「君を買いたい」
国を救った美形の軍事顧問、ライネルからの圧。
動物を商品とするお店で、指名はまさかの店主シオーネだった。
当然お断りするけれど、その日からほぼ毎日現れて、果てはお店を手伝ってくれる始末。
そのうちに、シオーネはだんだんと
ライネルのことが気になり始めて──
しかしライネルがシオーネの店に現れたのは、思惑があってのことだった。
はたしてシオーネは、ライネルに買われてしまうのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 19:32:57
8814文字
会話率:46%
「あんたは悪役令嬢なのよ!このゲームのヒロインたるわたしに譲りなさいよ!」
学院でいきなり責めよってきた令嬢に、わたくしの頭はクエスチョンマークでいっぱいになりました。
「あの…。悪役令嬢って何ですの?」
公爵令嬢のロザモンドは王太子の婚
約者。
それなのに、男爵令嬢マリアンヌが王太子に近づいて絶賛アピール中。
不快に思ったロザモンドはマリアンヌに注意をするけれど、マリアンヌはヒロインで、ロザモンドは悪役令嬢だと言う。
ロザモンドは無事に王太子と一緒になれるのだろうか…。
※ざまあ要素は控えめです。
※恋愛要素はありますが糖度控えめです。
※完結まで予約投降済み。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 19:47:34
90118文字
会話率:46%
魔力量が多い子供とレジネール王国の瓦版にも載ったことがある伯爵令嬢ルジアダ・フォン・エルランジュは、幼いころに魔力が多い婚約者が欲しいというジルレ侯爵家から次期当主のフィガロ・フォン・ジルレ様との婚約も決まり、国が決めた魔力が多い子供だけ
が通うフィリパ学園に通っている。
若干家族に問題はあったり、幼いころから一緒にいる護衛兼学友のシャールが人の姿に変身した精霊だったりするけれど、王都で暮らす婚約者とも問題なく、母方の祖父であるアウスバッハ辺境伯のもとで楽しく暮らしていた。
通っているフィリパ学園では五年に一度、選ばれた学生が国宝の剣が奉納してある霊峰ヴェスパ山の神殿に向かい儀式を行う。
儀式の代表者に選ばれたルジアダは、驚異的な速さで儀式終わらせる。
その後、散策に出た先で誘拐された子供に出会い、助けたところ……。
*「竜に変身できる種族に転生したと思ったら、ちょっと違うみたいです。」と同じ世界観ですが、作品を読まなくても読んでいただけます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-16 20:13:00
225210文字
会話率:32%
碧紫神社の境内に並ぶ仲見世通りには、五坪に満たない小さな空き地がある。
彼岸と此岸の境目にあるその空き地では、碧紫神社とその神域に祀られているカミサマの眷属である白犬と白狐、そして白蛇が店員を務める茶房――高天原茶房が営業をしているのだ。
高天原茶房はお勤めしているカミサマが高天原からお茶をしにきたり、井戸端会議をすませたりする会場になるほか、悩みを持っていたり地に足が付いていなかったりするニンゲンが迷い込んだりする喫茶店だ。
カミサマたちは迷い込んだニンゲンから相談事を受けるのが大好きな割に、面倒くさいことは眷属に任せる適当っぷり。
白犬、白狐、白蛇はお客のオーダーを叶えるため奔走するけれど、彼岸の者のドタバタは此岸の世界も巻き込んでしまうから大騒ぎになることもしばしばだ。
さて、そんな茶房に今日もひとりのニンゲンが迷い込んできた。
彼は長く付き合った彼女との結婚を、とある理由から躊躇っているという。
遊びに来ている噂話が大好きな縁結びの女神がしゃしゃり出ると面倒だ、と白狐はやんわりと話を終わらせようとしたけれどそうは問屋が卸さない。ちゃっかり聞いていた女神は早速縁結びを企み始める。
時給アップをちらつかせられた白犬と白狐、白蛇は彼を躊躇させる原因を取り除けという女神の頼みを受け入れるが――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-21 20:00:00
22178文字
会話率:47%
レイはずっと心焦がれる夢を探していた。すると、どうしてだろう……気づけばニートになっていた!
“スキル”と呼ばれる先天能力が人の価値を決める能力至上主義の世界で、レイは他者に「一生に一度だけ願いを押し付けられる」と言うふざけたスキルを持
っていた。およそ願いに制限はなし。お金持ちになりたい?人気者になりたい?スキルを使えば一瞬です。受験勉強なんて必要なし。就活も即内定。横恋慕だって強制純愛です。
でも、それは全部スキルのおかげ。自分自身のことをちゃんと見てくれる人はいない。同じスキルの人がいたら、替えが効いてしまう。……それってなんだか寂しくない?
レイは人生をスキルに頼ることに疑問を覚えてからと言うもの、自身のスキルを”幸運”と偽り、他人の願いを叶えるためだけに使ってきた。
そんな彼の前に、ある日真っ白の天使が舞い降りてくる。
「来ないで」
マシロと名乗る少女の首元には、奴隷として扱われていた痕跡があった。靴も履いておらず、衣服もボロ布一枚だけ。けれど、世界を恨む様な昏い目をしながらも、好奇心に輝く宝石の様な彼女の瞳に、レイの心は初めて踊りだす。
――この子を幸せにしたい!
そんな想いにスキルが暴発してしまうけれど、何故だかマシロには効果なし?……って言うか、奴隷なのに何その尊大な態度!それに、その異常なスキルたちはどう言うこと!?
本来は一人につき一つだけ与えられるはずのスキル。それを六つも有する少女に戸惑いながらも、自信と夢を失ったダメ人間は、心に灯った感情の正体を知るためにマシロの逃亡生活を勝手に旅と変える。
途中で出逢った狼の魔人と大鷲の家族をお供に、問題児たちはスローペースで各地を漫遊。たまに伝説の魔獣に襲われたり、学者のモルモットにされかけたり、王国に指名手配されたりなんかするけれど、そんなことはお構いなし。レイは人の願いを叶えながら、自身の譲れないものを探し続ける。
そんな自分のことはダメダメだけど、他人のこととなると人一倍優しいレイは、無意識のうちに本能のままに生きてきた魔人や、致死スキルを持つ女の子たちを籠絡して、人知れず世界を救う!
……いいえ、そんなのは結果論です。彼らには関係ありません!
これは優柔不断で節操無しの男が女の子たちに外堀を埋められていき、人生に永久就職を強いられるまでの異世界ハーレムラブコメディ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 17:00:00
114616文字
会話率:55%
電車の中で居眠りして、目が覚めたら見知らぬ無人駅。殺人鬼にも遭遇するけれど、でも大丈夫、これは夢に過ぎないのだから。
そう考えていたのだが……。
(「カクヨム」「エブリスタ」でも掲載しています)
最終更新:2024-05-03 10:30:00
4836文字
会話率:17%
よくいるサラリーマンが転生すると異世界……ではなく戦国時代だった。
それも明智光秀。それも信長殺しちゃった後。
死にたくないから逃げようとするけれど、家臣たちになかば強制的に山﨑の戦いに参加させられる。
果たして生き残ることはできるのか?
ドキドキワクワク異世界風戦国小説、今ここに開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 07:10:00
2107文字
会話率:41%
トゥステリア王国のフェリカ王女は会ってもいない婚約者を立て続けに亡くした結果、二回も婚約破棄を経験してしまう。その黒歴史がたたり、王女のお見合い相手はぱったり見つからなくなってしまった。
そのまま三年の月日は流れ、そろそろ妙齢、いい加減まず
い。フェリカ王女は一念発起し、自らお相手を探して釣書(見合身上書)を送りまくり、出張婚活をスタートした。その噂は世間にたちまち広がって、ついたあだ名が「釣書姫」。
お相手探しに連投連敗するなか、一発逆転を狙って大婚活パーティに参加しようと、王女一行は隣国の都にやってきた。都では、歌劇場の厄介事を引き受けなきゃだし、婚活パーティに参加しなきゃだし、会いたくはなかった騎士には会っちゃうしで大忙し。無事に厄介事は片付くのか? 婚活パーティでは成果は出るのか? そして騎士との関係は……?
クセが強い愛すべき従者たち――イケオジ、筋肉、天然っ子――を引き連れて、釣書姫は今日も出張婚活奮闘中!
※この作品は、『「百戦錬磨の釣書姫」(中略)捕らわれ侯爵邸にて出張お見合い奮闘します!』の次作品です。ですが、前作を全く読まなくとも、お楽しみいただける内容となっておりますので、どうぞ安心してお読みください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 05:17:14
152766文字
会話率:32%
真山智充は小学四年生の時に交通事故に遭い、頭蓋底骨折で入院することになった。脳に障害があると幻覚が見えるようになる場合もあるとは言われるけれど、智充に見えるものはどうも、そう言ったものではないみたい。幽霊が見えるのを他の人に教えてはダメ(変
人だと思われるから)親兄弟にも言わない方がいい(問題児扱いされるから)そんなことを教えてくれた看護師の君島さんも見える人。変な人には見られないようにするレクチャーを受けた智充は退院するけれど、家に帰ったら帰ったで、次々と問題は出てくるもので「どうしたらいいの?」「いや、お祓いが出来るわけじゃないですし?」「結局見えるだけですよ?」チャンネルを開いたり閉じたりしながら、発生した問題を解決するしかない。殺人事件ですって?それもう、無理ですから〜 カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 18:00:00
114836文字
会話率:52%
「スキルでお弁当を出すのはあなたかしら?」
「はい、俺です」
「そう。スキル【物々交換】はSSレアといわれているものね。会えて嬉しいわ」
グロリアは美しい深紅の髪をかきあげながら、後ろについてきている侍女に支払いをするように促した。
スキル【物々交換】はお金ではなくモノでないと正しく換金されないことが有名であったためか、侍女は小さめな宝石を手にしていた。
またか。
カッスィーのスキル【ネットスーパー】は、お金が必要である。そしてスキル【物々交換】のように、魔具や錬金術の材料があるわけでもない。
どうしても説明時にスキル【物々交換】のような説明をするけれど、お金が必要であり、何なのかわからないモノもたくさんあるため、教会でははずれスキル扱いとなっている。
これをうまく説明できず、今日もまた淡々と、
「銅貨5枚です」
簡潔に必要そうな金額を述べた。
スキル【ネットスーパー】を授かったカッスィーの、ほのぼの日常をお弁当と一緒にお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-29 17:00:00
315609文字
会話率:43%
『源氏物語』の六条御息所、「今度こそ幸せになります」と思ったのに悪役令嬢に憑依!?
『源氏物語』をベースにした乙女ゲームを作ってほしいという仕事依頼を受けたシナリオライターの私。
かわいそうな女性登場人物たちに感情移入した私は、気付くと六
条御息所に憑依していた!?
そして、生霊として体を抜け出すことができる六条御息所の特異能力を使って、私と六条御息所は『源氏物語』を抜け出す。
たった一人の運命の相手として溺愛してくれるヒーローを探して。脳内会議を続けながら幸せを模索するけれど、憑依した先はよりによって悪役令嬢。脇役はどこに行っても脇役、幸せにはなれないの――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-11 23:00:00
27264文字
会話率:28%
俺はコーリヒト・ヴォルグ。ヴォルグ家の三男だ。
親父殿は准男爵だけど、俺たち兄弟は平民だ。
そんな俺に結婚の話がやってきた。
相手はなんと、この領地の領主であるコンヴィスカント子爵のお嬢様だという。
裏がありそうな臭いがぷんぷんするけれど、
会ってみたら病気を患ったというだけで、至って普通。
でも、一緒に住んでみてわかってきたが、彼女、俺の知らない言葉を言ったり、貴族のご令嬢だというのに庶民の生活になじんでいる。
そんな彼女に俺はどんどん惹かれていく・・・。
“結婚”という出会いから始まる、ほのぼの恋愛譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 21:00:00
149665文字
会話率:31%
私には、将来この人のお嫁さんになりたいと思う素敵な男性が居る。
少し年は離れているけれど、愛情があれば問題ないよね!
本当に素敵なんだよ! っていうと、みんな、「えぇ~」って顔をするけれど、それはあの人の本当の姿を知らないからなんだ。
これは、私、アミィ=ポンティスと、私の将来の旦那様のアゼルとのお話。
いわば、二人の愛のメモリアルなんだ!
第一章完結まで、毎朝7:00投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-15 07:00:00
67179文字
会話率:38%
ほぼ全ての人物に愛されている、神から貰ったとしか思えない愛され体質であった柊琥珀(ワタシ)は、ある日いつものように男子───青柳茜に告白される。
琥珀は、告白をいつも通り無下にするけれど、他の男子と違い青柳茜の愛は本物であり───。
これは、若干自己愛の強いワタシと、そんなワタシに心酔している青柳茜が交際を始めるまでのお話だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-13 07:30:25
10657文字
会話率:36%
心は優しい悪役顔令嬢✖あざと可愛いうさ、時々いじわる溺愛ヒーロー【ノベルアップ+ PICK UPテーマ長編コンテスト 最優秀賞作】
※本作は、2023年10月19日に発売した書籍の発売記念として書き下ろした、Web限定番外編SS「番外編:
休息日の『独り占め』」です。
本編の紹介は、画面下のイラストをクリック。
Web版は同タイトルでノベルアップ+にて公開中です。
以下、本編のノベルアップ+掲載あらすじ
===============
誰もが策略家・謀略家と言うけれど、悪役顔なだけの心優しい令嬢、アディーテ。
聖女の最終選考で落ちて「選ばれなかった方」などと周りには揶揄されるが、彼女にとってはむしろ嬉しい結果だった。
『聖女として祀り上げられたくない』
友人であるうさぎ型モフモフ精霊・シルヴェストの姿が見えて会話が出来る聖女の力には感謝するけれど、それ以上を全く望んでいない。
だから聖女お披露目の儀も、心から祝福しつつ見守っていた――のだが。
巻き起こるトラブル。
関与を明らかに誤魔化している様子の友人(うさぎ)。
彼の悪戯の理由は……アディーテ?!
精霊たちに愛され過ぎているせいで、王城内は今ちょっとしたパニックです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-26 19:50:05
3166文字
会話率:21%
──あなたのことが、好きだった。好きだったら、何をしてもいいと思っていた。
婚約者に近づく女子生徒をいじめた結果、婚約を解消された、八条真白(はちじょうましろ)。婚約者には、もう顔もみたくないと言われ、転校するはめに。
転校先では心
を入れ換えて、いい子になろうとするけれど、なんと転校先の学園ではいじめた女子生徒の兄が会長で──!?
※精神年齢幼めな主人公が少しずつ成長する話です
※以前投稿していたものの、リメイクです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-20 06:38:29
3215文字
会話率:46%
「シンシア•クロイツェフ!お前との婚約を破棄する!」
卒業パーティーの最中始まった婚約破棄イベント。
王子は大きな声を張り上げて婚約破棄を宣言するけれど、
(あーもう何も喋らなくっても何とか解決しないかな)
当の本人は面倒臭がってどこ吹
く風。
そんな時、
「シンシアに向けてる剣、早くしまってくれません?」
幼馴染で妖精使いのユーリが助けに来てくれて!
(このまま喋らないで終われそう!)
そんなわけあるかい!………いや、ありそう!?
面倒くさがり喋りたくない令嬢シンシアは、喋らず断罪イベントを切り抜けられるの?!
幼馴染妖精使いユーリとはどうなるの?!
深く考えず読んでいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-30 18:00:00
12155文字
会話率:43%
女子校に通う沢渡柚は、久しぶりに会った中学時代の友達から彼氏ができたと報告されて自分でも驚くほどの衝撃を受ける。彼氏のかの字どころか、今まで好きな人すらいたこともない。このままのんびり過ごしていたら、何事もなく高校生活が終わってしまう……
。そんな焦りから「好きな人が欲しい」と思い立った柚は、合コンもどきに参加してみたり、恋愛強者な友達に助けを求めたり、次第に迷走し始める。同時期に通い始めた予備校では、懐かしい友達に再会。彼の前でもやっぱり空回りはするけれど、なんだか少し居心地がいい。
恋に恋して見切り発車な女子と、思い出の友達が急に目の前に現れて困惑する男子の、手探りな恋のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 20:00:00
64140文字
会話率:41%
離婚が成立し、両親に報告のため実家に帰省した紗希。そこで学生時代、好きだった圭司と再会する。
圭司は就職が決まり来月から働くが、もし東京勤務になったら、いろいろ案内してほしいと言いだす。
紗希はそれを快諾するけれど、半年後、研修を終えた圭司
は本当に訪ねてきて――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 13:37:59
26572文字
会話率:47%
とある王立学園の卒業記念パーティーで、突如として宣言された王太子の婚約破棄。
しかし王太子が婚約破棄の理由を声高々に語っている最中に、今度は別の場所から婚約破棄宣言が聞こえてきて!?
さらに次から次へとあちこちで婚約破棄が言い渡される中、自
分の名前を聞いた気がしたマリアンヌ。
自分まで婚約破棄されたのかと不安になるも、パーティー会場内は阿鼻叫喚のパニック状態、婚約者の姿も見つからない。
はたしてマリアンヌは本当に婚約破棄されてしまったのか?
そして婚約破棄祭りと化してしまったパーティー会場の行く末は、いかに――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 18:18:40
9999文字
会話率:39%