生まれつき超常能力を持つ種族と修行によって能力を得た人々、そして、能力を得られない人。彼らの思惑や嫉妬が絡み合って起こる争いとその爪痕。
タイトルが変わると場面も登場人物も変わりますが、最後にはそれらの話がつながり、一つになります。
ちなみ
に、タイトルの、ENは「energy」と「円」を、RINは「ring」と「輪廻」を表しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-31 00:00:00
133580文字
会話率:45%
白い部屋にいた私「セリア・セツナ」が超常現象対策課に入り、そしてサイバースペースと言われる謎の空間にサイバーダイブをしていろいろな事案を解決していきます!がんばります!
作者のX↓(旧ツイッター)
@nekoconsta
作者のlit
.link
https://lit.link/nekoconsta
感想・レビュー・誤字報告をくれたら喜びます、よろしくお願いします。
(厳しい言葉OK)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 22:11:07
77573文字
会話率:64%
「スター、今までごめんね」
それがサニーが残した最期の言葉だった。
呪文とオーバーパーツがある世界でスター・スタイリッシュは、ハゲが治る洞窟を見つける事で世界的な戦争からの復興を成し遂げた。
復興から五年後、スターは死者と対話す
る方法を探していた。
同じ孤児であったサニーが何故、死の間際に謝罪の言葉を残したのか、その理由を知りたくて。
そんな時、とある老人からタミヤの街に出掛けた箱入り娘を連れ戻してほしいと依頼される。
スターは即座に承諾して相棒のエネルと共にタミヤの街に向かう……。
仮想近世ヨーロッパ。19世紀末ぐらいのファンタジー世界観です。蒸気機関車とか車も出てきます。
【用語説明】
・呪文
→超常現象を発現する不思議な言葉。唱える事で炎を出せたり、電撃を出せたり色々できる。
・オーバーパーツ
→今ある科学では説明できない不思議な物体。ハゲが治る洞窟とかアカシックレコードなどがある。
※この作品はカクヨム様にも掲載させて頂いております。数日中に追いつきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 21:19:20
456637文字
会話率:46%
元公安警察所属の赤城葵(あかぎ あおい)はとある事件をきっかけに公安を退職することになる。
だが一般人に戻れるわけなく秘匿機関に配属となる。その名も『超常対策秘匿機関』通称PSA
PSA第十三部隊ジュミナイに配属さえれた彼女は吸血鬼とバディ
を組んで世界を守るための戦いへと足を踏み入れていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 20:51:51
159804文字
会話率:55%
巨大コンピュータ「テラス」に管理された東京郊外の都市・風代。その完璧と思われたシステムに狂いが見られ始め、悲惨な事故や事件の多発により人心は荒み、市内の治安は悪化していた。やがてテラスに超常の存在が宿っているという噂がまことしやかに囁かれ
、「神のプログラムコード」の存在を主張する神曲ゼミナールが暗躍する。噂の真相を探る市内の大学生・慈郎は、大学裏に出現した遺跡の崩壊に巻き込まれたのを境に数々の災難に見舞われる。そんな中、かつての同級生・由憐が現れ、彼に語った。「神は居るよ。この街には神が居る──居ちゃいけない神が」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 20:21:41
74550文字
会話率:50%
異能。それは数年前に人間から発現した超常能力。
異能は世間の人々から認知はされておらず、その裏で異能を異能の発現者である異能者と人知らず戦う人物がいた。その一人である歴木言葉は異能者との戦いに身を投じている。
最終更新:2025-07-30 20:00:00
213874文字
会話率:48%
世界には2つの能力が存在する。
世の理(ことわり)を覆す超常能力『ギフト』と、日常生活で役立つ程度のくだらない能力『ヘンテコ』。
ギフトが授けられなかった者はヘンテコを獲得する。
ヘンテコの能力は本当にくだらないものだ。
例えば、『紙を真
っ直ぐに切れる能力』
例えば、『ライター程度の火を起こす能力』
例えば、『猫の鳴き真似がうまくなる能力』
ギフト保持者はその力で軍事国家を樹立したが、ヘンテコ保持者は各国から馬鹿にされ蔑まれる現状だ。
人権さえも剥奪され、今やヘンテコ保持者を傷つけることは罪に問われない。
しかし彼らは身を潜め、来たるべき闘いの時に備えていた。
孤独を埋め合い、決して折れることなく、救いのない世界に抗うべく思考を凝らす。
これは──そんな少年少女たちがヘンテコを駆使して世界相手に大立ち回りする『闘い』と『革命』の記録。
本格能力バトル小説、開幕──
○登場人物
・フィア
能力『絶対捕手 〜落としそうになったスマホを必ずキャッチできる能力〜』
内気な少年。16歳。
・ツヴァイ
能力『なんでも収納 〜物を1つだけ収納できる能力〜』
気の強い少女。16歳。
・アインス
能力『マッチングペア 〜あらゆる物の片割れを探し出す能力〜』
冷静沈着な少女。17歳。
・ドライ
能力『聴覚強化 〜耳がちょっと良くなる能力〜』
無表情な少女。15歳。
○注意
本作では、予告なく以下の表現を用います。
・暴力・残酷シーン
・流血シーン
・性的表現
・憎悪表現
決してこれらを推奨する意図を持っての表現・描写ではありませんが、トラウマが想起される恐れがある方は読書をお控えください。
程度としては、『成人向けコンテンツ』ほどではないが『青年向けコンテンツ』と同程度、とお考えください。
いずれも文章としての表現であり、挿絵などの画像を用いた表現は含まれません。
☆クレジット
小説:瑞泉みずき
(https://x.com/mizuki_no_labo)
キービジュアル:朱禾
(https://x.com/akanogi_i)
キャラクターデザイン:ただよし
(https://x.com/tadayoshi_game)
○更新情報
<2025/07/15> 1話、一挙更新!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 18:01:17
102545文字
会話率:44%
神能という超常の力の持つ者がいる世界。
千年前、リベル・ダ・ヴェントは己を無数に増やし、 数多もの神能者たちを退けた。
金属の神能者の手によって破れるまでは——
その千年後、リベルは炭鉱で労働中にグレースという幼い王女に出会う。
その出会い
はリベルをどう変化させ、どのような結末へと誘うのか。
これは、リベルが天国に行くまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 17:46:09
125541文字
会話率:34%
平穏な高校生活を夢見るサイボーグ高校生、白岳靖章(しらたけやすあき)。
しかし、彼の"平穏"は、なぜか常にぶっ飛んだ事態を引き寄せる。
SFオカルト大好き中二病美少女の長谷光葉(ながたにてるは)。
胃を痛める謎の美人教
師・青山祥子(あおやましょうこ)。
白岳を監視する謎の諜報員・西条ジェシカ(さいじょうじぇしか)。
そして、白岳に接近する謎のライバル・古新開宙夢(こしんがいひろむ)。
個性豊かな面々に囲まれ、奇妙な部活動「SF超常現象研究会」の日々は、もはや平穏とは程遠い。 一体どうしてこうなった!?
これは、最強ハイスペック主人公が、目立ちたくないのに目立ってしまう、SF×オカルト×青春コメディである!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 17:00:00
156858文字
会話率:45%
奈良の大学で発掘調査をしていた青年・長屋総一郎は、
遺跡から現れた謎の金属——ヒヒイロカネ——に触れ、
古代楼蘭の姫・アルシア・ロウランを現代に呼び覚ます。
だがそれは、封印されていた力と、
失われた帝国の亡霊たちをも目覚めさせる引き金だ
った。
動き出す埴輪兵。
蘇る未来戦争の記憶。
そして、現れる——もう一人の「自分」。
「守りたい。たとえ運命に抗うことになっても」
選ぶのは、誰かに託された未来じゃない。
アルシアと歩む、自分自身の未来だ。
歴史と魂が交錯する奈良の地で、
青年は“考古戦士”として目覚める。
古代楼蘭と現代日本を繋ぐ、超常バトルファンタジー開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 19:00:00
52138文字
会話率:53%
今から5年前、世界中に激震が走り大混乱が起こった。
突如として世界各地に地下洞窟――『ダンジョン』が出現した上、その内部には見た事もないような未知の生物がウヨウヨいたからだ。内部には未知の素材が眠っており、そこはまさにフロンティアであった。
次々と各地でダンジョンが発見される中、人々は実際にダンジョンを探索して検証を始める。その結果、まるでゲームや小説の世界のように人間に位階(レベル)や職業(クラス)、技能(スキル)などの超常的な力が備わり、更には能力がステータスとして数値化されてしまった事が判明する。能力値が数字として分かるようになったせいで社会の中で明確な階級が出来あがり、時代錯誤なカースト制が顕在化した。最早、人種差別や民族差別と言うレベルではなく人間個人の差別となり人類皆平等などと言う考えは根底から覆されてしまった。
人々はそれを『世界大変革』と呼んだ。
反社会勢力や不法滞在外国人による強盗殺人などの凶悪事件が増加し、無法がまかり通るようになった。動画配信サイト『うptube』にはダンジョン配信動画が溢れ返り、動画の収益化や新素材、未知のアイテムなどの売買で大金持ちになった者が爆増した。強大なステータスを持ちダンジョン内を冒険して魔物を倒して資源を得る人々の事を探索者と言う。逆に大した力を授からなかった者達は、最下層と見なされて社会の底辺として生きる事になったのだ。
能力など全く授からなかった主人公、武田謙信27歳は止む無く会社を辞めてダンジョン配信を行う最底辺の探索者であった。魔物に殺されそうになった彼は死んだと思った瞬間、女神と呼ばれる存在の前にいた。しかし彼女は神々と地球を舞台にゲームに興じる博徒で謙信は逆ギレされて異世界に飛ばされてしまう。異世界転移強制修行の刑で監視付き。与えられたのは【カード】と言う技能のみ。謙信は仕方なく監視者サフィと共にダンジョンの探索者として活動を始めるが、なんとその様子は『異世界と地球の両世界で動画配信されていた』
取り敢えずは言われた通りにダンジョン攻略を進める彼であったが、その内なんだか様子がおかしくなっていき……実は異世界と地球はいつの間にかリンクしており、それには神々や天使、堕天使などが関わっている事が明らかになっていく。武田謙信はその争いと陰謀の渦に巻き込まれていく事となり、やがては世界を救う最強の探索者となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 12:00:00
67850文字
会話率:30%
二人の女性はいつものカフェで今日の計画を建てていた。
日本人のような顔立ちの女性は届いたブラックコーヒーをミルクも砂糖も無しで飲み干そうとした。予想以上に苦いその黒い液体に女性の顔をしかめた。
向かいの席にいるヨーロッパ風の顔立ちが混ざって
いる女性が優雅に食べていたケーキを一口分フォークに突き刺し、向かいの席の女性に向けた。向かいの席の女性は嬉しそうに甘いケーキを口に入れた。
「全く、無茶するからよ」
ケーキをあげた女性が向かいの席の女性にそう言った。しかし返ってきた返事は予想外のものだった。
「私は好奇心で動いたのよ。後悔はないわ」
性格を考えれば分かることだったが、後悔はないと言い張るのは以外だと思っていた。
「そんなことはどうでも良いのよ!」
ケーキを食べた女性は店内に響く声でそう言った。ケーキをあげた女性に見せるように使い古したタブレットの画面を見せた。
写っていたのは衛星写真だったが、ある森の中だけ白く塗りつぶされていた。
「今日はここに行くわよ! "ミューレン"!!」
「確かに気になるわね……それじゃ」
二人は席を立つと、顔を合わせた。
「「調査を始めましょう」」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 12:00:00
1561140文字
会話率:49%
「呪いの舞踏:血の遺産」
獣の怒りが人間の貪欲と交錯する世界で、覇権を巡る戦争は、すべての魂に深い傷跡を残した。狼人族の大虐殺と種族間の均衡の破壊の後、生き残った者たちは混沌の中で意味を見出そうと闘う――その間にも、新たな脅威が闇の中から
姿を現す。
壊れた同盟、静かな裏切り、そして殺戮のために作られた機械の間で、血の呪いに刻まれた若者・カイルと、己の怒りに飲まれた翼を持つ狼・アシナは、運命に抗う戦いを繰り広げる。しかし真の戦いはまだ始まったばかり――深淵の子らが立ち上がり、古の予言の響きを携えて。
恐怖、超自然のアクション、激しいドラマ、そして感情を揺さぶるどんでん返しを融合させた『呪いの舞踏』は、愛する怪物、人を裏切る人間……そしてすべての種の終焉を決する継承者たちの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 09:11:13
28065文字
会話率:23%
皇暦2740年、人類は技術革新を経て新たな世界を手に入れた。
意識を仮想世界に移し、まるで本当に世界に没入しているような体験ができる技術は、時を経てゲームにも応用されるようになった。
この革新的なハードが大きな盛り上がりを見せる中、あるゲー
ムが台頭する。その名は『CO-Psionic Science』通称COPS。宇宙船飛び交うスペースオペラな世界観である本作だが、このゲームには超能力を始めとした超常の力が存在する。マップの広さに美しいグラフィック、何より自由度が高いこのゲームは多くの層から愛され、瞬く間に有名になった。
COPSの人気が上昇している中、日本の最も力ある大財閥の一つである『四谷財閥』の令嬢・四谷緋雪(よつやひゆき)は友人からの誘いを受けCOPSを始めることになる。
しかし彼女は『悪役ロールプレイ』を通し、COPSの沼にのめり込んでいく...
【注意】
◯この作品は、主にプレイヤーギルド同士の戦いに重点に置いています。主人公が強くなる過程をかなり結構飛ばすので、ご了承の上お読みくださいませ。
◯設定の甘さやほころびが多々あるかと思われます。作者はどうやら語彙力もないので、文章表現に違和感を覚える場合もあるかもしれません。なにか不明な点がありましたらご指摘いただければ幸いです。
加えて、誤字報告はバンバン受け付けております。
◯このお話はフィクションであり、登場する人物名・団体名は現実のものと一切関係がありません。また、この作品はいかなる主義主張をするものではありません。あくまで創作物としてお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 07:13:43
36302文字
会話率:44%
HJノベルス様から「槍使いと、黒猫。」1~13巻まで発売中。
最新刊の「槍使いと、黒猫。」13巻が発売中!
コミックス版の「槍使いと、黒猫。2」2020年6月27日に発売されました。
コミックファイアさんで漫画版の「槍使いと、黒猫。」も連載
中!
超常現象に巻き込まれた無職の主人公。
その巻き込まれた空間でキャラクターメイキングを楽しんで異世界へと旅立つが……。
これはスケベな元無職が鎖・槍使いを原型として、契約を結んだ黒猫と共に成長していく物語。
カクヨム様とノベルアップ+様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 02:00:35
15884280文字
会話率:32%
2025年
世界中に突如としてそれは現れた
(門)
それは場所を問わずどこにでも現れた
その門が突如開いた瞬間
闇の中から現れたのはまるで
空想の世界から現れた様な(魔獣)だった
魔獣達は呆気に取られている人を突如
喰らった
人々は叫び恐怖
し逃げ惑い喰われる
だがその時勇敢にも戦う事を選んだ人達には
権能と言う未知の超常的な能力が目覚める
火の玉を放てる権能など色々な能力があった
主人公
(進道 守)しんどう まもる
も権能が目覚めた
それも他には無い(固有権能)通常は最高ランク
Sランクの権能だ
それに目覚めた者は無双の如き力を得る
はずだった…
しかし守の固有権能は何と通常あり得ない最低ランク
Fランクの権能、標識の権能だった
駐車禁止などの標識を道路に関係無く召喚する能力…
そして車を運転して違法した者に
1/6の固定ダメージを与える能力
車を一時的に止める一時停止の標識など
まるで魔物と戦うには使えなさすぎる権能
むしろ人々の敵の様な
その能力を笑われバカにされる日々が過ぎた
そこから6年後 2031年
世界は劇的に変わっていた
門から現れた魔物達のボスを倒すと門が閉まり
また一定時間、1月の時もあれば3年もの時間が経つと門が開かれ魔物が溢れ出す
そして魔物を倒すと権能の力が強化される事がわかった
他にも魔物を倒すと魔結晶と言う新たなエネルギー源
地球上では無い爆発的なエネルギーを発する結晶を持つ事が発表された
そこからは怒涛の勢いで各国が血眼で
自国の権能に目覚めた能力者
(ソルジャー)と呼ばれる者達を莫大な金で囲い始めた
世界を救い、世界を守る
そんなソルジャー達を世界中の人々は
その強い力に憧れ、強い力を持つ者を崇拝した
その逆
弱い能力は見下されまるでゴミの様に扱われる
その1人は守だった…
6年間
守は世界一弱くても逃げずに魔物と戦う日々を過ごしていた
それはただ人々を守りたかっただけ
かつての母親の様に……
そしてある時…
強力な魔物が現れ守は死を覚悟した
すると新たな権能、標識が進化し標識改変になる
そこからは圧倒的な強さ、まさに無双
今まで受けた痛みの反動の様に
守の力は世界最弱から世界最強になった
今までの理不尽をはね除け
守の逆転の人生がこの瞬間から始まった
そして世界を(改変)する様に…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 00:49:46
62548文字
会話率:50%
――迷宮を走破せよ
そう言い残し世を去った天才、天塩創一。
彼が残したのはホワイトボード型端末「ダイダロス」、そして拡張世界に築かれた奇妙極まる迷宮たちであった。
そこは身体能力が要となる幻想と超常の世界。
三ノ須学園のフィジカルモ
ンスター、北不知(きたしらず)ミズナはふとした出会いから迷宮に挑むこととなる。
立ちはだかるは赤鏡伽藍の迷宮、天網無尽の檻、刻淀む夕景の町、常識を遥かに超える迷宮は人間に何を問いかけ、何を与えるのか。
問われるは心技体、そして無限の演算力
新たなる迷宮の物語、ここに開幕
R2.3.23 タイトル改定しました
旧題 Daedalus ~超越迷宮~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 00:04:01
576443文字
会話率:44%
かつてそこに存在した「帝国」が崩壊して、幾星霜の年月が経った。
ここは、「メルカッタ」。ウロラ大陸南東部に位置するドメロン山脈を隔てた先に存在するメロウ大湖畔地帯の恵みによって発展した平原地帯である。
帝国がまだ存続していたころ、ここ
は「竜騎兵(ドラゴンライダー)」たちの一大拠点であったが、今やその姿はなく、「七大連盟(セブンス・ドミネーター・コネクション)」によって設立された新たな竜の背にまたがる少女兵。「飛竜兵(ヴィヴィアーナ)」たちの教育・育成が盛んに行われている。
しかしこの地では、今も噂が立つ。「この地の夜には、いまだ亡霊が空を飛ぶ」と。
主人公、オーレリウス・ベルベッドは彼らが言うところの「亡霊」であり、黒殻の魔竜「ストルム・ブリンガ」へ自らの肉体の一部を捧げ「契約者」となった
かつて「竜騎兵」と呼ばれた者の一人だ。月と夜の世界を飛び、表向きはただの冒険者として過ごすオーレリウス。
平和なこの世界では既に「竜騎兵」の居場所なぞどこにもない。当然、竜へその身を捧げ、超常の力を人の身に宿した契約者ともなればなおのことである。
それでも、なぜ生きているのか。
これは、英雄譚として謳われるものではない。
これは、帝国の興亡を謳う鎮魂歌ではない。
これは、一人の敗残兵を取り巻く日常。
死ぬ理由を失い、ただ生きている一人の契約者を謳う哀れな喜劇。
それでも生きる、竜騎兵の歌である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 23:21:53
159446文字
会話率:15%
「こんな普通の奴が ” 世界の秘密 ” を知ってもさ、一体どうしたらいいんだよ――」
これは人類史の最後に近かった時代のこと。
” オーデ ” と呼ばれる超常的な脅威により、世界は ” GAIA5.0 ” と呼ばれるひと繋がりの大陸のみと
なっていた。
大陸人類は、唯一オーデに対抗できる異能の存在 ” 導守 ” に望みを託し、再び尊厳と領地を奪還するための戦いが始まっていた。
そんな幾多の野望が渦巻く世界とは無縁の主人公「篁 陸」は、ある出来事をきっかけに未曽有の事態に巻き込まれていく。
群像劇的に交差する人間模様の中で、陸は何を信じ、何を失い、そして何を選ぶのか――。
これは、平穏を愛する一人の男が、愚かで愛おしい世界に翻弄されながらも懸命に生きた、その記録の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 22:58:45
169769文字
会話率:34%
『light of the hope』
---
プロローグ――世界に灯った、ひとつの光
その日、世界は変わった。
人間の学力を飛躍的に引き上げるはずだった脳科学実験。
だが、その副産物として生まれたのは、知識でも理性でもなく――力だ
った。
「脳力(のうりょく)」と呼ばれるその能力は、やがて思考と感情を起点に発現する新たなエネルギーとなった。
その力は、超常の域に達し、神話に語られる奇跡や絵本の夢物語をも現実に引き寄せた。
世界で最初に脳力を覚醒させた者は、神に等しい存在と称された。
そんな時、その力を研究する者がいた。
彼女の名は――天貝 未琴(あまがい みこと)。
その少女が開いた扉を、人々は「希望」と呼んだ。
そして、その希望を、右手に宿した少年がいた。
---
第一章 ──右手に希望を(ライト・オブ・ザ・ホープ)
「……嘘だろ。姉ちゃん……生きてる……?」
夏の終わり。
汗が額を伝い落ちるほどの暑さの中、天貝 晋太郎(あまがい しんたろう)は、埃の被った段ボール箱の中から一枚の写真を取り出した。
そこに映っていたのは、かつて“天才”と呼ばれた姉、未琴。
そして、彼女の背後にそびえる建物。看板にはこう記されていた。
「天宮脳力研究都市開発庁」――通称、“天宮町”。
「……姉ちゃんが、最後にいた場所だ」
右腕が、うずいた。
人工の神格者の右腕。それは晋太郎の“希望”であり、“呪い”でもある。
6歳のあの日。両親を失い、瀕死の自分に未琴が移植したという伝説の腕。
それ以来、右腕だけが他の部位と違い、雷を宿すようになった。
力は強大であればあるほど、それを持つ者は孤独になる。
だからこそ、彼は知りたいのだ――
「姉ちゃん、あんたは何を知ってて、俺に何を託したんだ……?」
写真を胸にしまい、少年は天宮町へと向かう決意を固めた。
これは、“希望”を宿した右手を持つ少年が、
失われた絆を追い求め、世界の真実に触れる物語。
その手に宿るのは、雷の咆哮。
その想いは、――希望の光(light of the hope)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 22:44:07
68775文字
会話率:40%
かぐや姫に、殺される
-------------------------
一瞬にして都市を消し去る未曾有の災害「空間崩壊」
唯一の対抗手段は、「共鳴」と呼ばれる超常現象を用いて、
七分以内に「かぐや姫」と呼ばれる化物を倒すこと。
戦える
のは、“適合者”と呼ばれる、一部の選ばれた者だけ。
母を失った少女、有瀬ハルカは、その一人に選ばれてしまった。
彼女が戦場で願うことは、ひとつだけ。
七分後も、生き残っていること。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 21:00:00
76008文字
会話率:38%