昭和初年の甲府。作造とお新の夫婦が背負の行商から始めた呉服の商いは、辛苦の30年を経て店を構えるまでになった。近頃は性格の異なる嫁のアラが見え不満をつのらせる。昔はこうなりたくはないと思った姑像に自分の姿が重なりハッとするお新。いつの時代も
嫁姑は難しい関係だが、それでも日々は続いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-18 13:47:22
7047文字
会話率:46%
ミレニアムが過ぎてもまだ「昭和は」といえた景色が垣間見えた時分。東京横浜で感じた女子高生が他人との関わりで見せたピュアな一瞬を切り取り、セピア色した写真を眺めるようにスケッチしました。
最終更新:2020-05-02 09:17:38
3837文字
会話率:25%
父が亡くなる前に語った幼い日の記憶を、1周忌の供養にと、千字程度にしたためました。
セピア色になったポンポン蒸気舟を浮かべ、一読いただけたら幸いです。
最終更新:2019-03-17 09:48:15
940文字
会話率:0%
男女のすれ違い、セピア色に染められて。
最終更新:2019-12-27 23:54:31
738文字
会話率:40%
セピア色の瞬間をイメージしました。
四と韻とをテーマに肉付けしたら、厭世感ありありで仕上がっていました(苦笑)
最終更新:2019-08-21 12:32:41
220文字
会話率:0%
僕は教員試験に落ち続け、途方に暮れていた。
心には呪縛のように失恋が纏わりつく。
27年の生涯をかけた恋の終着点。
それは妥協かすれ違いか、または逃避か前進か...
過ぎた日のことはもう誰にもわからない。
どちらにせよ、思い出は美しいセピア
色だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-08 06:59:23
1779文字
会話率:39%
Twitter上で開かれている「#創作版深夜の真剣文字書き60分一本勝負」用に一時間で書き上げた小説です。 「セピア」「儚い望み」「さあ、旅に出よう!」を扱ってる……ハズ。
最終更新:2019-06-29 23:49:18
2256文字
会話率:36%
死神番外編。
明治時代。双子の姉弟である葵と若葉はいつも一緒だった。
だがある日、若葉は誘拐され変わり果てた姿で戻ることとなった。
そして、残された葵の人生は、一変する事となったのだ。
この作品は、「夏至南風」というHPに掲載していたもの
を加筆修正したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-24 01:28:02
9343文字
会話率:39%
巨大な太陽とセピア色に染まった世界。
グリアとリオンは平和に暮らしていた。
しかしあるひょんな事で二人の運命を大きく左右することになる。
最終更新:2019-01-20 02:23:24
2101文字
会話率:3%
日常がセピア色によって覆い尽くされた。でもわたしにはそれがちょうど心地良い。
目を覚まして、シャワーを浴びて、古いコンピュータを起動する。
そうして、こうした生活の無意味性を証明することができるアプリケーションを立ち上げる。
最終更新:2018-07-26 12:35:18
1664文字
会話率:8%
自分の人生について考えた詩。
最終更新:2018-05-02 11:49:46
251文字
会話率:0%
母が遺してくれた古くて少しダサいメガネ。
そこから見えたのは初恋でした。
普通を目指してる少女、菊川千代(16)は両親を亡くしたばかり。
ひとり寂しくこの一軒家で生活を始めようとしていた時、隣に引っ越してきた清潔感ゼロの髭面男(28
)がまさかの売れない小説家。
隣人同士の不思議で変わった同居生活。
私の普通を変えてくれたのはこの人でした折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-09 18:00:00
4171文字
会話率:34%
色から自分を振り返る(他にも出します。)
最終更新:2018-02-07 14:29:00
779文字
会話率:5%
11月の夕暮れ。街がセピア色に染まる空気感が大好きです。
本作は、自作ギター曲×映像×詩の新感覚コラボ?作品、
YouTube動画「二粒の滴。」
https://youtu.be/pg8N8GelmuQ
の詩の部分となっています。
上記アド
レスにて、ご視聴くだされば幸いです。
パン大好き
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-12 23:06:15
322文字
会話率:6%
引っ越しするとき、押し入れの中からは思わぬものが見つかるもの。過去の黒歴史だったり、探していたネックレスだったり。そんな引っ越しの最中に、懐かしいポケベルを見つけた主人公。淡く儚い、そしてほろ苦い初恋の思い出がセピア色に思い浮かぶ。
最終更新:2017-11-12 06:00:00
5612文字
会話率:38%
会社の荷造り運搬作業の仕事をしている拓は、ある朝一枚のセピア色の写真を見る。その写真の裕福な人々と自分の立場の違いにいらだちを覚える。この状態から抜け出そうと思うのだが…。
最終更新:2017-08-05 14:19:20
1720文字
会話率:30%
亡き父の遺品整理中に、出てきたセピア色の写真。残されたアルバムを見ながら、家族が昭和という時代のことを話していきます。3話以降、主人公と夫との馴れ初めの話になります。
【昭和の日企画】参加作品です。
最終更新:2017-06-08 16:32:17
56241文字
会話率:60%
『ピエタ古美術・古道具店』。あなたが気まぐれで入ったその店は、薫かれている甘やかな香と古いもの特有の埃っぽい匂いに満ちていた。ランプ型の電灯が投げる橙(だいだい)がかった灯りで、店内全体がセピア色に染まっている。どこかで柱時計がものうげに時
を刻んでいる。両側の棚や床には、小さなサイコロから瓶、等身大の像や盾まで置かれ、ほとんど壁が見えない。
出入口の真正面にカウンターがあった。その向こうで店主らしき人が大きめの本を広げ、座っていた。
黒い真っすぐな髪を一つにまとめ、栗色の眼の片方には銀縁のモノクル(片メガネ)。中性的な顔つきで、男か女か分からない。黒いシャツに厚手の茶色のエプロンを付け、その上からゆったりとした着物を羽織っている。
モノクルに着物なんて随分変わった格好だが、どこか現実離れした雰囲気のあるこの店では違和感がなかった。
あなたに気がつくと、店主は本を閉じた。表紙に『ファウスト』とあるのがちらりと見える。
「ここには『血を流したことのないような匕首(あいくち)もなければ、大丈夫でいた体へ、命を取る、熱い毒を注ぎ込んだことのないような杯もございません』。なんてね」
そう言って店主はあなたを見つめ、魅力的な笑みを浮かべる。
「いらっしゃいませ。気になる物があれば遠慮なく手に取ってご覧ください」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-18 21:35:30
3098文字
会話率:0%
俗にいう『ゲーム』の黎明期、私が体験した『ゲーム』のいくつかをセピア色の情景とともに軽くお話しました。
最終更新:2017-01-23 06:00:00
1281文字
会話率:8%
賑やかな とある町で女子高生が見つけたのは、金が売られている自動販売機だった。
女子高生は、その自動販売機を頼りに毎日金を
得ていく。そんな時、彼女を不審に思う友達が現れて...
中学校での経験やセピア色の記憶を辿った
金に夢中になりすぎた
女子高生の悲劇折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-27 11:52:19
6085文字
会話率:9%
セピア色の夢から目を覚ました彼女は暴力的なまでの糖分摂取により脳内を幸せ成分で満たし始める(意味不明)
最終更新:2016-06-21 01:43:03
1421文字
会話率:5%