つるぺた幼女のリーゼロッテ・シェルダンは日本人だった前世の記憶を持って生まれ変わった転生者。
転生ボーナスやチートな能力、私だけが知っているこれから起きる大事件、唱えると現れるステータス画面、旅に便利なアイテムボックス、そんな便利なものは
何もないのです!、死んだ後に出てくる筈の怪しい神様にも会ってない!、契約してくれる妖精さんはどこ?、お友達になってくれる神獣は?、なんで居ないの?、ふざけるなぁ!。
リーゼロッテさんが生まれ変わった異世界はとても平和でした、少し不便だけど街は綺麗だし魔導列車が走っています、ついでに食べ物も美味しいのです。
「神様はケチなのです、転生特典を何もくれなかったのです!。」
「無いなら自分でなんとかするしかないのです!。」
「魔法は使えるのかな?、えいっ、闇にのまれよ!。」
「小説ではこれやると魔力が増える筈なの!。」
「え、嘘、死ぬの?。」
「お父様お願い、「アイルビーバック」って言って!。」
「異世界人の目を見開かせるのが目標なのです!。」
「お・・・お漏らしをしてしまいましたぁ・・・。」
「なんで全裸なのですかぁ!。」
「魔闘気プシュー!、コホォォォ!、ふはー!。」
「リィンちゃんお願い!、私を踏んで!、罵って!。」
「・・・・あれ、話が違くない?。」
リーゼロッテさんは優しい家族に愛されて今日も優雅な引きこもり生活のために頑張るのです!。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 12:50:31
907368文字
会話率:69%
裕福な貴族令嬢マリアンヌ・ボッチさんはお裁縫が趣味の16歳。
上級貴族の令息と政略によって半ば強制的に婚約者にさせられていました、見た目麗しい婚約者様だけど性格がとても悪く、いつも泣かされています。
本当はこんな奴と結婚なんて嫌だけど、相手
は権力のある上級貴族、断れない・・・。
マリアンヌさんを溺愛する家族はどうにかして婚約を解消させようと頑張るのですが・・・お金目当ての相手のお家は簡単に婚約を破棄してくれません。
憂鬱な毎日を送るマリアンヌさんの前に凶悪なお顔の男性が現れて・・・。
投稿中の
〜隻眼の令嬢、リーゼロッテさんはひきこもりたい!〜
https://ncode.syosetu.com/n8498ie
に登場するリーゼロッテさんのお母様、マリアンヌさんの過去話です。
本編にも同じお話を掲載しますが独立したお話として楽しんでもらえると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 18:09:03
89447文字
会話率:73%
〜隻眼の令嬢、リーゼロッテさんはひきこもりたい!〜
に登場するアメリアさんのお話です。
リーゼロッテさんの本編を未読の人はネタバレがありますので注意してください。
建国の大魔導士アベル・セーメインさんは日々のお仕事に追われて休む暇があり
ません。
「人手不足を何とかしろ、私は今日で23日まともに寝ていない」
「疲れが限界になると少女になる呪いをかけられたのだ!」
「私を起こさないでくれ、死ぬほど疲れてる」
こんな事を続けていたら不老の身体でも過労で死んでしまうのではないか・・・。
危機感を覚えたアベルさんはある日、転移魔法陣を使って未知の世界へ転移します。
「ここはどこだ、言葉が全く通じない」
「魔法の概念が無いだと!、陰陽術・・・なるほど面白いな」
「この子はワイバーンのエリザベスちゃんだ、空を飛べるのだ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-28 21:30:29
3581文字
会話率:94%