──「今年も、ひとつ歳を迎えられる保証はない」──
誕生日が「年に一回の配給制」になった世界。
年齢の加算は〈リング〉と呼ばれる金属製の装置を通じて“運用”され、国の認可が下りなければ人は年を取れず、「更新待ち」のまま取り残される。
1
6歳の少女・猩目双葉は、祖母とふたり暮らし。
彼女の手元には、なぜか2つの〈リング〉がある。
誕生日の夜、旧校舎の地下に眠る「酸素制御バルブ」を回したその瞬間、反転する雨と共に、少女の時間が──“空洞”になった。
酸素、水位、更新申請、そして“年”。
すべてはリンクしている。
これは、静かに世界の縁から崩れはじめる青春の、“遅刻”の物語。
登場人物紹介
■ 猩目 双葉(しょうもく ふたば)
本作の主人公。16歳の高校生。
母を早くに亡くし、祖母と2人で静かに暮らしている。
内向的ながら観察力が鋭く、制度の歪みに違和感を覚えつつも、それを表に出すことができない。
誕生日当日、地下施設で〈リング〉と“水位のバルブ”を同時に操作してしまい、世界の時間軸に干渉してしまう。
■ 希来(きら)
双葉の幼なじみで同級生の男子。
表向きは明るく社交的だが、過去に「更新を止められなかった」経験を持ち、その罪悪感を今も引きずっている。
双葉を誰よりも心配しており、行動を共にするが、時折見せる強引な判断が物語を左右する。
■ セヴィン グロス
地下施設のガラス越しに現れる謎の少女。
〈リング〉技術に深く関わる“水界”の住人であり、逆流する時間と泡の中から双葉を静かに見守っている。
彼女の正体は、失われた「更新記録」の鍵を握る存在。
■ 映里(えり)
双葉のクラスメイトで、情報収集に長けた少女。
掲示板「Twitcher」やPDF化された学校便りから、“誰が年を迎えたか”を記録している。
■ 茅吞 一葉(かやのみ かずは)
かつて年齢配分に異議を唱えた研究者。
既に故人だが、彼女が残したデータや遺品が、地下施設やSevynとの繋がりを明らかにしていく。
■ 双葉の祖母
寡黙ながら双葉を大切に想う女性。
年齢の更新が滞ったことで徐々に弱りつつあるが、心の支えとなる存在。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 13:40:11
4271文字
会話率:17%
港町シオディエの夜、少女・雨鳥星火は自らを「沈めに」海辺を訪れる。そこで出会ったのは“漂光者”と呼びたくなる青年・風谷雪兎。彼に導かれ、星火は“防波堤の裂け目”から落下ならぬ「浮上」――幻想的な裏世界〈転潮界〉へ迷い込む。
そこには“境界
を滑らせる”女・シグネッタ・グルーム、影の汗を吸う回転木馬、そして涙ではない水を排する影の行進……星火は次々と出会う異形の現象に「ばらばらこそ、まとまり」という言葉を胸に刻みながら、“名”と“輪郭”を手放していく。
“終わらない途中”を進む3人の歩みは、やがて水底のレクイエムへと変わる。星火が選んだのは、名を捨ててでも“甘さを覚える”こと。境界が揺らぎ、世界が折りたたまれ、バニラと鉄の匂いが甘く苦く混ざるとき、彼女が見つけた「途中」とは――
これは、名を捨て、境界を泳ぎ、音もなく恋に溺れていく、終わらない途中の物語。
登場人物紹介
雨鳥 星火(あまとり ほしか)
主人公の少女。自分自身を「沈めに来た」と語るほど、迷いと境界の中に生きる。繊細で詩的な感性をもち、出会った人物に“名前”を与える癖がある。物語を通じて「ばらばらこそ、まとまり」「途中を行こう」と語る彼女の姿勢は、全編の核でもある。
風谷 雪兎(かぜたに ゆきと)
星火が“〈漂光者〉”と呼んだ水使いの青年。水鏡や“匣割”といった妖術を操る。言葉少なながらも、星火を静かに支え、“交響”の終章へと導く存在。
シグネッタ・グルーム
「境界潤滑師」を名乗る謎多き女性。黒檀のローブと紫煙のランタンを持ち歩き、時に導き手として、時に狂言回しとして現れる。滑らかな言葉と不気味な比喩で語るが、どこか茶目っ気とユーモアも持ち合わせている。“甘さを割る”ことの意味を星火に教える。
降海の鐘女(こうかいのかなめ)
水宮殿の番人のような存在。白い仮面、涙孔、錆びた鎌を持ち、名を剥ぐ儀式を執り行う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 18:52:28
2099文字
会話率:15%
夢を追いかけるものや日常的なもの、時に恋愛物の詩集。現代ものやファンタジーなど思い付くまま。気楽に眺めていただけるとうれしいです。
最終更新:2025-07-27 13:18:09
216086文字
会話率:36%
殺風景だった自分の部屋に花が一輪やってきた。小さくも大きくも変わったのです。
最終更新:2023-05-23 19:50:08
231文字
会話率:0%
キーボードの音と雨の音が混ざり合う。何と言うこともない職場での一コマです。
最終更新:2023-05-22 19:14:19
211文字
会話率:0%
魔法と機械が融合した「魔械義装(マギアギア)」が人々の生活を支える世界。生まれつき四肢の一部を持たないのが当たり前であり、義装は単なる身体の補助ではなく、魔法を操るための大切なツールでもあった。
義肢を当たり前に受け入れられている事に、違和
感を感じている莉愛(リア)と、四肢ではなく鼻と口がなく、マスク型の魔械義装をしているカナタ。2人の周りには、個性豊かな友人たちと、時折、七賢者と呼ばれる偉大な魔法使いの影がある。魔法と機械が織りなすこの世界で、仲間たちと過ごす何気ない毎日。
喧嘩して、迷って、泣いて、笑いあって、恋をして、そんなささやかな奇跡が、今日も街のどこかで生まれている——。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 13:13:26
117881文字
会話率:32%
一人暮らしの高校生・相羽深月(あいばみづき)は、家出と仕送りをループする情けない日々を送っていた。
そんなある日、隣に「天使みたいに可愛い少女」が引っ越してくる。
だがその正体は――マジで天使。しかも、信じられないほどボケカスなダメ天使だ
った!?
ゴミ屋敷から始まる奇妙な隣人生活。理不尽な命令、意味不明な信仰心の強要。
「私様は天使。あなたは従者。はい、決定」
現実逃避系男子 vs 天界最凶トラブルメーカー。
平穏な日常が終わる音がした――。
※本作は『お隣の天使様』をモチーフとしたパロディ風味の作品ですが、内容・登場人物・設定はすべてオリジナルです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 13:04:09
5304文字
会話率:14%
彼氏のスマホを見るような女は、バカだと思っていた。
見たところでいいことなんて、一つもない。
何か見つかったとしても、何もなかったとしても、その瞬間から信頼は壊れる。
そんなことをする女は、バカだ。
私はそう思っていた。
だから…
きっ
と私は、罰を受けたのだと思う。
「クラウディア・アーリントン。君との婚約は、今日この場をもって破棄する」
静まり返った会場に、王太子カミルの言葉が冷たく響いた。
ドレスの裾が揺れる。煌びやかな会場の中央で、彼だけが堂々と、まるで正義を貫く英雄のような顔をしていた。傍らには、華奢であどけない少女エミリア・ロッシュ伯爵令嬢が寄り添っていた。
新しい婚約者であることを、彼は声高に宣言した。
「理由は明白だ。君はエミリア嬢に対して、たびたび嫌がらせを行っていた。それについては証人も……」
二股されたショックで事故死してしまった私は、クラウディアという侯爵令嬢に転生していた。
これは婚約破棄のショックで転生したことを思い出したクラウディアが追放先で闇魔法を目覚めさせ、国を変えていく話。
レイティングは念の為です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 13:01:48
12976文字
会話率:39%
勇者の時期候補生として、幼馴染のアルベルトと一緒に、剣術、武道、魔法、勉学を共に養成学校で学んできた、リスク。おなじ訓練や勉学をしてきた。しかし、アルベルトのステータスは、均等以上に上がるのに対して自分は何故か運と賢さしかあがらない。賢さと
は商人が使うステータスで値切るや脅すや常連さんになるなど戦闘では全く関係のない特技を覚える。剣術も武術も魔法も使えない。そして16才になりアルベルトは勇者として王国を旅立つことになった。頑張れアルベルト俺はこの王国で武器屋か道具屋におそらく、なると考えていた、しかし翌日、王宮に呼び出された俺は、王様より驚くことを任命された。「勇者アルベルトの物資補給係としてリスクを命じる」なんと俺はアルベルトの物資補給係として彼の後をついていくことになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 13:01:43
609148文字
会話率:37%
幕末、長州藩や土佐勤王党に身を置き、維新の志士として暗殺を繰り返した岡田以蔵。しかし、志半ばで捕縛され、壮絶な拷問の末に処刑される。死の間際、彼は己の無念を胸に、「次に生まれ変わったら、今度こそ本物の悪を斬る」と呟いた。
最終更新:2025-04-26 15:43:42
130152文字
会話率:34%
田中一郎は、顔がブサイクである。顔が美しくない両親から産まれたことに当初は両親を恨みねたんでいた。そして顔が美しい人間に嫉妬をしていた。顔がいいだけで女性からモテる。中身は自分と変わらないのに何故、女性たちからちやほやされる。世の中は本当に
不平等であり、不公平だ。田中はこの先の人生に失望しておりに、そして、ひどく落胆していた。
そんな田中健一は、ある不動産営業として働いていた会社の先輩、大久保哲二と出会う。大久保哲二は、酒の席で私の人生を変える驚くべき言葉をいいはなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-21 16:56:07
18566文字
会話率:36%
【悪役令嬢による壮大なざまぁのはじまり、はじまり】
公爵令嬢である私の婚約者は、この国の第二皇子。
ところがその彼は、年下の男爵家の令嬢にぞっこん。
私との婚約を解消するため、第二皇子と男爵令嬢は……。
二人に対し、怒り心頭になり、頭に血が
上り過ぎてぶっ倒れた結果。前世記憶が覚醒し、ここが乙女ゲームの世界であり、自分が悪役令嬢であることを自覚する。ゲームのヒロインと攻略対象が結ばれるため、踏み台にされたと理解した私は……きっちりざまぁすることを決意した。
◆模倣・盗用・転載・盗作禁止◆(C)一番星キラリ All Rights Reserved.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 12:54:02
100696文字
会話率:37%
【食に敏感、恋に鈍感、巻き込まれ体質悪役令嬢の美味しい珍道中~】
断罪される未来を、前世記憶が覚醒し、知ってしまった悪役令嬢の私。断罪回避行動をとっても、どうせゲームのシナリオの強制力からは逃れられない。ならば断罪をする第二王子にしっかり子
供の頃から伝える。私を死刑にしたら、どうなるかを――。
悪役令嬢としての役目を果たし、自由(?)を手に入れた私。
本当はほとぼりが冷めるまで、大人しくしているつもりだったけど……。
護衛騎士と共にラーメン屋台を始めることになった悪役令嬢。
なぜ、ラーメン屋台!?
だって私が食べたかったから!
こうして旅を続ける中で、トラブルもあれば、美男美女との出会いもあり――。
屋台を切り盛りする元悪役令嬢が本当の幸せを見つけるまでの物語。
◆模倣・盗用・転載・盗作禁止◆(C)一番星キラリ All Rights Reserved.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 11:55:54
336031文字
会話率:40%
父親殺しの毒殺犯として処刑される悪女に転生してしまった私。
でもその罪は冤罪だった。
しかもその悪女が登場する小説は、冒頭しか読んでいない。よって真犯人が分からなかった。
だが断罪までまだ時間がある。
真犯人を見つけ、私は処刑されず、父親も
生きる未来にしたい!
ハッピーエンドを目指し動き出した結果……。
全ての真相が明らかになった先に待つのは――溺愛でした⁉
◆模倣・盗用・転載・盗作禁止◆(C)一番星キラリ All Rights Reserved.
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 21:55:56
101263文字
会話率:37%
世界には多種多様な種族が存在する。
人間、獣人、エルフにドワーフなどだ。
その中でも最強とされるドラゴンも輪の中に居る。
最強でも最弱でも、共通して言えることは歳を取れば老いるという点である。
この物語は老いたドラゴンが集落から追い出され
るところから始まる。
そして辿り着いた先で、爺さんドラゴンは人間の赤子を拾うのだった。
それはとんでもないことの幕開けでも、あった――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 12:51:51
492756文字
会話率:69%
生活を豊かにする発明を促すのはいつも戦争だ――
そう口にしたのは誰だったか?
その言葉通り『煉獄の祝祭』と呼ばれた戦争から百年、荒廃した世界は徐々に元の姿を取り戻していた。魔法は科学と融合し、”魔科学”という新たな分野を生み出し
、鉄の船舶や飛行船、冷蔵庫やコンロといった生活に便利なものが次々と開発されていく。しかし、歴史は繰り返すのか、武器も同じくして発展していくのである。
そんな『騎士』と呼ばれる兵が廃れつつある世界に存在する”ゲラート帝国”には『軍隊』がある。
いつか再びやってくるであろう戦争に備えている。という、外国に対して直接的な威光を見せる意味合いの他に、もう一つ任務を与えられている。
それは『遺物の回収と遺跡調査』
世界各地にはいつからあるのかわからない遺跡や遺物があり、発見されると軍を向かわせて『遺跡』や『遺物』を『保護』するのだ。
遺跡には理解不能な文字があり、人々の間には大昔に天空に移り住んだ人が作ったという声や、地底人が作ったなどの噂がまことしやかに流れている。
――そして、また一つ、不可解な遺跡が発見され、ゲラート帝国から軍が派遣されるところから物語は始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 19:23:59
340330文字
会話率:70%
――広大な世界‟ロスワール”
そこは人間の他にエルフやドワーフといった種族や魔族が住み、地上には魔物が徘徊する危険な世界で、住む者は剣や魔法といった技能を駆使して毎日を強く生きていた。
そんな中、魔族のトップである大魔王メギストスは
人間達の領地を狙う武を力の象徴とした先代を倒し、長く続いた人間との争いを止めて魔族側から人間に手を出さないように決めた。
だが、六人いる大魔王の配下である【王】の一人、魔王軍のNo.2である冥王ザガムはそれを良しとせず、魔族のために領地を拡大したい彼は大魔王メギストスへ侵略を進言するもあっさり棄却される。
どうしても人間達を支配して領地を拡大したいなら自分を倒し、お前がトップになれと返されるのだった。
そして999回目の敗北を喫した時、勇者が覚醒したとの話を聞いたザガムは勇者に大魔王を倒させ、油断した勇者を自分が倒せばいいのではないか? そう考え勇者を探すべく魔族領を出奔。
――かくして、冥王ザガムは邂逅する。
ため息を吐きたくなるような弱さの女勇者、ギャンブル好きの聖女見習い、魔族よりも陰湿な魔法使い達と――
しかし勇者の力は本物であることを目にし、鍛えればあるいはとザガムは考えるようになる。
果たして彼は勇者と共に大魔王を倒すことができるだろうか……?
かくして真面目で女性が苦手な冥王と、歴代最弱勇者の冒険が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-18 18:54:30
397773文字
会話率:66%
画面越しに、あなたを見る。
ふっと、柔らかな返事が来る。
そんな夜に、幸せを感じている。
最終更新:2025-07-27 12:40:15
7889文字
会話率:23%
楽しかったよ。馬鹿馬鹿しいのが日常になるのは。
楽しかったよ。苦楽を共にして笑い合うのは。
楽しかったよ。バスケは。
それでも、やっぱり俺は、バスケはできない。
最終更新:2025-04-12 17:29:57
4022文字
会話率:22%
科学と医学が発達した日本。
錬金術の要領で自由自在に武器を生成する|人間兵器(アテンダー)が開発され、東京・山手線を境に二つの勢力が争っていた。
平和な地域で暮らしていた女子高生の白川凪は、人間兵器である朝季との出会いから、自ら戦地
・東京に赴く決意をする。
戦場入りした凪が見たものは惨状……ではなく、楽しそうに暮らす少年少女達の姿だった。
死と隣り合わせの環境、数秒前まで会話していた人が戦死するという状況の中で、愉快に暮らす兵士たち。
医療班として東京の馴染んでいく凪はやがてこの街の真実、内戦の本当の目的を知ることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 12:36:55
90552文字
会話率:56%
作者であるirukaは失恋した。本気で愛した女性は、irukaの事をただの友人としてしか見ておらず、男の恋心は一方的に砕け散った。
最終更新:2025-07-27 12:36:04
238文字
会話率:0%
最近の30歳の佐藤ジョシは、自分の体重に気になって、ダイエットしようと思っている。
だが、ずっと三日坊主の彼女には、今回挑戦している運動は、テニス!
果たして、彼女はどれだけ続けるのか!
一緒に見守ってあげよう!
*ヒロインは少しお調子
者です。
*日記と第一人称視点が混ざってます。少し見づらいかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 12:21:17
82989文字
会話率:16%
目を覚めたら、不良、JK、探偵三人は知らないところにいた。
そして、三人の目の前にメッセージが現れた......
*ちょっとブラッディ、残酷な描写があります。苦手な方はお控えください。
最終更新:2024-05-19 08:04:36
61903文字
会話率:17%
デスゲーム その大半は死を伴う危険なゲームであり、大体勝利すると生存が保証され、巨大な報酬が得られるが、敗北すると死亡する。
そして、世の中にこんなデスゲームを主催しようとする主催者は、数え切れないほど多くいる。
人間性を見極める
ための自称革命家、あるいはただの醜い争いを見たいための愉悦犯……他に日記やメールなど、財団ものの権力者とか……世の中は、デスゲームを主催しようとする人が数え切れないほどいるものだ。
そう、たとえ――それは家族でも!
*ギャグ小説です。
*オムニバス形式。
*不定期更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 08:55:27
3457文字
会話率:27%
「最高のアイドルを、この手で育ててみたかった……」
担当グループの解散と多額の借金を抱え、日本の音楽業界で夢破れた若きプロデューサー、神崎譲二(ジョージ)。人生のどん底で意識を失った彼が次に目覚めたのは、剣と魔法、そして多様な種族が共存す
る異世界だった!
異世界転生と同時に、アイドルの才能を見抜く謎のスキル【絶対プロデュース】を手に入れたジョージ。彼は、この世界最大のアイドルオーディション『星脈のセレナーデ』の存在を知り、プロデューサーとしての再起を誓う。
しかし、彼が見出した「原石」たちは、いずれも桁外れの才能と、それ以上に致命的な欠点を抱えた問題児ばかり!
天使の歌声を持つが、トラウマから人前で歌えない気弱なエルフのリリア。
圧倒的なダンススキルを持つが、アイドルを毛嫌いし、協調性ゼロの野生児猫獣人ミャオ。
強力な魔法とカリスマを誇るが、他人を見下す超絶高慢ちな魔族の元貴族令嬢セレネ。
寄せ集めの素人チーム『セレスティアル・ノート』を結成したジョージは、彼女たちをトップアイドルへと導けるのか? 待っていたのは、ボロ宿での波乱万丈な共同生活と、歌やダンスだけでなく、モンスターとの戦闘や無人島でのサバイバルまで求められる、あまりにも過酷な試練の日々!
これは、一人の落ちこぼれプロデューサーが、問題児だらけの異世界美少女たちと絆を育み、時に振り回され、時にドキドキさせられながら、伝説のステージを目指す、波乱万丈の異世界アイドル育成ハーレム奮闘記!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 12:10:00
36791文字
会話率:34%
本作は、拙著『私と仲間にならない? ——そう声をかけてきたのは、非モテ陰キャだと馬鹿にしてくる陽キャの幼馴染でした』(現在タイトル変更)の第一章部分を修正・加筆したリメイクお試し版です。
本作だけでも一つの物語として楽しんでいただける構成に
なっています。
気に入っていただけた方は、ぜひそのまま本編で続きをお楽しみください!
※現在の本編タイトルは
「陽キャに逆らったらハブられたけど、なぜかツンデレ美少女と過ごすことになりました 〜陽キャの幼馴染なのにいいのか〜」です。
URLはこちら:https://ncode.syosetu.com/n9440jk/
【あらすじ】
高校一年生の黒鉄 蓮(くろがね れん)は、クラスの陽キャ・金城 大翔(きんじょう ひろと)に目をつけられ、その一派に毎日のように絡まれていた。
理由は、大翔にいじめられていたクラスメイトを庇ったから。
多くのクラスメイトが見て見ぬふりをする中、孤立する蓮に接触してきたのは、なんと大翔の幼馴染であり、クラスのマドンナ・柊 凛々華(ひいらぎ りりか)だった。
たまたま好きな作家が共通していることが判明するも、蓮は親しくなることはないだろうと思っていた。——凛々華にぼっち飯へ突撃されるまでは。
「柊……なんで、ここに?」
「昼食を摂ろうと思っただけよ」
氷の女王と称されるほど他人を寄せ付けなかった彼女が見せる、意外な素顔。
やがて蓮は、昼食や登下校を共にするうちに、次第に凛々華を意識するようになっていく。
一方、蓮を「非モテ陰キャ」と見下し、凛々華の隣は自分の特等席だと信じて疑わなかった大翔が、二人の接近を黙って見ていられるはずもなく——
これは、素直になれない男女が障害を乗り越えながら歩み寄っていく、じれったくも痛快なスクールラブコメディ。
※基本は一途ですが、他のヒロインとの絡みも多少あります。
※本編はカクヨム様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 12:01:36
20256文字
会話率:42%
「澪がいるから、みんな諦めるんでしょ」
そんな一言を聞いて、俺は思った。——自分が『幼馴染』というだけで当然のように隣にいるから、夏希は恋愛ができないのだと。
だから俺は、これからは別々で行こうと提案した。夏希は引き留めてこなかった。ようや
くお邪魔虫が離れてくれたと、安堵していることだろう。
——けれど次の日、彼女は学校に来なかった。
鈍感系主人公・白石 澪(しらいし れい)と、不器用な幼馴染・篠原 夏希(しのはら なつき)が織りなす、クスッと笑える甘々なすれ違い系ラブコメディ、ここに開幕!
※元々短編にするか迷っていた作品なので、すぐに完結すると思います。
※本作品は、カクヨム様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 20:00:10
68908文字
会話率:44%
“神の舌”を持つ高校生の志門 稲豊(しもん いなほ)は、『料理だけには誠実』が座右の銘の卑怯者。
ある日、彼が家の玄関ドアを潜ると、そこは見知らぬ世界だった。
異世界で稲豊が遭遇したのは、魔王を名乗る美しい少女と『最悪の食糧問題』。
負の連
鎖を断ち切るべく、稲豊と少女は過酷な食糧改革の道を突き進む。
異世界ハーレム・ダークファンタジー、ここに開幕いたします。
※ダーク&ショッキングな展開があるのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 12:01:19
1317611文字
会話率:45%
2000年代初頭。
突如として出現したダンジョンと魔物によって人類は未曾有の危機へと陥った。
しかし、新たに獲得したスキルによって人類はその危機を乗り越え、なんならダンジョンや魔物を新たな素材、エネルギー資源として使うようになる。
人類とダ
ンジョンが共存して数十年。
最初は外れスキルだとされた収奪スキルが実はものすごく優秀だと気付いたその瞬間から、彼の華々しくも生々しい日常が始まった。
これは魔物のスキルを駆使して夢と欲望を満たし、ついでに前人未到のダンジョンを攻略するある男の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 12:00:00
638931文字
会話率:40%
きっかけは、ただひとつの風景だった。写真とことばで「ここにいた」証を残したくて、歩いた軌跡の物語。
最終更新:2025-07-27 12:00:00
1555文字
会話率:5%
ピカピカに整った答えじゃなくて、
ほんのすこし、ズレてて、ちょうどいい。
やさしさが乾かないカフェで、心の温度を戻していく物語。
最終更新:2025-07-26 20:00:00
3207文字
会話率:34%
「つないでゆくもの」「つないでいるもの」のスピンオフ的な作品です。
鹿取良《かとり りょう》と名乗っていた人物は古の神の叡智に触れた者の末裔であり、今の時代の人間ではなかった。
そんな中、夕凪島を訪れた香取諒《かとり りょう》を名乗る人物が
失踪する。
夕凪島で繰り広げられるもう一つの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-10 06:00:00
386220文字
会話率:32%
現実より多くの人々が野球に熱狂し、男女問わずプロの舞台にさえ飛び込む別の現代。
埼玉県の公立強豪校で一応ショートのレギュラーだったものの全国的にはまるで無名の選手だった月出里逢(すだちあい)は高校3年の秋、野球への未練を完全に断ち切る為、
分不相応だと自覚していながら敢えてプロ志望届を提出し、その年のドラフト会議の日を迎えた。テレビの前で同年代や大学・社会人の有名選手が次々と指名されていくのを溜息交りに眺めていたが、六巡目で逢はまさかの指名を受ける。
逢を指名したのは、日本球界12球団で"最弱"と名高い天王寺三条(てんのうじさんじょう)バニーズ。そして逢の指名を促したのは、かつての高校球界のスター投手で、現在は女子大生でありながらバニーズのオーナーも務める三条菫子(さんじょうすみれこ)。1学年違いの逢と菫子はお互いたった一度だけ練習試合で対戦したことがあった。
体格に恵まれず、実績的にも本来なら指名に値しない逢だったが、実は人間離れした身体能力を持ち、そして、その身体能力さえも霞む程の類い稀な才能を秘めていた。菫子は逢の破格の潜在能力を見抜き、球団再建に加え、ある別の目的の為に逢を引き寄せたのである。
これは、実力も精神もまだまだ未完の大器である月出里逢が、幾多の困難を乗り越え、やがてとある怪物投手と共に"史上最強"と謳われるまでの英雄譚。
(1~3日に1回くらい?のペースで1回2000文字前後くらいを予定)
twitter:https://twitter.com/best_yayoilover
表紙絵や挿絵、設定画など:https://www.pixiv.net/users/57502957
ノベルアップ+(挿絵あり):https://novelup.plus/story/160942909折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 12:00:00
2550735文字
会話率:63%
レベル1の女商人アリアは、勇者アベルの仲間であり、恋人……のはずだった。それなのに、連れて来られた辺境で朝目が覚めたら、彼はベッドの隣どころか、村から荷物と他の仲間と共に消えていた。「さよなら」の置手紙一つすら残さずに。
しかも、その村は
脱出不能の開拓村。法律など存在せず、弱肉強食が是とされる世界。力がないアリアも当然、村人たちにとっては獲物であり……。
だから、アリアは復讐を誓う。置き去りにしたクソ勇者に……自分に理不尽な思いをさせたすべてに!!
やがて、金と仲間を手に入れたアリアは復讐に動き出す。だが、それは単なる復讐劇に留まらず、世界を巻き込み、理を変えていくのだが……。
※本作はカクヨムで連載していました「置き去りにされた女商人は、復讐を誓う」の内容を転載したものです。今のところは、話の大筋を変える予定はありません。
※毎日、3話ずつ投稿する予定です。(投稿時刻は、12:00、17:20、20:40)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 12:00:00
792132文字
会話率:50%
時は江戸時代初期の1624年。かつての天下人、豊臣秀吉の妻・北政所寧々は、一族が死に絶えた中で、孤独な死を迎えた。
どうしてこんなことになったのか。栄耀栄華を味わうことが本当に欲しかった幸せだったのか。そして、最後の瞬間に出した結論は、「も
う天下人の妻はこりごりだ」ということだった。しかし、死を迎えたはずの寧々は、どういうわけか過去に戻っていて‥‥‥。
ゆえに、彼女は決める。同じ人生は決して歩まないと。
こうして、秀吉の求婚を拒絶し、二週目の人生を歩み始めた彼女は、今度こそ本当の幸せを探すべく、別の道を歩み始めるのだった‥‥‥。
※本作はカクヨムで掲載中の同名作品から一部記載を修正、及び小説家になろう向けに補正したものとなります。話の大筋は変わりません。
※公開初日の7/19(金)は、プロローグを12:10、第1話から第5話を17:10から1時間間隔で公開します。
※7/20(土)~31(水)までは、10:10、12:10、15:10、18:10、21:10にそれぞれ1話ずつ公開します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 21:10:00
1857492文字
会話率:57%
25歳の高橋舞は、気がつくと真っ白な空間におり、そして目の前には土下座男が。
話しを聞いてみると、何とこの男は神で。舞はこの神のミスにより、命を落としてしまったというのだ。
ガックリする舞。そんな舞に神はお詫びとして、異世界転生を提案する。
そこは魔法や剣、可愛い魔獣があふれる世界で。異世界転生の話しが大好きな舞は、即答で転生を選ぶのだった。
こうして異世界へ転生した舞。ところが……。
次に目覚めた先は、まさかの海のど真ん中の浮島。
しかも小さな子どもの姿になっていてたのだ。
「どちてよ!!」
パニックになる舞。が、驚くことはそれだけではなかった。
「おい、目が覚めたか?」
誰もいないと思っていたのだが、突然声をかけられ、さらに混乱する舞。
実はこの島には秘密があったのだ。
果たしてこの島の正体は? そして舞は異世界で優しい人々と触れ合い、楽しく穏やかな日々を送ることはできるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 12:00:00
42077文字
会話率:49%