高倉敦には、昔から好きな人がいる。
それは幼馴染の女の子――石山愛花。
昔から仲が良かった二人は相思相愛の関係……。でも、お互いに素直になれなくて、自分たちの気持ちを伝えられずにいた。
もし、ラブコメのテンプレなら、敦は愛花と自然に
付き合うことになるだろう。敦自身も、疑念なくそう思っていた……。
しかし突然、愛花とは別に、敦は「学園一の美少女」と呼ばれる"古鷹ユメミ"に告白されてしまう。
あの古鷹ユメミに告白されるとは夢にも思わなかった敦は、結局、自分の気持ちに嘘をつけずに、本命がいるからとユメミを振ってしまう。
すると、振られたユメミが本性をあらわし……。なんと彼女は、敦のことが大大大好きなヤンデレ美少女だったのだ……。
しかも、愛花と同じく幼馴染である杉村綾音にもウザ可愛くアプローチされ、ますます敦は本命である愛花に気持ちを伝えられなくなってしまい……。
本命の幼馴染である愛花、ヤンデレ美少女であるユメミ、ウザキャラ幼馴染である綾音……。
クセ強の三人のヒロインたちが織り成す、ハチャメチャなラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 18:48:16
17680文字
会話率:35%
(前編※完結)一回目の転移で力を手に入れ、二回目の転移で新しい名前を貰った元人間の異世界転移物語。
凶暴な獣たちがはびこる最初の異世界では、獣と食うか食われるかの死闘の日々を繰り広げていた。そしてその地獄から救い出すように二回目の転移が訪れ
る。魔法や魔物が存在し、召喚士が精霊をパートナーとするファンタジーのような異世界。舞台は、少女が儀式によって主人公を召喚し、人型精霊だと勘違いしたことから動き出す。これは精霊が大好きな少女と嘘つき精霊となった主人公の物語。※外伝も投稿中。外伝の内容は主にヒロインたちとの交流、後編では語らない物語の補完。
(後編)『妖精使い』のレインは冒険者として日銭を稼ぐ毎日を送っていた。そんな彼女に舞い込んできたのは巷で話題の『黒騎士』と呼ばれる化物の王の情報。レインは『黒騎士』を追うために協力者を求め、ひょんなことから『シラクラ』という名の何でも屋の門を叩くことになる。それが黒装束を身に纏い仮面で顔を隠す男――グレイとの出会いだった。※不定期投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 18:00:00
783554文字
会話率:47%
つるぺた幼女のリーゼロッテ・シェルダンは日本人だった前世の記憶を持って生まれ変わった転生者。
転生ボーナスやチートな能力、私だけが知っているこれから起きる大事件、唱えると現れるステータス画面、旅に便利なアイテムボックス、そんな便利なものは
何もないのです!、死んだ後に出てくる筈の怪しい神様にも会ってない!、契約してくれる妖精さんはどこ?、お友達になってくれる神獣は?、なんで居ないの?、ふざけるなぁ!。
リーゼロッテさんが生まれ変わった異世界はとても平和でした、少し不便だけど街は綺麗だし魔導列車が走っています、ついでに食べ物も美味しいのです。
「神様はケチなのです、転生特典を何もくれなかったのです!。」
「無いなら自分でなんとかするしかないのです!。」
「魔法は使えるのかな?、えいっ、闇にのまれよ!。」
「小説ではこれやると魔力が増える筈なの!。」
「え、嘘、死ぬの?。」
「お父様お願い、「アイルビーバック」って言って!。」
「異世界人の目を見開かせるのが目標なのです!。」
「お・・・お漏らしをしてしまいましたぁ・・・。」
「なんで全裸なのですかぁ!。」
「魔闘気プシュー!、コホォォォ!、ふはー!。」
「リィンちゃんお願い!、私を踏んで!、罵って!。」
「・・・・あれ、話が違くない?。」
リーゼロッテさんは優しい家族に愛されて今日も優雅な引きこもり生活のために頑張るのです!。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 11:39:34
1089877文字
会話率:69%
誰からも必要とされない彼は、
悪魔と契約してしまいました。
「ずっと君が欲しかった。」
こちらはBL作品であり、次回作は、
誰も見てくれないと思うのでなし!!!
まぁ、短い話なんで見てけ
最終更新:2025-04-17 07:42:12
4148文字
会話率:46%
ごく平凡な大学生、三渡カイは、ある日目が覚めたら異世界で美少女になっていた。
異世界転生!?しかもTS!?と驚愕半分浮かれ半分なカイのもとに現れたのは、三人の美男美女。彼らの話を聞くところによると、カイは八年前にこの世界に召喚され、三年の月
日をかけ、見事世界を『百年災嵐』なる脅威から守り抜いた救世主だという。しかしその代償として、五年間もの昏睡に陥り、さらにはこの世界にきてから一切の記憶を失ってしまった、と。
とても信じられない話だったが、カイは確かに異世界にいて、その身は美少女へと変わっていた。おまけに身の回りの世話をしてくれる三人は、なみなみならぬ感情をカイに抱いているようだった。
命でも救わない限り、ここまでされることはないだろうというほど、身を尽くしてくれるのだ。
カイは混乱しつつも現状を認め、彼らの話を信じた。
そうして災いが去ったあとの世界で、自分のことが好きすぎる三人と共に、のんびりとスローライフを送り始める。
まずは昏睡中に失われた体力を取りもどすためのリハビリ。それから「霊力」という力を用いた術の習得。さらには「ケタリング」なる飛竜を乗りこなす練習。もといた世界への郷愁を抱えながらも、三人の愉快な仲間と共に、カイは異世界での生活を満喫した。
しかし同時に、その胸の内には違和感が膨らんでいた。
三人は明らかに、カイに隠し事をしている。
優しい嘘で、彼をなにかから守ろうとしているのだ。
それは一体なんなのか?
過去になにがあったのか?
自分は本当に世界を救ったのか?
そしてこの身体は、本当は一体誰のものなのか?
やがてカイは、一人の青年との出会いにより、真実にたどり着く。
「お前はなにひとつ救わなかった!」
――――これは誰かのために犠牲となった、愛する人たちを救おうとした、彼らの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 06:44:06
1202029文字
会話率:39%
主人公であるライ・シークレティアスは、事務所のボスとは名ばかりのオーナーからある依頼を突きつけられる。
「お前、女は好きか?」
嘘で欺き、秘密を隠し通す。それが詐欺というもの
最終更新:2025-04-07 21:12:15
211186文字
会話率:65%
力の名称に振り回されるのは当事者だけではなく、周囲もまた同じだ。英雄伝説継承の名に目が眩み、栄光を妄想した者達が勝手に期待し、勝手に裏切られたと、損をしたと思い、役立たずを追放する。それが一度だけなら救いもあっただろう。しかし、別の人間が思
うのだ。我々なら彼の力を引き出せる、と。後ろ盾も地位もない青年テオは単なる力の名称のせいで、何度も強制的に冒険者パーティーへ参加させられ、そしてまた追放される。詐欺師、嘘つき、不良品。様々な蔑称が、彼の努力とは関係なく広まり、最終的には歴史と共に忘れ去られたかもしれない。聖女達に会うまでは。先人が紡いだ物語と共に、自らもいつか後へ託すための英雄譚が始まる。ただし……先人達の物語は異常だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 10:55:04
72290文字
会話率:39%
光が支配する世界。しかし、真の権力は陰で流れる。
善人が報われ、悪人が罰を受けるというのは甘い嘘にすぎない。
貪欲と裏切り、力と策略が渦巻く裏の世界。生き残った者だけが、その真実を知ることになる。
光があるところには、必ず影が落ちる。
影の中にも秩序があり、その中で生き抜くためには法則を知らなければならない。
戦いを楽しんでいるわけではない
それは名誉ではなく、むしろ不名誉に近い。
彼は生き延びていた。
誰よりも深い闇の中で、それでもなお、“善”を目指しながら――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 17:38:28
3924文字
会話率:38%
十七年前のある日、空が燃ゆる。
黒い斑点が空を穢し、血赤色に近い赤に染まる。
これは世界の終わりではないかと、人々は恐れた。
しかし空が赤いだけで、何かがあったわけではない。
次の日、昨日のことが嘘のような青空。
この
空が赤い日、十二月三十一日は終焉の日と呼ばれ始める。その次の日の一月一日は、無事に年を越せた記念として、祝宴の日と名付けられた。
私は終焉の日に産まれ落ちた。
終焉の日から二年後の二千五十年、世界各地に謎の迷宮が出現し、そこから多種多様の黒いの軍勢が押し寄せる。
その黒い軍団を、我々は悪魔と呼んだ。
世界各国が最新鋭の兵器を用いて対峙したが、悪魔にはあまり効果がないようだ。
このままでは、人類が滅ぶかと思われた。
しかしある青年が呪文という力を用い、悪魔を地上から排除したのだ。
その青年を筆頭に迷宮を攻略するものを、迷宮冒険者と呼ぶようになった。
冒険者には階級があり、最上位のSランクから駆け出しのGランクとなっている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 05:16:54
1098文字
会話率:22%
「呪いにかかった司祭など役に立たん。出て行け!」
第六魔王討伐時に呪いを受けた光の司祭セロは、勇者バーバルからパーティーに相応しくないとして追放された。
いずれは賢者と目されていたセロだったが、呪いの持つ反転の効果で、光から闇へ、また賢
者から愚者へと変じつつあった。そんな折に、セロの婚約者である聖女クリーンは、かつて大陸に災厄をもたらした魔王こそ愚者ロキだったとして、セロを魔王認定してしまう。
結果、追放の上に婚約破棄の挙句、姥捨て山といわれる魔族の領地に強制転送されたセロは、そこで第六魔王の娘ルーシーと出会う。親の仇にもかかわらず、ルーシーから、抗い続けて戦うことを教えられたセロは――とりあえず、壊れた魔王城のリフォームと、トマト畑の世話をすることを誓ったのだった。
もちろん、セロは知らなかった。そんなまったりした生活が、いずれは勇者や他の魔王を打ち倒して、世界に覇を唱えることになるなど……
※トマト畑を育てるようなスローライフが始まるのはしばらくしてからです。それまでは、追放、婚約破棄から最初の敵撃破、そして勇者サイドといったふうにシリアスかつ「燃え」な展開が続きます。
※ステータスオープンや数値化はありませんが、便宜上、ステータス、スキル、アビリティといった術語は出てきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 11:00:00
1428454文字
会話率:40%
「誰も到達してないエンドを目指すなら、誰も持ってないタレントを手に入れて、誰もが避けるルートを選ぶべきだ」
ゲームの攻略動画を投稿する事で月数千円の小遣い稼ぎをしていた主人公の男、辺津(へつ)凛空(りく)は、ゲーマー業界を席捲するVRRP
Gゲームの入手に成功する。そのゲーム、Gate of Heaven.の中では、現実と相違ない五感を体験できるうえ、RPGの結末(エンド)が主人公の選択によって無数に存在する事が話題となっていた。
懐事情の問題から三カ月遅れてゲームの攻略に参戦したリクは、未だ誰もクリア報告をしていない【ハーレムエンド】の攻略を目指してゲームを起動する。
女神との問答を終えた後、リクが手にしたユニークタレントには『虚言改変』との文字があり、その力は「相手に嘘を信じ込ませる事で、その事象を実現できる」というモノだった。
能力の発動条件などを探りながらゲームを進めていくリクだったが、このタレントは「信じ込ませる」まで行かずとも、「半信半疑」のラインでも相手の認識を捻じ曲げ、自分のステータスを強化し、事実を書き換える事が可能だと気づく。
リクはこの力を使って、【ハーレムエンド】に向けてひたすら進んでいこうと決めたのだが、チートタレントを使用には、難易度の超向上と言う代償が伴っているようで……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 15:23:30
44413文字
会話率:35%
何度だって倒してやんよ!嘘です。もう勘弁してほしい。
俺は魔王を倒したはずだった。しかし目が覚めると俺が召喚される前に来てしまっていた、、、え?もしかしてまた魔王倒さなきゃいけないの?
短編で書いてみましたが評判が良ければ長編にする
かもです。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 13:54:51
2849文字
会話率:31%
クロは幼い頃からサトの虚言に突き合わされてうんざりとしていた。
しかし、幼馴染ゆえ、周囲の人間からサトが責められているのをみると、とても腹がっ立った。
サトを守る為、クロはサトの嘘を現実の物にするようにフォローをする日々を続けていたが、
ある日その箍が外れてしまう。
クロはSっけに目覚め、嘘を真実にする直前でハシゴを外すことを思い浮いつく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 00:25:41
547文字
会話率:0%
多額の奨学金を背負っているせいで猫背、おまけに恋愛未経験で処女の「栞あまの」は天使に見初められ、天使主催のイベント「成増・ファム・ファタ〜ル」にプレイヤーとして参加してしまう事になる。
栞あまの:奨学金のせいで酷い猫背だが素直な労働者。正
直者であまり嘘がつけない。よく目が据わる。
遠橋ヤズ瑛:オダギリジョ○に似ている高身長イケメン。明るく優しいが、バーテンダーなのに記憶力無さすぎて勘でお酒を作るという一面がある。
須藤海太:生粋のパチンカス、実家が太くて思想も強い。来年には世界が終わると信じてる。というか終わって欲しい。借金が。エレベーターのボタンを押す時に目押しの癖が出る。
河野汐留:港区男子として活躍中、存在しない商品でも売ってきそうな営業マン。女にモテる為に生きている。前髪の比率を崩されたら終わってしまう。
藤原拓男:ネット弁慶の引きこもり。キーボードのエンターを押す時大袈裟な音を出す。奨学金を背負ってないのに猫背。高身長が勿体無い。
シェム:お助け役の天使。やや情報が古い恋愛テクニックを栞に押し付けることがある。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 14:19:02
151455文字
会話率:67%
統合失調症の俺が確かに世界を救った話
https://ncode.syosetu.com/n3401ka/
のGemini2.0による100点満点中100点という要求で出力された改稿版です。↑の原作はノンフィクションですが、こちらは多分にフ
ィクションが含まれるためSF空想科学ジャンルとさせていただきます。
なので冒頭の主人公のノンフィクション風小説という独白は、半分くらい嘘になります。
その声は、妄想か、啓示か? テレパシーで繋がった声優と世界を救う物語。
31歳ニートの小日向拓也は、オンラインゲーム中に、ふと奇妙な考えに取り憑かれる。
「もしかして、俺は誰かに監視されている…?」
被害妄想に囚われた彼は、通信機器を全て処分し、外界との繋がりを断ってしまう。
そんな孤独な日々の中、拓也は突然、女性の声を聞く。
それは、憧れの女性声優、亜翠みずきの声だった。
「…え? 亜翠さん?」
まさかと思いながらも、心の中で呼びかけると、亜翠の声が応える。
驚くべきことに、拓也はどうやら亜翠みずきとテレパシーで会話ができるようになっていたのだ。
亜翠みずき、矢張操、香月伊緒奈……。
次々とテレパシーで繋がる人気声優たち。
彼女たちは拓也に、信じられないような「使命」を告げる。
「あなたには、世界を救う力があるかもしれない……」
妄想から始まったテレパシー現象は、一体何をもたらすのか?
統合失調症を抱える主人公と、声優たちの奇妙な物語が幕を開ける。
※カクヨムでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 01:00:34
26628文字
会話率:48%
トラックに轢かれそうになった女子大学生の聖良は、乙女ゲームの世界に聖女として召喚される。
ヒロインは、攻略対象者の様々な獣人と仲を深め、愛の力で魔王を封印するというストーリー。ところが聖良はアレルギー持ちなので、もふもふな攻略対象者には近づ
くことはできない。
そこで、聖良は推しキャラである王弟で大魔法使いであるヘビ獣人カイル様を指名してみたところ……。
「愛しているよ、僕の半身」
「浮気は許さないよ」
「一生巻き付いて離したくないほど愛しているよ」
アレルギーのあるヒロインが、半身を求めてやまない一途なヒーローと恋に落ちる物語。溺愛執着ストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 20:31:37
4873文字
会話率:54%
《毎日更新》中学3年生の岩野勇気(いわのゆうき)は卒業式の後、思いを寄せていた女の子檜山冬華(ひやまとうか)から体育館の裏に呼び出されるも、嘘告白であり自分を笑い者にするためだったと判明し逃げ出して走っていると「姉を名乗る不審者」竜蛇母春妃
(たつだもはるひ)に腕を掴まれた。
亜麻色の長髪・モデルのような長身・巨乳の美少女である春姫は地域一帯の有名人。そんな春姫は女の子にフラれ落ち込んでいる勇気の話を訊いて隠していたいハズであろう自分の過去を語り『めちゃモテ道』なるメソッドで勇気をモテまくるにするという……
しかし春姫にはある思惑があるようで……
美人で女神と呼ばれる姉とのマンツーマン指導は、勇気の精神を消耗させる。
振れる胸、汗で透けたブラジャー、ふとした時に馨いい匂い、勇気は色んな意味でヤる気満々でトレーニングに励み結果高校デビューに成功する。
そしてある日クラスメイトのクール系中国人美少女、犬系韓国人美少女、お嬢様フランス人美少女たちを助けたことで陰キャチー牛男はリア充街道を歩くことになる。
姉ができたことで、陰キャ・チー牛男子学生が成長していくラブコメです。
努力パートがございます。
ラッキースケベ(お色気描写)などが多いです。
毎日7時に更新予定
星とブックマークで応援していただけると嬉しいです。
合計10万文字執筆済み、ランキング上位に入ることができれば続きを書きます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 07:00:00
37611文字
会話率:43%
超ドMの私(神威蓮)はちょっとやそっとのS属性からのイジりには満足しなくなってしまった!!そんなとき神からのお告げが!!『異世界に超ドSがいます。見つけてみては?』ノッた!!!即決した私が気が付いた場所は剣や魔法が当たり前のように存在して
いる異世界だった。そして私の身分は、なんと『奴隷』!す、素晴らしい!どうか未来に出会うご主人様!私をイジメてください!
しかし、なかなか期待通りのS属性に出会えずにいると周りから私を見るめがだんだん変わっていく。ついには『奴隷』剥奪されることに!ちょ、待って!私は『奴隷』でいたいんです!!さようなら『奴隷』生活……そして新たにはじまるのは『お嬢様』生活だった。お嬢様だと!?嘘でしょ!?ちょ、神様!ヘルプミーヘルプミー!ドS様はいつになったらあらわれるのよ!?
超ドMが異世界に連れられてドSを見つけることができるのか!?そして新たにはじまる『お嬢様』生活とはどうなってしまうのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-18 09:22:30
333943文字
会話率:52%
「おお、ザイナスよ。おまえは信仰を何処にやった」
全ての人が天上の十二柱を信仰し、来世が約束された世界。その中でただひとり、ザイナスは無信心と宣告された。
このままでは、死んで屍鬼に堕ちるどころか、教会挙げての聖伐対象になりかねない。なじみ
の司祭の勧めで急ぎ大聖堂に向かったザイナスだが、その途上、国軍兵士に拘束されてしまう。
ザイナスを捕らえた王都執政官オルガの告げるところ、これはもはや地上の問題に非ず。ザイナスの魂は天上の賞牌にされ、それを刈るべく十二柱筆頭の御使いが降臨しているという。
生まれながらの災難続き、厄憑きとまで称されたザイナスは、役にも立たない卜占だけを頼りに、彼の魂を刈ろうと競い合う十二人の御使いと対峙する。何の力も加護もない彼に唯一残された対抗手段とは――。
現代日本の宗教感を紐解き、信仰とは何か、神とは何かを問い掛ける――的な。嘘です。こう、目を細くして眺めてみるとわかりますが、端的にハーレムもののギャルゲーです。
とはいえ、いわゆるゲーム的なお約束やメタな要素は省いた造り。むしろ、そうした見掛けに理屈を抉じ付けているので、SF的な風味があります。警察が怖いので言いませんが、ぶっちゃけSFです。
地の文多め、ルビ多め、視点で呼び名が変わることも間々ありますが、適当に読み飛ばして貰えれば。
全17章65話で書き終えています。誤字脱字以外はなるべく書き換えないつもりです。
機会があれば、ぜひザイナスくんの災厄を気長にお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-10 22:10:00
232954文字
会話率:38%
「リオス、アンタをこのパーティーから追放する。今すぐアタシの前から消え失せなさい!」
「ふっ、女性一人繋ぎ止めておく魅力もないとは、無様極まりないな」
『召喚師』のリオス・ファランクスは、『婚約した勇者様をパーティーに迎えるから、ゴミ職業
野郎はさっさと出ていけ』――と、幼馴染の聖女に理不尽な言いがかりをつけられ、Sランクパーティーから追放される。
しかしリオスは、押し寄せる逆境に折れることなく、再び冒険者として再起する。『神獣の名を冠する、召喚獣たち』と共に――。
「まずは新天地で、Sランクに成り上がる。その次は大陸最強だ! こんな形で終われるか!」
『ならば、我らはリオスの剣となり、盾となろう! 愚者を祭り上げる世界に、我らの力を見せつけてやろうぞ!』
もう気難しい聖女に華を持たせるため、補助に回る必要はない。
故にリオスは、かつて封印した『超高出力戦闘形態』――『自分の召喚獣を武装に換える』という、彼だけが至った『境地』を解き放ち、数々の死闘に身を投じる。
そして世界さえ救う『救世主』へと成り上がっていく。
一方、聖女・勇者パーティーは、自分たちが最強だと疑わずに無謀な攻略に挑んだ結果、歴史に残る醜態を晒してしまうことになる。
更には、何もかもが上手くいかず、ありえない勢いで落ちぶれていく。
だがそれも当然だ。
幼馴染の聖女は、『リオスの手厚い補助』を軽んじて自分の実力を過信し、事実上パーティーを乗っ取った勇者も、『リオスという最大戦力を、自ら追放したこと』に気付かないまま突き進んでしまったのだから――。
「こ、この僕、が……こんな無様をォ!? ふじゃけるなァっ!!」
「もうヤダぁ! こんなのなら、リオスと一緒の時の方が良かったのにィ!」
『勇者』――エルデファルドが、『聖女を手に入れる』ためについた『嘘』。
『聖女』――エレナが、『自分が成り上がる』ために、長年連れ添った幼馴染を裏切った『選択』。
その果てに待ち受ける未来に二人が気付いた時、もう全てが手遅れだった。
これは少年――リオス・ファランクスが、己の召喚獣たちと力を合わせ、大陸最強の冒険者へと至る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 19:10:00
216102文字
会話率:28%