侯爵家の園遊会。その会場に乗り込んできたローランド第二王子は言い放った。「マチルダ侯爵令嬢との婚約を破棄する」と。その理由をローランドはマチルダの品格の問題だとして、次々と欠点を挙げつらねていくのだが――
当のマチルダはというと、「全くも
ってその通りです」と首肯する一方なのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-16 11:30:14
4851文字
会話率:45%
元子爵家の令嬢ジゼルは家が貧乏であったために、10歳の時に公爵家の侍女として働き始めた。しかし、遊び相手になるように言われたお嬢様はとても常識はずれで、ジゼルが期待した貴族のお嬢様としての品格などまるで持ち合わせない人だった。気高く孤高で日
々の暮らしのことの全般を使用人に任せ優雅にお天気の話しかしないのが貴族のお嬢様の真の姿だと思い込んでいる、ジゼルはお嬢様の行動のすべてが納得いかずすべてを正そうと奮闘した。そして、とうとうお嬢様に疎まれてお嬢様の遊び相手からお嬢様の飼っている三毛猫の世話係に任命された。しかし、破天荒なお嬢様についていける侍女はジゼル一人。お嬢様は、ことごとく自分の邪魔をするジゼルにとうとう重大な告白をした。曰く、お嬢様は前世の記憶があり、ここはお嬢様が前世に読んでいた乙女小説の世界だというのだ。その小説の中でお嬢様は”悪役令嬢”という立ち位置だったらしい。ーいや、信じませんから。そんなこと。前世の記憶があるなら、もっと精神年齢が大人のはずでは?悪役令嬢になりたくないのに、婚約者の王太子に嫌われようとするなんて逆効果では?とにかくお嬢様が破滅すると食い扶持に困ることになるというわけで、単に”三毛猫の従者”に過ぎない身であるけれども、ジゼルはお嬢様が破滅しないように一生懸命奮闘する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 12:00:00
19853文字
会話率:50%
「こういう異世界ものが書きたかった!」
筆者待望のドタバタ異世界ピカレスク・コメディ!
【詐欺師】古賀 敏景(仮名)が10億円の商談を決めかけていた時、【喧嘩屋】後堂 貴虎は地下格闘技の八百長の指示に背いたかどで、【泥棒】久遠 心太が
屋根裏に潜む新興ロシアン・マフィアのボスの書斎兼応接室に連れ込まれる。
偶然にも同じ悪党の元に居合わせた3人の悪党は、悪党の札束をちょろまかしつつ悪党の凶弾に撃たれ、悪党ひしめく『異世界』へ──。
「騙すなら」
「ぶちのめすなら」
「盗むなら」
──相手は悪党に限る──
3人の悪党は荒唐無稽な異世界で、大きな歴史の流れの中を、それぞれの腕と矜恃を頼りに、時には霧のように飄々と、時には嵐のようにいがみ合いつつ、騙し、盗み、ぶちのめしながら、すり抜けて行く。
1章:詐欺師の品格について
『異世界』に流れ着いた3人の悪党は、寂れた港町で目を覚ます。
過去の世界の通貨が通用しない港町で当座の金に頭を悩ます悪党たち。
その前にお誂え向きの悪党が……。
2章:喧嘩屋は世話焼き
騙し取った金を抱えて逃亡する途中、
3人の悪党はエルフの森に迷い込む。
そこにはエルフの里を狙う悪党の影が……。
エルフの女の子に懐かれつつ、悪党どもをぶちのめす。
3章:泥棒の恋
3人の悪党が辿り着いたドワーフの街で、
領主の悪党に追われるドワーフの女を救い出す。
泥棒とドワーフの恋の行方は……。
4章:──
時は大空位時代。
皇帝と選帝侯の二重空位状態にあるメルクリウス選帝侯国では、
熾烈な継承権争いが繰り広げられようとしていた。
継承戦争の雌雄を決する激突の時、3人の悪党は──。
──といった具合に進めて参ります。
連載開始時点で最終章半ばまで執筆済みですので、完結はお約束出来るかと思います。
時々、詐欺師がエゲツない長台詞を喋ったり、ややこしい部分もあるかもしれませんが、最後までお付き合い頂ければ幸いです。
どうぞ、宜しくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-24 19:35:41
214793文字
会話率:36%
『悪役令嬢の品格~悪役令嬢を演じてきましたが、今回は少し違うようです~』の短編集です。
本編完結済みです。気になった方は作者マイページかリンクからどうぞ!
不定期更新です。時系列はバラバラです。(´▽`*)
最終更新:2021-02-14 08:00:00
107826文字
会話率:50%
プリンが大好きなお姫さまが、不思議な世界でプリンに合うものを探すお話です。
小学生高学年向けをイメージして書いております。
『悪役令嬢の品格』のスピンオフです。プリン姫の冒険シリーズとはまた別軸です。
最終更新:2020-01-10 22:36:39
3011文字
会話率:50%
貴腐を嗜む令嬢たちのお茶会。同作者の作品に似た人物たちがいても、気のせいです。苦手な方はお控えください。
最終更新:2019-11-22 21:47:51
3458文字
会話率:55%
『それぞれの傷、それぞれの想いが交差する―――』
遠野悟が通う高校には有栖川 詩という美少女がいた。
金色の髪に、大きな青い瞳はどこかのお嬢様と思わせるほどの品格を放っていた。
皆は口を揃えて有栖川 詩を"アリス様"と
呼んだ。
悟はたまたま詩と一緒のクラスとなり、ちょうど彼の隣、窓際席にやってきた。
その横顔は美しく、悟は一瞬にして詩に一目惚れをし、恋をした。
そんなある日、悟は詩にノートを貸してくださいと話しかけられ、彼女に現代文のノートを貸し出す。そこから悟と詩は話すようになり、友達関係となっていた。
話すうちに、詩のいろいろな表情を知っていき、次第にその想いは強くなっていく。
その話の中で、詩には双子の妹の梓がいることを知った。
最初はそうなんだと受け流していたが、バイト終わりのある日、ゲームセンターのスロットコーナーで梓とばったりと出会うことになる。
だが、詩と悟が一緒に帰宅した際、先日のゲームセンターで梓と鉢合い、もみ合いとなって悟は頭を強打し怪我をしてしまった。
その謝罪にきた詩から、有栖川家で起きた6年前の事故のことを聞かされることになる。
その事故をきっかけに詩と梓は縺れた関係となり、今では梓は家出をしたまま家に帰らない非行少女となっていた。
悟は詩と梓の仲を修復するために奔走するが、彼は彼女らの壊れた家族の実情を目の当たりにする。
親の優しさ、兄弟の繋がり、幼馴染との友情、そして縺れ合う恋愛感情。
それぞれが傷を負い、痛みを背負いながらも、一歩ずつ成長していく姿を描いた恋愛作品となります。
全40話 10万文字の完結作品となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-03 12:00:00
102760文字
会話率:32%
フェネックに転生した性悪お嬢様の稲穂は、大型の獣から逃げるため穴に入ったら異世界へ迷い込んでしまった。
そこで出会った外民の少女リミルリとその祖母。
暫く一緒に過ごしていたのだが、魔物の襲撃により祖母らと離れてしまう。
残されてしまったリミ
ルリと稲穂は祖母を探す旅へ出るが、外民であるリミルリは町で酷い扱いを受けてしまう。
そこで稲穂はリミルリに品格を身に着けさせるのだが、やりすぎてしまい、様々な王族や貴族から婚約を持ち掛けられてしまう。
リミルリは祖母を見つけられるのか、それとも誰かと結婚させられてしまうのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-21 20:30:53
60910文字
会話率:51%
『ハケンの品格』が問題提起しているようにAIは、
人から仕事を奪っていくのだろうか。
なら、仕事好きな日本人はAIと共存はできるのだろうか。
最終更新:2020-08-03 06:00:00
1259文字
会話率:7%
可愛い服はお嫌いですか?
リボンやフリルをたっぷり使ったあのお洋服を一度は着てみたくありませんか。
最終更新:2019-11-06 20:34:22
12251文字
会話率:47%
この世界の魔法学を学ぶ者たちは賢者を目指すために、魔法を極めるものとする。この世界では、代々引き継がれている言葉がある。Ⅰ賢者とは、実力以外にも品格が大事である。Ⅱ賢者とは、その道を極めたからと必ずなれるものではない。Ⅲ賢者とはこの世界の
神である。この三つの言葉は、エリバー王国の初代王ワークスヴォルデが提唱した言葉とされている。ヴォルデ王は、かつて自分のために作られたとされた。ヴォルデ王国を滅亡させた。滅亡後ワークス・ヴォルデはエバリー王国を建国し、千年安泰と言わるまでの国にを作り上げた。
今千年ぶりにワークス・ヴォルデが作り上げたものが動き出す。
※本作は自己中英雄賢者ヴォルデさんさらに強くなりたくて転生しました。の千年後の話ですが、旧作を読まなくても話にはついていけますので安心してください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-23 18:00:00
3313文字
会話率:61%
オルテシア王国で最も栄誉ある職種の宮廷魔術師であり宮廷魔術師団の秘密部隊に所属しているオズとリューイの兄妹。兄であるオズは魔術師としての腕は超一流と呼ばれるレベルではあるが、宮廷魔術師としての品格に問題があった。そこで妹のリューイとともに
オルテシア王立魔術学院に入学させることが決まった。
ありがちな物語でご都合主義満載予定です。
読んでいただければ幸いです。
少しずつ書き直している最中です。
不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-12 13:43:44
99044文字
会話率:47%
諸君の自由な精神は今や、非常におびやかされている。そのことに気づきつつある者は、決して少なくない。物質的繁栄と同時に我々の社会は、重苦しい息苦しさに満たされている。将来に希望を持つことは難しく、広いはずの世界はどこかつまらなく見える。資本や
企業は権力となって、若者達を画一化しようとしている。若者達を、交換可能な労働単位として規格化している。諸君の自由精神が危機に立たされていると、私は正直に認めなければならない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-01 20:00:00
3288文字
会話率:0%
主人公はSF作家を夢見るサラリーマン。
相棒は老舗メイドバーの美しきメイド長。
この2人が秋葉原で起こる事件を解決して行くコメディで、今回はメイドバーを訪れた記憶喪失のTOの過去をたどる内にメジャーデビュー直前の推しがショーキャバの出身だ
ったコトがわかります。
さらに、秋葉原の地下に巣食う国際アイドルグッズ偽造シンジケートが、TOが持っている当時の寄書きTシャツを狙って襲撃した時のショックで記憶喪失となったコトも明らかになります。
シンジケートの顧客である某国大使館は、大使館付きの武官に、再度TOを襲わせ、寄書きTシャツの奪取を図りますが、コンビら秋葉原のヲタクの活躍で武官は撃退されるのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-09 22:00:00
8679文字
会話率:34%
品格と一流の集う街、「港区」。
この港区を舞台に繰り広げられる、OL(非港区女子の高学歴バリキャリ地味アラサー)と会社経営者(地方出身のイケオジファッショニスタ)、そして後輩(白金育ちのKOボーイ)の三角関係ラブコメディ。
※この物語はフ
ィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-24 14:21:05
3983文字
会話率:8%
クラムディオ大陸に栄えたバーディオン王国は、存亡の危機を迎えていた。善神バーディナムの祝福により栄華を誇った王国に対し魔王ゼルディナクが魔族の軍を率いて攻め入ったのだ。
善神バーディナムの加護を受けたバーディオン王国の軍はこれを迎え撃ち、
辛くも東の国境付近にまで押し返すことに成功した。
しかし、苛烈な戦闘により多くの戦士や魔法使いを喪い、戦局は辛うじて拮抗してはいたものの魔王軍を決定的に退けるには決め手を欠く状態にあった。もしこのままの状態が続くようであれば、魔族に比べてどうしても個々の力が劣る人間達は明らかに不利だった。
だがそんな中、奇跡が起こった。すべてを覆す<魔族殺し>の力を善神バーディナムにより与えられた勇者が現れたのである。
その勇者の名はドゥケ・ジェム・リトセ。彼の前ではいかなる魔族も無力だった。
これは、存亡の危機に瀕したバーディオン王国を救った勇者ドゥケの英雄譚である!
って、ウソ。ウソだからね! 私はあいつを勇者とか世界を救う英雄だとか認めないんだから!!
だってね、あいつ、本当に最低のヤツなんだよ!? 自分の力を鼻にかけて偉そうにするし傲慢だし、ほんっと鼻持ちならないとはこのことよ!
なのにみんなはあいつのことを持ち上げてチヤホヤして、勇者だ英雄だって言ってるの。それがまたムカつく。
確かに強いのは強いと思うわよ。あいつの前じゃ<千人殺しの魔牛将>だって形無しだったし。だけどね、だからって品性とか品格とかはどうでもいいってわけじゃないでしょ!?
私の名前はシェリスタ・マティレ。バーディオン王国が誇る七騎士団の一つ、誉れ高き青菫(あおすみれ)騎士団の騎士よ!
それなのにあのドゥケってヤツは、騎士でも戦士でもない、それどころか出自も定かじゃない孤児だったっていうじゃないの。それが何かの間違いで善神バーディナムの祝福を受けて<魔族殺し>っていう特殊なスキルを得て、<千人殺しの魔牛将>率いる魔族の軍を退けたってことで、もう、『救世主が現れた!』って大騒ぎよ。
だけどさ、あいつってホントにホントに最っ低なヤツなのよ! 特に女の子に目がなくて何人もはべらしてるんだから!
あ~もう! 思い出すだけでムカつく!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-03 08:00:00
115100文字
会話率:30%
注文の多いだけの高級レストランは今日日流行りません。
ニンゲンの言う品格とは、年代を経たものこそ尊ばれるのです。
最終更新:2018-01-18 08:12:43
2687文字
会話率:42%
料理人の鈴木五郎は料理を作るのが好きだった。彼の料理は最高だ、しかし性格、品格、ケツのしまりはとことん最悪だった。そんな店でバイトするロシア人のソフィーヤ、彼女は豊満なボディーを持つしかし、口が悪い。
常連たちはおかしな奴らばかり。そんな店
で起きるドタバタコメディー。
夜中の観覧注意。(ご飯の描写が多いです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-10 11:20:27
8535文字
会話率:55%
このエッセイはガチホモによるものである。
最終更新:2015-04-04 17:14:22
7685文字
会話率:10%
近代国家に転生した美少女勇者の妹と、同じく転生させられた残念
魔王の兄がおりなす無差別戦闘×学園ラブコメディ。
妹は新入生代表挨拶、生徒会入り、ファンクラブ創設など、頭脳良
し、品格良し、容姿良しの無敵超人。さらに魔法戦最強。
兄は女体
にしか興味が無く、行く先々で女性問題を引き起こす。
だが肉弾戦最強。
この物語は、そんな最高で最強の妹が、最強だが残念な兄を溺愛する、
戦闘コメディである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-14 13:11:34
2956文字
会話率:6%
近代国家に転生した美少女勇者の妹と、同じく転生させられた残念
魔王の兄がおりなす無差別戦闘×学園ラブコメディ。
妹は新入生代表挨拶、生徒会入り、ファンクラブ創設など、頭脳良
し、品格良し、容姿良しの無敵超人。さらに魔法戦最強。
兄は女体
にしか興味が無く、行く先々で女性問題を引き起こす。
だが肉弾戦最強。
この物語は、そんな最高で最強の妹が、最強だが残念な兄を溺愛する、
戦闘コメディである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-29 09:54:58
140580文字
会話率:13%
土産物屋の片隅で、十五個入りの御当地饅頭と同じ値段で売られていた黒い木刀。その正体は、記憶喪失の『魔剣』だった。名前と力を失った哀れな木刀が泣いて懇願してくるので、俺は仕方なく記憶を取り戻す手伝いをしてやることに──って、何だよ。我は泣い
てなどおらぬ? そうだっけ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-05 01:35:13
162879文字
会話率:50%
はたしてヒトミは立派なメイドになれるのでしょうか!? 第4回WanNe短編コンテスト参加作品
最終更新:2013-04-14 01:00:00
3059文字
会話率:21%