魔王と相まみえるその時、
勇者は求めてやまない最愛の人と再会した。
が、彼女は、既に魔王の手先に墜ちていた。
ーー彼女を探すために死にものぐるいで生きてきて、
その結果がこれなんて。
絶望する勇者に、救いの手が差し伸べられる。
それは果
たして幸福な結末となるのか、それともーー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-03 20:19:25
9651文字
会話率:27%
ある日スライムを拾った。全てはそこから始まった。
才能のなかった主人公にとってそれは果たして幸運なのか、不幸なのか……
※カクヨムにも投稿してます
最終更新:2023-04-24 08:32:27
8094文字
会話率:41%
一、これは悲しい結末の物語です。それが二人が迎えられる唯一のエンディングでした。
二、暴力と性の描写があります。
三、これは愛の物語です。澄んでいて真っ直ぐな愛でした。
四、これは破滅の物語です。だけど免れない破滅ならば、それは果たし
てそう呼んでいいものでしょうか?
それでもよろしければ、どうぞ。情熱と、心と、天才と、愛と、伸ばしても伸ばしても届かない手から滴る血のお話に。
二人のお話を、どうか。
*「小説家になろう」と「カクヨム」に同時投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-16 12:23:47
17858文字
会話率:37%
魔法少女ミルキールリィの長き戦いは、ひとまずの終わりを迎えた。
そして訪れる、別れの時。
苦楽を共にした最愛のパートナー──プルルとの。
穏やかな時間が流れる。
どこか優しく……どこか哀しく、
どこか温かく……どこか寂しく。
だが─
─
“彼女”の中に今、渦巻いているのは、そうしたものとはまったく違った感情だった。
彼女が思うのは──
彼女の事情とは。
悩みとは。
抱えている問題とは。
彼女の一番の、望みとは。
それは果たして、叶うのであろうか。
今ここに、1人の魔法少女の、
夢と希望と、
意地と尊厳と、
その他諸々もういろんなものをかけまくった、
最大にして、
最後の、
どうか頼むから、お願いだから今度こそ最後であってほしい、
戦いの幕が、上がる。
さよなら──魔法少女。
君の勇気を、僕たちは忘れない。
たぶん。
「GC短い小説大賞」参加用に書かれた同名短編を、読みやすく分割して加筆修正を加えたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-16 15:33:52
33269文字
会話率:13%
世界を変えるべく、悪を殺してまわった男は、ついに警察に捕まりそうになる。そうなる前に自ら命を断とうとするのだが、最後のときにスラム街に住む少女が現れる。そうして少女と話し、過去を思い出すうちに気がつく一つの事実。それは果たして良いことなのだ
ろうか…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-21 21:09:44
4093文字
会話率:41%
人間の0.0001%が霊威という異能力を持っている。彼らは威者と呼ばれ、霊威を様々なことに利用していた。二度の戦争を経て日本は世界一の霊威軍事力を持つ国となったが、近年となって普通の人間と威者の平等を求める声が大きくなった。戦う必要はない
、力を使う必要はない。威者には普通の教育を受けさせる、普通の職業に就かせる、普通の人間と同じように生きればよい。威者にとってそれは果たして幸せなのか? 霊威学園である夕見原学園に通う氷狼麗兎は、高校3年の新学期に見知らぬ女生徒が平等を訴えるデモ隊と口論している所を見かける。見かねた麗兎は女生徒をデモ隊から引き離し話を聞こうとしたが、豹変した女生徒から光剣を首元に突き付けられてしまう。 <ローファンタジー> × <異能力バトル> × <異能力があるせいで起こる面倒な社会問題> 系?です 。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-05 11:16:14
29213文字
会話率:44%
愛を求め続ける少女。
それでも、「愛が欲しい」という願望は長らく叶えられることはない。
そして、少女は愛を自分から掴み取ろうとする意志を無くしてしまった。
普通の幸せな日常を送れている。
それは果たして本当の幸せなのだろうか。
幸
せに見える裏側は、案外真っ暗闇なのかもしれない。
__________そんなあなたに希望の光を...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-28 23:00:00
363文字
会話率:8%
蛙化現象。
多くの場合女性が当てはまるその症状は恋愛において致命的だ。
俺、遥彼方もその致命的な蛙化現象の一人である。
男は狩猟本能から狩った獲物に餌をやらないタイプで当て嵌まらないなんて言われたりするが、それは果たして俺のように嫌悪感を抱
いたりするのだろうか。
恋愛するのは好きだ。
恋が実るまではその人が好きだ。
だけど、実った後にはその人を好きでいられなくなる。
俺のこの恋は実らせてはいけない。
私、目花先も多くの場合女性が当てはまる蛙化現象の該当者だ。
こうして好きな人を前にして、いざ告白となると罪悪感と気持ち悪さが先んじてしまうようになってしまった。
好きな人を置いて逃げては自分を責めてきた。
今日も好きな人を前にして気持ちを伝えたいという本意と裏腹に、また嫌いになってしまう事への不安がある。
蛙同士が恋をした。
実ってはいけない恋の物語。
だから、俺達は普通の恋愛には当て嵌まらない。
好意があるのに好意を伝えられない。
これは、好きだと伝えたら終わる蛙同士の恋煩いである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-14 12:48:39
11540文字
会話率:35%
「私」アイダの元に、学校時代の友人、子爵夫人リーシャがやってきた。怯える彼女が持ってきたのは数年前に亡くなった義母の遺した手紙の束だった。黒リボンで括られたそれは果たして。
この作品はアルファポリス、カクヨムにも掲載しています。
最終更新:2022-05-09 18:59:36
4109文字
会話率:41%
不老不死――それは、人間であれば誰しもが夢見た理想の一つ。
衰えることなく、最愛の人との離別もない、生命として最良の存在方式だと。
すぐそこにありながら、決して届くことのない禁忌の夢。
これは、一人の教師と一人の少女による、『不老不死
』についての談義物語です。
どうして、人間はそれを追い求めるのか。
どうして、人間はそれを実現できないのか。
そして……それは果たして、理想なのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-15 14:39:20
8639文字
会話率:84%
たちどころに傷の治る体質を持つ私は、両親にさえ疎まれて見世物小屋に売り払われた。
嫌悪と好奇心の混ざった不気味な視線に晒される毎日から、救い出してくれたのはあなた。
ただ一人、あなただけが私を必要としてくれた———。
最終更新:2022-01-09 14:26:55
941文字
会話率:0%
「正義の鉄槌を‼︎」
それは果たして、本当に「正義」か。
最終更新:2021-12-22 20:00:36
1093文字
会話率:10%
ある日、病室で目を覚ます。だが記憶がない。自分の日記があるというのでそれを読んでみることにした。その日記にはいくつもの事件が起きている。それは果たして記憶喪失の関係があるのだろうか。
最終更新:2021-11-25 19:00:00
17083文字
会話率:20%
彼女に笑顔であってほしい、それは果たして健全な感情と言い切れるのか。
最終更新:2021-11-19 18:34:24
3971文字
会話率:84%
と或る世界の東の海で、二つのモノが巡り合う。
それは果たして運命か?――――――それとも、奇跡か。くるくる、狂狂、歯車は回る。チクタク、針は時を刻む。
待ち受けるのは―――繁栄か、破滅か。
これは、そんな『モノガタリ』の
前日譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 11:00:00
2808文字
会話率:19%
※カクヨムにも同時投稿しております。
「やっと、完成だ。これで、第二人生を嗜める」
アイザック・クロス。70歳。
物心ついた時からアイザックは錬金術師になることを志した。そして何年も研究した挙句、彼はついに、有名な錬金術師の肩書きとステ
ータスを手に入れた。
けどそれは果たして、いいことなのか?
有名な錬金術師になったのは、アイザックが40歳となった頃だった。師匠が亡くなり、1人になったアイザックだったが、決して悲しまず、アイザックは動じることなく研究をし続けていく。
するとあの時に、
「これを使えば、不老不死になれる?」
50歳になったアイザックは、あることに気づいた。
それが【エリクサー】という、特別なポーションの存在だ。
材料を見ると、魔の森に生息するもので作られたことに気づいたが、ひとつの材料はそう簡単に手に入れることができなかった。
それが賢者の石だった。
世界各地の錬金術師たちが求める、あの賢者の石だ。
この物語は、アイザック・クロスの第二人生についてである。生涯を費やすと感じられ、アイザックは賢者の石とエリクサーを使って200年間の眠りに落ちた。
そして目が覚めた時に、研究所じゃなく、森の中にいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-11 10:07:00
82048文字
会話率:35%
『完璧な王太子』を人形のように演じていた僕は心から笑った事がなかった。
だから、学園で出会ったよく笑う素直な令嬢に惹かれ、彼女といれば僕もいつか笑えるかもしれないなどと思ったんだ。それがどんなに間違った考えであるかも気付かずに。
令嬢を妬み
、虐めていた婚約者を断罪したその瞬間、僕は自分の犯した間違いに気付き、絶望した。
僕は僕が本当に望んだたった一つのものを、自分の手で捨ててしまっていた。
けれど、自らの誤ちを認め、もう一度を願った僕に奇跡が起きる。
それは果たして、本当に奇跡なのか?あるいは、苦しい試練なのだろうか。
なんだろうと構わなかった。僕はただ、与えられた機会に感謝した。
間違いを犯した僕は、間違いを犯す以前に巻き戻っていたのだ。
彼女と、初めて会ったその日に。
◇犯し続けてきた間違いに気付いた王子が、やり直しの機会をもらい、奮闘するお話です。被った仮面が厚すぎる悪役令嬢(?)と態度を改めようとする王子。
以前書いた短編『人形王子が犯した間違い』の連載化、その後のお話になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-07 12:00:00
33671文字
会話率:30%
関東管領にして上杉家の当主、越後を本拠地として北陸を統べる男、上杉謙信。上杉謙信は、天正六年(1578年)三月に亡くなるはずだった。ところが、死期が迫る直前、彼の目の前に現れた少女があることを持ちかける。それは果たして・・・
最終更新:2020-12-30 18:00:00
120205文字
会話率:60%
おだやかな南の海、常夏の島ルクレナに、ある日一人の若者が流れ着きました。
彼には、使命ともいうべき“探しもの”があって──
ゆるゆると過ぎる、島での日々のなかで、それは果たして見つけられるのでしょうか?
二話で完結します。
「冬童話20
21」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-28 10:24:55
4328文字
会話率:18%
それは果たして運命か、はたまた単なる偶然か──。
高校生の少年・差光大地は、ある日の買い物の帰り道、見通しの悪い交差点でトラックに轢かれ、死んでしまう。
しかし、彼は異なる世界の六柱の神々の手によって転生し、「ガイア」として異世界の地に降
り立った。
彼は様々な出会いと別れを繰り返しながら成長し、後にその名を歴史に刻む事となる──。
これは、異世界に降り立った少年の、人生の軌跡を綴った物語である。
タイトルナンバーの後の(☆)は挿絵が存在する回となっております。
この作品は「小説家になろう」でのみ公開しており、外部サイトでは「アルファポリス」でのみ、外部URL登録作品として公開しております。
上記の二つ以外に掲載されている物は無断転載です。
現在の更新頻度:9日毎(平日18時、土日祝14時)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-03 18:00:00
396709文字
会話率:27%