諸事情により、アメリカの階段一段の高さを調べた。ただ、今の規格ではなく過去(できれば1929年以前)を調べたかったのだが、現在のところ不明である。
最終更新:2024-11-30 23:37:23
1606文字
会話率:0%
A.H.1929年
魔術を併用した蒸気機関、魔蒸機関で人類は繁栄していた。
王国、帝国、共和国の三大国家と、中小合わせて108の国が存在する世界。
共和国に住む魔蒸機関技師の少年、アルバート・ライトの物語
最終更新:2022-09-11 08:00:00
50503文字
会話率:29%
マサチューセッツ州アーカムにある<ミスカトニック大学>は、アメリカ合衆国北東部ニューイングランドにおける権威ある大学のひとつだ。1929年の夏、この大学図書館にある『禁じられた書庫』に何者かが侵入し、一冊のコーデクス(書冊)が盗まれた。
遠い昔、世界最古の文明と言われるメソポタミア文明が築かれるよりも遥か以前に、中東のいずこかに存在したとされる都市文明があった。高度な文明を築き比類なき栄華を誇ったその都は、いつの日かそれを築いた種族とともに広大な砂の海に沈み、ついには幻となった。盗まれたコーデクスは、その幻の都について記述がされた数少ない文献であり、極めて学術的価値の高いものだった。
事件は一時新聞でも取り上げられ、地元警察は貴重な学術資料の盗難事件として捜査を開始した。だが手がかりとなるものは非常に少なく、その捜査は捗々しくなかった。やがて何ら進展のないまま三月が経過し季節も変わると、市井の人々の話題にも上がらなくなった。
しかし、館長のヘンリー・アーミテイジ博士は、事態を重く見ていた。この書庫にある秘蔵文書は、部外者どころか大学関係者にすら閲覧制限を課している、いわくつきの稀覯書ばかりだった。それというのも心得のない者がその忌むべき知識に触れれば、たちまち狂気に陥ってしまい、また大きな災厄を招く恐れがあったからだ。盗まれたコーデクスにも、そうした知識が収められていると考えられていた。
侵入者は閉館後、大学が施した防犯対策を破り、ラテン語や様々な言語、いまだ解明されていない言語で記された数ある書物のなかから、当該文書だけを選んで盗み出していた。何らかの目的をもった者の犯行であることは明らかだった。何かが起こっている。そう考えたアーミテイジ博士は、行動を起こすことにした。ただし、それには警察に代わる調査能力をもつ者の支援が必要だった。
白羽の矢がたったのは、私立探偵レイモンド・デイビス。全米各地に拠点を置き、一時は警察をも凌ぐ捜査力をもつとも言われた、アメリカ初の探偵会社<ピンカートン探偵社>の元従業員である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-16 19:14:01
4656文字
会話率:60%
ここは魔法が存在する世界。大戦が終わり世界は復興し始めていた。しかし、統暦1929年の世界的経済危機によって各国経済は麻痺。社会は不安定になり混乱の時代へと突入した。
翌年の1930年。クリスタ・フィシャーの父アウグスト・フィシャーの暗
殺により終末時計は動きだした。世界は右傾化する敗戦国、ゲルマニア共和国を台風の目に破滅へ向かい始める。
同時期、主人公クリスタはゲルマニア共和国に対し徐々に不信感を募らせ、それはやがて世界を巻き込む復讐心に変貌していくのだった。
後の歴史家はこの時代を振り返ってこう語った。「私達は薄い氷の上にあった」と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-08 04:12:26
41769文字
会話率:43%
地球に似た、でもわずかに異なる異世界。
レインラント帝国軍警察局内務2課のナギー・エーデシュ少尉は、上司である内務2課課長クラマー中佐より、奇妙な伝令の任務を受ける。それは少尉にとって未知なる世界への片道切符となった。人類史上最大の戦争が帝
国の敗北とともに終結して、12年。1929年のレインラント帝国を舞台に、少尉と〈月の猟犬〉が繰り広げる冒険が始まる。
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※1日1回(22:00)の更新です。
・舞台としてはおおむね1929年のベルリンをご想像ください。
(なお帝政は崩壊していません)
・魔法はありません。科学技術は1929年当時の地球と同等です。
・謎解き要素が強めですが、厳密にはミステリではありません。
・政治サスペンスものとご理解ください。
・政治サスペンスですが、鬱展開にはなりません(←重要)
分かる方に申し上げれば「あの決定的な敗戦から○○年」というナレーションで始まる系ではありません(←とても重要)。
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ジャンル:ローファンタジーでやってまいりましたが、
「どう考えてもこれって推理ですよね?
っていうか最低でもローファンタジーとは違いますよね?」
っていうまったくその通りです! というご指摘を拝領しまして、
改めて推理ジャンルで投稿いたします。よろしくお願いします。
……ローファンタジーの概念を把握しそこねてましたw折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-06 12:00:00
211305文字
会話率:16%
1929年世界恐慌により大日本帝國も含め世界は大恐慌に陥る。
これに対し大日本帝國は満州事変で満州を勢力圏に置き、積極的に工場や造船所などを建造し、経済再建と大幅な軍備拡張に成功する。
そして1937年大日本帝國は志那事変をきっかけに戦
争の道に走っていくことになる。
当初、帝國軍は順調に進撃していたが、英米の援蔣ルートによる援助と和平の断念により戦争は泥沼化していくことになった。
さらに1941年には英米とも戦争は避けられなくなっていた・・・
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あくまでも趣味の範囲での制作です。なので文章がおかしい場合もあります。また参考資料も乏しいので設定がおかしい場合がありますがご了承ください。
また、おかしな部分を次々に直していくので最初見た時から内容がかなり変わっている場合がありますので
何か前の話と一致していないところがあった場合前の話を見直して見てください。
おかしなところがあったら感想でお伝えしてもらえると幸いです。
この作品はほかの投稿サイトでも投稿されています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-15 09:28:11
799文字
会話率:0%
EUの右派の台頭という作品から、汚職について、ついでに、ちょっと調べてみようと思ったら、出来た作品です。
凄いのはタイトルだけ(オイ
最終更新:2019-04-26 20:00:29
4131文字
会話率:0%
正歴1929年、”魔法”を背景に世界の半分を領有し栄華を誇ったエルシア帝国と”科学”を背景に台頭する極東の新興国家、出日皇国との間で戦端が開かれた。
最終更新:2018-04-12 19:48:36
3446文字
会話率:38%
1930年1月、土方勇志伯爵は、海軍軍縮会議に参加するためにロンドンにいた。
1929年10月に起きたウォール街大暴落は収まり、世界経済は安泰のように思われていた。
日本もそれに合わせて、新平価による金解禁を断行、日本経済の立て直しを
図ろうとしていた。
このまま、平和が続けばいい、土方伯爵はそう望んでいた。
だが、その望みはかなわなかった。
海軍軍縮を巡り、日本海軍本体は分裂、海兵隊もそれに巻き込まれる。
更に、世界経済は破綻への道を歩み、日本経済も混乱に陥る。
こういった状況下、「満蒙は米韓の生命線」として、米韓による満州事変が勃発、日本は同盟国の誼から、満州への派兵を余儀なくされ、その尖兵をサムライ、海兵隊は務めることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-20 20:20:28
179640文字
会話率:23%
アンナ・ビューロは、パルト公国のエースパイロットであるアルター・ビューロを父に、プラウダ連邦空軍のエースパイロットであるエリナ・リトパーグ母をに持つ少女。
アンナは大戦の4年後、母の故郷であるプラウダ連邦で結婚し、農場を営む両親の間に生まれ
、帰化した父親のアルターと同様に、プラウダ連邦の国民として育った。
1929年、アンナ8歳の年、民主化を望む人民蜂起がプラウダ連邦に勃発する。
騒動によって妻エリナを失ったアルターは、騒動の原因となった貴族と言う存在に復讐を誓い、娘のアンナを連れて、故郷のパルト公国へ帰郷した。
父とともにパルト公国の国籍を取得したアンナは、貴族への復讐心に狂った父アルターのために自らが戦闘機のパイロットとなると誓う。
アルターはアンナにパイロットとしてのあらゆる教育を施した後に失明し、失意の内に自殺する。父の死後、アンナは同盟国であったヴァシュリクス共和国の士官学校「第3ザーリッシュシューレ」に編入し、好成績を収めながらパイロット候補生としての日々を送っていた。
1937年10月、戦時による繰上げ卒業を経て、アンナや同級生だった少女達は、空軍の軍籍に付き、教官であったヴェラ中尉の元、訓練を始めていた。
1937年 12月15日、予想よりも早く、アンナの祖国パルト公国が近隣諸国連合軍の侵攻を受け、アンナを含む5人の少女は、学徒動員同然の状態で、半ば義勇兵として
パルト公国への救援に(ヴァシュリクス空軍特別先遣隊、第2ダーリエ小隊)として
最前線となる任地に派遣された。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-13 12:29:37
82518文字
会話率:50%