中世からの 小説家になろう　作者検索

中世からの学園都市・モンペリエにあるペイルー王立寄宿学校の食堂には、1枚の古い大きな絵画が壁に飾られている。 夜空が広がる丘の上で、寄宿学校の制服を着た金髪に紫色の瞳の少年が上に手を伸ばしている油絵。 彼の手の先にあるのは星か、それとも別の何かなのか。折りたたむ>>続きをよむ

「子爵令嬢アイネ！！　トワーズ伯爵が息アンベセシルとの婚約、この場で破棄させてもらう！！」 　 　王都の代官を務める子爵家の令嬢であるアイネは、衛星都市トワーズを収める伯爵子息から夜会の席で突然婚約破棄を宣言される。婚約破棄はともかく、汚された名誉は回復しなければならない。アイネは、神の前で是非を問う『決闘裁判』で白黒つけることにしたのである。 　このお話は『妖精騎士の物語』の主人公の実姉アイネのお話であり、第一部における姉の婚約者が登場する際のプレストーリーとなっております。全三話・一万六千字。折りたたむ>>続きをよむ