ラン・アールは魔法がある異世界の地方領主の子として生まれたが、ある日自分の前世が日本人だった事を思い出す。
ラノベ好きだった日本人が異世界に転生したら…?
最終更新:2023-05-20 02:09:25
6044文字
会話率:29%
その男は軍事強国であるグランデリカ帝国において職業軍人として数多の戦場を駆け抜けて一兵卒から大隊長にまで駆け上がった。
敗戦同様の劣勢における戦いに滅法強く、最悪の状況下で幾度も最善の結果を掴み取ってきたその男は「皇帝に泥水を啜らせた男
」としても名が知られている。
そんな男が突如として軍を解任されることになる。
これは職業軍人としての誇りを持ちながらも解任されて地方領へと追いやられた男の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 14:52:01
406058文字
会話率:36%
些細な理由で死んでしまった井納純一は、本来なら全うできるはずだった七十五年の命数を平行世界の保全のために使うことになる。
二十五年かけて世界の流れを変え、迫りくる「破滅」を阻止する。やり直しできるのは三周目まで。
地方領主の娘マリーと
して生まれ変わった井納は、はたして任務を達成できるのだろうか。そして大国の跡継ぎと結婚せずに済むのだろうか……。
どちらかというと戦記寄りです。
※毎週月曜日or金曜日に更新しています。
※最終章・三周目『無我夢中編』いよいよクライマックスです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 16:47:00
643653文字
会話率:36%
とある事情から宇宙船を盗んで逃げた元傭兵のレイと新型AIプログラムの鬼丸国綱(自称アイちゃん)
出鱈目にとんだワープアウト先は、なぜかこの次元の宇宙ではなかった。
旅路の果てに宇宙空間の退屈さに負けたのは、なんと人間ではなくAIの方で、友達
が欲しい、恋バナしたいなどと騒ぎ出す。
あまりの五月蠅さに、レイは知的生物の住む惑星に偵察用ドローンを下ろす許可を出すのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-22 21:00:00
151845文字
会話率:27%
地味め令嬢その4です。
シリーズの1から読んでいただけるとありがたいです。
最終更新:2022-12-24 18:28:40
3321文字
会話率:37%
地味な令嬢と地味な地方領主が微妙な友情を育てているかも知れない話です。
地味め令嬢の続き、その3です。連載にすりゃよかった。
最終更新:2022-06-19 22:47:32
3263文字
会話率:49%
婚約破棄したい地方領主がまず婚約できない話です。
最終更新:2022-06-17 21:39:48
3308文字
会話率:24%
大国『冠をいただく国』の第七王子エルネスティはある密命を帯び、イリス・レーンと名を変えて隣国『太陽が沈む国』の地方領主の養子となった。レーン家到着の夜、イリスは不思議な能力を持った女性騎士シドルと出会う。
シドルの過去には、世界を揺るが
す大きな秘密があった。
登場人物 <年齢はすべて新暦995年時点>
イリス・レーン:
主人公。『太陽が沈む国』ハーレン領領主、ヴィレム・レーンの養子。十五歳。
シドル・アムスベルク:
『太陽が沈む国』の女騎士。不思議な能力を持つ。二十歳。
レオ・ニスラ:
イリスの侍従。騎士。五十歳。
ヴィレム・レーン:
『太陽が沈む国』ハーレン領領主。イリスの養父。
フランカ・アッペル:
ヴィレムの義理の妹。三十五歳。
アマンダ・アッペル:
フランカの娘。十六歳。
ユリウス・バウマン:
『太陽が沈む国』の地方領主。
デニス・ヤンセン:
『太陽が沈む国』の現国王。病弱で、王権の維持が危ぶまれている。
ダミヤン・ヤンセン:
デニスの弟。兄を追い落とそうとしている。
影:
イリスに仕える闇に潜む者
隻眼の伯爵:
?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-08 23:14:01
34504文字
会話率:53%
魔法学園への入学前日、地方領主の娘であるトモシビは突然生まれる前の記憶を思い出す。
ゲーム? 転生? とにかく、ろくなものではなかった前世の"俺"。
何の役にも立たない前世の記憶。メインメニューを出すだけの能力。その能力
があってなお弱い身体能力最弱の体。コミュ力なし。
取り柄は魔法と美貌。
「今度こそ私は自分が生きたいように生きたい」
彼女は学園生活で新しい人生の一歩を踏み出した。
※無口で人見知りで弱い主人公が、メイドに愛されたり、仲間を増やしたり、魔法を開発したりしながら理想の自分を目指して頑張るお話です。
※更新は週1〜2くらいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-15 00:28:22
875419文字
会話率:38%
「私には、この大王国の黄昏の鐘が聞こえるよ」
強大なる中央集権国家を維持するため、稀代の悪法を用いて繁栄を極めてきたロジオン王国が、今、ひそやかに、変革の時を迎えようとしていた。その引き金を引いたのは、魔術師団長のゲーナ・テルミンとその
甥のアントーシャ・リヒテル、そして、王国への怒りが限界に達しつつある地方領主たちだった。
洗練を極めた王族、老練な政治家、忠義に生きる騎士たちは、その流れを堰き止めることができるのか。一方、アントーシャたちが強大な王国を倒すために採ろうとしている前代未聞の手法とは——。
ソリッドファンタジー長編小説シリーズ。
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○opsol book(オプソルブック)より書籍化された作品に加筆修正を加えたリニューアル版で、改めての書籍化も決定しており、2022年春期刊行予定となっています!
○「須尾見蓮」名義で「神霊王国物語」シリーズとして、『神霊術少女チェルニ〈連載版〉』『神霊術少女チェルニ 往復書簡』等も連載・掲載中です!
○『神霊術少女チェルニ(1)神去り子爵家と微睡の雛』opsol bookより書籍化決定し、年内発売に向けて準備中です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-25 18:00:00
284058文字
会話率:53%
サイドル王国の子爵家の次女であるテレーズは、長女のマリアに婚約者のラゴウ伯爵を奪われた。
その後、テレーズは辺境伯カインとの婚約が成立するが、マリアやラゴウは所詮は地方領主だとしてバカにし続ける。
しかし、無知な彼らは知らなかったのだ。西の
国境線を領地としている辺境伯カインの地位の高さを……。
貴族としての基本的な知識が不足している二人にテレーズは失笑するのだった。
そしてその無知さは取り返しのつかない事態を招くことになる──。
※アルファポリス様にも投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-10 12:44:32
50020文字
会話率:65%
「新聞社を焼かねばならぬ。
我慢に我慢を重ねてきたが、もうダメだ。
すべてを失い、悪に堕ちてでもこの粛清をやり遂げねばならない。
それが王として最後の責務である」
聖オルタンシア王国の国王ジルベールは王位を継ぐ以前からマスコミに嫌われて
いた。
「新聞に書いてあったけど、ジルベール様は権力を傘にきて地方領主にパワハラしてるらしいぞ!」
(領民を奴隷にして麻薬栽培してる不届き者を罰しただけなのに……
口封じに危うく殺されるところだったし)
「新聞に書いてあったけど、ジルベール様は仲のいいお友達の領地にばかりお金を支援しているらしいわ!」
(ドラゴンの群れの襲撃受けたから復興支援してるだけだって……
それに国境線守っている彼らが倒れたら王都も危ないんだぞ)
「新聞に書いてあったけど、ジルベール様は女好きで毎晩美女をムリヤリさらっているらしいぞ!
お后様はあんなにお美しいのに!! 爆発しろ!!」
(妻以外に女性は知らないし、てかその妻も最近相手してくれないんだが……
ん? 妻の寝室に見知らぬ男が————)
マスコミは偏向報道により、ジルベールが国民に嫌われるように仕立て上げた。
悔しさに歯を食いしばりながらも己の責務を全うするジルベール。
称賛を浴びられなくとも、自分の行いが国や民のためになることを信じていたからだ。
ジルベールの生き様に心を打たれる者や救われたことに感謝をしている者たちも少なからずいた。
しかし、その想いは彼には届かず、限られた信用できる人間にしか心を開かず、孤独に打ちひしがれる。
ギリギリのところで踏みとどまっていたジルベールだったが、マスコミの起こしたある事件により我慢は限界を超える。
「敵国よりもドラゴンよりも恐ろしい敵がすぐそばにいる。
奴らは無実の者に罪を着せ、罪深き者を無実にする力を持つ。
民よ、どうか気づいてくれ。
私の蛮行が無駄にならないように……」
これは後に『流刑王』という異名を背負うことになる善良な王ジルベールと悪意に満ちたマスコミとの戦いの物語である。
※この作品はアルファポリスにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-18 19:30:23
227370文字
会話率:22%
「帝国の財政が厳しい今、時代遅れのダメージ床整備卿など不要!」
”ダメージ床”の開発責任者カール、宮廷財務卿に無駄遣いと断罪され、地方領主に左遷される。
実は胃の痛い宮廷勤めが苦手なカール、大喜びで赴任することに。
一方、カールのダメージ床
が敵の侵入から帝国をひそかに守っていた……コスト削減最優先の財務卿と皇帝は、帝国の守りに大きな穴を空けたことに気づかず、盗賊やモンスターに侵入されまくる……帝国に危機が迫る。
のんびりダメージ床の研究とスローライフを楽しむカール、純粋でパワフルな犬耳少女と優秀な技術者の従兄弟、何より勤勉で素朴な領民たちと共に新型ダメージ床の技術を生かして領地を発展させていく。嫉妬した宮廷財務卿から色々な嫌がらせを受けるが、最強になった私の領地には毛ほども痛くないですね!
その後、他地域からの移住者も増え、ダメージ床の応用で攻守ともに最強になったカールの領地、気が付いたら帝国に残された最後の希望に?
いや、そんな面倒事に巻き込まないでもらえます? 私は平和な領地でスローライフを送りたいだけなんで。
これは左遷から始まるアラサー技術者の最強領地経営コメディ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-02 12:05:05
142467文字
会話率:39%
地方領主家の長女に生まれたマーレ・サラントは貧乏な家の家計を少しでも助けるため、稼げると紹介された側妃候補の仕事をこなすため王宮へ。
本人はお金を稼ぐために静かに仕事をこなして家に帰りたいのに、周りの思惑に次から次へと巻き込まれて…
あ
れ?いつもあの場所会うあの人ってもしかして…!?
お金大好きなマーレが王宮でおりなすドタバタラブコメディー…?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-09 16:00:00
2487文字
会話率:15%
両親によって、カザリアが嫁がされたのは、ケルシュタイード家の跡取りのはずなのに、一田舎地方領主におさまってしまっているロウリエの元だった。
聞けば前領主とのいざこざで、屋敷は毒と刺客にあふれていると言う。
そんな話は何も聞いていなかったカザ
リアと、なぜかめっぽう毒に詳しいぽやぽや領主(カザリア談)のときめきもへったくれもないはずだった政略結婚夫婦の日常。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-04 15:56:38
184510文字
会話率:40%
地方領主バルネア家の新当主アンリが発現したスキル【温泉郷】は、とても戦争には使えそうにないハズレスキルだった。
「今日この時を持ってバルネア家を四国同盟より追放する」
大陸を牛耳る軍事同盟から追放されたバルネア家は、たちまち元同盟相手の
国々から宣戦布告される危機に陥る。
しかしアンリのスキル【温泉郷】は、疲れ切った兵たちを鼓舞し、果ては酷使された敵国の民さえも寝返らせるほどの最強の福利厚生スキルであった。
さらにレベルが上った【温泉郷】は様々なバフを兵にかけることも可能になる。
裏切った国々を返り討ちにし、バルネアはかつてない大国になろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-01 17:08:55
2413文字
会話率:54%
地方領主の長男、ヴォルクスにはかつてシャルロットという恋人がいた。
彼女は突如現れた邪竜と戦い、瀕死の重症を負ったヴォルクスを治すため、負傷を肩代わりする回復術の秘奥を使い、息絶える。
悲嘆にくれるヴォルクスの元にピエロを自称する悪魔が現れ
てヴォルクスに契約を持ちかける。
「お前さん、恋人を治す気はないかい?」
唯一死者を甦らせるという秘宝を探すため、ある代償を引き換えにヴォルクスは強大な力を得た。
その代償とは、人から忘れられてしまうことである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-18 22:08:08
3044文字
会話率:31%
北、中央、南の大きな三つの島から構成されるエメロード王国。
南にある島の最南端に位置する、地方領主の主人公レイウッド。29歳独身。
女性とのお付き合いの経験なし。
運命のお相手(お嫁さん)に出会うため、年に一度、王都で開催される夜会へ出席す
る。
そこは夜会と書いて戦場と読む場所。美しくも華やかな、恋に飢えた美しいお嬢さまや、愛に飢えた精悍な姿の紳士たちが、獲物を求めてやってくる。自分を持ち上げ、主人公を下に見させたいがために投げられる、裏側で噂される陰口という名の中傷の嵐。
そのような風聞に惑わされ、淑女たちからもちょっとした偏見の目を向けられる。
連戦連敗の十年間。落ち込んでいた彼に、ある日助け船が発生するが……。
読んでいただける方が増えて、自信がついたら長期連載の形も視野に入れております。
この作品は、他のサイトでも掲載しています。
タイトル変更しました。
旧タイトル:金色の狐娘と灰色の狼娘 -彼女は俺のお嫁さん。今更返せと言われても応じかねます。-
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-17 09:10:32
54187文字
会話率:66%
◇気軽に読める剣と魔法の本格ファンタジーです◇
七大陸の北部に連なる極寒の不法地帯【死者の森】
そこは、おとぎ話の中では世界の終焉が始まる場所とされている。
アメザス王国の地方領主の息子『レオニス・ラフリス』は、魔法剣術学院を卒業すると
、死者の森と大陸を隔てる【壁】の護り人・ウォールナイツに志願した。
獰猛な野獣や【森流し】の罪人、好戦的な少数部族が溢れる危険な地での任務を選んだのは、在学中に死者の森で遭遇したおとぎ話の中の怪物・スカーデッドの存在があったからだ。
レオニスは、ウォールナイツ指揮官でアメザスの双刀の異名を取るショーン・アマンドの下で剣技を磨く。
一方、隣国のサビエフ王国では、クーデターにより即位した第81代サビエフ王・ニコラフ1世が、先代の忘れ形見『メアリー・シルバートン』の捕縛命令を出していた。
彼の狙いはシルバートン家が所有している、ドラゴンの力を宿す指輪【ブルーエメラルド】
捕縛部隊の指揮を執るのは、ショーン・アマンドの落とし子で二刀流の殺し屋ジェームズ・アマンド。
七大陸の覇権を巡って人々が争いを始める時、【アルス・ノトリアの予言】が不気味に響く。
<空に黄金の金輪が浮かぶ時、死者の王が蘇り生者は息絶えまた蘇る。>
来るべき決戦に備え、レオニスの上の妹『サラ・ラフリス』は大魔導士ドイルマズル・ルシャールに弟子入りし、下の妹『ロザリー・ラフリス』は最強の剣士フォン・ウルフ・ベッケルスの薫陶を受ける。
※他投稿サイトにも同時連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-25 15:25:27
36626文字
会話率:50%
コミュ障なのに営業の仕事についてた主人公、召はトラックに轢かれた事がきっかけに女神クエリアのいる部屋に召喚される。
クエリアにそこでもし異世界転移したいか?という問いにYESと答えた召は、異世界転移する星二択の中から平和な星ナルパスに行く事
を決める。
そして、どうせなら平和な星で、営業の仕事によって疲れた心を野菜でも作りながら一人でのんびり暮らしたいと思った召は、魔法の農具3点セットをクエリアから貰い、いざ惑星ナルパスに転移されるのだが、
ただ惑星ナルパスは長く平和だった為、インフラが進み、全ての土地の権利の殆どが地方領主の者だったので、地上での野菜作りを断念。
そんな時、ダンジョン内はだれの土地でもない事を知らされた召はまだだれも到達していないダンジョンの深層階を目指す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-13 22:06:07
39809文字
会話率:26%
「貴様を聖女と信じた俺が馬鹿だった。稀代の悪女め。婚約は白紙だ。出て行け」
貴族の娘のレフィアは、婚約者である皇家の嫡男に一方的に婚約破棄を告げられた。
なんと彼女の部屋から帝国の転覆を狙った計画書が出てきたというのだ。
目立つと
ろくなことがない――かつて救国の聖女と呼ばれた母の教えをレフィアは思い出していた。
だから、幼い頃から母譲りの高位の魔術が使えることも黙っていたし、興国の英雄譚に憧れて、軍事や内政の勉強に密かに精を出していたことも言わずにいたのに、その美貌から皇家の嫡男に求婚されたレフィアを妬んで罠にはめたのだろう。
帝都にいる限り悪意のある噂は勝手に広がっていく。
計画書を突き出されたレフィアはそれを眺めて言った。
「これを書いたのは私ではありません」
「ほう、証拠でもあるのか」
「証拠も何も、私ならこんな杜撰な計画は立てません。私が本気ならもっと確実にこのろくでもない帝国を転覆させてみせます」
「き、、貴様っ」
しまった。つい本音が。
「貴様のような小賢しい女に内助の功など期待できぬわ。去れっ」
皇家の怒りを買ったレフィアは、新たな婚約者として地方領主の元へ送られる。
しかし、皇家は知らなかった。レフィアが目立ちたくないが故に隠していた圧倒的な才能を――
新しい婚約者は暴君と怖れられる男。だけど、この人曲者だけど、意外と私好みで――
少なくともろくでなしの皇家の嫡男より面白い国にしてくれそう。
……じゃあ、ちょっと暗躍しますか。私なりの内助の功とやらを尽くしてみましょう。
辺境なら周りの目もそれほど気にならない。
思い立ったレフィアは、圧倒的な「内助の功」で、地方領主の夫を皇帝の座へと押し上げていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-05 22:32:02
31578文字
会話率:55%
見上げるほどの大樹と国家には、共通点がある。長い時を経れば経るほど、内部が腐ってくるのだ。
千年続いたその国家も、官は腐り民は疲弊し、斜陽の時を迎えようとしていた。
そんな王国の中心地、王都に一人の若い男がいた。彼の名は、ファンオウ。
地方領主の三男坊として、医学を修めつつ暮らす彼の元へ、一つの報せが舞い込んだ。領主一族が病死を遂げ、ファンオウは領主として辺境へと赴くこととなる。
この物語は、のほほんとした医師領主ファンオウが殺伐とした世界へ癒しを齎す、そんなお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-04 15:03:39
456243文字
会話率:54%