前編の続き。咲江はスーパーへの行きかえりに、ある女性から声をかけられ、ほっこり嬉しい気持ちにさせられた。その女性は、咲江の一挙手一投足が以前から気になっていたようす。ストーカーでも何でもない。ただ、咲江の姿、姿勢、醸し出す雰囲気に癒され、憧
れ、つい、声をかけたくなってようだ。何のことはない、そのちょっとした言葉に、咲江は「あ、私、生きててよかった、生きてていいんだなあ」と思うのだったー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 07:54:01
2813文字
会話率:35%
前編の続き。咲江はスーパーへの行きかえりに、ある女性から声をかけられ、ほっこり嬉しい気持ちにさせられた。その女性は、咲江の一挙手一投足が以前から気になっていたようす。ストーカーでも何でもない。ただ、咲江の姿、姿勢、醸し出す雰囲気に癒され、憧
れ、つい、声をかけたくなってようだ。何のことはない、そのちょっとした言葉に、咲江は「あ、私、生きててよかった、生きてていいんだなあ」と思うのだったー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 18:00:00
2718文字
会話率:35%
70歳を迎えた咲江は、これまでの人生をふと振り返る。母の年齢を超え、亡き夫のことを思いながらも、特別な感慨に浸ることはない。娘に勧められた服を選び、静かに外へ出る。日常の中で、ふと心をよぎる思い—【前半】
最終更新:2025-03-30 18:00:00
2521文字
会話率:26%
57歳で始めたマスターズ陸上は、はや60台も過ぎ去り、今年(2023年)は15年目のシーズンに入った。
中学は1年、高校は2年、大学も2年とやめた理由はそれぞれ違いはするものの、私は陸上部を途中で三度も退部したれっきとした落ちこぼれランナー
である。
その私が高齢者の範疇に含まれる年齢になった今、「ひとり部活」では15年も続いている姿は、持続力と克己心が徹底的に欠落していた若い時の自分に見せてやりたいほどだ。
その「ひとり部活」で私が円盤や砲丸を投げるのは広島市を流れる太田川のひとけのない河川敷。
約60年前、この川の下流は私の子供時代の遊び場だった。
当時一緒に遊んだ友人たちの姿はないが、70台になった今もなお、同じ川のほとりで私は一人寂しく、かつ楽しく遊んでいる。
この河川敷で全くの自己流で腕に磨きをかけ、多い時には年に6回ほど日本各地で行われるマスターズ陸上の試合に出ている。
これは「ひとり部活」と称して、嬉々として遊ぶ70台のアスリートの日常である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 09:11:26
61307文字
会話率:5%
スーパーマーケットで、財布を盗まれたという70代位の女性客。
ーー彼女の財布は、どこにあるのかーー。
*実話ミステリーです。多少私の想像を入れました。ジャンル分けに悩みました。これ、推理ものでいいんでしょうか*
最終更新:2025-02-15 20:04:43
2159文字
会話率:23%
この物語は、お互い高齢となってしまった昔馴染みの友人に、ささやかなラブストーリーを送りたくて書き始めました。半分実話で半分フィクションです。70代初めの頃の設定で、主人公の21歳から22歳までの物語です。当時の21歳22歳と今の21歳22歳
では随分違うと思います。またこの物語を読んで頂く読者も、年齢層やこの時代を知る人と知らない人とでは、随分違っていると思います。感受性豊かな主人公が、歳上で訳ありの女性に恋をしてほんろうされ苦しみ悶えて傷つく反面、初めての歳下女子高校生の感受性豊かなふれあいに、是非自分を置き換えて読んで頂きたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 08:31:56
101711文字
会話率:69%
これはある住所を地図検索して、ストリートビューで見た画像である。建物が映し出され、その前には60〜70代の男性が黒いスーツを着てこちらを見て立っている。男性の顔は生気がなく頬がコケていた。その画像にはある噂があった。興味本位で調べてしまった
男性の話。『夏のホラー2024』参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 03:58:35
1122文字
会話率:0%
平均寿命85才という長すぎる余生をどう生きる?70代80代の老後人生をどう生きるという大問題?
キーワード:
最終更新:2023-12-05 07:05:57
2807文字
会話率:2%
老いを受け入れる日々 70代からの老後人生とは? 平均寿命85才の余生を、人はどう生きるのか?
キーワード:
最終更新:2023-12-04 15:08:41
754文字
会話率:0%
その男が女の子を連れてサ○ゼ○アに入った時に目撃したモノは……話の前提を全て覆す光景だった。
思い付いた切っ掛けは、60〜70代の知人から聞いた「ファミレスで目撃して『えっ??』となった光景」についての話です。
「なろう」「カクヨム」「アル
ファポリス」「pixiv」「Novel Days」「ノベリズム」「GALLERIA」「ノベルアップ+」に同じモノを投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-07 09:45:16
661文字
会話率:30%
70代の父親がサイバー犯罪の容疑で逮捕された、と云う連絡を受けた中年男。
だが、その事件の顛末の内、その中年男にかろうじて理解出来た事は……。
最終更新:2020-06-13 19:54:18
2578文字
会話率:39%
バレンタインっていうか軽く肝試しっていうか
最終更新:2022-02-12 22:02:22
2401文字
会話率:27%
小型デバイスを装着して、日常生活を送りながらフルダイブ型VRを楽しめる近未来。退職して悠々自適の老後を過ごす70代女性は、ある日懐かしいゲームのリメイクを見つけた。それは「ロマンスファンタジーノベルを書こう」通称RONoK(ロノック)という
ゲームだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-20 06:00:00
16891文字
会話率:37%
ヘアーサロンのガラスに映る、精彩を欠いた厭世主義者のような男――
それは、営業成績が振るわず、上司や同僚から毎日のように叱咤激励を受ける私だった。
そんな私をバカにするカラス。実家地方に伝わるカラス料理の「『カラス田楽』にしてやる!」と息巻
くが、カラスは全く動じない。それどころか気持ちを逆なでするようにバカにしてくる。その鳴き声のする方を見ると、小さなお堂が目に入る。毎日通勤する道にも関わらず、今までそこにお堂があることには全く気付かなかった。八咫烏が神武天皇を導いたと言われる伝説のように、これもカラスのお導きなのか?
これも縁と思い、お堂―弁天堂―にお参りする。「営業成績が上がりますように……」。お参りが日課となって一ヵ月経つが成就されない。そんなある日、目の前に弁天様が降臨した。弁天様特有の姿である『びわ』を持って。弁天様に会ったのは晩夏だが、まだまだ夕陽の強い夕方。左脚に少々ハンディキャップをもつ70代女性。買い物袋を重そうに持っている。亡き祖母と姿が重なる。その買い物袋に、前から来た青年の運転する自転車が接触してし、そのはずみで袋を落としてしまう。何事も無かったかのように拾い上げた瞬間、今度は持ち手部分が切れて、再び袋を落としてしまう。悪いことに今度は袋が倒れ、買った商品が歩道に散らばってしまった。
その落ちて散らばった商品を拾い集めることから、私の妄想ヒーローが始まる。荷物を助けたおばあさんは裕福そうだ。そして物事は私の都合の良いように展開していく。見返りを求めないのがヒーローなのでは? 多くの人のヒーロー像だ。しかし、私は見返りを求める。ギブ・アンド・テイクであってこそ私の求めるヒーロー体だ。
そんな妄想が「営業マンさん」の言葉の一撃をくらい、現実に引き戻される。そこには、今助けたおばあさんがいた。普通のマンションに住む、普通のおばあさんだった。
マンション入口に着くや否やババ友からお茶に誘われる。おばあさんの手には、お茶受けのため、スーパーで買った『びわ』があった。
『びわ』を持つ女性……。弁天様なのか? おばあさんの背中から溢れる西陽は光背のようだったが。
この作品は「第14回銀華文学賞」に応募したものを加筆修正しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-26 00:00:00
16133文字
会話率:36%
某ホームセンターで農業資材部門を担当している福永。
時折、70代前半のりんご農家である新田さん夫婦の畑へ足を運ぶこともあり、しだいに仲良くなった。
ところが4年後、新田さんの農園が荒れ果てているのを眼にし、愕然とする。
自宅へ行ってみたもの
の、空き家となっており、その後の消息は杳として知れない。
福永は高齢化の波が静かに押し寄せていることをまざまざと思い知ることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-12 07:29:08
4049文字
会話率:10%
10代20代。そして、70代80代90代。
最終更新:2019-12-18 04:00:00
206文字
会話率:0%
ゴアテックス。
夢の素材として登場し、今や山によっては「登山する10人のうち9人がその素材を使ったジャケットを身に付けている」と言われる時代。
これの登場によってキャンプと登山、そして徒歩による旅行には革命がもたらされ、
70代過ぎても3
000m級以上の山々への登山が可能となるなど、アウトドア界の常識は変わってしまった。
かつてはゴアテックスを採用したテントもあったが、実はこのゴアテックスには弱点があり……
そしてちょっとした秘密と謎もあり、
今回はそれらを中心にツーリングライダーにおいて「究極系の1つ」とされたゴアテックス系テントについて語る。
実は現実世界にも「ズダ」のような例があったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-02 16:00:00
12534文字
会話率:0%
高校生1年生の梅雨時期。少年は親友を失ってしまう。
恐ろしい現実から逃げようとする少年。
そして、あてもなく彷徨った先に一件の古本屋。
お店の名前は「古谷書店」
店主は白髪の70代ぐらいのおじいさん。
その古本屋でお世話になることになった
少年。
次第におじいさんに心を開き、やがて…
振り続ける雨の中、木造の古民家のような古本屋
その中で彼ら2人はどんな会話をするのか
そして、おじいさんに隠された真実とは…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-04 18:45:39
1960文字
会話率:17%
一緒に若返って人生を謳歌しよう!
ある日突然、親友が若返ってやってきた。70代という大台に乗ろうかという今、選択を迫られる。
最終更新:2012-05-07 16:26:44
2833文字
会話率:37%