時は、多分今から千年ぐらい未来。人口も増え、超光速移動もできるようになって太陽系の外にも移住するようになっている頃、新たな可住惑星を探すために送り出された主人公の物語。出発して、到着して、地表に降りて、地球ではない別世界(異世界ではないん
です)で、あれ?、文明があるよ?。魔法も?。なら、剣は?。そんな展開に至ります。
楽しんでいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 12:00:00
172657文字
会話率:56%
人類史上初の地球統一政府として成立した、神聖旭日連邦帝国は太陽系全域への進出を開始した。そして火星へと到達した人類は、衝撃の事実を知る事になるのであった。
紆余曲折を経て太陽系全域を統一し近隣の星系へと進出を開始した神聖旭日連邦帝国は、強大
な敵との争いに巻き込まれていく。
こうして人類の命運をかけた新世紀宇宙戦争が始まるのであった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-24 00:00:00
187310文字
会話率:41%
人類創生の物語。
今から45万5000年前、太陽系9番目の惑星ニビルから地球に資源を求めてやって来たアヌンナキ。人類からしたら気が遠くなるような長い年月、争いや滅亡を繰り返しながらも繰り広げられた物語。
最終更新:2025-07-22 19:53:54
72665文字
会話率:16%
下味を付けて冷やしたお魚の切り身に火を通し、酒を振った後薬味と香辛料を加える。アルコールを飛ばしたら器に盛り付けて、まだ開店していない、灯りもつけていない客席へ出て席に着く。これはパートナーの好きだった味。娘は味覚が幼いのでまだまだ苦手だと
文句を言うが。生き写しのような娘には、早く大きく育ってもらいたい。独りで飲むには、この店は広すぎる。「「ほらレジーナ、そんな呑んでたらキッチンに立てなくなっちゃうよ。」」被りを振る。今でも、背後のキッチンから追加のおつまみを持ってくるんじゃないか、はたまた店の入り口のスイングドアを揺らして、朝一番の食材を抱えて入ってくるんじゃないか?そう考えてしまう。もう、ウサギのシリンに立つ事が出来なくなって十数年。毎朝のように…。
あらすじを書くつもりが本編開始30分前のエピソードを書いてしまいました。
本作は我々の住まう地球とは別の天体で、同じ由来を持つ太陽系第三惑星人の主人公、アセデリラ・アルマコリエンデたちが二脚起動兵器、ウサギを使いさまざまな戦場で戦っていくSFファンタジーになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 22:07:19
282712文字
会話率:53%
玲子さんは自重しない~遙か彼方の異世界転生~
病院で病死したはずの月島玲子二十五歳大学研究職。目を覚ますと、そこに広がるは広大な森林原野、後ろに控えるは赤いドラゴン(ニヤニヤ)、そんな自分は十歳の体に(材料が足りませんでした?!)。
時は、自分が死んでからなんと三千万年。舞台は太陽系から離れて二百二十五光年の一惑星。新しく作られた超科学なミラクルボディーに生前の記憶を再生され、地球で言うところの中世後半くらいの王国で生きていくことになりました。
べつに、言ってはいけないこと、やってはいけないことは決まっていません。ドラゴンからは、好きに生きて良いよとお墨付き。実現するのは、はたは理想の社会かデストピアか?。
月島玲子、自重はしません!。…とは思いつつ、小市民な私では、そんな世界でも暮らしていく内に周囲にいろいろ絆されていくわけで。スーパー玲子の明日はどっちだ?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 06:00:00
1376057文字
会話率:34%
太陽系から遠く離れたシリウス太陽系の第4惑星ニューホライズン。
地球の植民地として機能するこの惑星では、奴隷の様な生活を送る人々の独立運動が吹き荒れていた。
そんなニューホライズンの片隅。シリウス人の少年ジョニー・ガーラントは地球から
やって来た地球連邦軍の特務少佐エディ・マーキュリーと出会う。かつてシリウスの貧しい農村を護っていたシェリフの息子ジョニーはエディと出会い、そしてシリウスと地球の為に。虐げられる人々の為に戦いへと身を投じ、逞しく成長していくのだった。
地球から遠く離れたシリウスで繰り広げられる独立戦争と文明の衝突。その中で成長していく青年ジョニーと、彼を導く士官エディの物語。
やがて『黒い炎』と呼ばれる存在となるジョニーは知ることになる。自分がエディとで会うことも、人間を辞めてしまう事も、そして、沢山の部下を率いてシリウスへ帰ってくることも。全てが運命に導かれた必然であった事を……
シリウス戦記シリーズ エピソード1
※旧題:シリウス戦記・救いの御子と運命の騎士達折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 00:00:00
2211274文字
会話率:29%
舞台は23世紀の未来。進行性の遺伝子疾患で死を待つばかりだった一人の少女は、ある日突然戦闘用サイボーグの身体を与えられ、独立闘争の続くシリウス星系との戦いに身を投じることになった。
運命のいたずらが導く苛烈な日々のなかで、少女は自らの運
命を切り開くべく、もがき苦しみながらも成長していくのだった。
理解しがたい組織の理不尽さ。暗い過去を背負った仲間たち。容易く人を殺められる凶暴なまでの戦闘能力を与えられ、その力におびえる彼女は誰にも見えない涙を流す。なぜ、こんな事に……と。そして彼女は宇宙軍海兵隊将校エディ・マーキュリー少将と出会う。彼女は直感した。この出会いは運命だと。
全ての終わりと出会うその日まで、彼女は救いの無い闇の中を彷徨い続ける。自分自身を滅ぼしかねない、その凶暴な力と同居しながら。
近未来の地球と太陽系を舞台にしたスペースオペラ。その出演者となった自分を呪いながら、薄幸の少女が成長を遂げ幸せを掴んでいく物語。軍隊という特殊機関の中で特殊な青春を送っていく人々の群像劇です。
シリウス戦記シリーズ エピソード3
この物語はエピソード1の約50年後が舞台になっています。
※何度かタイトルを変更しております。
※本来ここで語られる筈だったストーリーを別立てにして公開中です(http://ncode.syosetu.com/n8949cg/)
※一身上の都合により全くの不定期で更新中です。予めご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 00:00:00
2336141文字
会話率:33%
時は西暦二千四百二十二年。
西暦二年百年代に開始された地球人類の本格的な宇宙進出と宇宙進出が軌道に乗り始めると時を同じくして現れ始めた新人類ネオヒューマンとの共生が進んだ時代が過ぎ。
続く西暦二千二百年代から本格的に始まった各太陽系惑星のテ
ラフォーミングが火星、木星圏、金星と成功し次の惑星へと進み始めた時代が過ぎた。
そして二千三百年代初頭、地球人類は太陽系惑星全てのテラフォーミング計画の促進と、その先にある外宇宙探査の為の新技術創出を企図した特殊実験の失敗によって開かれたゲートによって精霊界、魔界、天界の三界の内、神則によって交流が禁止されている天界以外の精霊界と魔界との交流が始まった。
そこから約百年が経過したこの西暦二千四百二十二年現在、六年前から始まった魔界による精霊界への侵攻、そして地球圏では中華帝国とロシア帝国が中心となって結成された新共産同盟によって引き起こされた極東地域への総攻撃と共に三年前に始まった第三次世界大戦によって精霊界、魔界、人間界の三界全土で大戦乱の嵐が吹き荒れるそんな時代、三年前の総攻撃で滅ぼされた一国家の一角で一人の少女が暮らしていた。
これはその少女と仲間達との長きに渡る戦いの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 12:54:23
677160文字
会話率:55%
銀河連盟の民間交易船の乗務員であったアンドロイドmocs-11Xsは、たまたま太陽系近傍で見つけた宇宙怪獣の監視のため、たった一人地球に置き去りにされてしまう
最終更新:2025-07-18 22:07:23
75162文字
会話率:38%
人類は、本来「魔法」と戦う運命ではなかった。
だが――戦争に公平など存在しない。
22世紀、太陽系統一連邦は異世界の超大国、エリュシア神聖帝国との戦争に巻き込まれた。
敵は、神の加護を受けた剣を振るう騎士、戦場を支配する魔導士、そして神々
の名を持つ異形の存在。
科学と理性を超越するこの強大な敵に、連邦は抗うしかなかった。
最前線へと送り込まれた兵士たちの中に、交差する運命を背負った三人がいた。
栄光ではなく、“生存”のために戦う者。
この戦いの「正義」を信じる者。
魔法を恐れ、拒絶されながらも、その狭間に立つ者。
彼らは、宿命に導かれ戦場を駆ける。
しかし、戦場が墓場と化し、生存の代償があまりにも重くなったとき――彼らは問わざるを得なかった。
「"任務"と"人間性"の境界線は、どこまで押し広げられるのか。
どこまで行けば、その両方を失ってしまうのか――?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 21:00:00
191650文字
会話率:31%
長期探査航海を控えた第13調査大隊は緊急要請にて月研究所からの回収任務を行うが、そこにあったのは人間の脳髄を詰め込んだデバイスが繋がれた、非人道的な戦闘機だった—
近くて遠い未来、太陽系全域に生存圏を広げた人類は、おぞましい侵食性の宇宙生
物との戦いを繰り広げていた。
これは人類の敵の根絶を目指し、太陽系を巡る調査大隊の物語。
過去の戦争で片目を失ったユウと箱詰めのエース、シエロを中心とした第13調査大隊の人類の敵との戦いの記録。
太陽系の果てに、彼らが見たものとは…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 18:10:00
611003文字
会話率:56%
・・・世の中には、一度ある事は二度あると言われる。それが現実に起こる事に対して、違和感を感じなくなってしまった場合はどうなるのだろうか・・・。
それを実際に経験すると、そう思わざろう得ないと痛感させられた・・・。
覆面の風来坊こ
とミスターT達が再び異世界にて大暴れ。今度の流れも従来通りのものですが、今までの展開などを色々と織り交ぜたりする予定です。
最後まで完走できれば幸いです(>∞<)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 14:40:54
32298文字
会話率:28%
全ての戦いを終えたミスターT。そんな彼に息抜きを勧めるデュリシラ。
新進気鋭のゲーム企業が開発したVRMMO・海王の艦隊。世界大戦で活躍した艦船群、それを操船する艦長へとダイヴする非常に珍しい作品だった。
既にレプリカながらも本物
の戦艦大和を操艦した実績がある彼らだが、仮想現実での艦船群の操艦も一塩のようだ。彼自身も当時の艦船には興味があったため、彼女の誘いに乗る事になる。
普段は非現実の世界に身を置く彼らが久方振りに娯楽に興じるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 13:02:57
169259文字
会話率:29%
*覆面の警護者の外伝側の作品です。流れ的としては、こちらは後日談的な感じかと。
*また、覆面の風来坊は、同作品の本家本元となります。探索者と警護者は派生作品です><;
*「通常版」と「キャラ名版」の差異は、台詞の前にキャラの名前があるかどう
かであり、両版の内容は全く同じです。よって、実際の小説本数(話数)は半分ですm(_ _)m(100話なら50話という感じです) お読みになりたい側の話数を閲覧下さいm(_ _)m
依頼を終えた彼に待ち構えた現実、見た事もない場への移動だった。
一体何なのかは、今はまだ分からない。しかし、確実に言える事は、偶然ではなく必然である事だろう。理由もなく至る事はないからだ。
己に課せられた使命を確認すべく、彼は歩みを始める。そして、その歩みが後の大きな渦となる事を、この時はまだ誰も知る術はない。
確実に言える事は、どんな情況下に至ろうが、歩みを止めてはならないという事。そう、己が生き様を、貫き通す事だ・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 15:12:49
2644529文字
会話率:39%
幾星霜。地球と呼ばれる太陽系惑星を生育する為に作られた衛星である月と呼ばれた人工衛星の管理を任されていた種族、月下人(ムーミン)
太陽フレアの影響を受け、月が甚大な被害を受けてしまい同種族の純種が絶えてしまうが、かぐや姫と名付けられたスリ
ープ状態の純血種の月下人が、月の裏側に存在したクリスタルタワー内部で発見される。
そのDNAからクローンが作られ、一人の少女。主人公のカグヤ・ミュー・バルザは生まれた。
地球と呼ばれた惑星の歴史には、度々その姿から吸血鬼のモデルとして月下人《ムーミン》が登場している。
果たしてカグヤ姫とは何者なのか?人類との接点は?
この物語はそんな彼女(彼)が宇宙に飛び出し、ある稼業をしながら謎を解き旅をするSF冒険ファンタジー作品です。
AIあり。搭乗兵器あり。魔法&剣&格闘術あり。
戦闘機ドッグファイトあり。戦術ミリタリー系あり。
人外多め。シリアス&お笑い&お色気あり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 19:43:29
77668文字
会話率:63%
遥かな未来、新太陽系政府の名の下に統一された新暦116年。
人類圏は、謎の小惑星より蘇った混沌寄生体【カオスレイダー】の脅威に晒されていた。
人類を守るべく、生み出された生体兵器【特務執行官】。そして彼らを運用すべく組織された【特務機関オリ
ンポス】。
人の意思を残し、同時に人を捨てた者たちは、カオスレイダー殲滅の任を受け、戦い続ける。
※ブクマ登録等ありがとうございます。週一くらいの不定期更新になります。また、気付いた点は随時修正していきますので、ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 03:31:09
1110502文字
会話率:34%
初めて異星文明と平和的に接触することになる地球連邦だったが、その異星人は地球へ救いを求めてきた。
地球にも迫る宇宙規模の大帝国の魔の手、地球連邦は初の異星人との接触を機に宇宙規模の戦乱へ巻き込まれていく。
以下今後の予定 更新スピードは遅
いです。下手したら年1の場合もあるかも、なるべく更新頑張ります。
第一章 接触、迫る危機編 ←今ここ
第二章 太陽系防衛編
第三章 つかの間の平穏と軍備強化編
第四章 奪還編
第五章 銀河大戦編
第六章 総力戦編
最終章 いざ敵本星へ編折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 16:23:49
34527文字
会話率:29%
平和は突然崩れ去る…。
太陽系全体を生活圏とした人類は、その時どう行動し、どうやって其れを乗り越えるのか…。
これは、母なる星を守らんとする星の守り手の物語。
宇宙の英雄達は設定やらが大分いい加減だったと思うので、削除しま
した。
介護士試験終わったので、本編開始しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-08 23:30:55
25691文字
会話率:35%
人類は発展に身を任せ“生身”の体を棄てていった。
あるものは目、あるものは四肢すべてを。
脳のニューロンがコントロールの限界を迎えるまで。
太陽系第3惑星、今がいつなのか。
時の流れを意識させぬほど乾き切った過酷な世界に
翻弄される人々は
それでも人間だった。
かつて“心”の在処を彼と共に探していた幾年も前の
あの時を取り戻すことはできるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 22:44:56
5553文字
会話率:43%
シエンス共和国の科学者ベント・イニオンは、同僚リベールの暗躍によって戦争予定先のウィルド王国に国外追放となった。
このままでは大量破壊兵器でウィルド王国民とともに消されてしまう。
ベントは自分の力でシエンス共和国の凶行を止める決意を
し、さまざまな開発品を生み出して強敵たちと戦う。
凶獣と呼ばれる狂暴な生物や、国中に名を馳せる各ギルド所属の猛者たちを倒し、その先に待ち受けるのはシエンス共和国との戦争と、そしてリベールとの決着。
これは太陽系から遠く離れた惑星でのお話。
剣×近未来武器の戦い、ファンタジー×SFの物語、ここに開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 19:50:00
337965文字
会話率:31%
シエンス共和国の科学省に勤めているベント・イニオンは、昼休みに銀行に行くと銀行強盗に遭遇する。
敵は3人。銃を持っている。
しかし、ベントは独自に開発した強力な武器で立ち向かう。
これは太陽系から遠く離れた惑星の、最強のマッドサイエンティス
トの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 16:23:16
2996文字
会話率:34%
遙か昔、地球から太陽系の外に出た地球系人類は、数多ある銀河の各地の惑星に入植した。そして空白の時代を経て、人型戦略機でトイフェルと呼ばれる敵対的宇宙生物を倒しながら暮らしている。中立的な第三銀河の威球という惑星で、幹葉博士は発掘した人型戦
略機が動かないため、なんとか動かそうと試みていた。約二十歳年下の許婚である十三歳の美怜にはいい顔をされていない。(他のサイトにも掲載しています)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 18:26:42
5992文字
会話率:54%
あらすじ
『人造恒星』〝Eternal The Sun〟──通称〝ETS〟
〝それ〟はかつて『太陽』と呼ばれ、天の川銀河の隅に奇跡的に人類をはじめとする生命を生み出した、極平凡な恒星であった。
〝太陽〟は愛され敬われる存在であったは
ずだが、太陽系のハビタブルゾーンが生物の生きにくい環境となっては敬うどころではない。それでも進歩し続ける科学力により人工的に惑星の大気を作り出し地表を穏やかに保つ事も可能になり、地球だけではなく人間には厳しかった環境の惑星や太陽系近郊の恒星系に移住できるようにもなった。
しかし、それも太陽のような恒星があってこそのもの。
太陽自体の寿命は数十億年先とはいえ超巨星へとなろうとする恒星に、小さな人類が科学で抵抗するには限界がある。このままでは、いつかは太陽に飲み込まれるように生物は消滅するだろう。「まだ数百年・数千年先」と見ぬふりをしていた太陽系の人類が、一人の科学者の言葉で『太陽系を永遠のもの』にしようと立ち上がった。遥かなる子孫のために、『太陽をコントロール』しようと。
そして、それから僅か半世紀後に太陽を人工的に作り替えた『人造恒星』〝Eternal The Sun〟が誕生した。〝ETS〟と呼称された『太陽であったもの』は太陽系生物が望む光と熱を与え、銀河の消滅するその時まで穏やかに輝き続けるはずであった。しかし〝ETS〟を手にすれば太陽系だけではなく銀河をも支配出来ると悪しき欲望に満ちた者たちが常に蠢く。それらの害をなすものから太陽系を守護するために、太陽系の政府的組織〝L/s機関〟が太陽系近郊宙域統括軍から独立する形で新たに太陽系近衛艦隊を設立した。
太陽系近衛艦隊設立から5年目に当たる晶暦1124年──近衛艦隊始まって以来の大規模戦争が起ころうとしていた。太陽系外から迫り来る外敵を迎え撃つために、ひとりの人物が近衛艦隊に現れた。
※不定期更新※ 更新したときはTwitter(@foo_cha)にて呟きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 11:50:19
393731文字
会話率:42%
この作品は前々作「人類は孤独ではない――タイタン探査が明らかにした新たな知性」と、前作「人遥かなる継承――虚空へ放たれし声」の続編です。
とはいえ、本作から読み始めても、まったく問題はありません。
むしろ、ここを起点にして、後から前作を読
み直していただくことで、時間軸を遡るように物語を再構成する読み方も可能です。
前々作では、人類がはじめて異星知性――エリディアンと出会い、そして木星に眠っていた超高度知生体「オメガ」を目覚めさせるまでの過程が描かれています。目覚めたオメガは、何億年も前から繰り返している、「知的文明の失踪」という謎を明かします。失踪とはすなわち滅亡だと解釈した人類とエリディアンに対して、オメガは自らを含む銀河中のストームセル知性体が構成している知的ネットワークであるヴォクス・インフィニタを目覚めさせることで、その謎が解明できるだろうことを示唆します。
かくして人類とエリディアンは一致協力して恒星間宇宙船であるコヒーレンス・アークを開発し、恒星間宇宙へと旅立ちます。
その続編である前作では、知的文明の「失踪」につながる直接的な原因が「フェージング」という現象であり、それがブラックホール周辺に構築された「アルセイデス」と呼ばれる構造体から発射された「ガンマ線バースト」によるものであることを突き止めます。さらに、そのアルセイデスを構築し、数十億年前からいまに至るまで、継続して知的文明を衰退させている「ハダノール」という存在に行き当たります。ハダノールとはどういう存在なのか、その目的は何なのか、謎は謎を呼ぶことになります。
人類とエリディアンたちは、アルセイデスに残された人類のアーカイブ、そして覚醒したヴォクス・インフィニタがその膨大な記録を紐解いて解明した結果から、ハダノールはある条件で文明を衰退させ、再出発させているらしいことを解き明かします。その判断基準は謎のままでしたが、人類とエリディアンは、フェージングを恐れて太陽系にとどまるよりも、銀河中に広がるヴォクス・インフィニタの支援を受けて恒星間宇宙に進出することを決めます。
この物語では、恒星間宇宙に広がることを決めた人類、エリディアン、そしてヴォクス・インフィニタの共生体が、銀河に進出し、あらたな文明を築いていく過程を描きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 22:00:00
36185文字
会話率:36%
核戦争、そして月への攻撃により、地球と太陽系は崩壊した――
1万年の眠りから目覚めた少女たちは、自分たちが“不老不死”であることを知る。
荒廃した世界で彼女たちが見つけるのは、人類が遺した罪と希望。
「また会えたね」
これは、かつての愚
行を越えて、未来へ進む少女たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 17:00:00
6491文字
会話率:36%