君は必要か?
──人間と云うものは、自分の存在意義を常に探し求める生き物だ。存在意義のためなら如何様にでも醜くなれる。
なら──
自らの存在の消滅の危機に、確固たる存在意義を──
君は示せるか?
これは、僕、春原光が、世界とい
う不条理に触れる度に奪われた人間性という無くてはならない物を、他人のため等とうそぶいた恥ずべき存在意義を以て取り戻そうとする、そんな──
そんな自分勝手な、エゴイストの物語だ。
他人を傷つけて──自分は傷つきたくない。
誰だって考える──利己主義、エゴ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-03 04:51:58
8044文字
会話率:36%
「そうだ異世界、行こう」
田山 吾郎はまるで京都に行くかのような気軽さでそう呟いた。勿論冗談だったのだが、気付けば吾郎は異世界へと転移していた。
そこには魔物や人間以外の人種が存在し、まるでファンタジー小説のような世界が広がっていた。
そして、その世界で吾郎は、冒険者として生きていくことを決意する。
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凍結
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-24 14:26:20
56998文字
会話率:33%