鹿児島に住む宮本奏は身体障害者の高校生だ。
そんな彼には大切な幼馴染がいる。
今や国民的アイドルの実原茉奈だ。
幼き日にとある約束を交わし、離れ離れになった2人はひょんなことから再会を果たす。
そして、あの頃に置いてきた『恋』が動き出す―
―。
これは『障害者』と『アイドル』の幼馴染が送る
甘くむずがゆいラブストーリーだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 21:38:31
1176文字
会話率:52%
佐藤碧(さとうあおい)は、絶世の美貌を備えた、芸術品の彫像のように美しい青年である。もっとも、その計り知れない美貌は同時に冷淡で冷酷で、周囲の人間をまともに寄せ付けないほどであり、彼自身は無口な上に殆ど人間関係にも疎く、またその美貌が重要
な環境では育たなかったために、自分の天稟(てんぴん)の美貌にことごとく気付いていなかった。
そんな碧には、唯一信頼の置ける伴侶、精神と肉体の両方で碧を支え続ける田中日葵(たなかひまり)がいたが、日葵は生真面目で理知的だが鈍感なために、碧と七年余りの生活の中で確かな不和を数々経験してきながらも、それほど碧のことを心配せずにいた。
碧は大学四年生の夏に自宅で倒れ、大学病院に緊急搬送されたのをきっかけに、自身が中度の精神障害に犯されていることを知る。碧はそれまでの人生で、自分の精神障害を散見させてはいたものの、それに気付かないまま生きてきたのだった。
以来一年間自堕落で無活動な生活を送り、最初の冬を迎えた碧は、日葵の提案で就労移行支援施設に入所し、社会復帰の準備をし始める。
だがいよいよ始まった新生活もつかのま、障害者社会の現実を知ってゆくなかで、自身の生き方、生きる方法など様々な不安を覚え、施設での入所生活にも少しずつ影が差し始める。
丁度そんな碧が施設から帰ろうとしていたある日、碧はとある醜い身体障害者の男、松風(まつかぜ)と出会う。松風曰く、碧の絶世の美貌が有れば、碧は常人には得難い『精神的勝利』を得ることができ、今の碧にはそれこそが必要であると言う。松風に唆され、彼の提案に応じるまま、碧は精神障害の美青年として、夜の街で異常性癖の女や痴女たちを相手に自分の体を売り始める。
希代の美青年に翻弄され、踊らされ、碧を弄ぼうとして逆に碧に手玉に取られる女たち。日葵を裏切ることにうしろめたさを感じつつも、自分自身の本当の才能と自信に気付き始める碧と、その裏で密かに動き出す松風の本当の目的。
碧の昼と夜の二重生活が彼に齎(もたら)す、異常者に許された勝利と幸福の結末とは……。
※エブリスタ様でも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-20 19:00:00
106012文字
会話率:24%
この世界で脚なんてものは珍しい疾患でしかない。世間の目は自分にないものが付いているというだけで私をゴミ虫のように見る。世界も狭い天井も学校も窮屈だ。私は生まれてくるべきではなかったのだ。
最終更新:2024-06-04 22:32:03
1006文字
会話率:67%
ラフトボール、それはラガーマシンと呼ばれる巨大ロボ、それを使って行われるアメフトやラグビーに似た競技。
右足不随の少年、上原宇佐美はふらっと立ち寄ったテックボール展覧会で、とあるラガーマシンに出会う。
そして翌日の試乗会、そこでラガーマシン
に搭乗した彼は、テックボーラーの道を歩く事を決める。
これは後に、炎のランニングバックと呼ばれるテックボーラー、そしてそれを取り巻く周囲の人々の物語である。
プロジェクトアニマ第一弾SFロボット部門 金賞作折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-02 19:57:37
338708文字
会話率:52%
聞いてくださいよ、30年貯め込んだ鬱憤と寂しい身の上話をさ。
最終更新:2021-11-06 13:50:36
10263文字
会話率:3%
医療機器として開発されたVRゲームFUTURE DIVE。元は医療や身体障害者の為に作られたVRゲーム。
しかし、遺伝子と性格診断のアンケート三枚から使用者にあった職業を提案するその個性さから世界中の人々に愛される様になったもう一つの世界―
―電子世界FUTURE DIVEでの人々の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-30 16:12:38
38108文字
会話率:31%
毎度おなじみの単なる駄文です。
今回は失敗体験談。
年明け早々にぶち込むには暗い話なので、スルー推奨です。
最終更新:2021-01-03 22:10:08
1679文字
会話率:10%
DA:-SEIN 御伽奇譚シリーズのスピンオフ。今回は「妖」は無しです。
玄磐(くろいわ)教育大学の3年生「村崎(むらさき)綾香(あやか)」は教育実習生として、鴻池(こうのいけ)市のトップクラスの進学校「美雄(みさお)高等学校」に3週間の
研修を行う事に決まった。
かつて高校受験の際に不合格になったその高校に、若干の違和感を抱きつつも綾香は実習に向かう。
校内を案内されていた時に、朝練中のキレイな顔をした男子弓道部員に思わず見とれ、その子が自分の担当するクラスの生徒であることに動揺する。
慕ってくれるその男の子にどきどきしながら、綾香の教育実習生としての生活が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-27 02:01:48
101955文字
会話率:55%
書いたり書かなかったり。
中途障害+精神異常な私の日記とか雑学とかいろいろなモノ。
でもそこには明らかな「私」という痕跡を残していくモノ。
一日限りのおつきあいでも、それでも結構。
私はいつでもここにいるから。
最終更新:2020-01-25 19:20:20
39746文字
会話率:1%
書いたり書かなかったり。
中途障害+精神異常な私の日記とか雑学とかいろいろなモノ。
でもそこには明らかな「私」という痕跡を残していくモノ。
一日限りのおつきあいでも、それでも結構。
私はいつでもここにいるから。
最終更新:2017-10-14 04:21:11
852文字
会話率:3%
「僕」と「ゲルマン」そしてたくさんの人たちとの刺激的な日々の記録。
ゲルマンは、重度?身体障害者だった。
けれども、そんなことは全く関係なかったんだ。
今は亡き「ゲルマン」に捧げる鎮魂歌。
最終更新:2019-07-09 23:15:39
2223文字
会話率:30%
サラリーマンが優先席に座った途端妊婦に席を譲るよう言われるも、そこに居合わせた老人と身体障害者も席を譲るように迫る。
困ったサラリーマンは誰が座るべきか話を聞くことになり...
最終更新:2019-02-18 00:48:32
657文字
会話率:17%
帰りの電車でいつも見かける少女は、一人ベンチで寂しそうに座り込む。
最終更新:2019-02-14 14:11:43
5084文字
会話率:60%
障害者年金の申請方法において
最終更新:2018-11-12 00:27:50
456文字
会話率:0%
神様、どうか御許しください。
わたくしは罪人です。赦されざる罪人です。罪を背負って生まれ、罪を犯して生きて参りました。
なにもかも、申し上げます。罪深いわたくしの十八年の生涯を、全ての罪を告白します。
神様、どうか、この罪に蝕まれてし
まった子羊に憐れみをおかけください。どうか、お救いください。
※本作は身体障害者を差別する宗教、それに基づいた価値観を共有する架空の世界が舞台となっております。これは架空の世界のお話で、実在する方々を差別するような異図は一切御座いません。創作の世界であっても、そのような表現には抵抗があるお方は、まことに申し訳御座いませんが、閲覧をお控え頂きますよう、お願い申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-13 15:12:35
11099文字
会話率:12%
※敢えてかなりモラル低めに書いています。
※身体障害者を蔑んだり馬鹿にする表現があります。
※性差別的な表現があります。
※残酷な表現があります。
ご閲覧の際は上記をご理解いただいた上でお願い致します。閲覧中にご気分を害されましたら、速やか
に読むのをやめて下さい。
こちらは10年ぐらい前に舞台演劇用の脚本として執筆したものです。
公演することがありませんでしたので、こちらにサルベージさせていただきます。
なお、舞台の上でそれっぽく見せる事だけを考えて書いたものなので、身体障害者のことや当時の時代背景などはあまり裏を取っていません。イメージ重視です。
○舞台背景
戦前、カメラ一台が家一軒と同じ値段であった頃。
西洋文化が浸透しつつはあったが、田舎は今だ未開の地が多く閉鎖的で、地方であればあるほど偏見は根強かった。
文化は混沌と混ざり合い、今では都市伝説と化しているような話も、また実際に起こり得た時代。
体に不自由を持った人間は今ほど市民権を得ることが出来ず、親族にたらい回しにされた挙句、見世物一座に身を寄せるものもいた。
そんなとある見世物一座と、それに魅入られたカメラマンの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-18 22:00:00
25974文字
会話率:60%
西暦1999年、海上に突如出現した島に建国したアヴァル。月日は流れ、2014年秋。
アヴァル南部の主要都市アトラントに他国から越して間もない男、ジョン・クィルター。同じく留学でアトラントに来た美大生、ジェーン・オベール。
二人はそれぞれ、そ
の身に降りかかった問題を警察に相談するが取り合ってもらえない。
そこで代わりに『アトラント民間総合相談所』に行き、所長の青年キール・マンティスと、従業員だという少女アトリ・グレニスターに相談するのだが――
+++++++++++
相談所のデコボココンビと、アトラントに住む人々が織り成す物語。バディ物の一種だと思いますが、ジャンル分けが難しい……。
地球が舞台ですが、ファンタジー成分があります。架空の国って時点でそうですが。他、コメディー・アクション・ミステリー等が含まれると思いますが、どれも少量ずつといった感じです。
事件は起こりますが、推理物のような本格的な物を期待すると肩透かしを食らう事になると思うので、エッセンス程度と考えて下さい。あと殺人でもないので、R指定にはしませんでした。
※作品の中に、同性愛者・身体障害者が登場します。ネタバレになるので具体的な事はここでは書きませんが、どちらもやんわりした描写で、ジャンルやタグを付けると大袈裟と思われる(逆に期待されると困る)程度の物です。キャラの属性の一種と言ったら分かりやすいでしょうか。それでも苦手と思う方は、読むのを遠慮して頂くか、読む場合は自己責任でお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-28 22:52:59
100201文字
会話率:54%
あまりに馬鹿げた話である。
僕は身体障害者の中でも弱者の部類に入るに違いない。
しかし、弱いのにも理由がある。
最終更新:2018-02-01 00:31:35
2461文字
会話率:9%
都会の悪に立ち向かうダークヒーロー「SABURO」。身体障害者でありながら空手黒帯、ボクシング少々。愛車カリムダンサーと今日も悪に立ち向かう‼︎
最終更新:2017-05-08 22:19:16
6467文字
会話率:61%
群馬県の片田舎で少し変わった大家族の物語。
身体障害者や認知症老人介護問題や世の中の偏見や差別などさまざまな問題に対し、大家族がどう乗り越えていくのか?
最終更新:2017-03-23 15:48:13
9815文字
会話率:39%
アスペルガーな母親の日常
最終更新:2016-12-23 08:07:04
1510文字
会話率:61%
この話は作者の実話です。
もしかしたら連載は途中で終わらせるかもしれないし、読者様の誰かがもっと詳しく知りたいと思われたなら問題のない程度に書いていくかもしれません。時系列などもごちゃごちゃになる可能性があります。
話の並びも分かりにく
いと思いますが本当の読む順番の番号をサブタイの左に入れようと思います。
どうなるか分からない小説です。
それでも宜しければ読んでいってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-16 23:52:26
1729文字
会話率:0%
思いもかけないで半身不随になった若い啓子と、「認知症」と陰でささやかれる横溝老人と、西域シルクロードへ二人旅行を。夢はふくらむ ......
〔 老癈行 の標題で掲載中のサイトあり。一括掲載はこちら: http://ncode.sy
osetu.com/n2601cp/2 〕
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-31 17:44:36
13052文字
会話率:3%