シルヴィアは歴代魔獣討伐筆頭魔術騎士である公爵家の第一令嬢だったが、七歳のときに授けられたスキルが『魔物を倒したら魔力が溜まる』というものだった。しかも、属性魔術は未知の【生活】。
「強い魔獣を魔術で倒すのが基本なのに、倒してから魔力を得
てもしょうがないだろ! しかも生活属性魔術とは!」と魔術騎士団長である父親は激昂し、当主である母親からは修業と称して領地の端にある絶壁に建った城塞へ行くように命じられた。
なぜシルヴィアが生活属性魔術系になったのかも理解しない両親をサクッと見限り、独りシルヴィアはペット(家畜)を連れて城塞へ向かう。
シルヴィアのスキルは、弱かろうと動かなかろうと『魔物』を倒せば魔力が得られ、しかもこの『生活属性魔術』は、生きていく上での必要な事柄を全てこなす魔術だった。さらに加えて、この世の全ての生物は『魔物』だったのだ。
道中で仲間を得て、生活属性魔術を使いこなし城塞にたどり着いたシルヴィア。
この城塞を拠点としてリノベーションを施し難攻不落にしてしまうのだった。
※アルファポリスにて更新している作品の追っかけ連載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-31 08:26:52
185340文字
会話率:29%
刑事・犬塚拓巳は、担当している殺人事件の捜査の一環で、黒毛の柴犬・クロユリを一時的に預かることになった。
クロユリは殺人事件の被害者であり、大財閥のトップでもある東家宗一郎の愛犬であったが。
彼の遺言により、莫大な資産の間接的な相続相手とし
て指定されていたため、例外措置として警察にて身柄を保護することになったのである。
だが……クロユリは遺産相続以外にも、事件解決の「鍵」もしっかりと握っていた。
事件の真相を追う刑事と、保護対象になった柴犬。
彼らの共同生活の果てに見えてくる、事件の真相とは……?
※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-31 06:34:29
226703文字
会話率:53%
芸術の秋に気触れて、今日も色鉛筆を握りしめる。
折角ネタを投下していただいたのですもの、企画のお献立に寄せて、イラストの作成工程を紹介しますです。
なお、今回のオーダーは「モフモフなマスコット」の作成コース。
「キジトラな聖獣」さんであり
ます。
芸術と言うにはあまりに拙いイラストですが、ほんのちょっとでも皆様のアート気分を刺激できたのなら、幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-05 23:01:20
926文字
会話率:0%
お人形遊びが大好きな少女、ティーナ・ロスト・ルミナス。
幼い彼女は母親が亡くなってしまった日を境に塞ぎ込み、好きなお人形さん達以外の誰とも関わらなくなってしまう。
そんな彼女が12歳となったある日、父親の提案で魔導専門の女学院へ行かせ
てみようという事になる。
何もかもが初めてで新鮮な学院生活。彼女とは真逆の明るい友人や、キレイな頼れる先輩達と共に学院生活を送り、壊れた心を取り戻すお話。
※“残酷な描写あり”“ガールズラブ”は念の為。受け取り手によってはそう感じるかもしれない程度です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-31 02:30:22
1947177文字
会話率:51%
いつもの悪役令嬢の転生モノだと思ったのに…
悪役令嬢モノ読み漁った私には勝ち確だと思ったのに…なんでこんなに理不尽なの?!
いきなりハードモードすぎん?でも美奈子は負けない。悪役令嬢でも絶対にハピエンは私のモノよ!!
男は全員攻略対象よっ!
!おい!そこの雄犬、お前もだっ!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-31 00:56:41
112833文字
会話率:30%
雪国暮らしの子爵令嬢ミシャは、突然婚約者から「彼女のお腹に僕の子がいる」と宣言された。
呆れたことに、婚約破棄するつもりはなく、ミシャを第二夫人とし、子どもは未来の子爵に、さらに結婚資金は教育費にしたいとまで言いだす始末。
その発言を聞いて
前世の記憶が甦ったミシャは、ワンパンで婚約者を懲らしめ、見切りを付けた。
かねてから憧れていた魔法学校に入学し、身を立てる決意を固める。
魔法学校に願書を出したのはよかったものの、過去に魔法学校に通っていた叔父のやらかしにより、奨学金制度で通うことができなくなってしまう。
平々凡々な魔法使いであるミシャは魔法学校へ通うことを諦めかけるが、薬学科の教師から学費を払ってあげる代わりに、授業で使う薬草の管理をしないか、と持ちかけられる。その結果、魔法薬が栽培されている温室の管理の近くにある小屋での暮らしを命じられる。
全寮制の学校なのに、ミシャは寮母がいない、炊事洗濯をセルフで行う小屋での暮らしが始まった。
そこに監督生長であり、未来の大公である公子がやってきたり、ツンデレ公爵令嬢に懐かれたり、珍しい宝石スライムを使役したりする、楽しい魔法学校生活が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-31 00:00:00
765983文字
会話率:44%
目覚めたら……そこは、亡き妻が描いた物語の世界だった。
中年オヤジの「ヨネシゲ・クラフト」は最愛の妻子を「ダミアン・フェアレス」によって殺害され、全てを失う。
あの日から、約3年が過ぎたある夜のこと、ヨネシゲは布団の中でうなされていた
。聞こえてきたのは亡き妻子の助けを求める声。ヨネシゲは妻子を助けに向かうため、暗闇の空間をひた走る。しかし、そこでヨネシゲが見たものとは……!?
「もう二度と大切なものは失いたくない!」
ヨネシゲは妻子を守り切ることを心に誓う。
果たして、ヨネシゲは家族や仲間たちを、脅威から守り切ることができるのか?
不思議な能力「空想術」とは?
そして、まだ見ぬ、亡き妻の描いた空想の果てとは……?
亡き妻が描いた空想世界で繰り広げられる、中年オヤジ「ヨネシゲ」の波乱万丈の物語である。
※以前投稿していた「ヨネシゲの記憶」とは、全く別物の物語となっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 22:44:21
1242246文字
会話率:49%
冒険者、時に便利屋と称される彼らは魔物と戦い、遺跡を調査し、犬猫を探し、どぶをさらう。多感な子供は魔王と戦う冒険者の物語に心を惹かれ憧れるが、多くの者は街中で犬猫を追いかける冒険者の姿を見て憧れを失っていく。
ショウリュウの都に住むロロ
とその幼馴染の瑞葉も幼い頃から冒険者への憧れを持っていた。他の子と違うのはその憧れを冒険者になれる年齢まで持ち続けたことだろう。
冒険者の始まりの宿、志吹の宿で彼らは高らかに声を上げる。
「かっこいい冒険者になる!!」
ロロと瑞葉が冒険者の先達と共に自らが目指すかっこいい冒険者を目指し奮闘する物語。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-30 22:15:45
744987文字
会話率:58%
俺は若いころに異世界で魔王をやっていた。
ダンジョンで社長の娘、小柄で巨乳の美人女子高生アカネを助けたら彼女の探索系VTuber活動を手伝うことになった。
少年時代に異世界へ召喚されて魔王をやっていた俺は、あちらでの生活に嫌気が差し
て戻って来たわけだが、どうやら以前にいた世界とここは少し違うようだ。
ダンジョン。
そんなものは俺が生まれた世界にはなかった。
しかしこの世界では昔からダンジョンが存在していたようで、ダンジョンが存在して当たり前のように人々は暮らしていた。
16歳から26歳までを異世界で過ごした俺には学歴が無く、それでもなんとか就職はできたが毎日のようにコネ入社の年下上司にいびられてつらい。
こちらへ戻って来る代償に、力の9割以上を向こうへ残してきたので今の俺はクソザコだが、一般人として生活するには問題無いので慎重に堅実に、普通のサラリーマンとして生きていこうと思っていた……。
※カクヨム様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 21:30:00
686074文字
会話率:54%
とある田舎、メイズに左遷させられたギルド職員。果たして彼にはどんな運命が待っているのでしょう。
毎週水曜更新予定。
最終更新:2025-07-30 21:00:00
94257文字
会話率:66%
夢を叶える為に 時に泣き 時に笑い お互いを支え合う不器用な子供達が 一歩ずつ 夢に向かって歩む先には 様々な困難と理不尽がつきまとう
それでも 叶えたい夢がある
寄り添いたい人がいる
信じて進む道がある
何度 躓いても
何度 迷っても
何度 泣いても
それでも 立ち上がり進み続ける
その先に 信じる何かがあると信じて…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 19:00:00
947923文字
会話率:50%
時間が止まった世界。ちっぽけな願い。
教室で目覚めると世界の時間が止まっていた。動いている人間は次代の神を決める試練に参加する者だけ。試練の参加資格は「世界を変えたいほどの願い」を持つこと。そんな願いを持っていない秋灯は一応試練の宣誓が行わ
れるらしい東京へ向かうが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 18:52:56
580479文字
会話率:33%
公式企画「俳人・歌人になろう!2023」参加作品。気楽にお絵描きの心境など読んでみました。
最終更新:2025-07-30 18:15:04
6660文字
会話率:0%
始めたばかりの初心者ですが、思いつくまま、秋をテーマに詠んでみました。公式企画「俳人・歌人になろう!2023」参加作品です。
カクヨムにも掲載あり。
最終更新:2023-11-27 10:00:00
4580文字
会話率:0%
11月1日は「紅茶の日」。でもどうしてそうなったのか? そんな疑問から調べてみたら、壮大な物語が出てきました。
最終更新:2023-11-01 16:32:06
1002文字
会話率:0%
それはありふれたクラス召喚だった。異世界の王国に突然クラスごと呼び出された『道立山士幌高校一年一組』20名と先生がひとり。入学式から三日目の出来事だった。彼らは召喚時に『神授職』といういわばジョブを得ていた。そんな学生たちの中、この春に高校
があるこの町に引っ越してきたばかりでまだ友達も少ない主人公、八津広志(やづこうし)は【観察者】という職を得た。どうやら直接戦闘には向いていなさそうで、実に微妙だ。他のクラスメイトたちが強そうな職を持つのに対し、この手の物語に造詣がある八津は追放に怯える。だがこのクラスの連中は違った。八津と一緒で【鮫術師】というこれまた微妙な職を得た綿原凪(わたはらなぎ)は言う。「大丈夫、ウチのクラスは頼りになるわ。長い付き合いだもの、わたしは信じてる」そしてそれは事実だった。これは普通だけどちょっと普通じゃない高校一年生たちが、大人たちの都合に振り回されながらも日本への帰還を目指す、そんな物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 18:12:14
3312982文字
会話率:39%
なんでも全力でツッコミを入れてしまうクセがあるだけの、ごく普通のブラック企業務めの男。
彼はあまりにものブラック企業っぷりにツッコミを入れてしまい、頭の血管がプッツンして死んでしまった。
その間抜けでおもろい死に方に満足した異世界
の女神が、男を自分の世界『ナンディーヤ・ネイン』へと転生させてくれることとなる。
男は普通に欲深かったので、チートを望んだ。
でも男は普通なので、チートを貰えるほどすげーやつでは無かった。
そこで女神様は、デメリット付きのチートを二つ授けて、お互いのメリットでデメリットを相殺することになる。
魅力的な異性と出会いモテモテになりラブラブになる運命力を手に入れるが、ヒロインがギャグ漫画世界の住人みたいな設定になってしまうというデメリットのある『限定魅了(笑)』
最強にして無敵の能力を手に入れるが、それを活かす機会にあまり恵まれないというデメリットのある『天下夢想』。
この2つのチートによって、ギャグ漫画世界の住人特有の理不尽な暴力やトラブルを最強チート能力で無理やり解決し、使う機会が滅多に訪れないはずの能力をギャグ漫画ヒロインと出会うことで無理やり機会に恵まれるようにして解決した。まさに神の采配。完璧。デメリットは一切なくなった。
万事解決である!
こうして男は、異世界のチート野郎『クーゲル・シュライバー』として生まれ変わり、メチャクチャなヒロインに巻き込まれる騒がしい日々を送ることになるのであった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 17:50:00
68371文字
会話率:61%
八十島の世界へようこそお帰りなさいませ。散歩していた時の発見や、作業に追われている間にふと浮かんだことを詠みました。
最終更新:2025-07-30 17:30:00
95021文字
会話率:7%
わたしが高校時代にめちゃくちゃやり込んだ乙女ゲーム『リルティア王国物語』のリメイクが発売されたその日、大好きなゲームを手に入れた喜びで浮かれまくっていたわたしは階段から転げ落ち、気が付いたら乙女ゲーム『リルティア王国物語』の世界にいたのよ。
でも、わたしは主人公になったわけでもなく、主人公の友だちでもなく、やたら主人公に意地悪をしてくる悪役令嬢の『アイビス・コールディア』になっていたんだ。
このままでは攻略対象に断罪される碌なルートしか待っていない!
せっかく大好きなリルティアの世界にやって来れたのに、さいあく。
わたしは『いい人ムーブ』で断罪フラグを全力でへし折って、穏便にこの物語を終えることを決意したわ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 16:34:08
187956文字
会話率:35%
悪役令嬢ものの書きだしです。
1章目書けたら連載します。
最終更新:2023-11-10 16:15:13
3361文字
会話率:21%
山奥の小屋に住む少女である「フィニティ・フレイン」は、偶々山にやってきた青年「セン・チャーティー」に誘われ、昨年新しく創設された魔法学校であるマージモンドに通うこととなる。
初めて集団生活を行うフィニティは、文字通り世間を知らないことから多
くの困難にぶつかることとなった。そんな彼女は、学園生活を通じて何を思うのか。
作者のリハビリを兼ねてるので、めっちゃスローペースで連載想定です。
連載の方針などが整い次第、随時あらすじ・キーワードなどを整えていくつもりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 16:30:00
225915文字
会話率:60%
その人をひと目見たとたんにわかった。彼こそが私の運命だと。
けれど、彼には他に好きな人がいた――。
連載漫画『銀王子の最愛』の世界に転生した「私」は、主人公の王子に執着し、ありとあらゆる手段を使ってヒロインとの仲を最後まで邪魔するストーカ
ーキャラ。しかも、作中もっとも勇敢で善良、誰よりも高潔なある人物を不幸のどん底に叩き込み、最終的には彼に殺される運命だ。
だけど、今ならまだ間に合う。
今なら、あの人に別の未来をあげられる。
「私」は前世で読んだ原作を元に、ありとあらゆる災厄から彼を救い出そうとするのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 15:42:26
28251文字
会話率:35%
北の街にある100周年をむかえた小学校の、ちょっと変わった長いお話です。きっかけは、全世界を巻き込んだあのウィルスのせいで、休校になったことから始まりました。何とか、寂しさを紛らわしかった子ども達は、“不思議な鉛筆”に出会います。
その
後、学校の歴史を紐解くことになる子ども達は、様々な体験を通して、学校設立の願いを知るのですが……
この物語は、「北の虹風 100年の想い シリーズ1~5」を一つにまとめ、新たなエピソードを追加したものです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 12:00:00
176830文字
会話率:44%
「ふんっ! あんたみたいなザコが決勝に残るなんてね!!」
相手チームのキャプテンがこちらを睨みつける。
彼女こそ、春の大会を制した『スターライト学園』のキャプテンであるハルカだ。
「今日こそはお前を倒す。信頼できる仲間たちと共にな」
俺はそう言って、スコアボードに表示された名前を見た。
そこにはこう書かれている。
先攻・桃色青春高校
1番左・セツナ
2番二・マ キ
3番投・龍之介
4番一・ミ オ
5番三・チハル
6番右・サ ユ
7番遊・アイリ
8番捕・ユ イ
9番中・ノゾミ
俺以外は全員が女性だ。
ここ数十年で、スポーツ医学も随分と発達した。
男女の差は小さい。
何より、俺たち野球にかける想いは誰にも負けないはずだ!!
「ふーん……、面白いじゃん」
俺の言葉を聞いたハルカは不敵な笑みを浮かべる。
確かに、彼女は強い。
だが、だからといって諦めるほど、俺たちの高校野球生活は甘くはない。
「いくぞ! みんな!!」
「「「おぉ~!」」」
こうして、桃色青春高校の最後の試合が始まった。
思い返してみると、このチームに入ってからいろんなことがあった。
まず――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 10:10:00
221518文字
会話率:35%