「子爵令嬢アイネ!! トワーズ伯爵が息アンベセシルとの婚約、この場で破棄させてもらう!!」
王都の代官を務める子爵家の令嬢であるアイネは、衛星都市トワーズを収める伯爵子息から夜会の席で突然婚約破棄を宣言される。婚約破棄はともかく、汚さ
れた名誉は回復しなければならない。アイネは、神の前で是非を問う『決闘裁判』で白黒つけることにしたのである。
このお話は『妖精騎士の物語』の主人公の実姉アイネのお話であり、第一部における姉の婚約者が登場する際のプレストーリーとなっております。全三話・一万六千字。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-21 21:00:00
16168文字
会話率:38%