報われない人生を歩んでいた少年は、愛猫を助けるために命を落としてしまう。
だが次に目を覚ましたとき、なぜか赤ちゃんの姿になっていた!?
隣は子竜――そしてそれが愛猫だとわかる。
今度こそ二人で幸せになろう。そう決意した矢先、主人公は生まれ先
の両親から指に『魔印』が刻まれていると知る。
それは、とてつもない大きなら力が眠っている証拠だった。
知らずのうちに魔力操作をしていた主人公だが、祝福の儀式をきっかけに能力の重大に気づく。
なんとそれは、『魔結界』と呼ばれる、魔物を閉じ込める力だった。
主人公は宮廷魔法使いになるべく試験を受け信頼できる仲間とともに仲を深めていく。
そして愛猫のおもちもまた、子竜から竜へと進化してとてつもない力を得ていたのだった。
無事に試験を合格した主人公は、初めて出会う他国の仲間たちと出会い、さらなる試験に挑んでいく。
そしてそこで主人公は、さらなる力に目覚める。
これは、前世が報われなかった主人公が、来世でおもちこと竜と幸せを目指すために前に着き進んでいく物語――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 16:10:00
98945文字
会話率:36%
特に目標もなく、ダラダラと残業に明け暮れながら日々を過ごす、梶川光流 25歳。
残業帰りに車の中で仮眠をとり、目が覚めたら森の中。
遭難したかと思って助けを呼んだらなんか救助じゃなくて化け物が出てきた、なにこれこわい。
何とか(自爆気味に)
撃退した後、ここが異世界であることを確信しステータスを確認してみるも、雑魚にさえあったのに俺にはスキルはない、能力値は全部ゼロ。嘘やん。
でも徐々に進化していくゲームのようなメニュー画面、スキルに頼らずともスキル以上に応用の利く魔力の直接操作のおかげで割と大丈夫だった。むしろだんだん非常識な強さを身に着けつつあるみたいだ。あれ、スキルいらなくね? 普通にチートじゃね?
同行する仲間も引っ張られるように常識外れに強くなっていって、案外余裕で生きていけそうです。むしろ仲間の方がヤバいまである。
当面の目標は色んな所を見て回って美味しいもの食べたりして楽しく生きることで、喧嘩売ってくる奴や魔王の手下とかはぶちのめします、慈悲はない。
とかいうそんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 23:40:03
2218091文字
会話率:39%
幼少期の顕現で家族と未来を奪われた大学生・小林悠は、右手甲に残った外部結晶とC級スキル〈魔力操作〉の組み合わせにより、市場に存在しない純度百分の魔晶を無限に錬成できることを知る。結晶一片を売っただけで日給190万円。潤沢な資金で装備を整え、
護衛を雇ってダンジョンに挑んだ彼は、自家製魔晶弾を撃つ銃とメイスで低層モンスターを瞬殺し、存在吸収によって魔力量と身体能力を加速度的に伸ばしていく──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 18:19:16
6837文字
会話率:15%
主人公暗狩白夜は交通事故に巻き込まれ死亡してしまう。
そして、神と出会った
神は「好きな能力を与えてやる」と言う。
白夜は生き残りたい思いと昔ゲームで憧れてた情報屋になりたいと思い
「言語理解」「全国語会話可能」「不老不死」「料理」「鑑定」
「変身、年齢操作」「隠密」「演技」「魔力操作」「全情報検索魔法」「食料創造魔法」「飲み物創造魔法」「道具創造魔法」「転移魔法」「収納魔法」「魔力∞」「全能力耐性」「全状態異常耐性」の能力を貰う。
この物語は一人の男が自由気ままに情報屋のロールプレイをして暮らす物語である。
※思いつきで作者が書いた初作品です。作者の不定期投稿です。こまめに修正など加えます。ら抜き言葉 脱字 変だと思った文はどんどん送ってくれると嬉しいです。
※設定資料も不定期更新です。
1月21日 閑話の名前を変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 07:25:44
237866文字
会話率:58%
主人公は転生者であるにも関わらず、生まれながらに属性が欠落し魔法が使えない欠陥品だった。
父親には不要とされ、母親の実家でも邪魔者扱いされた結果、3才の時に唯一の味方である母に連れられて辺境の村で暮らすことになった。
そして、生まれて
からずっと鍛えてきた魔力操作技術と豊富な魔力量に前世の知識を加え、属性欠落のハンデを乗り越えて錬金術師を目指す。
――と言う訳で、今回は物作り系のお話しです。
主人公は常人なので能力は高くありませんが、いずれ専用武器(?)を作って少しは戦います。……多分?
【はじめにお読みください&注意事項】
本作における錬金術とは、物質の合成、加熱、成形などを魔力で行う『総合生産魔法技術』です。――地味にちまちまと物作りをしますのでご了承ください。
また、作製工程については『空想』なので是非の責任は持ちません。
なお、『チート系の錬金術』ではないので、賢者の石とかホムンクルスなどは出てきません。
【更新について】
本作は進みが遅いので不定期更新になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 17:44:47
272439文字
会話率:43%
気配が薄すぎて、存在を忘れられがちな少年・フィン。
ある日偶然、誰にも気づかれずに“生まれたてのダンジョン”を踏破し、謎の「成長補助システム」をインストールしてしまう!
気配を消す地味スキル、コツコツ続ける魔力操作、着実に伸びていくステー
タス――
「うわ、ぼく……強くなってる! 楽しい!」
ひっそり無双でモンスター撃破、少女たちにだけバレるのは……仕様ですか?
やがて貴族の娘、おっとりヒーラー、剣士少女などが次々と彼の周りに――!?
異世界×努力×地味スキルで描く、のんびり無双成長譚、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 16:13:20
27694文字
会話率:17%
バレス辺境伯令嬢という高貴な身分であったレン・バレス。
幼い頃より圧倒的な魔力量を持つ彼女だったが魔力操作能力が壊滅的で全く活かす事ができず、15歳で成人すると共にバレス家から放逐されてしまう。
不幸な出来事は重なりやすいとでも言うべきか。
餞別で受け取った金貨は実兄に処分され、ドレスもボロボロにされ、挙げ句の果てにゴロツキに絡まれるレン。
あわや蹂躙される寸前、彼女を救ったのは異国の巫女装束に身を包んだ少女、雛水(ヒナミナ)だった。
「君がボクを選ぶなら、全部『なんとかしてあげる』」
捨てられ令嬢と神殺しの巫女、二人の冒険が今、始まる!
※最強は主人公の魔力を吸収したヒロイン
※主人公は単独で戦えます
※ざまぁ成分は控えめ(再起不能になったりはしない)
カクヨム様にも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 12:00:00
272672文字
会話率:33%
【13周年記念投稿作品(2023/5/13)】
悲惨な最期を迎えた前世は、不幸ではあったと思うけれど、幸運がなかったわけじゃない。
「ちょっと幸福な異世界魔法スローライフを求めてたのに……なんで人間なのに魔王なってほしいって頼まれたり、隣
国を怪獣から救ったり、秘密の邪神の教団の犯罪組織狩りをしたり、領地の開拓しながらの警備強化の組織のボスやったり、滅びた古代文明の真相に迫っちゃったり……異世界魔法はエンジョイしてるけど、これはスローライフ違う。何故こうなった?」(ネタバレ((予定)))
転生者、ベラ・マラヴィータは、夢の異世界転生を果たしたため、魔法を楽しみ、ちょっと幸運なスローライフを望んでいた。
子爵夫人の母を唐突に亡くすという不幸に見舞われても、残された父と国の隅っこの田舎領地のために出来ることをしつつ、コツコツと魔法を極めていく。
幸い、特殊な能力『魔力視』があって、自在に魔力を使えるために魔法の腕前は上々。前世の知識や滅びた古代文明の知識を活用して、楽しもうとした。
"聡明で優しいお嬢様"。
目指していたのは、異世界転生魔法エンジョイスローライフ。……――だった。
作品要素→※異世界転生の最強ヒロイン※特殊能力持ち、魔力操作でほぼ最強※主従関係、逆ハー気味、溺愛※魔物、魔獣、悪魔、神、邪神、死神、妖精、精霊※貴族令嬢、貴族令息、王族、魔術師、騎士、冒険者※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 06:31:14
167965文字
会話率:30%
私の夢は『強くてカワイイ最強の魔法使い』になることだった。
けど学園卒業を目前の『鑑定の儀』で私は出鼻をくじかれることになる。
魔法適正全属性 Fランク。そんなんじゃ、魔法使いにすらなれるはずがない。
──え? 魔力蓄積量はSランク!?
そ
れに、私の天啓《スキル》は『魔力操作』?
あぁ、じゃあ私、最強かもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-24 12:21:12
79740文字
会話率:29%
巻き込まれ体質の大学生はある日、コンビニでアイスを買った途端通り魔に刺され、気づけばシエルという公爵家の六女に転生していた。 前世では巻き込まれ体質だったため今までのんびり気ままに生きること出来なかった。 権力に資産と将来安泰のシエルはのん
びり気ままに生きようと決める。魔力はあっても属性系統の才能がなくても魔力操作で無理やり魔法っぽいのを使ったり、ペットのネズミと気ままに遊び大穴を開けたり、なぜか王子が勝手に俺のことを好きになったり。周囲がとんでもないことになっていたがシエルはそんなことは気にもせず、のんびり気ままに生きるのだった。
※あらすじじゃ良いこと言ってますが本当にそうなるかは作者もわかりませんので温かい目でお願いします。
若干無双するかもしれません。
基本的に1500文字から3000文字くらいを目指して投稿します!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-11 13:14:47
22407文字
会話率:40%
魔力主義と呼ばれる魔力が絶対的に評価される帝国で、主人公のアレックスはRANK1位を保持していた。
しかし、将来を大きく左右する競技会において、無名の女学徒の魔力のこもった一言で、敗北を喫する。
「ほら、もう足がすくんで立てなくなる」
その敗北を引きずったままのアレックスはある日、女学徒が暴力を受けている場面に遭遇し、助けに入るが・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 19:00:00
40525文字
会話率:39%
公爵令嬢メリッサが10歳の誕生日を迎えた少し後、両親を亡くした同い年の従妹アメリアが公爵家に引き取られた。その日から、アメリアを可愛がり世話を焼く父、兄、祖母の目にメリッサのことは映らない。
そんな中でメリッサとアメリアの魔力の相性が悪く
反発し、2人とも怪我をしてしまう。魔力操作が出来るまで離れて過ごすようにと言われたメリッサとアメリア。父はメリッサに「両親を亡くしたばかりで傷心してるアメリアを慮って、メリッサが領地へ行ってくれないか」と言った。
必死の努力で完璧な魔力操作を身につけ「王都に戻りたい」と父へ手紙を出し続けていたメリッサだったが、結局、16歳になり魔力を持つ者の入学が義務となっている魔法学園入学まで王都に呼び戻されることはなかった。
そんなメリッサが、自分を見てくれない人を振り向かせようと努力するよりも、自分を大切にしてくれる人を大事にしたら良いのだと気付き、自分らしく生きていくまでの物語です。
※アルファポリス様へ先行投稿したものを改稿しながら投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 07:50:00
94233文字
会話率:28%
「俺らは最強のパーティになるッ!」
あの日、俺らは約束した。
世界最強のパーティになると。最強の冒険者を目指してきたのに──
「ルーロ、君と冒険することは出来ない」
「なんでっ!」
「君だって原因は分かりきってんだろッ!」
俺に
は属性に対する適性が無かった。それはつまるところ魔法が使えないことと同じである。
だから俺は幼馴染に拒絶され、追放された。
森の奥へと逃げていく先、運悪く夜の王者として恐れられるシャドウウルフと遭遇してしまった。
森の主だけあり、逃げる事は不可能。遂には死を覚悟したところ、人類初の龍殺しを成したパーティの一人である『黒き亡霊《ブラックファントム》』に助けられた。
幼馴染に追放され、悔しかった俺は教えを請うた。
そして唯一使える『魔力操作』の極致にへと至ったのだった。
今更許してくれと言っても、もう遅い。
お前らの魔力も俺のものだ──
これは属性適性が無いために追放された少年が修行の後に至った『魔力操作の極致』で時々ざまぁしながら、世界最強の冒険者を夢見て、いずれ至るまでに成長する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 07:00:00
342554文字
会話率:52%
過度ないじめを受けていた主人公、山田トオルは異世界に転移し、自分をハンクスと名乗り仲間を付け世界に実力を見せつけて国を作る物語。
最終更新:2024-01-17 23:24:57
3329文字
会話率:49%
ダンジョンやスキルが現代に現れて十数年。
少年は比類なき魔力を持っていたため危険であると、魔力操作が生活に支障がなくなるまで能力訓練施設に入ることとなった。 そこで出会った一人の少女イデアと仲良くなるが、ある日を境に彼女はいなくなり少年は彼
女を探すために、出てはならないと言われていた自分の部屋から出る。 そして真実を知った少年は、協力者と共に少女イデアを助け、両親の元へ帰るため施設を脱出する。
脱出後、協力者の故郷に向かう。
そこで出会った二人の少年少女とイデア、そして召喚した仲間のモンスターたちとひと時の平和な日常を過ごす。 そんな矢先、彼らは森の奥にある廃神社で不思議なものを見つけた。 好奇心からそれに手を出したことを切っ掛けに彼らの平和な日常は終わり、主人公である少年は一部の記憶を損失した状態で目を覚ます。 そして少年は仲良くなった少年少女、イデア、協力者のことを忘れたまま両親と再会を果たすが――
○他サイトでも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-14 13:37:12
36766文字
会話率:55%
2メートル20センチ、150キロの恵まれた体格を見込まれ、農村育ちのロイルは15歳のとき騎士団にスカウトされる。
しかし、武器も盾も呪われてるレベルで才能がないことが発覚。
見掛け倒しでも突っ立てるくらいはできるだろうと、門番に命じ
られる。
そして、15年目、務めた門番を突然クビになった。
それを期に、ロイルは憧れていた冒険者になると決意して旅に出る。
この15年間、朝から晩まで門の横に突っ立っているだけ。
ほぼ誰とも会話せずに過ごし、唯一の趣味は仕事を終えた後に冒険譚を読むこと。
そのおかげで、得たものと得られなかったものがある。
得たのは魔力と妄想力。
仕事中はしゃべっちゃダメ、動いちゃダメ。
できることと言えば、冒険譚の主人公に自分を重ねた妄想をすること。
妄想の中でならなら、何百回も世界を救ったし、モテモテハーレムも味わい尽くした。
そして、身体の中にある魔力をこねくり回すこと。
雨の日も風の日も妄想と魔力操作を続けた。
暇だったからだ。
そのおかげで魔力9,999に。
得られなかったのは常識とコミュ力。
農村から出てきたばかりで門番に回され、誰もなにも教えてくれない。
ロイルが得た情報は物語から覚えた偏った知識ばかり。
そして、誰とも話さなかったので、当然コミュ力ゼロ。
鍛え上げた妄想力のおかげで、頭の中なら高速思考できるが、いざそれを話そうとしても、口が回らない。
出てくる言葉は「あっ」とか「うっ」ばかり。
門番生活で得た膨大な魔力と妄想力、そして、非常識とコミュ障を両手に冒険者生活へ。
道中出会った少女ディズは神聖魔法を使えずクビになった殴打系元聖女で常識人のコミュ力お化け。
そんなこんなで、ロイルとディズのおかしな冒険者生活が始まる。
膨大な魔力と非常識でロイルが「なんかやっちゃいました?」すると、容赦なくツッコミを入れるディズ。
だんだんと自分が規格外であることを受け入れていくロイル。
この話は、コミュ障非常識なロイルが、ディズに導かれて、常識を身につけ、コミュ力を磨いていき、真人間になるお話です。
※好評だった【パイロット版】の連載化です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-02 20:00:00
262953文字
会話率:28%
僕は前世では物理学者で量子力学の研究をしていたという記憶がある。記憶の前世と違い今僕が生きている世界には争いごとが多く魔獣なども存在するので剣や魔法は必須なのである。僕の父も『魔法剣士』の二つ名で有名な冒険者だった。そんな父に魔法を見せて貰
っている内に僕は魔法と言う漠然とした物が物理法則に則っている事に気が付く。研究を重ねて理論は作ったものの実演するにはかなりの精度の魔力操作が必要で僕自身は疎か、誰にもそれは再現できなく『口だけ理論』と揶揄されてしまう。失意のうちに世界を放浪している時に彼と出会った。彼は魔力操作を得意とする種族なのだった。僕は彼に魔法理論を教え彼も比類する者がない程の魔法使いになった。僕らは幸せな人生を疑っていなかったのだが。
なろうラジオ大賞応募の超短編。ちょっぴり切ない魔王誕生秘話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-01 17:31:07
995文字
会話率:30%
「これよりシルバーグラスを名乗ることは許されないと覚えておきなさい」
身体強化と魔力操作しか使えず、スキルを覚えなかったヘルザートは魔術学院への進学の道を断たれ、一族を追放される。
ザートと名を変え魔獣溢れるブラディア地方で冒険者をはじめる
が、相続した防具が収納と解析をする法具であるとわかる。
他人に知れたら面倒な事になると考えたザートはソロ冒険者として生きる事を決意する。
「おお、すごいの発掘しちゃったな」
地中に埋まった物も発掘できる法具を嬉々として活用しつつ順調に冒険者生活を送るザートだったが、
「パートナーを募集しているなら私と一緒にいかない?」
女冒険者リオンと半ばひきずられるようにパーティを組む事になる。
けれどリオンが冒険者となったのには理由があった。
狼獣人だって事、隠しててごめん——
これは獣人の姫とスキルをもたない少年が『聖域』をつくる物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-24 21:56:57
945546文字
会話率:31%
Sランクパーティー「竜牙の噛み合わせ」のリーダーであるエリウスは、神に与えられたスキル「剣豪」を持つ猛者だ。
彼は所属するメンバーの一人、冒険者としてはハズレスキルである「会計」の持ち主、アランを追放する。
追放後、アランはハズレス
キルだった「会計」が覚醒し、魔力操作や肉体の動きなどの最適解を瞬時に計算することが可能な超絶スキル「数字の支配者」となり、世界有数の強者となる。
そんなアランとは対照的に、エリウスは「アランを追放した、見る目のない無能」と世間に評価され、遂にはパーティーは解散して彼は落ちぶれてしまう。
しかしエリウスには誰も知らない秘密があった。
彼が「剣豪」のスキルの他に、彼にのみ与えられた第二のスキル「導(しるべ)」の持ち主であったことを。
彼がスキル「導」のせいで「魔王が死ぬ」という結果を迎えるまで、何度もその人生を繰り返すという、過酷な運命に縛り付けられているという事を。
そしてそのために彼は何度も死に戻りながら試行錯誤を繰り返し、ついにアランによる魔王打倒、その兆しが見え始めていることを⋯⋯。
そしてアランの追放は、魔王討伐のために必ず行わなければならないことだと⋯⋯。
これは、魔王を倒した勇者アランの華々しい功績の陰で、理不尽な運命に敢えて従うことで、世界の破滅という運命を変え、魔王討伐に多大な功績を残したにもかかわらず──その功績が歴史の表舞台に出ることはなかった、ひとりの男の物語。
※ブックマーク、評価をしていただいた皆様のおかげで
2021/2/22の日間ランキング
ハイファンタジー部門二位
総合二位
となりました!
この小説を多くの方へ読んでいただく機会を頂いたこと、心より感謝申し上げます。
ありがとうございます。
※2020/2/27追記
30000pt達成のお礼になればと思い、短編「ファランのだいぼうけん」を投稿しました。
本編読了後、やや時間を置いて読むことをオススメします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-28 20:36:49
37369文字
会話率:25%
――戦慄の魔術師。
圧倒的な魔力量、天才的な魔力操作……同年代をはるかに凌ぐ少年、フェイ=ボネットを、大人達は畏怖と敬意を表してそう呼んだ。
しかし、フェイは大人たちの期待に反し精霊契約に失敗する。
フェイは家を追放され殺されかける。
彼が
精霊契約に失敗した本当の理由も知らずに……。
瀕死の彼を助けた女性ラナ=ディルクとの生活の中で、彼は精霊最強と謳われる五帝獣と契約する。
そして今、彼が精霊学校に入学した時から……運命の歯車は再び動き出す……。
◆なろうコン大賞受賞!
宝島社様より一巻~四巻がアマゾンなどのネットストアや店頭などで発売中です!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-03 22:17:58
493839文字
会話率:37%