騎士家系の娘であり自らも近衛騎士として従事しているクレアは突然決まった王太子との婚約に困惑を隠せない。
彼は歩けばぶつかるし走れば転ぶ相当なドジっ子。おまけに人見知りが物凄い。そんな彼に懐かれ幼少から世話をしてきた為に、本格的に公務に臨む日
を前に今まで隠せてきていた危うさがバレてはまずいと、フォロー役として婚約者に選ばれてしまったのだ。
彼のことを支えはしたい。だが、自身は彼より十も年上だし、そんな理由での婚約なのだから彼はクレアに心などないとわかる。いずれ誰かを好きになる日が来るかもしれない。しかしそれを止めることはもちろん、隣にいながら受け入れることも密かに王子を慕うクレアには出来そうにない。
出来るなら婚約破棄でもしてほしいが、それも叶わず婚約披露当日を迎えてしまう。
王子との歳の差から好奇の眼差しと心ない雑言を浴びるクレア。そんな折、今日の今日まで愛らしく危なっかしい子どものままだった王太子が豹変して……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-18 21:31:20
15878文字
会話率:43%
みなさんは、「DHMO」という物質のことをご存じだろうか。
「DHMO」は、人体に多大な影響を与える物質である。
「DHMO」は、地球環境や人間の経済活動にも多大な影響を与えている。
「DHMO」は、その危険性にも関わらず、全く規制のない
まま、頻繁に用いられている。「DHMO」の危険性は、既に30年以上前から語られており、規制を求める運動も起こっている。しかし、その運動が実を結んだことはいまだにない。
みなさんはこのことについてどう考えるだろうか。
※DHMOについては既知の方も多いと思う。既知の方は前半の警鐘の部分は読み飛ばして構わないので、結論の部分だけでもお読みいただきたい。また、このエッセイは後半に重要なことが書かれている。あらすじや前半部分だけを読んで人に伝える等の行為は厳に控えていただきたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-30 07:00:00
4368文字
会話率:3%
時代は繰り返す。戦争直前のような危うさがある。
キーワード:
最終更新:2021-10-17 00:27:48
374文字
会話率:0%
南戸 進(ミナミへ ススメ)が3度目の南極観測隊員として、また日本の代表団副団長として南極観測船《しれとこ》に乗る。ただし今回はススメだけでなく妻と3人の子供に義理の母まで連れていく異例の出発だった。1度目の参加でミナミに出会い、2度目に
は新種生物サラドンを発見し、今回はその生物に感染されたかもしれない子供たちと共に、某国の南極ゲンパツ計画を何とか中止させる交渉に赴くのだ。
(ここまでが第1章)
勝ち目のない交渉に絶望しそうになりながらも、家族の総力を結集して、某国代表団を渡り合おうとするカナタ。しかし思う以上に某国の壁は厚く、とても太刀打できそうにない。ついには手段を選ぶ余裕もなくサラドンの協力を仰ぎ、氷底のイザナミ湖だけでなく南極や地球の環境を護持するための闘いに挑んでゆく。幸い謀略は思い通りに進行するが、逆に某国の怒りの逆襲を招く結果になってしまう。
(ここまでが第2章)
ついに某国が本気で牙を剝いてきた。あの手この手で裏切りの自国の代表団を粛清にかかる某国元首と側近のギール。某国のそれなりの武装に対して、拳銃とヘリしかない昭和基地をどのように護るのか? 戦争5分前のような危うさの中、南戸一家の作戦に全員が命を張って闘う。
そんな中、長女セイラを庇って長男カナタが銃弾を浴び、氷原に倒れる。闘いを経て悟る一家の絆とは…
(ここまでが第3章)
アメリカの詩人、ロバート・フロストの「抜け出すための一番の方法は、やり抜くことだ」という名言を軸に、南戸一家の絆の物語を描いていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-23 18:13:59
170718文字
会話率:54%
アンジェロを友人と呼んで傍に置く男は、悪名高きボルジア家の御曹司チェーザレ。
若くして枢機卿などという地位に上り詰めた彼は、冷酷さと非情さを持ちつつ、何処か危うさを抱えた不思議な男で――
※殺人描写があるので一応R15指定入れてます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-05 01:00:00
23406文字
会話率:30%
『NIRVANA、再考』続編
NIRVANAには、初めから、悩みと危うさが、混同していた。PENNYROYAL TEAにも見られる、深刻な悩みの問題、かくして、NIRVANAと言う現象は、カートコバーンが悩みと危うさの天秤を、均等に保った
ことから、映像から消え去ったとする、評論的文章。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-10 06:27:10
372文字
会話率:0%
自殺について思考する場面があります。苦手な方は、ご注意ください。
ゴミ箱を擬人化したような部屋に住む社会人の翠川。彼女の目から見た現実と内面に潜ませている諦念や危うさを書きました。生きていることは、それだけで、個性です。思考を転がして、
孤独の中で光り続けて得たものは、生きることそのものになると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-01 22:01:55
10830文字
会話率:35%
模造品でも扱い方を誤れば
怪我をするでしょう
両刃の危うさは表裏一体の象徴である
最終更新:2020-12-14 12:45:13
985文字
会話率:42%
皆さまご存じ白雪姫。
美しさを望まれて生まれた白雪姫、美にとらわれたお妃さま、ただ横たわる少女の美しさに心打たれる王子様、グリム兄弟が集めたお話の中でも、屈指のルッキズムを極めた物語。
原作、またはそのもとになった伝承は不完全で、それ
ゆえに、多くの解釈がある。
例えば、物言わぬ姫君を連れ帰る王子の性癖の危うさが取沙汰にされがちだが、彼は仕方がない。おとぎ話の王子さまは、その物語を終わらせるために登場する機械仕掛けの王子さまなのだ。
それよりも看過できないのは、お妃さまは4回、少なくとも3回は、自らの手で白雪姫の暗殺を実行して、失敗する。そして、特筆すべきは、白雪姫の学習能力のなさ。彼女は3回も殺されそうになってなお、怪しい老婆が差し出すリンゴを口にするのだ。
お妃さまの詰めが甘いのか、白雪姫が迂闊なのか、それとも、お妃さまは、本当に白雪姫を殺したいと思っていたのか、白雪姫は、むしろ解って受け入れていたのではないか。
これから語るのは、一つの解釈。
お気に召さなかったなら、ただの戯言と思ってお許しを。
お許し下されば身の励み、パックじゃないから嘘もつきますが、皆様方、おとがめなきよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-15 22:00:00
56011文字
会話率:36%
都内のショッピングビルでアパレルのサブ店長として働く琴美は、友人の仕事を手伝うために東京を出て、海が有名なとある街にやってきた。友人との待ち合わせまで時間があったので、琴美は早めのランチをするために個人経営のバーガーカフェに入る。
しかし
、店内で出迎えたスタッフは、琴美が一年前まで身体だけの割り切った関係を続けていた男――淳だった。琴美から一方的に関係を終わらせたせいか、二人はぎこちなさを感じながらも、琴美は以前から感じていた淳の危うさから生きていたことに安堵する。そして琴美は、淳ともう一度話し合うために、淳に踏み込む決意をする。
複雑で不安定な大人の関係を妄想全開で書いたパルコの短編式シリーズ小説『スパイシー・モクテル』第七弾。
こちらは遥彼方さま主催「イラストから物語企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-12 01:17:24
14012文字
会話率:52%
なぜ彼にやさしくできなかったんだろう
彼はあんなに努力して期待に応えていたのに…
最終更新:2020-10-14 08:17:25
371文字
会話率:0%
令嬢に転生してよかった〜!!!
素朴な令嬢に婚約者である王子を取られたショックで学園を飛び出したが、前世の記憶を思い出す。
少女漫画や小説大好き人間だった前世。
転生先は、魔法溢れるファンタジーな世界だった。リディーは十分す
ぎるほど愛されて育ったことに喜ぶも、婚約破棄の事実を知った家族の反応と、貴族内の自分の立場の危うさを恐れる。
そして家出を決意。そのまま旅をしながら、冒険者になるリディーだったのだが?
アルファポリスにも掲載。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-26 09:44:20
97599文字
会話率:39%
若さゆえの危うさを書きました。
最終更新:2020-08-29 01:27:50
2587文字
会話率:5%
長い冷戦で暴力的になった未来の日本。若きパイロットは小型プロペラ機で幼馴染を隣国へ運んだ。いつものように安息を楽しもうと訪れたカフェで運命が狂いだす。
異常が日常になっても、叙事叙情は変わらない。暗い悲しい世の中でも、物事の儚さや危うさ
も愛でることができたなら……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-11 02:53:19
5115文字
会話率:44%
【ギャグ】【筋肉】【ファンタジー】
1回の投稿が短文なので、サックリ、ニヤッと楽しんで頂けたら幸いです!
お気軽に閲覧くださいませ!
むさ苦しい野郎共が主な登場人物の為、女子は現在のところ皆無です。
主人公は天才的魔導士の素養を兼ね備え
ておきながら、筋肉に目覚めてしまったアルドラ、
に腐れ縁で付きまとわれるクリフ君。
初心者なのでお見苦しい点、間違い、色々ご迷惑をお掛けすると思いますが、
どうぞ宜しくお願い致します。
温かい気持ちで笑って頂けたら幸いです!
一応世界観↓(読まなくても全く問題なし)
「時は魔術全盛時代。人類のほぼ9割が古代魔法や神聖魔法と言った御業を習得し、多種族から頭一つ秀で、世界を席巻し繁栄と栄華を享受していた。
しかし、魔力の錬成を不得手とする1割の人類はその恩恵から零れ落ち、格差が生じ始め、その綻びが俄かに燻り、ほんの些細なきっかけで、今にも爆発するのでないか…
そんな危うさを内包する世界」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-02 20:19:16
15158文字
会話率:32%
立華圭はVRMMOゲームの世界ASTRAL FANTASYの中で自身のアバターであるリナとして静かにゲーム生活を送っていた。
そんなある日、突然起きた謎の振動と共にASTRAL FANTASYの世界にアバターだったはずのリナとして転移し
てしまった。
極度の小心者であるリナが初めて共にプレイしていた仲間たちも一緒に転移したかと思っていたが、仲間達は完全な別人格としてASTRAL FANTASYの世界を生きる、まさにこの世界の住人となっていた。
リナは自分を取り巻く環境の変化で自分の立場の危うさや、それ故に目立ってしまうことを恐れある事件の中、転移した初日にその場から消えてしまった。
そして自分が目立つことを極度に嫌い、初対面の人とはなかなかうまく話すことが出来ない。
そんなリナの自分と同じ境遇の元プレイヤーを探す途方もない旅が始まるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-06 12:18:19
334465文字
会話率:54%
この小説は、「雨音」という登場人物を中心テーマとして、様々な視点の転換によって物語を構成する試みによる作品であり、主人公や話の繋がりに一貫性は持たせていません。
以下はあくまで第一章「夕立」のみに関してのあらすじですが、参考までにご覧く
ださい。
青年は、ある日一人の少女「雨音」と出会う。彼女は様々な方法によってネット上にその名を広めており、現実離れした風貌と、時に過激さの垣間見える独特な言動によって注目を集め、すでに多くの支持を得ている。そして彼女は、自分が現代を覆う情報の渦の中から生まれた特別な存在であり、世界を変える力を持つと主張する。
無数の雨粒の響きが重なり合い雨音が奏でられるように、彼女は情報と人々の支持を糧に成長し、メディアを介してその力を増大させて行く。そんな雨音の姿に疑念と危うさを感じつつも、青年もまた彼女の魅力に引き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-26 21:01:01
6636文字
会話率:14%
この御時世の危うさについて。
最終更新:2019-12-12 10:34:40
355文字
会話率:0%
「俺、父親を殺したんだ。」
僕たちが出会ったのは高校二年生の冬、粉雪の舞うある河原だった。
大量の返り血をまとった彼は鋭い殺気を放っていながらも、まるで触れると熱で溶けてしまう雪のように、触れると脆く崩れてしまいそうな危うさを持っていた
。
そんな彼から語られたのは彼のあまりにも残酷な過去であった。ドラッグの被験体となった母の死、父に売られて始まった売春行為、結ばれた裏社会との関係……。
これは2人の少年の約4ヶ月に及ぶ復讐と逃避行の物語。
*こちらの作品はBL要素を含みます。過激な表現はありませんが、苦手な方はご遠慮ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-06 23:31:07
19549文字
会話率:36%
あの時、彼は「ヒーロー」だった。
第60回群像新人賞に出した作品です。
キシロ―という架空のIT企業家を描くことによって、「われわれ」と主語を大きくすることや
メディアについて、「声の大きさ」などで何かを判断することについての危うさを書こ
うとしました。
それに、「障がい者」「福島(カタカナでないのは考えがあってです)」の要素もあります。
っていうより自分なりに大江健三郎さんの作品「晩年様式美(インレイトスタイルと読みます)」の
「三人の女達」(アカリ、千樫、リッちゃん)を書きたかっただけかもしれません。
とはいえ、二次創作作品ではないです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-20 08:00:00
49748文字
会話率:21%