西暦2320年、世界は寄生菌『珊瑚』に蝕まれていた。
感染した者は異形となり凶暴化し、生物災害を各地で引き起こす。
災害を鎮める切り札は毒素を宿す有毒人種《ウミヘビ》。ニコチンやタリウム、塩素など、一人につき一つの毒素を持つその《ウミヘビ》
を管理する研究所に、奇縁によって入所する事になった医師モーズ。彼はそこで《ウミヘビ》の手を借り寄生菌の特効薬を探究することになる。
これはモーズが、特効薬『テリアカ』を作るまでの物語である。
※《ウミヘビ》は毒劇や危険物、元素を擬人化した男子になります
※研究所に所属している職員《クスシヘビ》は全員モデルとなる化学者がいます
※この小説は国家資格である『毒劇物取扱責任者』を覚える為に考えた話なので、日本の法律や規約を世界観に採用していたりします。
参考文献
松井奈美子 一発合格! 毒物劇物取扱者試験テキスト&問題集
船山信次 史上最強カラー図解 毒の科学 毒と人間のかかわり
齋藤勝裕 毒の科学 身近にある毒から人間がつくりだした化学物質まで
鈴木勉 毒と薬 (大人のための図鑑)
特別展「毒」 公式図録
ジェームス・M・ラッセル著 森 寛敏監修 118元素全百科
その他広辞苑、Wikipediaなど折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 06:50:00
825296文字
会話率:47%
陸上自衛隊第一空挺団所属の石動 勤は、休暇中の北海道でエゾ鹿猟を楽しんでいた。
ところが狩猟中に手負いのヒグマに襲われ、撃退するも強烈な前足での攻撃を受けて気を失い、沢へ転落してしまう。
眼が覚めて気が付くと、そこは見知らぬ森で、エルフや世
界樹がある「剣とちょびっと魔法」の世界だった。
スナイパーでガンマニアの石動は、この世界に銃が存在しない事を知り、ショックを受ける。
世界樹の化身から「渡り人」としての目的を尋ねられた石動は、自分の欲望の赴くままに「鉄砲鍛冶でもして銃を造る!」と宣言してしまう。
とは言え、銃を使うことはプロでも造るのは全くの素人である石動は、「渡り人」のスキルや周りの人たちに助けられつつ、試行錯誤し苦労しながら鉄砲鍛冶の道を歩んでいくことになる。
本人は自覚せずとも新兵器である銃の影響は大きく、それにより石動の運命も変わっていくのだった・・・・・・。
*ガンマニアのおっさんが自分が読みたいと思う小説を書いてみました。
色々と読みずらい点もあるでしょうが、広い心で楽しんでいただけると嬉しいです。
また、本職の自衛官やハンターの方にはご不満な点もあると思いますが、御寛恕願います。
ガチのマニアの方には物足りない点もあると思いますが、一般の方が読んで退屈しないよう、マニアックな部分は出来るだけ軽い描写で済ませている事をご理解ください。例えばライフルのサイトインなど細かく書くと普通の人は読み飛ばすと思いましたので・・・・・・。
それでも読みにくいのは筆者の力量のせいです。
火薬や雷管など化学物質の描写もわざと暈したり、必要な成分を書かなかったりしています。
筆者の知識不足もありますが、自己規制のためとご理解願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 00:00:00
414263文字
会話率:27%
今より少しだけ未来の日本で、突如として異世界と接続された穴が出現。連日の報道により、不思議な未確認生物や超能力を目覚めさせる化学物質など、異様な光景が明るみになっていく。
これはそんな天変地異から4年後、人々が超常に適応し始めた頃のお話
。
大学2年生の玉城晴哉は地下アイドルの応援が趣味。いつも通り現場に参戦していたところ、異様に淀んだ空気を感じて具合が悪くなってしまう。
そんな窮地に、大学の後輩でありドルオタ仲間の付喪恋途が駆けつける間もなく、会場は暴走した怪物に襲われ騒然。彼女は魔法少女に変身し、それらを華麗に対処。
彼女が言うには、新たに「感情が怪物となって暴走する」といった事態が人知れず発生していて、『感情処理班EmoD』が対処しているらしい。また、晴哉には「感情の機微を五感で察知する超能力」が備わっていることも判明する。彼女から告げられる真実に困惑する中、EmoDに巻き込まれた晴哉の日常は賑やかなものへと変化していく――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 16:20:10
816文字
会話率:69%
化学実験施設の爆発事故から30年。汚染地域の外れで生まれ育ったアマンダ・ネイルは偶然にも化学物質コピアの使用者コピアガンナーに選ばれる。その力で父がボスを務めるギャングに入り、人々をある運命に巻き込んでいく。
最終更新:2024-09-29 09:08:40
387807文字
会話率:57%
天才科学者・薬師寺計助は不幸にも事故死を遂げた後、女神の命令で魔法至上主義の異世界へ転生することになってしまう。
本来ならチート能力を手にして転生するはずだった計助。しかしポンコツ女神の手違いで、彼は生前とほぼ変わらない状態で異世界に飛
ばされてしまった。
だが、計助は絶望しなかった。なんと彼は電気エネルギーや化学物質を駆使し、サイエンスだけで異世界を無双し始めたのである。
これは魔法を使えない男が、魔法を使えないまま、魔法だらけの世界で最強になる物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 20:10:00
43043文字
会話率:55%
400年前に起こった事故により、時空の淵にはまりながら時間が加速度的に速くなっていく惑星スフィード。沈みゆく惑星を見守る4つの月「諸月連邦」は、惑星本体を生物進化の実験場として運用し、その成果から富を得ていた。
スフィード上では、活動領
域の縮小により検体たちの生存競争が激化、絶滅戦争の色が濃くなる中、進化によりついに魔法力を獲得した種族が現れる。彼らは、事故以来消息を絶っている第5の月「白の月イータ」の住民の末裔だった。
旧スフィード皇帝を祀る「墓所」の主、枢機卿は、惑星の管理全権を裏で握りながら、管理マシン「ゾード」に魔法力を適用する技術を開発、その媒体として、地球で開発された化学物質に目を付ける。すべては事故を引き起こしたと目される皇帝の復活に備えるために。
地球に漂着した宇宙艇「オルガゾード」の返還を機に招請された科学者たちに紛れ、魔法に憧れる少女シオネも、イータ人に会うためスフィードに向け旅立つが‥‥。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 12:12:13
9211文字
会話率:41%
十一世紀のヨーロッパで、ある公爵家の令嬢が婚約破棄すれば、十五世紀のジパングを統治している「傾国の将軍」に心を改めさせるくらいの影響を及ぼす。
発端は、地球人駆除の任務を帯びた一匹の蝶系統動物が「ネイムレスの蝶系統動物効果」と命名された
作戦を始めたこと。
最初にノルマンディー公爵家令嬢のアデライードが、生化学物質による作用で虫の居所を悪くしてしまい、アンゲラン‐ポンチューとの婚約話を反故にする。そして兄妹喧嘩が引き起こした「ノルマンディー家の騒動」を経て、二十年のうちにアデライード合衆国が誕生するに至る。
その後、およそ四百年が過ぎた頃、アデライード合衆国の従属国になっているジパングでは、征夷大将軍の地位にある足利義政公が、将軍職そっちのけの酷い状況に陥っていた。黒雲寺の三休さんを毎日のように呼び出して、頓智勝負を挑んでいるのだという。
義政公と三休さんの「頓智九番勝負」が大波乱となり、義政公が改心して、ジパングの評判がよくなる。後花園上皇は喜ぶけれど、悪い予知夢を見てしまう。全世界学者にして錬金術者でもあるパンナコッタ‐ポンチューに打ち明けたところ、おそろしい陰謀によってジパングだけでなく、この世界全体が滅亡の危機にあるのだと知らされた。後花園上皇は、息子の後土御門天皇に「伝家の宝刀」を与える。宝刀を手にした後土御門天皇が覚醒状態に達した。パンナコッタ、後土御門天皇、三休さん、藤原富子の四人で「室町カルテット」という集団を結成する。
ジパングおよび世界を救うために、室町カルテットが地球の世界史を塗り替えようとした。しかしながら、「全世界管理者」を名乗る存在者に不備を指摘され、四人は二十世紀まで冷凍睡眠させられ、改めて「世界史の塗り替え任務」に就かなければならない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-22 15:40:41
32552文字
会話率:64%
人類が、正気を無くして戦った最終戦争の後、国家という名の文明はすべて崩壊していた。
荒野は、あらゆる化学物質の汚染により変異したミュータント、マッドサイエンティストたちが作り出した生物兵器の生き残り、暴走したロボット兵器などなどが跋扈してい
る。
それでも、生き残った人間たちは廃墟を漁り、文明の残滓を掘り出してし、ぶとく生きていた。
この物語は、そんな荒廃した世界で最強のオフロードトラック『タトラ』に乗って旅をする物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-07 18:00:00
6613文字
会話率:30%
化学物質に汚染された数百年後の世界は、あちこちで化学物質によって変異した動物が暴れていた。それらに対抗するため設立された対変異生命体軍に家族の為を助けるため一人の少年が入隊する。
最終更新:2024-02-14 23:07:03
25786文字
会話率:57%
香りの害と書いて「香害」
近年、テレビなどで取り沙汰されることも増えてきました。
お気に入りの柔軟剤も、シャンプーに香水もあって使っていました。
ほのかに香り楽しんでいたそれは突然、強烈な臭いへと変わってしまいました。
出来ないこと、行き
たい場所へ行けないことへの焦燥感と今までは大丈夫だったのになぜ?と感じる理不尽さ。
多少、制限はあるものの新しい日常を受け入れつつ取り戻すまでのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-06 20:00:00
5340文字
会話率:0%
海水から様々な工程を経て必要な化学物質を取り出します。
最終更新:2022-07-09 07:29:37
295文字
会話率:0%
新製品のシャンプーに化学物質が配合されていることで、その広告のコピーを書くことに悩むコピーライターの姿を描いた作品です。
最終更新:2022-03-07 03:17:57
6304文字
会話率:33%
化学薬品の作り方 異世界(もしくは原始時代)で作るならどうするか。その参考としてのメモ。
最終更新:2022-02-03 22:03:38
31670文字
会話率:1%
みなさんは、「DHMO」という物質のことをご存じだろうか。
「DHMO」は、人体に多大な影響を与える物質である。
「DHMO」は、地球環境や人間の経済活動にも多大な影響を与えている。
「DHMO」は、その危険性にも関わらず、全く規制のない
まま、頻繁に用いられている。「DHMO」の危険性は、既に30年以上前から語られており、規制を求める運動も起こっている。しかし、その運動が実を結んだことはいまだにない。
みなさんはこのことについてどう考えるだろうか。
※DHMOについては既知の方も多いと思う。既知の方は前半の警鐘の部分は読み飛ばして構わないので、結論の部分だけでもお読みいただきたい。また、このエッセイは後半に重要なことが書かれている。あらすじや前半部分だけを読んで人に伝える等の行為は厳に控えていただきたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-30 07:00:00
4368文字
会話率:3%
西暦2043年4月、あたし鉄火マキは衣ケミカルという化学会社の三崎工場に入社した。
ここの工場では第二世代MoNStEr(モンスター)という化学物質を製造している。
MoNStErっていうのは10-50cmほどの大きさの動物の姿をしてるんだ
けど、言葉を話す不思議な物質なんだ。
あたしは入社式で世にも珍しい人間の形をした小さなMoNStErを会社から貰っちゃった。
ところがこのMoNStErを狙って外国の軍需会社が襲ってくるんだよ!
どうやらMoNStErって秘密があるみたいだね。
あたしは次から次へといろんなトラブルに巻き込まれてしまうんだ。
誰か助けてよー!
このお話のジャンルは近未来ゆるふわ工場お仕事SFラブコメってなるのかな?
ちょべっと理系向けかな?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-09 04:00:00
2365079文字
会話率:40%
「化学物質は、それぞれ個性があってとても素敵なものなんだ」
ある学校に勤務している化学教師が、ひょんなことから『理科の国』に属する化学地方というところに迷い込んでしまった。そこには劇物や毒物たちが住む『シアンタウン』という街があって……?
一寸先は死かもしれない人間にとって危険な街、シアンタウンで化学教師は劇物、毒物たちとの絆を育んでいくうちに、理科の国が抱える問題について知ることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-03 17:00:00
96467文字
会話率:42%
私がアトピー性皮膚炎および気管支喘息と向き合う際に綴るエッセイです。更新は病院にかかったとき等になりますので不定期更新です。
併せて各種アレルギーや化学物質過敏症などについても綴っていきたいと思います。
このエッセイを読んで少しでもアレル
ギー体質等について知っていただけますと幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-21 10:10:24
6844文字
会話率:3%
~守るべきは、狂っているこの世界の未来か……それとも人類の歴史か~
2121年の地球……そこでは、数々の世界大戦と度重なる環境破壊によってオゾン層が完全に消滅。地球温暖化は爆発的に加速し日中の平均気温は悪化の一途を辿った。規格外の強烈な
紫外線や、有害な放射線を含んだ太陽光線は地表に壊滅的な打撃を与え、陸地はそのほとんどが砂漠化。北極と南極の氷も次々と溶け出し、海面は数百メートルも上昇。化学物質によって汚染された川や海には絶えず毒物が流れ、食物連鎖のループにより地球に生きる全ての生命が本来の活動を維持することがもはや困難となってしまったのである。
そこで政府はある研究機関に依頼し、最新型のスーパーコンピュータ【ユニバース】を使ってある計算をしてもらった。すると、そのコンピュータが1つの悲惨な結末……そう、この地球がもう後10年ほどで人類が生存することがついに不可能な環境にまで陥るという驚愕な事実を弾き出してしまった。
この由々しき事態を重く見たジパング諸島共和国政府は世界第一位を誇る最先端の科学技術の粋を集め、この状況を打破するためにいち早く計画に乗り出した……その計画こそ、地球全人類を丸ごと別の惑星へと移住させるというものだった。その極めて高い重要性と、緊急かつ過酷なミッションのために集められた男女数人のメンバーは最新鋭のスペースシップに乗り込み、地球人の新たな移住先を見つける調査隊として宇宙に出るのだった。
長い旅路の果て、ようやく見つけることができた新しい惑星。次々と明るみになっていく政府の思惑。やがて一行は、想像もしていなかったその星の真実と、自らが置かれた驚異の現実に直面する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-27 00:00:00
20428文字
会話率:40%
「化学物質過敏症」という病気はご存知ですか?
日本人のおよそ7人に1人とか、13人に1人は発症していると言われている
シックハウス症候群や
香害
を代表とする
「化学物質」に対して過敏に反応してしまう
「体質」あるいは「病気」です。
厳密にはメカニズムが違うのですが、ざっくり分かりやすく言うと
「化学物質に対するアレルギー」のようなものです。
せっかくなので、軽い日記形式で
「化学物質過敏症」がどんな病気なのか
ご紹介していきたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-30 14:16:33
4515文字
会話率:1%
2043年、人間は化学物質「RUEX」を用いてエネルギー代替に成功した。しかし、RUEXが開発されて以来、動植物に影響が出始める。
最終更新:2020-04-07 16:35:17
3167文字
会話率:33%