歩道橋の階段から転げ落ち、現実によく似た港町『狭間市』へ転移した薄毛の青年『Y(ワイ)』。彼は街に呼び込んだ張本人、ドット絵の少女『ネトリ』に頼まれ、女子陸上部のエース『真挿・玷(まがさし・かける)』とその幼馴染である『振内・純(ぶれない
・きいと)』の仲を取り持つ『間漢』になる。
しかし二人の仲を取り持つ前に間隙を縫うようにして、狭間市の有力者である陸上部のコーチが玷にちょっかいを出してくる。それを見てYはネトリにインストールされたスマホアプリ『トリガー』を駆使し左腕と髪の毛を失うも無事に撃退。
これにて一件落着かと思いきや、玷が学校に伝わる伝説の一つである不幸の象徴『間像(まぞう)』に触れてしまい、NTRゲー特有の間男(まおう)たちが狭間市に解き放たれ世界の法則に抗えない玷の心をもてあそんでいく──。
盲目のホームレス、段取り重視のチャラ男先生など。『間漢』が他人のため全てを犠牲に『間男(まおう)』をやっつける!
すべての薄毛族に告げる……現代風ファンタジーY=NTR×(ワイネトラレイヤ)開幕。
【NTR】・・・この世界では好きな人を第三者にとられることを指します。BSS込みです。そして15禁です。
Arcadiaさんにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-12 10:43:21
68441文字
会話率:27%
現実から解放されたゲーマーたちは、己を隠す仮面を脱ぎ捨て、心からVRMMO世界を駆け抜ける。多くのプレイヤーと、彼らから零れ落ちる無数の感情があふれるその電脳空間は、デヴィルの誕生に最適案場所だった。
デヴィル――それは人の悪意が寄り集
まって呪詛となり、世界に牙をむいた怪物の呼び名。そして、そんなデヴィルを倒す宿命を背負ったのが、魔法妖精に選ばれた魔法少女たち。
パッチワーク・レボリューション。魔法と呼ぶにはいささか以上に物足りない小さな奇跡の力を手に、魔法少女たちはデヴィルに立ち向かう。
つぎはぎの鎧を身にまとい、その体を血で染めながらも。
己のために。身近な人のために。他人のために。日常のために。あの日と同じ後悔をしないために――
覚悟と仲間を手にしたとき、魔法少女たちを止めうる敵はもうどこにもいないだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-08 20:00:00
11382文字
会話率:21%
※主人公は他人のためより自分のためを地で行きますので、The主人公みたいな敵も助けちゃう自己犠牲の精神はたぶん出ません。
世界初のフルダイブ式VR《アリステラ》
それは世界中の人を湧き立て、熱狂の渦で巻き込んだ。
たまたま《アリステラ》
を懸賞で当てた主人公・天堂零夜はブラック企業を辞め、貯金も無く、明日からどうやって生きていくか本気で悩んでいた。
そんな時、公式サイトに書かれていたある文言を見つける。
『ゲーム内通貨「ゴルド」に関して、1000ゴルドを1円に、1円を1000ゴルドに変換できます』と言う記述を。
零夜は気づいた。PKで他人から金を奪ってそれをリアルマネーに変換すればいいじゃん。と折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-07 21:00:00
160968文字
会話率:39%
舞台は、黄金竜オーディの支配する世界。
ヘルムダール大公家の公女パウラは、17歳の時に黄金竜オーディの花嫁、2番目の妻である竜妃として、聖地である黄金竜の泉地(エル・アディ)に召しだされる。
だがその実体は神官長として働くだけで生涯を終える
、名のみの妻だった。
世のため他人のために祈り続け重責を負わされて、位だけ与えられても。
聖女オーディアナ候補としてパウラと同時に召し上げられたエリーヌ・ペローは、さっさと候補を下りて美青年とよろしくやっているというのに!
数千年も名のみの妻、ただひたすらに神官の仕事をきよらかにこなすだけなんて、これを飼い殺しといわずしてなんという。
なんだか都合よく利用された。
生真面目な自分の性格を、その選択を後悔したパウラは、人生の最後に黄金竜オーディに要求する。
「わたくしの人生をやりなおさせて。」
今度こそライバルヒロインエリーヌに聖女オーディアナをおしつけて、実家へ返品されてやる。
そしてごくごく平凡な大公の跡継ぎとして、あたりまえの人生をおくってやると決意する。
6才から人生をやり直すことになったパウラの前に、次々と障害が現れる。
ライバルヒロインエリーヌは、なかなかの曲者で、黄金竜を支える4竜の代理人である4人の聖使は、それぞれ個性的な美青年で。
「めざせ、飼い殺しルート回避」
パウラは2回目の聖女選抜試験に挑む。
けれど4人の聖使は、パウラをほっておいてはくれなくて…。
ルート分岐した後、それぞれ溺愛ハッピーエンドにする予定。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-16 01:00:00
237893文字
会話率:17%
予知夢を見れる、谷元澮は、予知夢を見れることを隠しながら生活していた。それは、自分のためでも、他人のためでもあった。しかし、ある予知夢を見て、澮の心情は、川の流れるように変わっていく。なお、この作品は「カクヨム」にも掲載されています。
最終更新:2022-10-13 00:00:00
19992文字
会話率:39%
世界規模の環境の変化、数多の事件、戦争を経て、大量の魔力を消失。新たに魔力が生まれることもなく、神秘が薄れ、魔法使いが神秘と共に消えようとしている世界。
そんな世界で最後に残った一人の魔法使いの少女とその使い魔は、最後の魔法を使うチャンスを
得た。その力は強大で、望むほとんどを成し遂げられるだろう。生命の根源や、世界に魔力を満たすという願いは不可能だが。
自分は何を望むのかを仲良しの使い魔と語り合いながら、自分のこれまでとこれからを考え、自分の本音をさらけ出し、美しい思い出と許せない負の感情を受け止め、その上で他人のために使うか、自分のために使うかの結論を出す
これは、そのための旅
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-03 23:38:31
41336文字
会話率:24%
他人のために喜んで自分の身を差し出す人と悪役の話。
最終更新:2022-06-03 00:39:14
1253文字
会話率:50%
自分のための願い、他人のための願い、小さな優しい願い。願いによって起こる物語。
最終更新:2022-02-02 00:00:31
582文字
会話率:0%
火事で死亡した滝田結衣は、直前までプレイしていた冒険RPGの世界の宿屋の娘フィオナに転生する。
フィオナは魔王に拐われた姫を助ける為に選ばれた勇者に憧れ、ヒーラー役としてパーティーに加わる女の子。
だけど結衣は勇者に興味はない。見ず
知らずの他人のために命を張る覚悟もない。行きたくない。勝手にやってくれ状態なのだけど、周りはパーティーへの参加をゴリ押ししてくる。
どうしたものか藁にも縋る思いで幼馴染みのタクトに相談するが、タクトの行動は思いもよらないものだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-21 07:18:36
250318文字
会話率:44%
姓名判断よりもいかに自分のなまえが好きになれるかが大切だと私は信じています。
キーワード:
最終更新:2021-08-16 10:11:25
229文字
会話率:40%
自分より他人のために
キーワード:
最終更新:2021-07-14 09:57:59
314文字
会話率:0%
日本人なら誰でも知っている、昔話の桃太郎。
その主人公である桃太郎に何故か転生してしまった主人公だが、
「なんで俺が赤の他人のために鬼退治なんて危険なマネをしなくちゃいけないんだよ」
「俺は別に鬼に困らされてないし? 本当に困ってるなら
誰かが倒してくれるよきっと」
と持ち前の自分至上主義な考えから、本来の桃太郎の仕事を放棄し、自由気ままな旅に出てしまう。
しかし運命か偶然か、気が付いたらイヌ、キジ、サルの獣人達が仲間になって旅はどんどん賑やかに、そして危険なものに。
それでも戦う気のない桃太郎は修行をサボりまくり。
結果、主人公としてあるまじきことに、周囲のパワーインフレに置いて行かれる始末。
それでも皆は勘違いに勘違いを重ね、桃太郎を最強と信じてやまない。
「こ、こんな奴らと一緒にいたら死んでしまう……。早くなんとかしないと」
桃太郎は果たして争いの無い平穏な生活に戻れるのか。
コメディ中心で、シリアスなお話や名前があるキャラが死ぬような展開はなしでやっていきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-01 14:02:46
88299文字
会話率:38%
中学バレー部の部長だった雪村奏は、不慮の事故で、中学三年間の集大成であり大きな目標であった大会出場の夢が絶たれてしまう。
懸けた思いが強かった分、彼女はその事実に耐え切れずに、部活にも、学校にも通えなくなってしまった。
失意の底にいた彼女
に再び活力を与えてくれたのは、テレビで見たアイドルの姿だった。
もともと関心などなかった。それなのに、懸命に歌い、踊り、笑顔を振り絞る彼女たちを見ているだけで、もう一度立ち上がり、歩き始める力を与えられた。
一体彼女たちの何にそんな力があったのかが理解できず、奏はその答えを求めて、そして興味と無自覚な憧れを抱いてアイドルの道への門戸をたたいた。
才能があったのか、あるいは運に恵まれたのか、奏に対してその扉は開かれ、その先で彼女は無二の仲間たちと出会う。
桐谷沙紀。自らの朗らかさと優しさを他人のために使う女性。
四条玲佳。大らかに仲間たちを見守りながら、強い決意を胸に秘める人。
王生翔子。役者になることを切望しながら失格の烙印を押され、それでも何者かになろうとあがき続ける少女。
豊口理央。芸歴=年齢で、誰よりもファンを愛し、誰よりもプロフェッショナルな女の子。
橋本悠理。自らのか弱さと可憐さを恥じながらも、たった一つの夢のためにそれを甘んじて受け入れる強さを持つ子。
奏たちはアイドルグループを結成し、一つの目標を立てる。
『楽園』をつくりあげること。ただ一時の、まやかしでも構わない。
自分たちと同じ場所、同じ時間にいた誰も彼もが幸せだったと、そう錯覚する世界を。
彼女たちはたくさんの出会いを通じ、時には打ちのめされ、励まされ、刺激を受けながら歩みを進める。
そしていつしか、現実が限りなく夢に近づいたことを、知る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-12 01:33:05
167567文字
会話率:43%
私のクラスには「王子」というあだ名の男の子がいる。
他人のために労を惜しまず、誰からも好かれる彼が、よりにもよって私に告白してきた。
それは誰も幸せにしない恋。
王子の恋も、私の恋も。
お互いさまで、報われないことに変わりはないのに、王子
はそっと私の背中を押してくれた。
その際限のない優しさが、私を、あの人を傷つけていることを、きっと彼は知らないのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-05 13:59:50
5709文字
会話率:35%
人の良い私は他人のために働き続けた。だが、昨日すべては崩れ落ちた……。
最終更新:2021-02-23 12:20:33
400文字
会話率:0%
「自分のことを犠牲にしてまで他人のために何かを成し得ることができたなら合格だ。」
ある1人の少年との出会いが、梨沙の一生を変えていく。
最終更新:2020-12-31 17:31:13
985文字
会話率:20%
全ての生命に対し発動する絶対の定め、"レベルキャップ"が存在する世界。
四大貴族家の一角、リンデルハイム家に生まれた末男、クラインは幼い頃より将来を嘱望されていた。
だが、15才の誕生日――、成人の儀を迎えたクラインの頭
の中に声が響く。
『レベルキャップに到達しました、これ以降の能力上昇はありません』
何と、クラインはレベルが上がらぬままに、レベルキャップに到達するという前代未聞の落ちこぼれだった。
現当主の父は激怒し、「お前などリンデルハイム家にふさわしくない」とクラインを追放する。
流浪の身になったクラインは、討伐パーティーのポーション奴隷に身をやつしていた。
ある日、そのパーティーからも用なしだと追放され、手負いになった荷役奴隷の猫獣人クロネと一緒に置き去りにされてしまう。
せめてクロネの痛みだけでも取ってやろうと、最後のポーションを作ったその瞬間、クラインの脳内にファンファーレが鳴り響いた。
『レベル0のまま、他人のためにポーションを100万本作成の条件を達成。特殊職能"ポーションマスター"に覚醒しました』
覚醒したスキルは『どんな高位ポーションでも瞬時に作れる』という恐るべき能力だった。
クラインはその力に震えた――この力があれば全て取り戻せるんじゃ⁉
すぐに復讐の言葉が脳内によぎるが、ふと気付いた。
いくらレアポーションが作れるとは言え、自分のレベルは0のまま……。
不意をつかれればひとたまりもないだろう。
俺は力を付けなければならない――。
このスキルを最大限に利用し、二度と人生を奪われぬために自分の領地を手に入れると決意する!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-23 12:00:00
200916文字
会話率:48%
他人にまったく興味のないボッチ、佐川コウ。他人のためにセクハラを笑顔で見過ごしてきたビッチ、佐藤ひかり。ひょんなことから付き合うことになった二人。なのだが、お互いにまったく愛のない交際で、観察対象としか思っていない。そんな二人の仲を引き裂こ
うとする男子生徒たちとの醜い争いの中、二人は思った、「どうしてこうなった」、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-03 23:00:00
162292文字
会話率:61%
京にある坂、かむろ坂に漆黒の居を構える隻腕の歌人、駒形真尋。
その生業は、他人のために辞世の句を詠み、その人生を終わらせる事。
助手として雇われた大学生・相田と共に向かうは、元総理大臣・村松静次邸。
村松は真尋に人生の一部始終を語る。
言葉
が生まれ、真尋は筆を執った。
※この作品は、「カクヨム」にも投稿されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-30 20:41:22
29158文字
会話率:56%
私、ミコはかつて日本でひたすら巫女として他人のための幸せを祈ってきた。
だから、今世ではひっそりと暮らしたかった。なのに、こちらの世界に生をくれた神様はなぜか『とんでもないもの』をプレゼントしてくれたようだった。
でも、あれれ? 周りには発
覚してない?
それじゃあ、ゆっくり生きましょうか……――って、なんか早速イケメンさんにバレそうになってるんですけど!?
※肥前文俊先生『第9回 書き出し祭り』第一会場提出作品「転生巫女は『厄除け』スキルを持っているようです ~そのスキル、使い過ぎにはご用心!?~」を改題・改稿したものになります。
※他サイト(アルファ・カクヨム)にも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-06 21:13:36
116976文字
会話率:35%
全世界で同時多発的に勇者の発生が確認された世界。それと同時に、ファンタジーや特撮にしかでてこないような生物たちが発生しはじめる。過去の栄光でも、未来への希望でもなく、ただ役割として押し付けられた称号「勇者」。称号を消す唯一の手段は、死ぬこと
だけ。この災害を止めるための手がかりは「勇者を30人集めよ」の一文のみ。あなたは、他人のために命をかけられますか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-04 00:00:00
296文字
会話率:0%
君は必要か?
──人間と云うものは、自分の存在意義を常に探し求める生き物だ。存在意義のためなら如何様にでも醜くなれる。
なら──
自らの存在の消滅の危機に、確固たる存在意義を──
君は示せるか?
これは、僕、春原光が、世界とい
う不条理に触れる度に奪われた人間性という無くてはならない物を、他人のため等とうそぶいた恥ずべき存在意義を以て取り戻そうとする、そんな──
そんな自分勝手な、エゴイストの物語だ。
他人を傷つけて──自分は傷つきたくない。
誰だって考える──利己主義、エゴ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-03 04:51:58
8044文字
会話率:36%