あの事件から五年。
タケトは一級術師として活躍し、裏の世界では『神に最も近づいた人間』『呪いを神へと昇華させた傑物』『妖怪の王』と噂され、知らぬ者はいない程になっていた。
そんな彼にも弟子ができて、しかし一筋縄ではいかぬ弟子に、むしろ弟子の
方にこそつかみどころの無い変人として厄介に思われ…
そんなある日、とある取引があると協会にタレコミがあり、タケトに上層部から直々に指令が与えられた。
特級呪物、神器『九十九の尾』
その未知なる神器を巡っての新たなる戦いが始まろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-14 00:37:35
200518文字
会話率:63%
これは、怪談作家/オカルトマニアグループ『正坐する骸骨』が撮影したインタビュー動画『まだまだあった相沢さん家の呪物』(動画投稿サイトで公開中)にてカットされた部分を文字起こししたものです。
現在、我々のメンバーの一人が行方不明となってい
ます。
思い返せば、彼女の様子に違和感を感じるようになったのは、この事件があってからのように思われます。
この動画のカットされた部分が失踪の原因であった場合、動画を見た方にも何らかの影響が出る可能性がありますので、今回文字起こしという形を取らせて頂きました。
心当たりがある方は、『正坐する骸骨』へ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 19:00:00
6783文字
会話率:47%
千年前、ある偉大な皇帝が廃されたあと、大秦国の皇宮から五つの神器が盗まれた。
神器はすべて穢され、怨念渦巻く呪物と成った。
数百年の間隔をあけて呪物を受け取った人々は、己の内に抱く憎悪をはらすべく、凶行に出る。
しかし、それらの行動
は全て一人の人物によって仕組まれた陰謀の始まりに過ぎなかった。
現代に再び穢れた神器が現れれば、また惨劇が起こる。
それを阻止すべく、海を渡った先にある国、蓬莱国からやってきた一人の少女が立ち上がった。
特殊な力を持った長命種の人間が住まう領域に足を踏み入れ、協力を仰ぐために。
果たして悲劇は止められるのだろうか。
「守りたい人を守れるように強くあれ」
この誓いを胸に、若者たちが強大な悪意に立ち向かう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 16:10:00
122743文字
会話率:45%
呪いの類をあまり信じていない男が見ると不幸にあう呪物があると知り
その呪物を見た男はどうなったのか。
最終更新:2024-09-02 00:22:25
1471文字
会話率:4%
呪物って知ってる? なんか、人を呪ったりするときに使われる道具のことを言うらしいんだけどさ。
ああ、大ヒットしたアニメの影響で、『呪術』『呪物』『呪具』って言葉が、オカルト界隈以外でも浸透したよねー。
呪物がどうかした?
あ、うん。な
んかさー、思ったワケよ。心霊スポットって、人為的に作り出せちゃうんだなぁって。
ほら、人為的な心霊スポットで有名どころは、アレでしょ。古い墓地の墓終いをするっつって、墓地にあった墓石や骨壺、卒塔婆なんかを全部産業廃棄物扱いした挙げ句、消波ブロック代わりにしちゃって埋め立てしたっていう、曰く付きになった海岸。
あ~、あの、めっちゃ罰当たりなやつ。
アレって、墓石を消波ブロック代わりにした人ってさ、心霊現象を全く信じてない人か……もしくは、判っていてわざとやった人じゃないかな~? って思うワケよ。
だってほら、結局のところ、最凶の呪物って人体で作られるって聞いたから。わざと、その海岸を心霊スポットにしたのかな? って。
オカルト肯定派な二人の会話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 19:17:49
11322文字
会話率:0%
東南アジアのある地域、呪物の中に入った「神霊」が、ひょんなことから日本へ。
日本に来てからは、てんやわんやの日常。
さて、「アジアン」の小さな神様は、日本でどのように活躍してくれるのでしょうか?
最終更新:2024-08-26 00:39:31
1301文字
会話率:0%
怪異が人類の天敵として存在する世界。人類は怪異に対抗すべく魔法使いを中心に構成された組織、魔導ギルドを結成した。その中で最高位ランクのS級魔導官である拓勇アズマは、ある日世界の危機に直面する。突如として都市の上空に大呪物『地獄の巨釜』が出現
し、無数の怪異をばら撒いた。人々は為す術もなく怪異に蹂躙されるも、それはただの序章に過ぎなかった。地獄の巨釜の蓋が開かれ、魔王級怪異である破壊の鬼が現れたのだ。それは一言で絶望。S級魔導官のアズマですら為す術もなく世界は滅びるかと思われた。その時、銀色の少女が舞い降りる。白銀の魔女と恐れられた彼女の名は明野リン。リンは全身呪物人間。しかし、頭と魂はれっきとした人間だ。彼女は叫ぶ。ジンマ、来ませり! と。その時、現れるは希望の神機アマテラス。今、まさに世界の命運をかけた戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 20:38:50
9908文字
会話率:47%
夏のホラー2024参加作品です
どうか、このうわさを理解しないでください
最終更新:2024-08-13 19:40:00
1179文字
会話率:3%
転生した上野ソラは、平安時代の陰陽師だ。
現代の陰陽師は詐欺師と呼ばれ、イメージを変えるためにダンジョン配信者を始めた。
「俺、才能ないわ……」
どれだけやっても視聴者は伸びず低迷、陰陽師の技もCG、合成だと呼ばれ馬鹿にされていた。
そん
なある日、ダンジョン内部で人気配信者である大神リカを偶然にもイレギュラーから助ける。
その手捌きの速さ、動きから常人ではないとネット内で大バズりし、徐々に自分の存在が世界へ認知されていく。
陰陽師のイメージを変えるため、バズったソラは配信内で様々な陰陽師の技を使っていく……。
占い、式神、呪詛……それらを使い、世界をも変える配信者となる。
最強の冒険者がうっかり特級呪物を配信したり、ダンジョンのボスを仲間にするのだが……この時はまだ誰も知らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-13 07:43:14
178007文字
会話率:33%
ある日を境に嫁が泥人形に入れ替わった。嫁はどこに行ってしまったのか。その泥人形とは何なのか。ハッピーエンドを迎える事ができるのか?
最終更新:2024-07-26 00:00:00
3972文字
会話率:40%
亡くなった祖母の遺品を整理していたら、蔵から怪しい木箱を見つけた依子。
それを開けると、中から出てきたのは顔中に札を貼った奇妙な男性で――――!?
百鬼(なきり)と名乗る呪物と奇妙な同棲生活が始まる。
あやかし×ラブコメホラー(?)
最凶の
彼氏、最強のセコム
※舞台は昭和五十年前半ですので古い言葉遣いだったり、考えなどは現代と異なります
※ハピエン
※Illustrator Suico様折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 19:54:45
18694文字
会話率:43%
きっとこの関係は長くは続かない──同性の幼馴染、美珠に想いを寄せる瑤華の密かな絶望は、思わぬ形で現実となった。
突如現れた謎の男によって美珠は異世界へと連れて去られてしまった。「自分はどうなっても良いから…」その一心で呪物を取り込み、あら
ゆるモノを代償に力を手に入れた少女は、最愛の人を取り戻す為に無限に存在する異世界を渡り歩く。
全ては大好きなあの人の為に、全ては彼女が幸せになる為に──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 17:30:00
15111文字
会話率:52%
“呪いや祟りを代わりに受けてくれる人達がいる。呪われ代行屋、彼らに依頼すればあなたは救われる。払う代償はたったひとつ――”
そんな都市伝説が、まことしやかに囁かれていた。
そして彼らは実在する。
誰からも嫌われ呪われる“呪われ体質”の少
年、来栖野十児。
呪いを食べないと生きていけない少女、有栖川桐葉。
彼らは人々から呪いを、呪物を蒐集し、そして喰らう。
呪いに行き遭ったものは、彼らに助けを求めたなら解放されるだろう。
されど忘れてはならない。
人を呪わば墓穴二つ、悪意の報いは己に返る。
何処かの誰かを呪いし者は、何処の誰かに呪われる。
もしあなたが、誰かを呪ってしまったなら――――
呪われ屋は、あなたを喰らいに現れるだろう。
これは、呪いを喰らうため、人々を救うために、人知れず戦う者達の物語。
※この作品は、カクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-28 07:00:00
25770文字
会話率:37%
私は町のとあるお店を訪れました。それは雑貨屋ということになっていますが、町の人には呪物屋と呼ばれています。
同じ話をカクヨムに投稿しています。
最終更新:2024-06-07 18:10:00
2413文字
会話率:62%
主婦の諒子はある日、夫が不倫をしていることに気づく。そして離婚について調べている時に『嫌いな人と、簡単に縁を切ることができます』という記事を見つける——
最終更新:2024-05-09 17:33:34
13806文字
会話率:33%
推しCPが裂かれ、世界は焦土と化し、やがて黒歴史が生まれる。
自分がかつて生み出してしまった特大の黒歴史。
そのあらまし、ほんの一部を白状させていただきます。
全ての書き手の皆様、どうか同じ轍を踏まないよう……!!
(※本エッセイは「カ
クヨム」にも投稿しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 12:22:39
6039文字
会話率:1%
離婚が決まってからの感情の吐き溜めです。
最終更新:2024-04-21 20:49:38
218文字
会話率:0%
凍ったような無表情と冷淡な態度でで周囲から孤立する、優等生にして深窓の令嬢、氷沢(ひさわ)リリア。
彼女と廊下でぶつかった俺、御先光一(みさきこういち)は怪しい影を察知する。
氷沢には人が近寄らない、ある理由があり──。
前編は
オカルトバトル展開、後編は下校。
別サイトにも載せています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 07:20:00
11778文字
会話率:47%
「アルト、私達別れましょう」
主人公で鑑定士のアルト・ソレールは、婚約者から婚約破棄される。王国の政策を司る宰相の息子から婚約を持ちかけられたためだ。
二人から裏切られ、仕事を解雇させられアルトは激怒する。
「もう知らん。泣き言いったっ
て助けないからな!!」
アルトは王都を出て、好きに生きることを決意する。
未発見の古代遺物を探す。遺跡巡りだ。
一方でアルトを追い出した宰相の息子は後になって知ることになる。
「嘘だろ、本当に特級呪物を管理していたのかよ」
アルトがいなくなり、自身で特級呪物の管理をすることになる。
管理に失敗し、就いていた役職を失うことになる。
また、元婚約者は知ることになる。
アルトは王女と懇意だったことを。玉の輿するなら誰についてゆくべきだったのかを。
アルトに酷い仕打ちをした二人は破滅の道を歩むことになる。
その一方で、アルトが関わった人たちはみな、彼と古代遺物のお陰で幸せになっていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 13:55:01
63462文字
会話率:51%
昔から怪談が好きだった僕。農業高校に進学すると民俗学や呪物が好きな赤間、オカルトマニア兼化学好きな関田、霊感の強い神主一族の雨宮に出会う。
心霊スポットに行ったり、降霊術をしたりして楽しんでいた。ある日怨霊の橘さんに出会い高校3年間が…
そ
の霊を僕ら4人で倒すお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 21:00:00
48512文字
会話率:4%