「呪いの舞踏:血の遺産」
獣の怒りが人間の貪欲と交錯する世界で、覇権を巡る戦争は、すべての魂に深い傷跡を残した。狼人族の大虐殺と種族間の均衡の破壊の後、生き残った者たちは混沌の中で意味を見出そうと闘う――その間にも、新たな脅威が闇の中から
姿を現す。
壊れた同盟、静かな裏切り、そして殺戮のために作られた機械の間で、血の呪いに刻まれた若者・カイルと、己の怒りに飲まれた翼を持つ狼・アシナは、運命に抗う戦いを繰り広げる。しかし真の戦いはまだ始まったばかり――深淵の子らが立ち上がり、古の予言の響きを携えて。
恐怖、超自然のアクション、激しいドラマ、そして感情を揺さぶるどんでん返しを融合させた『呪いの舞踏』は、愛する怪物、人を裏切る人間……そしてすべての種の終焉を決する継承者たちの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 18:56:53
2687文字
会話率:43%
悪魔は悔しかった。
悪いことをしたいのに、全てがその人にとって良い行いになってしまうからだ。
その結果、悪魔は悪魔の姿のまま良い行いだけをしようと考えた。
それから1人の少女と出会い、彼女を助けることになるのだが。
最終更新:2025-07-23 23:24:56
3193文字
会話率:37%
「アナタ、野良魔女の毒を飲んだでしょう? 《魔女の薬》は人の死に関わる物を作ってはいけない縛りがあるから、アナタに死なれるのは困るのよ。本来なら手遅れなのだけど、今回はと・く・べ・つ」
「私と仮の従魔契約をしましょう? 一年の期間限定にして
おいてあげる」
夫に毒殺されたことがキッカケで前世の記憶が戻り、バーテンダーとしての能力を買われてヘレナは、気まぐれなガチムチ長身のオネェ系魔女様(♂)の従魔(猫)として契約することで命を救われる。
対価は一年間、異世界のお酒でカクテルを提供すること!
その後リエン教会に保護されて夫フィリップと最速で離縁して自由に。
オネェ系魔女様の気まぐれに振り回されつつも、無自覚溺愛の日々が待っていた!?
カクテルを気に入られただけではなく、従魔の姿(猫)以外でもキスやハグのスキンシップも増えて、甘すぎる態度にヘレナは異性として意識していき……。
常に明るく堂々とする魔女様に惹かれていくうちに、野良魔女や他の魔女たちの嫌がらせがヘレナを襲う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 22:52:38
115010文字
会話率:50%
何度目かも数えていない夢の世界。悪魔たちの世界で、同じ悪魔として過ごす1日を描いた、ヒトとは何かを問うヒューマンドラマ。
《あらすじ》
鮮やかさを忘れた世界での夢としての目覚め。身勝手で己のことしか考えられない悪魔たちが暮らす世界で、
同じ悪魔として夢が終わるまで生きなければならない。
阿久津聖人は28歳の私立中学の非常勤講師としての1日を過ごす。朝のニュースには、悪魔の所業が映し出される。外に出れば、好き勝手な振る舞いをする悪魔たちに心を乱される。いじめや差別、生と死、悪魔と人。何も変わらないと諦めていた聖人が、良いも悪いも心に受け止め、人とは何を持って人なのかを、悪魔の姿形で考えていく。夢の終わりに、彼が思うこととは一体?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 11:12:56
13152文字
会話率:19%
禁を冒して危険区域に入った天使が下級魔に襲われて傷つき、聖域であるギムナジウム(ドイツの学校の一種)に逃げ込んだ。
しかし、そこは廃校になって三十年が経過した、力のおとろえた聖域だった。
飛べなくなった天使は、助けを呼ぶための魔法陣を校庭に
描き始める。
しかし、いつの間にかその姿をじっと見つめている悪魔の姿があった。
恐怖におののきながらも悪魔と会話をはかる天使。
そこに、さらに二匹目のより大きな悪魔が現れた。
獲物の奪いあいに戦い始める悪魔たち。
天使ははたして、悪魔に食われることなく天界に帰り着くことができるのか?
また、すぐに彼女を襲わなかった最初の悪魔の意図とは?
ハイファンタジーでもローファンタジーでもない彩東士郎式ファンタジー劇場、第二段をお届け致します。
どこかで似た話を読まれている方は、できれば教えて下さい。
また、こういう変な話が好きな方がいらっしゃいましたらおっしゃって下さい。
新しい話か続編をひねり出します。
どうぞよろしくお願い致します。 さいとうしろう
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-11 07:00:00
5999文字
会話率:29%
ほんの少し、今より未来。
スマートフォンには通信伝達用として「digital partner」と呼ばれるアプリが流行っていた。
登録すると、使用者の生年月日と声によって自分だけのホログラフィによる「パートナー=相棒」が出現するというもの。
「パートナー」は可愛らしいものから凶悪なものまで。一貫して人外、神話等などに語り継がれる神や悪魔の姿を模していた。
逆にそれが話題になり、老若男女、使っていない者はいないとまで言われる人気アプリになっていた。
そんな中、幼なじみに無理矢理強引にアプリを入れられた少年、末継明は、アプリの暴走に巻き込まれることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-29 19:54:28
1015文字
会話率:60%
〈双星の勇者〉ベガとアルタイル。二人の力によって魔王は討伐され、エトワール国には平穏が訪れていた。しかし、その一ヶ月後、ベガは悪魔のような姿になったアルタイルに、勇者パーティを追放されてしまう。それだけでなく、ベガは国家反逆を目論む大罪人と
して、あらぬ罪まで着せられてしまう。全てを失ったベガに寄り添ってくれたのは、路地裏で見つけた一匹の黒猫だけ。
そしてまた、アルタイルの様に悪魔の姿になった男が、冒険者ギルドを襲撃する。ベガも男に殺されそうになるが、危機一髪のところで、付いてきた黒猫が人間の少女に変身して彼を助ける。あの男を倒す方法は無いのかと聞くベガに、少女は薬液の入った注射器を渡す。
【悪魔の贈物】ーデモンズ・ギフトー それがアルタイルや男を悪魔にした原因。少女は、自分が独自に改良したと言う【悪魔の贈物】をベガに渡す。
【悪魔の贈物】を注射するベガ、そして彼は魔法少女に変身して、悪魔を倒すことに成功する。性別が変わってしまったベガは、”ライラ”と名を変えて、【悪魔の贈物】の根絶、そしてかつての相棒を元に戻す為、旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-15 18:33:00
18907文字
会話率:60%
私の名前はジェリカルデムアウトリアスマイリーリアルデリーゼ・オディアル・マイラトス。
上級悪魔だ。
私は人間の生態というものを観察にやってきた。
当然、悪魔の姿でうろつく訳にも行かないので変身の魔法を使っている。
今の見た目は、人間の雌に他
ならない。
……はずだったのだが。
悪魔の冒険者ライフはドタバタ喜劇の香り。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-05 15:02:34
57644文字
会話率:45%
☆現代ダンジョン運営日常系ドタバタダークエロファンタジー☆
(シュールな笑い、ダークなのにハートフル!この物語は一体どこに向かうのか!?エロ触手悪魔となった主人公が無双せずにハラハラドキドキのダンジョン生活をします)
5年前、突如として
現代にダンジョンが出現。色々あったが世界はダンジョンを資源鉱山として活用し現在に至る。これはそんな世界の、目本という国の、とある大きな公園にあるダンジョンのお話。
初めて潜ったダンジョンで宝箱に目が眩み、転移魔法陣の罠を踏んでしまった主人公。飛ばされた先は死闘が行われたと思しき惨状広がる悍ましき部屋。だが閉じ込められたと知り、その部屋の唯一の生き残りである片腕上半身だけになった赤い悪魔と戦う事を決意する。
が、結果は相打ち。死の間際に薄れゆく意識の中で見た【ステータス】。そこで初めてスキル【悪魔化】を取得しているとを知る。それは相打ちになった赤い悪魔がわずかに早く滅んだ為であった。
瀕死の最中、悩んだ末にスキル【悪魔化】を発動。悪魔化人間デモニックヒューマンとなって一命を取り留めるが、それにより悪魔の姿へと変貌してしまい地上へは戻れなくなってしまった。当て所もなくダンジョンの中を彷徨い歩くうちに、ダンジョンマスターの魔法使いの老人と出会う。そしてダンジョンマスターを代わってほしいという提案を受け、彼の新たな生き方が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-21 11:30:48
13052文字
会話率:8%
天使と悪魔の世界。
天使の住むアンジェロ国の王子ラファエロは破壊神ディアボロの復活を阻止した、聖君と崇められるスーパースター。
ディアボロの復活を望む悪魔にとっては憎き相手である。
どうやらラファエロはディアボロの体の一部を奪い、封印したと
いうので、悪魔はその一部を求めて戦いが終わらない。
悪魔の住むルチフェロ国の王女イシュタムはラファエロの幼なじみであり、悪魔軍を率いる戦姫だ。
ある日、イシュタムはラファエロの仕業か悪魔の姿から天使の姿に変えられてしまった。
一人アンジェロ国に行く事を決意したイシュタム。
果たして彼女は悪魔に戻り、ディアボロを復活させることができるのか。
天使と悪魔の異世界ファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-23 20:00:00
30017文字
会話率:37%
「終末が来る」
そう信じた組織の「ママ」に誘拐され、「僕」と「姉」は地下シェルターに閉じ込められていた。
二人は光の力を秘めた存在で、悪魔を撃退するための鍵なのだという。
あるとき「姉」は告げた。
「世界の壊れる夢を見たわ」
その言葉通り、
世界は本当に壊れてしまう。
混乱に乗じ、地上へ脱出する「僕」。
すでに悪魔の姿はなかった。
代わりに待ち受けていたのは破壊された東京。
自分勝手な人間たち。
「僕」は得体の知れない力を抱えながら、目的もなく世界をさまようことになる。
誰かを殺してもいいし、殺さなくてもいい。
誰かを救済してもいいし、見捨ててもいい。
力を使うたび、空間の裂け目からなにかの存在が語りかけてくる。それは本来、悪魔と戦うための力。しかし正体が分からない。
やがて組織の手先がやってきて、「僕」を連れ戻そうとする。
「僕」は人生に倦んでいた。
なにもかもを力で切り裂いてしまうことができる。
「僕」にはそれをしない「理由」が必要だった。
※不定期更新です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-05 21:00:00
168817文字
会話率:39%
その昔――魔王を討ち倒し願いを叶える力を得た勇者は、魔物と人間の共存する世界を願った。
そうして世界が書き換えられた結果、すべての魔物は半人半魔の姿へと変貌し、身体能力はそのままに人間と同じ知性を得た。知性が唯一の取柄であった人間たち
は淘汰され、弱小種族として歴史から姿を消した……かと思われた。
時は流れ現在・・・「異種族格闘技」なる競技が注目を集め、世界中で大流行していた!!!
半竜半人の鋭い爪による引き裂き、半蛸半人の強力な触手による絞め落とし、半鮫半人の激しい水中戦……各種族の戦士達がそれぞれの特色に合った武をもって素手で競い合う。その熱狂は各国の上層部にも伝わり、定期的な国対抗試合も開催されるほどであった。
そんな中、次期「魔王の矛」を決める各種族の長による会議が行われ、その選抜過程に「異種族格闘技」が採用されることが決定した!!!
果たして大会を制する猛者は誰なのか!?種族の誇りをかけた最強の大会が、今始まる!!!!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-23 10:09:46
3264文字
会話率:41%
(や……やってしまったー!! ど、どうしましょう!?)
自分の運命を決定付ける瞬間に前世の記憶が戻ってしまった。
目の前には魔法陣にたたずむ悪魔の姿が!?
前世でやっていたゲームに似た世界で私は悪役令嬢として悪魔を召喚した。
ここまで全部ゲ
ームのシナリオどうりに動いている。
このままあの2人を呪うと私の未来は婚約破棄からの断罪と死が!
そんなの嫌! 絶対に、運命なんて変えてみせる!!
ゲーム中では必ず死ぬ運命の悪役令嬢エミリアは、
呪いを守りの願いに変えて、脱・断罪と死を決意する!
語られる母の過去、待ち受けるヒロインイベント。
そして、この世界の真相。
笑いあり! ツッコミあり! 涙なし? のラブコメ学園ストーリー!
運命を変えるために奔走するエミリアのドキドキ学園生活が今始まる!
※あらすじは予定です。
感想やレビューも受け付けています。
学園に行くまでの話しが説明過多です。
5日間くらいの話が20話前後続きます。ご了承くださいませ。
初投稿です。お手柔らかに、よろしくお願いします。
(乙女ゲーの悪役令嬢 と ざまぁ が書いてみたかったんです)
R15、残酷描写は保険です。
ネットスラング語など多数あります。
苦手な方はすみません。
キャラクターのイラストなど設定に乗せています。
PCのペイントでマウス描きなので画力はお察し(恥)
想像と違っていたらごめんなさい。
小説家になろうの投稿は、ぼちぼち投稿に変更します。
アルファポリスさんでも投稿しています。
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誤字、脱字、説明不足などを書き足し点検中。
現在、190話まで完了しています。
日本語が難しすぎて、修正が滞っております。
誤字の訂正などありがとうございます。
とても助かっています!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-30 17:00:00
413954文字
会話率:15%
21XX年
人類は突如として侵略を受けた。
敵は時と場所を選ばず、地球上の至る所に何の脈絡もなく出現する神出鬼没の化物である。
それも神話や伝説の中で語り継がれてきた神や魔、悪魔の姿を模した化物共だ。
重火器や化学兵器は全く通じず
、有効な対応策を見出せないまま人々はただ蹂躙され続けた。
このまま人類の歴史に幕が下りるかと思われかけたが、脅威に対抗するかの様に超常の力を操る能力者が誕生し始めたのである。
人々は力を合わせ能力を駆使し、凶悪な侵略者達と生き残りを懸けた壮絶な戦いを繰り広げていった。
それから十数年
日ノ本で1人の赤ん坊が生を受けた。
天より類まれなる肉体と能力を授かった、戦うために生まれてきたとしか形容できない男児がだ。
もしその子が己が天賦を受け入れ、戦いを是としたなら?
授かった力に胡坐をかかず、空恐ろしくなるほどの修行と研鑽の日々を送ったとしたら?
更には闘い好み、幾多の死闘繰り広げ無数の怪物の屍を乗り越え、圧倒的強者にまで成り上がったとしたら?
これは、そんなの青年と色々と吹っ切れ過ぎた仲間達とが織り成す、カオスでバイオレンスな日常を綴った物語である。
* この物語はフィクションであり、登場する全ては架空のもので、現実に存在するいかなるものとも関係がありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-25 19:00:00
151266文字
会話率:36%
私、玉紅花は美少女である!――ある!――……ある、はずなんだ本当は。手のひらを見てみればゴツゴツと節ばっており大きな爪が黒々と光っている。四肢には筋肉がこれでもかと詰め込まれており、はち切れんばかりの三角筋を覆い隠すように白い体毛が体中を
覆っている。削れた岩のような顔に大きな牙が二つ。ついでに言うと全長2m超。…………はい。どこからどう見ても白い猩々(ゴリラ)です。本当にありがとうございました。
いやいや、違うんだって!本当はこんな姿じゃなかったんだって!自分でもビックリするくらいかわいい女の子だったんだって!なぜこんな事に……
妖魔の呪いで妖魔の姿になってしまった私の異世界転生記。二つの姿を駆使して、時に戦い、時に人を助け、時に殺されかけ、殺されかけ、殺されかけ……なんとか今日もしぶとく生きてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-23 10:01:29
353732文字
会話率:41%
魔王ベルフェゴール(通称ベルさん)は、世界を脅かし、きっちり勇者に倒され、天界でバカンスを中。
何百年も人間社会の秩序のため、必要悪として君臨し続けられたのも、倒された後のバカンスという目標があったから。
これからは、仕事から解放されて
好きなことをするんだ。
自堕~落な生活を満喫していたところに……神様からの使い、天使ミカエル(通称ミカさん)がにこやかに現れる。
「ベルさん、も~しわけないのですが~……もっかい魔王やってもらえます~?」
天使スマイルの下に、魔王より怖い悪魔の姿を見た気がした……。
********************
思いつきで書いてるので、設定的な問題はスルーしてくれると幸いですー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-10 17:00:00
3222文字
会話率:27%
ゲーム大好き青年が転生したのは、大好きなゲームの世界
転生時に神にお願いされたのは勇者になって世界を救ってくれ
まさかずっと夢見ていた世界に行ってしかも勇者になる!
やばいっ俺の第2の人生ハッピーエンドまっしぐら
と思いきや、転生した姿は
なんと悪魔の姿
こんな姿の勇者がどこにいる!しかも目覚めたのは魔王城
勇者になるはずが魔王になっていた、これから先どうするの??
へっぽこ魔王がなんとかして自分の身を守ろうと、勇者を倒そうとする話です。
拙い文章で読みづらいかも知れませんがどうぞ最後まで見てください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-23 12:50:44
3004文字
会話率:65%
大トルコ戦争終結後…
南より突発として現れた異世界の軍勢。
それは狙うかのように現れ、物の見事にヨーロッパを侵略という名の大きな布で覆い包んだ。
異界の政府は侵略後、ヨーロッパに巨大な都市を幾つも作り上げ、世界で唯一高度な文明を持った種族へ
と白人たちを進捗させた。
多くの白人たちはそれを喜んだが、それを逆に認めず反対する者たちも少なからず現れる。
人々は彼らをアグリードッグと呼んだ。
政府は軽視していたものの、その組織がだんだんと力をつけると、一人の青年がアグリードッグに着く。
それはかつて王政や人々を震え上がらせ、ヨーロッパでは最悪の敵と称される程の悪業を政府で繰り返した悪魔の姿であった。
この悪魔は何故、政府を裏切り反組織に入ったのか、そして何の為に人殺しへの道を歩んだのか。
破壊される続ける世界。
彼が求めるのは絶望か自由への戦いか。
それは定かではない折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-28 21:04:54
22976文字
会話率:32%
悪魔はある願い事を持っていました。
ですから人間の真似をして『願掛け』をしようと考えたのです。
悪魔の手元にはちょうどいい姿見がありましたから。
(個人サイト『水たまり』とpixivで同じ作品を投稿しています)
最終更新:2015-03-23 19:25:35
1321文字
会話率:0%
もしも神隠しが現代でも起こっていたら――?
ある日、陰陽師の父を持つ医学生の安部大介は、父の依頼により現れた女性・杏里と出会う。
何の違和感もなく、ごく普通の女性の彼女だが、しかし彼女はただの人間ではない。
狐の妖魔の血肉が適合した、半妖
魔であった。
未だに根強く残る『神隠し』
幼くして結んだ狐の妖魔『妖狐』との約束。
「忘れるな、杏里。
お前はもう人間に戻れない。戻ることはできない。
まぁ、俺達妖魔を殺しつくしてまで人間に肩を持ち続けるなら、妖力が上がって俺を殺しに来い。
その時は、俺がお前を取り込んでやる。
そして実感させてやる。
人間を捨てることが正解だったとな』
そして杏里は『闇の能力者』となり、人々の知らぬところで、日々妖魔を倒す日々を送ることになる。
新月の夜。
彼女は妖魔の姿となり、夜な夜な出没する妖魔を闇に葬っていく。
『闇の能力者』として現代社会を生きる杏里に、大介は何を思うのか――?
彼女の境遇、彼女の生きる意味を知った時、大介は彼女に言う。
「杏里は、人間を捨てて正解だったのかもな…。
人間は妖魔より残忍で、貪欲で、狡猾で、不気味だ。
俺は必ず、お前を人間にしない。
妖魔としてお前を葬ってやる…。
でもお前が、誰よりも人間らしくて、誰よりも純粋で、誰よりも好きだ…。
だから、俺のエゴのために、人間になってくれないか…?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-13 23:47:32
5431文字
会話率:42%