腹が切り裂かれる「解剖事件」。その三件目が起きた。
残忍な犯人に義憤を抱いた捜査一課の刑事、岩垣善男は幼馴染みに助けを求める。
件の幼馴染みは探偵事務所の所長、白河希(しらかわ・のぞみ)。
美貌の男だが性格に難アリの人物に、新しく入所した北
村愛は戸惑う。
「何度も言うが、ぼくは探偵じゃあない」
口癖のように言う白河は、人が持たぬ「異能」を持っていた。
白河は解剖する。
残忍な犯行を繰り返す、殺人鬼の心を露わにするのだ。
心を、「解剖」して。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 17:20:00
25064文字
会話率:39%
幼い頃、タマラは石につまづいて転んだことがあった。転ぶ原因になった石を蹴ってしまうタマラ。タマラがそれを両親に話した数日後、両親は彼女に対し「石を蹴ったことは絶対に口外してはいけない」と言われてしまう。いつもとは違う両親に戸惑うタマラ。
そ
して十年後、タマラはそのことが改めて気になったので、『何でも探偵』を名乗るアントンという男性の元へ向かった。
タマラが十年前に転んで石を蹴ったことで一体何が起こったのか?
似非推理、似非ミステリーなので本格推理や本格ミステリーがお好みの方にとっては物足りないと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 17:00:00
8958文字
会話率:40%
探偵が警察に並ぶほどの信用を得るようになった時代。いつまでたっても就活がうまくいかない真中誠は、今日もミソラのお悩み相談に振り回されていた。
似非ミステリです。男と女のバディ…?コンビもの。念のためR15にしています。
最終更新:2022-07-24 12:00:00
93039文字
会話率:46%
風にただ揺蕩うだけの最弱の魔物を使役する最底辺冒険者の主人公が、一つの事件をキッカケにその名前が広まったり、規格外な人脈が形成されていったりする冒険劇。
ハーメルンでも書いてます。
最終更新:2022-04-20 17:47:06
12724文字
会話率:68%
大正時代日本によく似た世界。
西岩森也(にしいわ しんや)という、放蕩が過ぎ家を追い出された少年がいた。
少年は何の因果か、誰の仕業か、他自共に認める名探偵にして最悪の性格破綻者、寺城冬華(てらしろ とうか)の下で働く事となり、怪事件
の渦中へと足を踏み入れいていく。
似非ミステリーの大正時代モドキ探偵物です。
穴だらけの推理と稚拙なトリックですが、それでも大丈夫だという方のみご覧下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-24 18:00:00
130747文字
会話率:37%
金木犀の散る頃に、悪役令嬢である少女が死んだ。乙女ゲームのストーリーに準じるのであれば、犯人は攻略対象者のうちの誰かなのか?
あのときいったい何があったのだろう。モブ転生を果たした若き未亡人の教員アニーは、成り行きで留学生の隣国王子ギルと共
に真相を探り始める。
悪役令嬢と、攻略対象者、そしてヒロイン。それぞれの思惑は……?
全25話完結
誤字のご指摘ありがとうございます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-25 00:20:06
127287文字
会話率:48%
筋肉推理で超解決! ミステリのフリをした爽快筋肉コメディ! 登場人物全員アホで脳筋! これを読めば君もマッチョになれる!? 筋肉探偵オメガことバーベルリング・ホールドは、すべての筋肉犯罪の黒幕である、筋肉教授マッスルズ・モリアガッティーを捕
まえるため、日々バルクアップに励む。筋肉推理の果てにモリアガッティーを追いつめたオメガが、死闘の果てに見るものとは何か!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-07 20:00:00
8158文字
会話率:21%
懐かしのブーン系SSです。
一筋縄ではいかない殺人事件を探偵が推理するようです。
最終更新:2020-02-11 19:00:00
2913文字
会話率:65%
あるとき《物語》が探偵事務所にやってきて、私の物語の最初の嘘を暴いて欲しいの、と言った。
我らが私立探偵事務所は、探偵である僕と、助手兼魔法使いのポム子ちゃんの二人によって運営されている。密室殺人事件の解決、迷い猫の捜索から赤毛組合なる
謎の団体の調査まで探偵的な悩み事なら何でも請け負う探偵事務所だ。
さて依頼もなく二人でしりとりをして時間を潰していた昼下がり、ドアがコツンコツンとノックのような音を立て何か公共料金の取り立てか幻聴かと訝しがりながらドアを開けるとそこには、中学生くらいの《物語》が立っていた。そして冒頭の台詞を言ったのだ。
「私の物語の最初の嘘を暴いて欲しいの」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-31 22:46:33
9762文字
会話率:46%
兄は美形で長身で、モデルのようにスタイルが良くて性格が悪い。
そんな彼はひとつ、奇妙な特技を持っていて――。
私の兄と、彼を兄と呼ぶ私の話。
■各章完結型の連作形式です。毎年夏場に連載しています。
■ジャンルは「オカルト」と「
推理」を足して2で割った感じと思ってください。似非ミステリです。
■作中に出てくる「直近データ」は執筆当時(2012年現在)のものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-23 21:09:31
83633文字
会話率:40%
一枚の布団、その上に、向かい合うように正座して座る、二つの人影。片方が語り手、もう片方が聞き手。相手に聞こえる程度の小さな声で、何か語り聞かせているようだ。これは、其処から始まる、ある"こわい"話。
最終更新:2016-08-04 00:37:05
9845文字
会話率:32%
この世には、常識では測れない何かがある。
それと日常で出会うことはないだろう。
だからこそ誰もが非日常に夢を見て、想いを馳せ、空想だと笑い、日常を謳歌する。
それと、出会う人間は世の中を生きる人間のほんの一握りだ。
それと出会ってしまった人
間は決して幸福ではない。むしろ不幸と言うほかないだろう。
知ってしまえば、見えてしまう。
見えてしまえば、侵蝕される。
日常が非日常になるのではない。
非日常だったと思っていたものが、日常になってしまうのだ。
非日常が日常へと侵蝕される。
戻ることは出来ない一方通行。
それは、現実をも浸食する人の欲。
侵蝕性愛パラフィリア。
祈崎艶華(きさきあでか)はそれを好む。
僕、小田桐雄介はそんな彼女に命を助けられた。そして彼女のもとでそんな侵蝕された日常を生きる。
時に楽しく、時に悲しく、時に惨たらしい。
それでも僕は誰かに手を差し伸ばすのだ。
艶華さんは『メドルラグニア』と言うけれど。
平凡な僕は侵蝕された日常をそれでも平凡に生きたいから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-05 12:00:00
9142文字
会話率:34%
大好きな狭山くんが幽霊になった。僕は幽霊の狭山くんと狭山くんの部屋で一緒に暮らす。狭山くんが幽霊になったわけを探して。
最終更新:2016-05-08 15:41:31
16733文字
会話率:26%
苗字はカタライ、名はカサネ。
一味違う高校生、潟来 重が語るのは、少し奇怪な珍物ども。
彼のお供を務めますのは、自称幽霊・希典さん。
酔ってらっしゃい満てらっしゃい。
かさねくんの自分語りの始まり、始まり。
……と、格好つけ
ましたが、只々かさね君がぐだぐだと高校生する話です。もしよろしければご賞味ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-12 23:20:46
5454文字
会話率:47%
六畳一間の安アパートでつつましやかな生活を送る大学三回生・速見の部屋を訪れる奇人有り――。エキセントリックな言動を繰り返す探偵気取りの隣人・依川恵子の執拗な追及を逃れつつ、彼は自身の目的を果たそうとする。/一話完結・連作
最終更新:2013-05-06 19:00:00
36069文字
会話率:43%
私は誰で、この死体は何だ。
不思議な街で起きる不思議な殺人事件を追う。
ファンタジー色強めの似非ミステリ。
序幕「密室憧憬」閉幕
最終更新:2011-06-05 22:57:20
105941文字
会話率:65%
「若い身空で可哀想に。…春先は、頭が沸きやすいって本当だったんだ」
心底からの彼女の哀れみに、半眼と低い声音が返る。
「…………そうきたか」
うっかりそんな会話をしたばっかりに、たちの悪い転校生が陣内千郷のクラスにやってきた。おまけにマ
ンションの隣人になったものだから、余計に始末に終えない。
そんな折、町では、猟奇連続殺人事件が起こりはじめ……。
悪魔を名乗った少年と、死にたがりの少女が出会ったのはきっと必然。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-29 16:08:27
30462文字
会話率:39%