妨害、裏切り、そして家族からの陰謀……数々の試練を乗り越えた先に、
彼女を待っていたのは、温かな家族と、誰よりも誠実な騎士団長の愛だった。
これは、一匹の野良猫令嬢が、
自由と、愛と、幸せを掴み取るまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 18:01:14
13023文字
会話率:19%
K県の量販店SのS店店長Mの「ルールが守れないので、“一生”、当店と系列店の入店を禁止させて頂きます」という不可解な言葉に対する問い合わせを元に構成しています。60年(2021年9月現在)も続くブラックな量販店Sのお客様サービス室のS店初
代店長Yの不誠実な対応(日数稼ぎによる遅延行為と論点ずらしの返信メール)を御一読下さい。これは、量販店Sのブラックなやり口の経過を記載したものです。量販店Sが、判ったとしても、SNSや業務妨害という時間の無駄遣いは止めて下さい。このような事で、読まれた方の経歴がキズ物になるのは望んでません。やるのでしたら、オフレコで、お願いします。但し、自己責任で。口に戸は立てられませんから、喋るのは自由です。これ以上は、ネタバレになりますので、お付き合い出来る所までで構いませんので、宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 02:00:00
44230文字
会話率:0%
──世界を変えろ。金で、誇りで、未来で。くすぶる帝国に、火を灯せ。
かつて栄華を誇った帝国は、今、沈みかけていた。
経済は停滞し、民は夢を失い、変わることを誰もが恐れていた。
そんな帝国で、名も、金も、後ろ盾もない一人の若き商人が、静かに立
ち上がる。
アルフレッド・ヴァインベルグ。名も無い、家も無い、一人の商人。
彼は、滅びかけた名門・アーデルベルト家に、たった一枚の提案書を持ち込んだ。
──御家の不採算事業を売却しませんか?
応じたのは、誇り高き令嬢、エリザベート・フォン・アーデルベルト。
市場を創る。制度を編む。国を動かす。
二人は手を取り合い、
金と誇りを武器に、帝国を覆す"叛逆"を起こし始めた。
待ち受けるのは、旧貴族の嘲笑、商会連合の妨害、国家の硬直。
そして、民衆の無関心という、最も手強い敵。
それでも彼らは、立ち止まらない。
「金とは何か」
「誇りとは何か」
「未来とは何か」
問いを胸に刻み、命を燃やして、ただ前へと進む。
彼らが灯した小さな火は、やがて、帝国全土を照らし始める。
これは革命ではない。反乱でもない。
──信じる者たちによる、未来への叛逆だ。
灯火を掲げよ。
帝国よ、目を覚ませ。
すべては、ここから始まる。
【帝国の灯火 〜金と誇りで世界をひっくり返す!しがない商人が異世界資本主義やっちゃいました】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 22:45:00
76398文字
会話率:26%
魔物退治で栄える街の、小さな薬屋。
魔法薬を作れないエルナは、祖母から譲り受けた店を細々と営み、自分の庭と裏の魔の森から素材を手に入れて普通の薬を作っている。
ある日、森の中で行き倒れた人を助けたが、実費請求にいちゃもんをつけてきた。
その上助けた恩を売って警備隊に薬を納品させていると中傷を受け、助けた男に恋する令嬢に絡まれることに…。
人助けで胃が痛くなる薬師エルナの物語
ちょっとだけ痛そうな表現があるのでR15をつけましたが、大したことはないです。魔物に引っかかれて死にかけた程度。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 01:00:00
15816文字
会話率:33%
法術装甲隊ダグフェロン 第五部
遼州人の青年神前誠(しんぜんまこと)が司法局実働部隊機動部隊第一小隊に配属になってからほぼ半年の時が過ぎようとしていた。
訓練場での閉所室内戦闘訓練からの帰りの途中、誠は周りの見慣れない雪景色に目を奪われ
た。
そんな誠に小隊長のカウラ・ベルガー大尉は彼女がロールアウトした時も同じように雪が降っていたと語った。そして、その日が12月25日であることを告げた。そして彼女がロールアウトして今年で9年になる新しい人造人間であること誠は知った。
同行していた運用艦『ふさ』の艦長であるアメリア・クラウゼ中佐は、クリスマスと重なるこの機会に何かイベントをしようと第二小隊のもう一人の隊員西園寺かなめ大尉に語り掛けた。
こうしてアメリアの企画で誠の実家である『神前一刀流道場』でのカウラのクリスマス会が開催されることになった。
誠の家は母が道場主を務め、父である誠一は全寮制の私立高校の剣道教師としてほとんど家に帰らない家だった。
四人は休みを取り、誠の実家で待つ誠の母、神前薫(しんぜんかおる)のところを訪れた。
そこで待ち受けているのは上流貴族であるかなめのとんでもなく上品なプレゼントを買いに行く行事、誠の『許婚』を自称するかなめの妹で両刀遣いの変態マゾヒスト日野かえで少佐の訪問、アメリアの部下である運航部の面々による蟹パーティーなどの忙しい日々だった。
そんな中、誠はカウラへのプレゼントとしてイラストを描くことを思いつき、様々な妨害に会いながらもなんとか仕上げることが出来たのだが……。
SFお仕事ギャグロマン小説。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-23 12:58:43
301507文字
会話率:50%
※本作品はブロマンスものです。恋愛描写はありません。
魔王の後継として生まれた「若様」は、異世界から来た勇者を妨害するために近づき、親しくなり、裏切り、最後には呆気なく死んだ。
気がつくと人間の子どもに生まれていて、両親に愛されて豊かな
暮らしができてハッピー!
……と思ったのも束の間で、自身の魔力のせいで故郷から追い出されることになる。
一度知った人の温もり、愛情、ぬるま湯のような幸せ。
家族が恋しい「若様」は、再会した勇者の提案で彼の養子に迎えられることに。
しかも聖女(♂)が母親に加わり「若様」は二人の愛情を受けて自己肯定感爆上げハッピーライフを送る。
その裏で自身を探す魔族たちがいることを知らずに……。
でも愛情をたっぷり注がれて小悪魔&甘えん坊になった若様は楽しいことにしか興味ない!
引退した勇者は息子の若様を愛することで手一杯!
使命から解放された若様一家があっちこっち仲良く旅するお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 18:30:00
61967文字
会話率:42%
政治家の不審死を皮切りに、日本の中枢を揺るがす闇が動き始める。
警視庁捜査一課の刑事・月影零は、独断で事件の背後を追い始める。
捜査の過程で零は、かつての恋人・佐木島玲奈を名乗る女と再会する。
彼女は零に協力するが、その素性にはどこか謎め
いた影があった。
やがて事件は、**日銀と内閣情報調査室(内調)**を巻き込む国家的な不正へと発展。
証拠隠滅、情報操作、そして命を狙う殺し屋たち——
真実を追う彼らの前に、国家ぐるみの妨害が立ちはだかる。
そして零が最後に頼るのは、検察官である実の姉・月影一香。
正体の見えない敵、過去の亡霊、そして真実の銃声。
その引き金を引くのは、果たして誰なのか——折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 02:55:56
17182文字
会話率:36%
魔王の俺は、人間の姫を守る兵士の見習いと魔族の王という二重生活をしている。
姫に惚れている!
理由はそれだけだ。
その可憐で心優しい姫の名はレイナック。
レイナックは姫でありながら不遇な扱いを受けている。
親であるはずの王からも、兄や姉
である王子や王女からも相手にされず、小屋のような部屋で過ごす日々。
護衛や付き人もほとんどいない。
だから俺は人間の姿になって、見習い兵士として姫の護衛となった。
姫の幸せこそが俺のすべて!
魔王だとか魔族組織だとか、そんなものはどうだっていいのだ。
しかし姫の幸せを妨害する連中は、ウジのように湧いてくる。
クソのような婚約者。
姫を召使のようにこき使う姉。
供物にしようとたくらむ魔族の輩。
姫を守りたい俺の邪魔をする勇者一味ども。
そいつら全員叩き伏せて、逆に姫を守るための駒にしてくれようぞ!
ところでその姫だが、魔王の俺に想いを寄せているらしい。
魔族と人間は相容れない?
ならばそんな世界すら俺色に染めて、姫と結ばれてやる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 19:10:00
109542文字
会話率:25%
永き黄昏――銀河を二分する二大勢力、クロノス帝政とリベルタス共和国連合が、互いに疲弊し、睨み合う時代。宇宙暦七八八年、連合の辺境、カストル星系外縁部、「悪魔の三角宙域」と呼ばれる星々の墓場へと、旧式艦で編成された第十七駆逐隊は、危険な哨戒任
務に赴いた。だが、彼らを待ち受けていたのは、所属不明の敵――ヴォルフガング・シュタイナー率いる私掠艦隊「鉄の髑髏旅団」の、周到にして悪意に満ちた罠であった。
強力な電子妨害により孤立無援となった第十七駆逐隊は、アステロイドの迷宮の中で、圧倒的な戦力差を持つ敵の奇襲を受け、次々と撃沈されていく。それは、一方的な蹂躙、死の嵐が吹き荒れる地獄絵図であった。ただ一つ、若い通信士が、血塗れになりながらも発信し続けるか細いSOS信号だけが、虚空に響く最後の祈りであった。
その頃、近隣宙域では、若き少佐ソフィア・ベルナルド率いる第八高速機動戦隊が、新型機のテスト飛行を行っていた。型破りな才能と自由な魂を持つソフィ。彼女の旗艦『アルテミス』は、奇跡的にも、第十七駆逐隊の絶望的なSOSを傍受する。軍規よりも仲間の命を優先するソフィは、副官ラサール艦長の理性的な制止を振り切り、独断で、危険極まりないカストル宙域への救援出撃を決意する。「紅蓮の旗の下、我らもまた、流星とならん!」ソフィの魂の叫びに呼応し、戦隊は死地へと向かう。
真紅の旗艦『アルテミス』は、流星の如く、敵の弾雨とアステロイドの迷宮を、ソフィの神業的な操艦によって駆け抜ける。
紅き流星の運命は、如何に――。銀河の片隅で始まったこの戦いが、やがて大きな伝説の序章となることを、まだ誰も知る由はなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 11:26:22
63403文字
会話率:23%