魔物退治で栄える街の、小さな薬屋。
魔法薬を作れないエルナは、祖母から譲り受けた店を細々と営み、自分の庭と裏の魔の森から素材を手に入れて普通の薬を作っている。
ある日、森の中で行き倒れた人を助けたが、実費請求にいちゃもんをつけてきた。
その上助けた恩を売って警備隊に薬を納品させていると中傷を受け、助けた男に恋する令嬢に絡まれることに…。
人助けで胃が痛くなる薬師エルナの物語
ちょっとだけ痛そうな表現があるのでR15をつけましたが、大したことはないです。魔物に引っかかれて死にかけた程度。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 01:00:00
15754文字
会話率:32%
「1行目は、この間の『きりこ』だろう。2行目は、中津警部達が押収したナイフガンのことか。その『落とし前』をつけろ、と言っている。はっさん、とは、言うまでもなくEITOのことだ。恩着せがましいな、『パシリ』させといて。」と、伝子は言った。
最終更新:2024-07-22 09:23:38
6773文字
会話率:19%
「1行目は、この間の『きりこ』だろう。2行目は、中津警部達が押収したナイフガンのことか。その『落とし前』をつけろ、と言っている。はっさん、とは、言うまでもなくEITOのことだ。恩着せがましいな、『パシリ』させといて。」と、伝子は言った。
最終更新:2024-07-16 07:49:32
6773文字
会話率:19%
見目麗しい男性たちに、次々と暴言を吐く高慢ちきな女性。美しい顔も厭味ったらしい表情のせいで見るに堪えない。どうやらこの国は一妻多夫の国らしい。
女神さまにそんな映像を見せられて驚いていると、更に衝撃の事実を伝えられる。この多情で高慢ちきな女
性が私!?
これは、前世の記憶を取り戻した私が、一人の男性と幸せになるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 20:37:45
7775文字
会話率:48%
ローズの婚約者である伯爵が女遊びをして浮気相手と子供を作ったことが判明してしまう。
ローズは聖女で、不治の病だった婚約者を十六年も癒やし続けた。二十四歳になって聖女を退任した時に彼と結婚することになっていたが、婚約者はローズより六歳も若い後
任の聖女と浮気したのだ。
「一人の女を愛し続けられるはずがない」
「女は若い方がいい」
「癒やしてあげたなど恩着せがましい。お前がやってきたことは後任のルシアにもできることだ」
と言って婚約者と後輩聖女は彼女を傷つけた。
ローズが毒殺されそうになり、その場にいた専属騎士ディランがローズを護るために元婚約者と剣で戦うことに。
ローズが時間が戻ってほしいと強く願った瞬間、その場にいた四人──ローズと護衛騎士ディラン、元婚約者と後輩聖女はなぜか六年前に戻っていた。全員記憶を持ったままタイムリープしたのだ。
十八歳の頃に戻ったローズは元婚約者と婚約破棄し、影で悪事を働いていた後輩聖女を神殿から追放する。
そして専属騎士ディランは王の落とし子だと判明し、王太子になる。彼はローズを口説きながら元婚約者達から護ろうとする。
「元婚約者や後任の聖女がどれだけ困ろうと貴女が助ける必要はありません」
稀代の聖女である彼女にしか治せない病だったと元婚約者達は知らない。
※完結まで執筆済
※毎日更新します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-16 16:22:40
110708文字
会話率:36%
『剣聖』クラウは、自らの光を見いだせないままでいた。
やがて、クラウは、勇者たちの手により剣聖のクラスをはく奪されてしまう。
全てを失ったクラウは、廃棄地区の一角に謹慎を命じられる。
「これで、私の人生も終わり・・・」と、朽ち果てようと
する建物のドアを開けたときから、
クラウの人生が変わった。
「クラウ。ようやく見つけた。もう、放さない」
「ええ?」
恩着せがましくやかましい、同居人との日々が、クラウの心を変えていく。
『剣聖』となり切れなかったクラウは何を求めるのか。
初投稿で、不定期投稿です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-29 17:19:51
199642文字
会話率:46%
私生児の裕史は小学生のとき母の妹(つまり叔母)の家の前に捨てられる。そこには一人息子の従弟がいて、ずっと邪険に扱われる。祐史はある時そんな従弟に怪我を負わせる。怒った叔母は祐史をとことん追い詰め、大人になってからも自分の会社で雇い、恩着せ
がましくこき使う。そこはゴミの収集の仕事をしている。
祐史の担当する得意先の一つにキリスト系の保育園がある。そこの若い女の園長さんにいつしか心を寄せるようになる。ある日、彼女の屋敷の庭に忍び込むと、彼女の部屋の明かりを見詰める。すると凄く心が和み、いつかいいことが起こりそうな思いがしてくる。それで頻繁に庭に忍び込むと、そのつど園長さんの部屋の明かりを祈るように眺める。
ところがある日その事実がばれ、祐史が庭に潜んでいるときに、園長に心を寄せている副園長と従弟が庭の見回りをする。祐史は窮地に追い込まれ、必死になって思案する。すると思わぬ記憶がよみがえる。祐史は大声を出して起き上がると、二人に立ち向かう決心をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-30 07:54:14
43684文字
会話率:32%
久しく顔を合わせていなかった友人が、夜中、唐突に俺の家を訪ねてきた。
いかにも憔悴した表情を浮かべる彼を介抱しかけた俺だが、彼は俺の部屋のゴミ屋敷ぶりを見るや、元気を回復。
掃除の許可を申し出ると、嬉々として取り組み始めた。
この恩着せが
ましい行動、意味があるようでして……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-22 21:01:56
3135文字
会話率:20%
鶴に助けられたタカナシの家に、恩返しを求めてやってきた鶴。彼と鶴の、たった一日のドタバタコメディ。
最終更新:2015-03-17 19:48:17
9327文字
会話率:68%
神仏奇跡とは実に必要ない。
と言うのも、仕事を行う頻度と纏う威光が分不相応すぎではないだろうか??
まず必要な時にいくら呼んでも来ない。そのくせ、たまに来たかと思えば我の功と恩着せがましく主張する図々しさまで兼ね備えている。人様には謙虚さを
要求するにも関わらず、己の謙虚さの方が全く足りていないではないか??
それに不幸、厄災を断つのが自分にのみ許された特権だと思っているのだったらそれは大きな勘違いだ。
不幸、厄災そのものも不幸を喰らい厄災を祓う力をも持っている事を忘れている証拠。
教育に悪い話しではあるが、毒を持って毒を制すると言う格言が存在する事を忘れてはいけない。
不幸の権化たる力にして厄災の象徴たる力、すなわち暴力とは忌み嫌われながらも万人に与えられたそれらを破りうる力なのだ。
問題は制御のし難さ故に法により縛られ、武力なる昇華された存在により駆逐された事か。この世界にて悪と認められると言う事はそれ即ち敗者となる事も同義なので致し方の無い話しか…
ただ、本当の暴力とは何にも屈さない。
何事にも揺るぎはしない。
如何なる相手をも許容しない。
己の意志の為ならば森羅万象全てを敵に回しても前進する。
前置きが長くなったが、要は生粋の悪党を舐めるなと言う話しだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-26 00:10:45
1007文字
会話率:11%