これ以上、自分自身のこと
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最終更新:2024-01-08 18:56:28
232文字
会話率:0%
もうこれ以上、負けない。
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最終更新:2022-12-28 19:26:39
440文字
会話率:0%
『犯人はこの中にいます』
夜。会社から家に帰ってきた俺は、いつもの習慣でテレビを点けた。
が、今日は特に疲れた。これ以上、何もする気が起きない。いや、できる気がしない。今、リモコンのボタンを押したのが振り絞った最後の一滴。ああ眠い。こ
のまま床の上で寝てしまおうか。
……ああ、でも失敗だ。やかましいバラエティ番組だったら邪魔。消すか。いや、今の口振りは推理ドラマか何かだろうか。小難しかったり、つまらないやつだったら眠気を誘っていいが、いやしかし、もう解決編か……?
『テレビの前の皆さんの中に』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-04 11:00:00
1333文字
会話率:40%
ある日の午後。太田は溜まった有休を利用し
新たな趣味として登山を始めようと思いさっそく、山に入ったわけだが……
どうも道を一本間違えたらしい。歩けども歩けども平坦な道。
山頂へ続いているわけではなさそうだ。
ハイキングと思えば、それも悪く
はないわけだが代わり映えの無い景色が続く。
木、木、木、木、木。花などない。ここまでほぼ一本道。ただ引き返せばいいだけだし
これ以上、迷う不安はないものの、登山道に繋がる気配はない。
そろそろ引き返そうか。時間の浪費、徒労に終わるのは口惜しいが……。
と、太田が思った時だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-09 10:00:00
2595文字
会話率:42%
領民を統治する貴族である以上、魔獣に関する能力は必須とされていたが、パルレシア侯爵家の長女アンナは能無しの役立たずだったため、家族から冷遇され、使用人よりも厳しい生活を送っていた。
そんなある日、アンナは優秀な妹の身代わりで野蛮な他国に
行き、バレる前に死ねと国王陛下と両親から命じられる。
「もうこれ以上、この人たちには従えないわ」
「つまりお嬢様、俺と駆け落ちってことデスね?」
「ちっ、違うわよ!」
訳ありな執着系下男と、役立たずでツンデレ風な令嬢との身分差恋愛ファンタジー小説です。
※二万字程度で完結。
※鳴田るな様の「身分違いの二人企画」に期限までに間に合わなかったんですが、「身分違いの二人企画アフター」とあらすじに記載すれば参加オッケーとXのほうで書かれていたので、こっそり参加させていただきます。ありがとうございます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-29 00:00:00
21349文字
会話率:35%
虐待に遭っていた少年は、ある日突然異世界へ転生してしまう。少年はクオンと名付けられ、里親の魔女に強く育てられる。しかし突如魔女に別れを切り出され、再び天涯孤独に。失意の中、それでも時間は止まらない。貴族、モンスター、そして魔王。様々な厄介ご
とに巻き込まれるも、鍛え上げた魔法を駆使しブッ潰す。もうこれ以上、何も失わない為にーーそして彼は成る。勇者も魔王も超えた、世界の全てを統べる最強の王に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-03 19:30:19
145515文字
会話率:29%
「これより『疫病の魔女』アリアの公開処刑を行う!」
女勇者として長年奮闘してきたのに、姫様に冤罪をかけられてしまった。
私を支えてくれた戦友たちも幾多の戦いで命を落とし、私の味方はすでにいなかった。弁明の余地なく処刑された私だけど、なぜ
か15年前に戻ってる!?
しかも悪名高き伯爵令嬢マリアローズとして!?
15年前だから戦友たちもまだ生きていて!? もちろん憎き姫様も健在で!?
へえ……案外、お貴族様のご令嬢生活ってやつも悪くはないかもしれない。
ただし私や戦友たちを使い捨てにした奴らは絶対に許さない。
まずは可愛い幼竜を育てて武力の確保。そして何が起きても、竜と幸せに暮らせるよう大量の金貨を集めよう。
それに味方がいた方が処刑されにくいから、死にゆく運命にある戦友たちも救おうか。
や、ちょっと待て、かつての我が戦友リカルド公爵よ! なぜ赤面しながら花束を渡してくる!? 戦場でのクールキャラが崩壊してるよ!?
我が友ミカエル王子よ! なぜそんな情熱的な気色悪い目で私を見つめる!? 鳥肌が立つよ!?
幼馴染のユーシスよ! これ以上、吐息混じりで甘く囁きながら迫ってくるな! キモい、無理!
んんん、幼竜が『くるるるるー』って甘えてきた!?
うん、最高!
私は竜を育てながら金貨を稼いでいただけですので、あなた方に求婚される覚えはありません。
もし私の邪魔をするなら、あくどい手段も厭わないですわよ? おーっほっほっ!
こうして女勇者として絶大な武力を秘めた伯爵令嬢は、黒い感情を笑顔の裏にひた隠し、英雄たちを救うのでした。
悪役×逆行×聖女、これは王道と邪道が入り混じった黒いマリア様による————最強最悪の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 17:24:54
139789文字
会話率:33%
『どんな感情にも左右されず、依頼された事を百パーセント成功させる』と言う信念を持つ、腕の良い殺し屋の主人公に、ある日母親から電話がかかって来る。何故自分の居場所が分かったのかと戸惑う主人公だが、どうやら母親は、主人公の居場所だけでは無く、殺
し屋をしている事まで知っているらしい。更に母親は、「これ以上、手を汚すのはやめて頂戴、お願い」と、主人公を止めようとしているようだが、主人公は一切止まる気は無く、「もうかけてくんじゃねえぞ!」と言い、電話を切り、殺し屋を続ける。しかしそれから主人公は、ライフルの引き金を引こうとする度に、母親の声が頭の中を駆け巡り、引きづらくなるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-12 19:00:00
1091文字
会話率:60%
優秀な《聖女》を輩出してきた名家、モンティファー伯爵家の長女アイリスは、魔法の力に恵まれなかったために奴隷のような扱いを受けていた。
才能と容姿に秀でた妹ガーベラに虐げられ、父と母にも無視され、使用人達からも蔑まれる日々。
唯一の友達
は小鳥のピオ。しかしある日、横暴なガーベラの行いにより、ピオは無残にも殺されてしまう。
悲しみと絶望の淵へと追いやられたアイリス。その時、彼女の中に不可思議な力が宿る。
『S級結界魔法《ブロック》と《ミュート》に目覚めました』
アイリスが見たくないもの、聞きたくない音を遮断できる《ミュート》。あらゆる害意から身を守ってくれる《ブロック》。突如目覚めたこの魔法を用い、アイリスはガーベラ達の存在を自身の世界から遮断。そのお陰で再会する事のできた元婚約者の手助けもあり、アイリスはモンティファー家を抜け出し新たな生活を手に入れる。
しかし、そんなアイリスに対しガーベラの怒りは収まらない。直接手を出せないならばと、アイリスに関する悪い噂や誹謗の数々を流布し、アイリスを孤立させようとする。
アイリスに復讐するため暴走するガーベラ。
その時、ガーベラの脳内にあるメッセージが届く。
『――《警告》――《ブロック》主に対する悪意ある流言が確認されたため、ブロック主より《警告》がされています。これ以上、同様の行為を繰り返す場合――《天罰》が執行されます』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-24 17:05:30
20497文字
会話率:23%
異世界召喚されて、40余年を過ごした赤坂麗音《アカサカ・レオン》は、異世界から日本に自力で帰ってきた所から物語は始まる。
異世界では歳を取らず、少年のまま過ごしていた。
日本に帰ってきたことにより、文字通り、麗音の止まった時間が動き出す。
自力で無理やり異世界から帰還したことにより、《時空の歪み》が生まれ、日本に魔物や、魔獣が現れるようになる。
レオンはこれをテレビで知ることになった。
UMAが出現して人を襲っているという報道を新聞記者や、テレビ中継のレポータが連日取り上げていき、警察、自衛隊なども出動する羽目になるほど。
「もしかしなくても、俺のせいだよな」
放っておいたら、日本が異世界の魔物や魔獣に滅ぼされてしまうので、手を打つことにした。
歪みは家からほど近い山にあり、探し出して歪みを直そうとしていた。山の中を一人で《時空の歪み》を探しつつ、迷い込んだ魔獣や魔物を退治していく。数はまだ多くないものの、不眠不休で体は堪える。
やっと探し出し、《時空の歪み》を閉ざさせようとするも失敗。さらに大きくなってしまった。そのタイミングで、そこそこ強い魔物も出現してきてしまった。なんとか《時空の歪み》で、異世界へ追い返したものの、どうやら、《時空の歪み》を何か通る度に大きくなるようで、更に開いてしまい麗音は頭を抱えた。
せめて、これ以上大きくならないようにと、《時空の歪み》を
固定させることにした。
そんな折、歪みから知り合いも日本に迷い込んできた。
そこで、力を合わせてこれ以上、魔物や魔獣が野放しにならないように、ダンジョンタワーを建設することにしたのだった。
政府に無許可で山を開拓し、ダンジョンタワーを建てたので、色々と問題に発展していくのだが、彼らはまだ知らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-13 20:57:36
14550文字
会話率:42%
世界消滅規模の自然災害から約100年。
文明は、生き残りの人類で急速に回復している傾向であった。
ある村の、少女アリスのは自然災害のことなど迷信、非現実的だと主張していた。
だが、自然災害で世界が滅亡したことを目の当たりにすることになる。
そう、その村に自然災害が起こってしまったのだった。
アリスの家庭は父子家庭で妹が1人。だがこの事故でアリスをかばったアリスの父が亡くなってしまったのだ。
これ以上、自然災害で悲しい思いをする人を無くしたいと思ったアリスは妹と3人の友人と
軍隊的機関がある国に向かい……………
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-06 23:12:15
2852文字
会話率:64%
「あいつらを呪い殺すには怨霊になるしかないわ」
「とりあえず聖女になりなさいよ」
「だが断る」
「………………」
アンジェリカはかつて、ソレイユ王国の王子妃だった。
だが、アンジェリカが嫁いだ第1王子ルイには側室がいた。
彼女の名前は
アリエル。アンジェリカの腹違いの妹だった。
常に妹と比べられ、惨めな思いをしていたアンジェリカは、唯一王子の妃に選ばれ、民に尽くすことで生きがいを感じていた。
ところが、そんなアンジェリカをアリエルは決して見逃してくれやしなかったのだ。
アリエルがルイの子供を妊娠した直後、アンジェリカとのお茶会が原因でアリエルが流産してしまった。
「王の血を受け継ぐものを殺したものは、例え誰であろうと処刑する」
そのため、アンジェリカやお茶会の準備をした大事な侍女のコレット、そしてアンジェリカを庇った実の母親が絞首刑となってしまった。
目の前で大切な人の命を奪われたアンジェリカ。とうとう自分の番になった時、アリエルの真の企てに気づいた。
アリエルは自分が正妃になるために、わざと自分で毒を飲んで流産し、アンジェリカが処刑されるように動いたのだった。
真実に気づいたアンジェリカは、その場で叫ぶ。
「あなたなんかにこれ以上、私の命を自由になんかさせない!!」
生きている間は、他人の意のままに操られた。
死ぬ時くらいは、自分の意思で死にたい。
生まれる時には、場所も家族も選べないのだから……!
そう考えたアンジェリカは、自らの舌を噛み切り、自害を選ぶのだった。
ところが、そんなアンジェリカに自らを「神」と名乗る美しい男が手を差し伸べる。
「君には次の神になってもらわないと困る。もう一度生き直して、ちゃんと寿命をまっとうしてきてほしい」
「だが断る」
実は、アンジェリカが自害をしたもう1つの理由は、怨霊となり自分たちを絶望に陥れたアリエル達を呪い殺すことだった……。
「とりあえず、今から無理やりに生き返らせるから、聖女にでもなればいいよ。きっと君の望み以上のことが叶うかもよ」
嫌がるアンジェリカを神が無理やり生き返らせたことで、アンジェリカの人生は王子に嫁ぐ少し前まで戻ってしまった。
こうして、アンジェリカは渋々第2の人生を歩まされることになったのだが、そこでアンジェリカは「あくまで聖女として」大きな第1歩を踏み出していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-19 20:58:13
57320文字
会話率:39%
「婚約を破棄するっ!」
メアリー・ミード伯爵令嬢は真実の愛に目覚めたサイクス王太子から婚約破棄を告げられる。しかしメアリーは優秀で王妃教育も履修済みな上、後ろ盾も強い。そのため、第二王子であるシリルに求婚されてしまう。両親も婚約破棄された
メアリーの気持ちには寄り添ってくれない。
(これ以上、他人の都合に振り回されるのはごめんだわっ!)
自分勝手な人たちに愛想を尽かしたメアリーは全てを捨て生きることを決意する。
o♡o。+。o♡o。+。o♡o。+。o♡o。+。o♡o。
アルファポリス・ノベルバなど他サイトにも掲載中
☆ノベルバにはボイスノベルがあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 19:00:00
9402文字
会話率:60%
リュードは魔王だった。
ただし長年にわたって人間と争いを起こさなかったため、魔王としては優しすぎると指摘される。その結果、不満を持った臣下たちから糾弾され、彼は魔王の地位を退くこととなった。
そして、数々のしがらみから解放されたリュ
ード。
彼はこれ以上、面倒を見ていられないと思い、次は人間について学ぼうを考えた。身分を隠し、一介の冒険者として人間の中に溶け込んだリュード。そんな元魔王は、やがて人間たちから期待され、賢者などと呼ばれるようになるのだった。
一方、力を見誤った魔族たちは追い込まれていくのである(テンプレ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-16 15:15:25
2677文字
会話率:33%
ぼくは某IT系大企業において課長をやっている。「名課長」などと呼ばれていて、それなりに気を良くしていた。じつは「名課長」という呼び名は一般的に「これ以上、出世の見込みがない人物」のことを指すのだけれど、それなりに給料もいいので、ぼくはべつに
そこに問題があるとは考えていなかった。だけど、上役に女傑的な女性部長が来てからなんだかいろいろと変わってしまうような雰囲気になり、そのあおりを受けてしまうことになり……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-09 07:09:09
5917文字
会話率:61%
日本の中小企業で、社長秘書という名の縁の下の雑用係をしていた私。シンデレラの世界にシンデレラを虐める次姉として転生したものの、どうやらまた他人の尻拭い役のようです。ちょっと、シンデレラ! いい加減にしてちょうだい! これ以上、私のシンデレラ
イメージを崩さないで! そしてなぜか、私が王子さまに見染められてしまって……(アルファポリスさんにも掲載しています)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-04 07:00:00
42676文字
会話率:23%
「私を怒らせたらどうなるか、許して欲しいのなら這いつくばって、謝ることね! そうすれば、け、け、結婚してあげてもいいんだからね!」
異世界から転移してきた祖父を持つ俺は、我が家の特殊な教育のせいで、ぼっちを極めて成長した。おかげで、この国
の常識も分からなければ、貴族社会にも馴染めない。そんな俺は、公爵令嬢に目を付けられた挙句、王都を追われ、辺境へ。しかもそこは、不毛の大砂漠地帯! 辺境伯として、半ば独立国のような領地を治めることになった主人公は、亜人たちにも助けられ、開発をすすめていきます。
俺は楽しくやっているので、これ以上、構わないでくれ。貴女になんて、興味ありませんので!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 10:31:55
392841文字
会話率:52%
王の側近であり、騎士団長にして公爵家当主のヴァレリオは、傷痕のあるその厳つい顔から凶悪騎士団長と呼ばれ、高い地位とは裏腹に嫁探しに難航していた。
打診をしては断られ、顔合わせにさえ進むことのないある日、執事のフィリオが発した悪気のない一言に
、ついにヴァレリオの心が折れる。
これ以上、自分で選んだ相手に断られて傷つきたくない……という理由で、フィリオに候補選びを一任すると、すぐに次の顔合わせ相手が決まった。
その相手は社交界で幻の花と呼ばれているご令嬢。美しく引く手数多のはずのご令嬢は嫁ぎ遅れに差し掛かった22歳なのにまだ婚約者もいない。
それには、何か秘密があるようで……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-10 18:00:00
67651文字
会話率:31%
これ以上、そのつらを見るのには耐えられない。
とっとと、ここから、消え失せろ!
最終更新:2022-09-13 07:00:00
256文字
会話率:0%
地球はこれ以上、生命を抱えられない。このままでは、地球は生命エネルギーを失い、滅びることとなるだろう。そこで地球は生命のエネルギーを回収し、自らに還元するため、アポトースという存在を生み出した。
一方、人類はアポトースに対抗すべく、科
学技術を高め、社会体制を大幅に変えた。
命に点数がつけられるようになった。点数の低い命は殺されるようになった。アポトースを倒す技術を確立してもなお、人類は地球滅亡の危機を回避するための犠牲を要している。
これは、人類とアポトース――――そして人類と人類の戦いの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-12 19:00:00
71498文字
会話率:52%
聖女であるルルメアは、王国に辟易としていた。
国王も王子達も、部下を道具としか思っておらず、自国を発展させるために苛烈な業務を強いてくる王国に、彼女は疲れ果てていたのだ。
ある時、ルルメアは自身の直接の上司である第三王子に抗議することにし
た。
しかし、王子から返って来たのは、「嫌ならやめてもらっていい。君の代わりはいくらでもいる」という返答だけだ。
その言葉を聞いた時、ルルメアの中で何かの糸が切れた。
「それなら、やめさせてもらいます」それだけいって、彼女は王城を後にしたのだ。
その後、ルルメアは王国を出て行くことにした。これ以上、この悪辣な国にいても無駄だと思ったからだ。
こうして、ルルメアは隣国に移るのだった。
ルルメアが隣国に移ってからしばらくして、彼女の元にある知らせが届いた。
それは、彼の王国が自分がいなくなったことで、大変なことになっているという知らせである。
しかし、そんな知らせを受けても、彼女の心は動かなかった。自分には、関係がない。ルルメアは、そう結論付けるのだった。
※この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「アルファポリス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-10 22:02:08
129074文字
会話率:53%
"ツァンバッハ家"と、"ブランシュヴァイク家"は、帝国の二大名家としてバリバリに張り合う地獄のような関係だった。
そのしのぎ合いは年々、熾烈さを増しており、もはや戦争一歩手前の状態。
しかし、つい先
日、帝国中の衝撃のニュースが駆け巡った。
これ以上、ことが大きくなれば問題だと判断したツァンバッハとブランシュヴァイクの現当主二名の連名によって、両家の次期当主同士の婚約が発表されたのである。
そんな次期当主である令嬢のマイラと令息のネイトは、お互いに「相手を惚れさせて主導権を奪うべし」との命令を一族から受けていたが……。
――この子、可愛すぎる……!
――この人、かっこよすぎる……!
両者はすでにべたぼれ状態であった……!!!
とはいえ、ここで相手に好意を伝えるわけにはいかない。
かくして、両者が勘違いをしたまま、謎のべたぼれ状態が始まることになったのである。
※平たく言うと、アホなコメディです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-19 18:51:58
7230文字
会話率:31%