「おれたちの関係はもうおしまいだ」
ハナ・オルティスは、ダニエル・オルティス元伯爵子息にそう告げられた。ダニエルは、彼自身が愛してやまない「真に愛する人」を同伴し、ある日突然オルティス伯爵領にてやって来たのだ。(もうおしまいですって? おし
まいどころか、わたしたちの関係は始まってもいなかった。ふんっ! ダニエル、もうおしまいなのはあなただけよ) ハナは、心の中で苦笑せずにはいられなかった。五年前、ダニエルはふたりの婚儀でハナを蔑ろにしたばかりかオルティス伯爵家の家門に泥を塗り、その場で実の両親に絶縁されていた。当然、ハナとの婚儀は破談になった。にもかかわらず、五年後、ダニエルはオルティス伯爵領で領地経営をして成功を収めたハナの前に現れたのである。クズのダニエルを寛容に迎え入れるハナ。そのハナにしだいに惹かれるダニエル。が、すでにダニエル破滅のカウントダウンは始まっていた。ハナのダニエルにたいするざまぁのカウントダウンが……。
※王道のストーリーでハッピーエンド確約です。ご都合主義のゆるゆる設定はご容赦願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 19:21:41
11613文字
会話率:27%
※ご訪問誠にありがとうございます。全三話。連続投稿後に完結いたします。ざまぁ要素あり。シリアスですが、設定じたいはゆるゆるです。お暇つぶしにお読みいただければ幸いです。
メグ・カーライル伯爵令嬢は、パーティーの席でカスト・アーガスト伯爵子
息に婚約を破棄されてしまった。しかも、カストは同時に、メグの従姉であるベアータ・バルテルスとの婚約を発表する。
婚約破棄の理由は、メグが不義を働いていたからだという。
メグはわけがわからなかった。
なぜなら、カストと婚約をしているつもりがないのだから。っていうか、そんなつもりはまったくない。
彼女は、わけがわからぬまま最高の笑顔を残してその場を去る。
そして、婚約破棄をされた直後、彼女の国は大国に侵略されてしまう。
婚約を破棄され国が侵略をされてから二年後、街の図書館で働く彼女のもとにあらわれたのは……。
親友との出会いと別れ、そして真実の愛……。
侵略者によって処刑されようとする中、彼女は愛すべき親友のことを想うのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-12 23:10:00
14018文字
会話率:17%
「天文学レベルに、超!ドドドドドドドドド不幸な星のもとに生まれたのだ!!!!」
生まれた時分から不幸になる人生を予言され、その予言通りに不幸な人生を送ってきた公爵令嬢のニーナ・アリーシャ。
不幸ながらも両親に愛され、ささやかな幸せを感じて
いたが
突如、顔も知らぬ伯爵子息から、婚約願いが届き…⁉
どうやら彼も「天文学レベルに、超!ドドドドドドドドド……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-27 19:36:59
6784文字
会話率:47%
「私との婚約は破棄だぁ!」
よりにもよって大貴族の婚約パーティーにて、突然婚約者から婚約破棄を宣言されたユーリ・ミラー子爵令嬢。
婚約者であるビート・ウィーンゲット伯爵子息は『愛する女性』であるリリー・レーズン男爵令嬢をユーリが虐げたと糾弾
してくるが、ユーリに心当たりはなかった。
というか、こんな場所で一招待客が何やらかしてくれているんだとそれどころではなかった。
なにせ、この男は酒に酔った勢いでこんな暴挙に出たようなのだから。
そんな暴挙を主催者であり主役である大貴族、公爵様が許すはずもなく、ユーリの願い虚しく場と空気を読まない婚約破棄宣言は雲の上の住民を巻き込んで進んでいくのであった。
しかし、当事者であるリリーはユーリに虐げられたという心当たりが全くないようで……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-25 19:06:45
22739文字
会話率:41%
エスカーレン王国、ローズベルガンス学園において地味モブ背景カップルと名高き、マリーベス・サンジャン伯爵令嬢とその婚約者であるジビエール・ロックハット伯爵子息。
二人は卒業記念のダンスパーティに出席する。
だが突如、王太子であるマルセイ・ダッ
トリンクがレムレイム・プラットコード公爵令嬢との婚約破棄を叫ぶのであった。
そして始まる狂乱の婚約破棄騒動。ボケる王太子、ボケる公爵令嬢、ツッコミが冴え渡る地味カップル。
「水星月の十三日、お前はエリザの筆箱を盗んだそうじゃないか!」
「水星月の十三日、わたくしにはお昼休みに王城への召喚命令が下りました。わたくしは先生に早退の許可を頂いて、十二時十三分発の馬車『黄金鷹』号に乗り、十三時二十五分に王城へ到着。十四時に王妃様に面会、十六時までお茶を飲みながら歓談。十六時十一分発の馬車『巨人』号で我が家に直帰いたしましてよ。到着は十七時三十五分でしたわ。こちらが馬車の発着時間の証明書です」
「どんだけ細かいの!? そこまで覚えてる時点で滅茶苦茶怪しくない!?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-29 22:40:45
8663文字
会話率:60%
マリーユランは父親から、結婚するなと言われる令嬢であった。舞踏会に出る時も地味なメイクで、決して目立たない様にしろと言われていた。そんな彼女はある日、夜会で出会った伯爵子息と婚約を結ぶ事になる。
最終更新:2023-06-24 12:41:28
8242文字
会話率:42%
ハンネ・オーグレーン伯爵令嬢は婚約予定だったイザーク・カールソン伯爵子息から、他の令嬢と婚約することにしたと一方的な手紙だけですべてを白紙にされた。
怒ったハンネの母は、イザークに負けない新しい婚約者を見つけてきた。
シーグルド・サリアン子
爵令息。
息を呑むような美貌の持ち主だが、両親を事故で失い、幼い妹マリアンネのために後ろ盾を探していた。
互いの条件が一致して、ハンネとシーグルドの婚約が成立した。
美貌令息×自信喪失令嬢の契約婚約のお話。
前後編で
前編はハンネ視点
後編はシーグルド視点 の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-24 20:34:44
139156文字
会話率:21%
結婚式前夜、男爵令嬢のクロエは伯爵子息で同級生のジョージを妹に略奪されてしまう。したたかで顔だけが取り柄の妹・パルパラの策略でクロエは権力が小さく田舎に領地をもつ伯爵家への婚約も勝手に決められてしまって……。
嫁ぐ先は農場と酪農を経営する小
さな伯爵家。けれど、新しい婚約者はとんでもないイケメンで……かわいい動物たちに囲まれて最高のご褒美生活を送ることに!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-09 17:09:13
9102文字
会話率:55%
愛を間違えた場合、負債は即時支払いましょう。
その場限りの反省ではふたたび間違いを犯し、さらなる負債を背負い・・・身の破滅へ。
相手を見誤ると、取り返しのつかない未来へ家族を巻き込むでしょう。
・・・ねぇ、ソフィーちゃん。
注:ソフィ
ーちゃんとは筋肉ムキムキの『伯爵子息』です
他社でも公開します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 12:00:00
10462文字
会話率:33%
子爵令嬢ネモフィラ・テイラーは学園で生徒会のお手伝いをすることに。伯爵子息のジュード・エバンスはネモフィラに気を使ってくれている。そんなちょっと心遣いが嬉しい……。
今流行りの(もう遅い?)の異世界もの、ゆるふわ設定です。主人公は異世界の
人ですが、異世界転移してきた人が出ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-17 18:00:00
4936文字
会話率:76%
私、ヘスティア・スタンリー公爵令嬢は今日長年の婚約者であったヴィラン・ヤルコポル伯爵子息と婚約解消をいたしました。理由?相手の不貞行為です。婿入りの分際で愛人を連れ込もうとしたのですから当然です。幼馴染で家族同然だった相手に裏切られてショッ
クだというのに相手は斜め上の思考回路。は!?自分が次期公爵?何の冗談です?家から出て行かない?ここは私の家です!貴男はもう赤の他人なんです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-15 23:00:00
73798文字
会話率:39%
魔王軍総司令官になって人類滅亡だ!
「魔王様、とりあえずこのバケツにウンコを!」「乙女に何をさせる気じゃ!」
歴史的偉人の軍学をパクリ……拝借したアスモデウス流軍学で、人間共に復讐だ!
人生に絶望し異世界転生した透矢は上級悪魔になった。
魔王軍幹部に上り詰め、生前の知識をフル活用して人類を滅亡させてやる。
ここからが、俺の反撃だ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-12 20:25:51
111866文字
会話率:33%
マリー・テレーズはセリース王国指折りの名家・アグレアーブル家に直系として生まれた公爵令嬢。いずれはどこかの高位貴族や王族と、政略によって結ばれた婚姻をしなければならない身。なのに彼女の心は幼馴染のシリルを忘れられず……
公爵令嬢×伯爵子息
の身分差ラブストーリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 12:00:00
22920文字
会話率:60%
アリエルは最近婚約者の様子がおかしいことに気づく。彼は流行りの断罪劇を画策しているようで・・・。
アリエル・オルグレン公爵令嬢18歳(しっかりもの)
テオドア・マーレイ伯爵子息16歳(泣き虫)
※この作品はアルファポリス様にも掲載(先行)
しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-21 17:15:51
18557文字
会話率:17%
「孫が欲しい」
腰を痛めて、気が弱くなった伯爵(父親)にせっつかれた未婚のケヴィン。
仕方なく婚活も考えて夜会に繰り出すが、モテるのは美人な従者のラリーで……。
俺様伯爵子息と美人な訳あり従者、二人の関係を崩そうと画策する令嬢が出てきたり
して、夜会は混乱する?!
さてケヴィンの「運命の人」とは?
※全七話。予約投稿済み。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-25 10:00:00
17162文字
会話率:25%
「子爵令嬢アイネ!! トワーズ伯爵が息アンベセシルとの婚約、この場で破棄させてもらう!!」
王都の代官を務める子爵家の令嬢であるアイネは、衛星都市トワーズを収める伯爵子息から夜会の席で突然婚約破棄を宣言される。婚約破棄はともかく、汚さ
れた名誉は回復しなければならない。アイネは、神の前で是非を問う『決闘裁判』で白黒つけることにしたのである。
このお話は『妖精騎士の物語』の主人公の実姉アイネのお話であり、第一部における姉の婚約者が登場する際のプレストーリーとなっております。全三話・一万六千字。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-21 21:00:00
16168文字
会話率:38%
漫画や小説が大好きな28歳の看護師、高峯さら。「愛しき人へ」という小説を読み、その内容に愕然とする。王子と主人公だけが幸せになるという薄っぺらい話だったのだ。王子の元婚約者だった公爵令嬢ビアンカは断罪された後に処刑。不器用で不運な伯爵子息ア
ランは何故か最後は死んでいた。こんな不公平は許せない、物語のシナリオを変えたいと思いながら眠りについた彼女は目が覚めると小説の世界に入り込んでいた‥というか公爵令嬢ビアンカになっていた。現実の世界に戻る方法も分からず嘆いていたが、2人のシナリオを変えて幸せにしてみせると意気込み奮闘するお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-21 15:50:24
140395文字
会話率:39%
伯爵子息のスティーアンは社交界一の美貌と噂の侯爵令嬢エリンの婚約者。
しかしエリンは世間に姿を現さず、二人は婚約をしてからも手紙でしか交流を持たなかった。
寄宿学校を卒業したスティーアン。ついにエリンと対面する機会が訪れる。
彼女に恋をして
いる彼は、エリンに嫌われることを恐れつつも会う日を楽しみにしていた。
屋敷はエリンとの縁談が円滑に行くようにと日々てんやわんや。
だが肝心のスティーアンはここのところ、部屋で何やら一人で会話をしているようで……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-09 22:39:27
17820文字
会話率:47%
聖女ヒイロ・シーマシーは婚約者カスダル・ストレリツィ伯爵子息の魔王討伐パーティに所属していたが、理不尽に婚約破棄され捨てられてしまう。
「『最強聖女、ただし能力は小麦粉で出る』だあ!? あまりにクッッソダサいんだよ!!!!」
「い、いまさ
らそんなこと言われても……」
実家子爵家からも婚約者からも捨てられた天涯孤独の粉物聖女。しかしようやく、初めての自由を手に入れた。
ヒイロは粉物聖女の特技を活かし、穢れた土地として敬遠される魔王城の近場で聖女食堂を開くことに。
無限に溢れる聖女の小麦粉、おいしいご飯。賑わう食堂。
ーーそんな彼女を見守る男の姿があった。
婚約者にDVされていたヒイロを案じてくれていた、優しくもどこか淋しげな魔王様。
魔王討伐パーティの頃から仲良しの、謎の覆面忍者シノビドス・イガハン。
「ねえシノビドス。魔王様、いい人なのにどうして討伐対象なんだろうね……?」
「ふふ。きっと彼にも『忍んだ』事情があるのでござるよ、ヒイロ殿」
なぜか二人は、ヒイロの前にかわるがわる現れるのだった。
「よく気づかねえよなあ、ヒイロちゃん」
ーー魔王の使役獣、黒竜も呆れている。
・素顔で素直にお話できない魔王様×天然コナモノ最強聖女の、じれじれラブコメ。
・完結まで執筆済
・匂わせ含むDV描写、多少の流血シーンがあります。
・コメントは最後にお返事します(ネタバレポロリしないように)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-05 21:18:32
139995文字
会話率:50%
伯爵家から持ちかけられた政略的な婚約でした。
ただ、その伯爵子息にお目にかかった時、私は一目惚れしたのです。
数年後、2歳年上の彼と同じ学園に通い始めたら彼は周囲には内緒の恋人が居ました。
そこで聞くのです。
私とは結婚するけど、そ
の日のうちにその恋人を伯爵家に連れて来て、3年は愛人として我慢してもらい、3年後に子が出来ない事を盾に私と離婚する、という計画を恋人に話しているのをーー。
ご都合主義のゆるふわ設定。
エブリスタで掲載している【確かに、その通りです。】がベースの全く別物(登場人物が違う、作品の土台が同じの)ストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-01 01:00:00
16104文字
会話率:29%
2歳年上の婚約者・バルディから恋愛相談を受けた令嬢・ミディのお話。
※婚約破棄も解消も有りません。
完結してないので、完結頑張ります。
毎日更新(予定)
2021.9.7執筆開始。
最終更新:2021-09-10 12:00:00
8492文字
会話率:55%
幼い頃に見た夢のせいで『男性恐怖症』になってしまった彼女は、初恋を拗らせていた。
高校生になったある日、彼女は転倒事故で、死んでしまう。
異世界へと転生した彼女は、子爵令嬢ヴァイオレット・オルセウスとして、生まれ変わった。
転生時、女神
様より、とある能力を授かった。しかし、その能力のせいで、彼女は、前世の『男性恐怖症』をエスカレートさせてしまう。
たった一人、彼を除いては。
彼は、伯爵子息メリル・カーティス。
…実は、彼にも特殊な能力があったのだった。
※設定はゆるめに、大目にみてください。
※ブックマーク、評価、誤字脱字報告など、いつもありがとうございます。励みになります!宜しくお願いいたします☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-12 21:12:11
10370文字
会話率:53%