57歳で始めたマスターズ陸上は、はや60台も過ぎ去り、今年(2023年)は15年目のシーズンに入った。
中学は1年、高校は2年、大学も2年とやめた理由はそれぞれ違いはするものの、私は陸上部を途中で三度も退部したれっきとした落ちこぼれランナー
である。
その私が高齢者の範疇に含まれる年齢になった今、「ひとり部活」では15年も続いている姿は、持続力と克己心が徹底的に欠落していた若い時の自分に見せてやりたいほどだ。
その「ひとり部活」で私が円盤や砲丸を投げるのは広島市を流れる太田川のひとけのない河川敷。
約60年前、この川の下流は私の子供時代の遊び場だった。
当時一緒に遊んだ友人たちの姿はないが、70台になった今もなお、同じ川のほとりで私は一人寂しく、かつ楽しく遊んでいる。
この河川敷で全くの自己流で腕に磨きをかけ、多い時には年に6回ほど日本各地で行われるマスターズ陸上の試合に出ている。
これは「ひとり部活」と称して、嬉々として遊ぶ70台のアスリートの日常である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 09:06:37
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会話率:4%
学生時代、陸上部を途中で退部した落ちこぼれ短距離ランナーであった筆者は、57歳でマスターズ陸上を始めた。
それから10年後、2018年の全日本マスターズ陸上選手権65歳代の部の円盤投げで優勝した。
日々のトレーニングや試合で発見した、シ
ニア世代における競技スポーツの喜び、発見を描いたエッセイ、スポーツ短歌、スポーツ小説など。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-18 10:19:22
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会話率:6%
大学2年生の尾田宗介は中学生の頃から陸上部で、砲丸投げや円盤投げといった投てき競技の選手をしていた。10年前に自分が砲丸投げを教わった憧れの十種競技の選手、そして陸上界のレジェンドである白崎大和のようになるために。しかしある日突然、大和は宗
介の目の前に現れるが、生き霊として現れた。大和はアメリカで交通事故に遭い、即死したはずだったが、現在も病院で植物人間の状態でずっと入院している。大和はやり残した事をどうしても成し遂げたいあまりに、天の門番に必死に頼み込み、生き霊として地上に戻してくれたと言う。そんな大和のために協力する宗介だったが、予想もしなかった事に巻き込まれていく...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-16 18:41:21
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会話率:57%
円盤投げのホープだった中学二年生のヒロインが、血統だけは一流の駄犬とフリスビーをしようと奮闘する。
※古川アモロ様のマンガ「U・F・O(https://ncode.syosetu.com/n3733fe/33/)」をベースにした小説です。掲
載画像は、古川アモロ様に使用許諾を得た上で挿入しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-07 18:00:00
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会話率:22%
動けるデブ、成田鉄平。ガタイに恵まれた彼は、円盤投げに打ち込む学生生活を楽しんでいた。
その日も、大会に向かう途中で。けれど、辿り着いた先は異世界。ワケの理解らないまま、モンスターに襲われて、青年に助けられて。そして、世界が滅ぶ寸前であるこ
とを告げられる。
神から授けられた能力も、魔法に勝る知識も無く。あるのは、鍛えた体と――右手に寄生した黒いスライム。
破滅を前に混沌とする世界で。鉄平に何が出来るのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-12 07:11:27
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海月の円盤投げをしている。
最終更新:2017-08-01 06:00:00
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スポーツノンフィクション風の創作小説。実際の人物や団体とは一切関係ありません。
最終更新:2014-06-11 21:24:58
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