恋人と仲間を失い、さらに顔を焼かれ仮面をつけて生きる闇の道化師・朝倉風太郎。
かつては、小劇団とはいえ評論家から演技力を絶賛されたこともある朝倉。復讐のため、芸名を己の真の名前に変え、偽りの芝居で世間の目を欺いていく。何のためらいもなく
ヤクザを殺害し、施設を次々と襲い金を強奪していく姿は、まさに地獄の悪鬼そのものであった。そんな彼の最終目標は、とある大物政治家の命だ。
そんな朝倉の前に現れたのは、言葉もよく知らず、常識も通じないハクチー。親に捨てられ、そのまま街の片隅で生きてきたホームレスだ。
ふたりは、銃声の鳴り響く中で偶然に出会う。冷酷無比に行動していた朝倉だったが、なぜか見捨てることができず、共に暮らし始める。
復讐に命を燃やし、闇の道化師として生きる決意をしていたはずの男が、忘れていた本当の自分と向き合っていく。
血と静寂、暴力と優しさが交錯する奇妙なふたりの物語が幕を開ける──
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 00:21:34
16153文字
会話率:35%
幼い夏の日に結婚を誓い合ったキラリとアタルが、アラサーになり再会する物語です。キラリの記憶の中の「王子様」は、可愛らしい「男の娘」アタルへと変貌していました。戸惑いながらも彼の新たな魅力に惹かれるキラリ。アタルが抱える秘めた恋の痛みや、両親
からの「普通」を求めるプレッシャーに苦悩する姿を通して、二人の絆は深まります。性別や世間の目に囚われず、互いの本質を愛し、キラリがアタルの「王子さま」となる、温かくも切ないラブストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 00:04:49
10931文字
会話率:37%
注意:この小説の世界はフィクションです。
実際の人物・団体・宗教・事件とは何の関係もありません。
下まで読んでみて下さい!
ある日突然クラスメイト全員と担任が失踪。
クラスメイト達にひどい虐めをされていた柏木楓真(17歳高
校生)は喜ぶが、世間の目は厳しいものだった。 数日後、担任の日記が出てきた。いや、出てきてしまったと言うべきであろう。 担任は虐めのリーダー格に聞いた楓真の虚偽の悪評を全部日記に書き留めていた。 その結果、メディアは騒ぎ立て、近所からは白い目で見られ、楓真は警察に何日も拘束されることに。 無罪放免にはなったが、家族は心を病み、鬱になってしまう。 自殺を考えていた楓真だが、母に引き止められたことでなんとか踏み留まる。 ある日、父が家族でキャンプに行こうと言い出した。 「行く!」 そう返事したのが間違いだった。 その夜、家族皆でキャンプファイヤーを囲み、楽しく会話をする。 その時だった。楓真がキャンプファイヤーへと突き飛ばされたのは。 犯人は父親だった。だが、母も妹も楓真を助けるどころか、終始嗤っていた。 絶望の中、楓真は謎の宮殿らしきところへ転移する。そこには、いなくなったと思っていたクラスメイトたちがいた。 驚く楓真を尻目に、クラスメイト達は楓真に暴言を浴びせてくる。 クラスメイト達から庇ってくれたエレナ王女も黒瀬莉子も、楓真のギフトが〚作成〛と知ってからは味方してくれなくなった。 ある日、クラスメイト達とダンジョンに訓練を市に行くことになる。 だが、そのダンジョンから宿に帰る途中、エレナの策略により、楓真は崖から突き落とされてしまう。瀕死の彼に声をかけたのは、なんと闇神だった。
………というあらすじです。最初の方の話はあらすじ&過去回想なので少々物足りないと思いますが、プロローグを抜けるとどんどん面白くなっていくと思います。
設定資料集作成中。絶対完結させてみせます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 22:14:43
24415文字
会話率:41%
日本を代表する超巨大企業グループ、『空泉財閥』。その会長令嬢である空泉千代は、まさに完璧なお嬢様だった。清廉潔白、謹厳実直、品行方正、文武両道、完全無欠。名家の子どもが多く在籍し、家の格がカーストに直結する城宮学園において、彼女の右に出る
者は存在しなかった。
しかし千代の内面は深窓の令嬢とは真逆に位置していた。友だちと遊び、恋愛をし、普通の学生生活を送りたい。時には性格の悪いことも考える普通の女の子。だが空泉の名を冠している以上そのようなワガママは許されない。そんな板挟みの状況に鬱屈とした感情を抱いていた。
そんな中、空泉財閥役員である千代の父親が不祥事を起こしたというニュースが世間を騒がせた。全くの無実であるにも関わらず、でっちあげられた証拠が週刊誌に取り上げられ、空泉は没落の一途を辿ることとなった。
理想のお嬢様として人気を博していた千代だったが、無実の罪により評価は反転。皆を騙していた悪役令嬢としてカースト最底辺まで落とされてしまった。
だがそれは、千代にとって願ってもないシチュエーションだった。これ以上堕ちる評判はない。もう自分を偽り清楚なお嬢様を気取る必要はなくなった。手始めに千代は学年集会の場で宣戦布告をする。邪魔する者は容赦なく排除すると。
千代の目的は二つ。空泉を貶めた犯人を見つけ出すこと。そして理想の学園生活を送ること。そのために彼女は悪役令嬢としての立場を思う存分利用していく。
家の格が重要視されるせいで間違ったことが正当化される学校。世間の目によって善悪が決まる世界。あらゆる不平と戦い自由を手に入れていく。
これは全てを失い悪役令嬢に堕とされたお嬢様の、青春学園物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 08:06:10
30341文字
会話率:58%
50歳を迎えた藤沢健一は、若い頃に諦めた音楽の夢をボカロ制作に賭けていた。しかし、いくら試行錯誤しても納得のいくメロディーは生まれず、焦燥感と未完成な音符にうなされる日々。世間の目や家族の心配をよそに、音楽への情熱だけが彼の心を埋める唯一の
光だった。
そんなある夜、健一は真夜中に飛び起きる。暗闇の中に浮かび上がったのは、彼が愛用するボカロソフトのキャラクター、初音ミクの半透明な立体像だった。ミクは、健一が完成できなかったメロディーを懸命に歌い上げようと試行錯誤する。それは、昼間の彼自身の苦闘と重なる光景だった。翌朝、部屋にミクの姿はないものの、未完成だったメロディーは完璧な旋律としてパソコンの中に完成されていた。
この不思議な現象は一度きりではなかった。日中の作業中、ミクの声で新しいフレーズが閃いたり、夜中にミクが姿を現し、解決策を示すかのように歌い上げたりする。健一は、ミクが自身の内なる音楽への情熱が形になった存在、あるいは自身の創造性の扉を開くミューズであると感じ始める。
ミクを音楽的パートナーとして信頼し、制作した楽曲はリスナーからの肯定的なコメントを得るが、健一は「これは本当に俺だけの力なのか」という葛藤に苛まれる。才能への不信感と世間の視線、孤独に心が折れそうになった時、再び現れたミクは、これまでで最も鮮明に、慈しみに満ちた瞳で健一を見つめた。言葉はなくとも、「あなたは一人じゃない。大丈夫、あなたの音は、ここにある。諦めないで」という、彼自身の魂からの声が聞こえた気がした。
その瞬間、健一の心には澄み切った旋律が溢れ出す。それは彼が半世紀もの間探し求めていた音であり、ミクが真夜中に奏でたかった完璧な音だった。肉体は衰えても、魂は輝き続けることを知った健一は、ミクという彼だけのミューズと共に、静かに新たな音楽を紡ぎ続ける。年齢や挫折は夢の終わりではないと信じ、彼の音楽はいつか誰かの心を照らす小さな灯りとなることを静かに願うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 16:52:18
4552文字
会話率:0%
椿屋真琴(つばきやまこと)は容姿端麗な女子高生で、学校の皆の憧れの存在。だが彼女は、実は男の子になりたい願望を抱いていた。周囲から向けられる理想の眼差し、そして世間の目に、真琴は本当の自分でいることができず、葛藤に苦しむ。そんな彼女だが、自
分と同じく容姿端麗で、人気を分ける存在の藤枝京香(ふじえだきょうか)に対し、密かに想いを寄せていた。
※他サイトにも投稿しています。
※他サイトに投稿した同じタイトルの小説を、ホラーに書き直したのが本作となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 14:21:28
7680文字
会話率:0%
【 第1章 】
*真白結衣(ましろ ゆい)**は、美しさと才能を兼ね備えた高校生アイドル。
だがその華やかな表舞台の裏には、「100種類以上のアレルギー」と「極度の潔癖症」という、誰にも言えない体質的な秘密を抱えていた。
肌に触れただけ
で発作を起こす。
匂い、花粉、金属、食品、化学繊維——生活のあらゆるものが命の危機となりうる。
それでも彼女は、完璧な笑顔を保ち続ける。
孤独の中で、ただ黙って耐えながら。
そんな結衣の前に、ある日**転校生・逢坂緋人(あいさか ひと)**が現れる。
実は彼は、かつて子役として一世を風靡し、現在は人気急上昇中の5人組アイドルグループの一員。
そしてもう一つの顔——それは、「結衣の夫」だった。
そう、二人は誰にも知られず、極秘裏に結婚していたのだ。
学校でも、芸能界でも、恋人どころか友人すら装うふたり。
触れることすらままならない、秘密だらけの結婚生活。
アレルギー、芸能活動、世間の目、すれ違う時間……
それでも二人は、お互いだけが“本当の自分”を知っている。
「何もいらない。あなたさえいてくれれば——」
高校から大学へ。少女と少年が、運命と闘いながら愛を育てていく、
ピュアで切なく、そして強く生きるラブストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 19:00:00
21448文字
会話率:31%
前世の記憶を持ったまま生まれ変わったルベラは今世を幸せに過ごしていたが……ある日、この世界の人々の価値観と自分の価値観には相違があることに気がついた。
それは、よりにもよって美的(美醜)感覚が極端に異なっているということだった。
前世では美形や美人に一喜一憂するほど顔が良い人たちが好きだったルベラは次第に渇望し、あることをさかいに願望を叶える決意を固める。
そして、皇帝である父親や周りから勧められる人と婚約するのを回避するために自分で捜し始めたルベラは、ついに顔が良すぎる美青年に出会うことができたのだが……。
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美醜逆転。美的感覚が違う異世界に転生した主人公が価値観の違いに立ち向かう、恋愛奮闘記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 23:39:31
16378文字
会話率:40%
王太子妃の侍女をしているリドリアは、21歳。両親を亡くして以降、将来伯爵位を継ぐ弟を育てるためにいまだ未婚で、婚約相手もいない。
リドリア的には未婚でもなんら問題ないが、世間の目は冷たい。
肩身の狭い日々を暮らしていたリドリアのところに
ある日恋文が。
つい喜んで約束の場所に行ったものの、それはリドリアに敵意を持つ王女の侍女たちのいたずらだった。
公衆の面前で恥をかかされるところを救ったのは、アレックスという侯爵の息子。
彼も結婚について悩んでおり、リドリアに「偽装結婚」をもちかけたのだけど……。
※全部で12万字ほどの長編です。カクヨムでも同タイトルで公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 04:28:27
138353文字
会話率:42%
日々の業務に追われ、終電で帰宅するだけの毎日。
平凡なサラリーマン・田中健一には、誰にも言えない秘密があった。
夜になると、猿のマスクと赤いスーツを身にまとい、街に繰り出す「サルリーマン」として活動しているのだ。
きっかけは、駅で助けた
高校生と偶然ネットに拡散された動画。
以来、都市伝説として囁かれる“猿のヒーロー”は、迷子の保護や酔っ払いのケンカ止めなど、地味ながら確かな善意を重ねていく。
しかし、やがて現れる“もうひとりのサル”。
暴走する偽者と、それを見つめる世間の目。
正義とは何か、自分とは何者か。健一は迷いながらも、ただ一つの信念のもとに立ち上がる。
これは、誰にも知られず、名乗ることもなく、
“ありがとう”の一言を力に生きる、ひとりの男の物語。
あなたの隣にも、もしかしたら“サルリーマン”がいるかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-22 12:00:00
4316文字
会話率:31%
中学1年生の真美は、幼い頃から憧れてきた幼馴染の健一に偶然出会った際、恥ずかしいことにおもらしをしてしまう。それ以来、毎晩健一との甘い夢を見るようになり、おねしょが続くようになった真美。家族ぐるみの付き合いから再会した二人は、雨の日に健一が
真美を自宅に招き入れたことをきっかけに、距離を縮めていく。
真美は成長の遅い体型を気にしていたが、健一は小学校の頃から着ていた体操服姿の真美を変わらず愛おしく思っていた。お互いの気持ちを打ち明ける中で、真美はおもらしが好きになってしまったという秘密を告白。健一もまた真美のおもらし姿に特別な感情を抱いていることを認め、二人は互いの本音と特別な趣向を受け入れ合う。
年齢差や世間の目を意識しながらも、お互いを理解し合い、受け入れ合う二人。おもらしという特殊な絆で結ばれた二人の秘密の恋心が芽生える物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 23:28:02
12580文字
会話率:26%
略して「いこギャル」
高校に入って黒ギャルデビューした倉間月(くらまるな)、前の学校でいじめられて転校したトリーシャ・クアム。時代遅れな格好を「変だ」と揶揄されながらも好きに生きる月は、いじめられたトラウマで自分に自身が持てないトリーシャを
無意識に元気づける。
正反対なようでお互いが大好きな2人、世間の目なんて、もう気にしない。
※展開次第ではありますが、現状恋愛要素は無いと思われます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 03:28:08
3211文字
会話率:57%
カトレアは名門貴族の夫人でありながら、将軍の息子リオンと危険な逢瀬を重ねていた。
二人はそれぞれに別の相手と結婚しており、公には決して許されぬ関係である。
だが、その燃え上がる思いを抑えられず、誰も近づかない極悪ダンジョンの最下層に密会の場
を求める。
高レベルの冒険者すら尻込みする凶暴な魔獣や呪術師の亡霊、巧妙な罠がひしめく極限の空間。
それでも二人は、それぞれ別の入り口から危険を冒して中層を突破し、幾多の試練を乗り越えて合流する。
交わす言葉は少なく、ただ先へ進むしかない。
それは命を落としかねない恐怖と隣り合わせの禁断の愛の冒険。
周囲をはばかる立場を忘れ、深い闇に包まれる最下層で、束の間の安息を求め合う。
激戦の末に見つけたその小さな休息だけが、偽れない愛を許す唯一の場所だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 07:05:39
2772文字
会話率:19%
伊奈佐徹(いなさ・とおる)は、平凡な高校生だった。将来の夢が「じいちゃんみたいな稲作農家」であること以外は。だが、徹が農業高校に転校し、農業ガール達とラブコメをする未来は、永遠にやってこなかった。なぜなら異世界に召喚され、勇者として魔王と
戦うことになったからだ。しかも日本への帰還は不可能。そのため徹は魔王討伐後、第二の人生として異世界で稲作農家を目指す。勇者は農業魔法が使えない?勇者が農業なんてカッコ悪い?ーー世間の目や異世界の常識なんて、気にしないのが勇者メンタル。「勇者が農業だと?」「解せぬ」「ハーレム建設ならまだしも」ーーそんな周囲の困惑なんてどこ吹く風だ。
だが、勇者と言っても、実は農業はど素人。果たして稲は実るのか。
勇者が考えた最強の農業が、今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 23:07:35
583360文字
会話率:42%
指定暴力団、天狼組系岩熊組組長の侠客・岩熊勝平は今日も朝からボランティアに精を出す。
小学生の登下校の見送り、道路のごみ掃除、お年寄りへの手助け。
だが世間の目は冷たく、だれもが彼から目を反らし、そそくさと離れていく。
5年前に施行され
た反社会勢力新法により、彼らヤクザはもはや絶滅寸前の存在だった。
暴力団追放のスローガンはいつしか『暴力団撲滅』に文字を変え、国民すべてにマイナンバーカードの
所持が義務付けられた管理社会において、そのカードを配布されない反社認定者は世間から徹底的に
隔離されていった。
毎日のように解散届を持って署名を求める捜査四課(マルボウ)の刑事を追い返し、二人しかいない子分の食い扶持に頭を悩ませつつ、事務所とも言えないようなプレハブ小屋のボロソファーにその身を沈めて、
彼は今日も嘆くのだった。
「宇宙人でも攻めてこねぇかなぁ、警察も自衛隊も手も足も出ないような・・・・・・そしたらよ、俺ら侠客が死に花を咲かせられるのによぉ」
令和十三年、夏。四国のとある漁師町。これはある大男の嘆きから始まる物語。
※この作品はカクヨム、ハーメルンにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 20:38:32
68402文字
会話率:44%
西暦二千五十年。
日本は、度重なる性犯罪に対する世間の目が厳しくなり、何度も厳罰化が為された。
その結果、〝死刑〟を求刑できるようになった。
そして、〝一万人の幼女を盗撮し尚且つその下着を盗んだ〟咎によって、一人の男が、盗撮魔と下着泥棒
としては、日本で初めて死刑となった。
(こんな俺だが、もし、万が一生まれ変わる事が出来たら)
(今度は、幼女を〝傷付ける〟のではなく、〝守りたい〟)
処刑された男は、女神によって、何の因果か、スライム以下の〝最弱ドラゴン〟として異世界に転生し、三つ子の美幼女冒険者たちに、〝親の仇〟だと言われ戦いを挑まれる。
〝自分から幼女に触れた場合は、即死ぬ〟という条件付きで転生したドラゴンだったが、三人の美幼女たちを前にして――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 18:34:38
13456文字
会話率:47%
何処にでもいるカップル。
世間の目にはそれがどう映っているのか?
カップル、又は兄妹。
事実彼等はそうであり、そうではないのだ。
作者前書き
普通の恋愛小説を書いて欲しいと知人からお願いされ、書いてはみたものの…どうやら私はか
なり捻くれているらしく、普通ではいられませんでした。
知人の感想曰く『面白いし切ないけど…そうじゃないんだよね…私が求めてるモノは…』らしいです。
と、いうわけで。
何処にでもある普通の恋愛小説をご希望の方には大変申し訳ないのですが、『ブラウザバック』を推奨させていただきます。
捻くれた恋愛小説を見たいとご希望される方は『ここですよーっ!』。
仕方ないから見てやると寛大なお心をお持ちの方は宜しくお願いします。
では、皆様。
短編ということで短いお付き合いになるかとは存じますが、御ゆるりとお読みくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 18:34:56
14641文字
会話率:30%
世界的ショコラティエである葉月璃子は、自由を手に入れ、静かに平和な日々を謳歌する。
しかし璃子がどのようにしてショコラティエの頂点にのし上がったのかを知る者は少ない。璃子は普通の人間として平和な日常を過ごすことばかりを考えながらも、卓越
した洞察力で様々な困難を乗り越えていく。
璃子には大きな悩みの種がある。それは現状維持を良しとせず、奇想天外な生き方を模索する兄の存在だ。彼女がそう思っていた矢先、璃子は生まれてから今までの過去を思い返すのであった。
これは、世間の目に怯えながらも、不思議な縁からスイーツ業界に参入した、1人のショコラティエの物語である。
他のサイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 12:00:00
539196文字
会話率:43%
この世界で脚なんてものは珍しい疾患でしかない。世間の目は自分にないものが付いているというだけで私をゴミ虫のように見る。世界も狭い天井も学校も窮屈だ。私は生まれてくるべきではなかったのだ。
最終更新:2024-06-04 22:32:03
1006文字
会話率:67%
たぐいまれなる手腕で世を平定させたとされる現王。
しかし、跡継ぎにはなかなか恵まれず、やっと世継ぎとなる娘が生まれた時の人々の喜びようはすさまじく、各地でもで祝賀イベントが多々執り行われていた。
王女が生まれてから3年も経つと、年々、派手
になっていく祝賀行事や重鎮たちからの婚約者リスト攻めに辟易し、また、周りからの反発を恐れた賢王は、彼女を世間の目から隠すことにした。
王女が生まれてから6年後、彼女は無事に初等科に入学し、国中から選ばれた同年代の子ども達と、日々、忙しく生活していた。
月日が経つのは早く、日々の成長を見てきた王は今後を鑑み、ある決意を下した。
※この作品は、「http://romancescience.xyz/」にも掲載しております。
校正しながら移動中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 23:02:20
10952文字
会話率:18%