「女が乗馬をするなどはしたない! しかも何だこの服は、どう見ても男装だろう! 性倒錯甚だしい、不愉快だ!」
タランティオン侯爵家令嬢メラニーは、婚約者のユルヴェール公爵家のドミニクからきつく叱責された。しかしメラニーは涼しい顔で、婚約破棄を
チラつかせたドミニクの言葉をすんなり受け入れて帰る。
それもそのはず、彼女はメラニーではなく双子の弟メルヴィンで、もっと言うなら婚約は目眩しだ。祖父であり帝国宰相ランベルトの企みの一端に過ぎなかった。メルヴィンはため息を吐きながらも、メラニーのふりをして次の婚約者のもとへ向かう。すると——?
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-31 17:00:00
12100文字
会話率:40%
ナンバラヤ・シゲキはロリコンである、そんな男がいたからには、必ずやロリコン御用達の幼女ロボットを作って見せると止まらない衝動を持っているのは仕方なかった、 これは幼女AIを開発するまでの、性倒錯が為した奇跡の軌跡である。 え? 逮捕? 聞
こえなーい、とりあえず読んでから逮捕するかを決めたらよかろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-14 21:05:02
4493文字
会話率:21%
百合×性倒錯の短編集です。
pixivにもにも掲載
最終更新:2019-11-16 21:45:45
23406文字
会話率:51%
この世には、常識では測れない何かがある。
それと日常で出会うことはないだろう。
だからこそ誰もが非日常に夢を見て、想いを馳せ、空想だと笑い、日常を謳歌する。
それと、出会う人間は世の中を生きる人間のほんの一握りだ。
それと出会ってしまった人
間は決して幸福ではない。むしろ不幸と言うほかないだろう。
知ってしまえば、見えてしまう。
見えてしまえば、侵蝕される。
日常が非日常になるのではない。
非日常だったと思っていたものが、日常になってしまうのだ。
非日常が日常へと侵蝕される。
戻ることは出来ない一方通行。
それは、現実をも浸食する人の欲。
侵蝕性愛パラフィリア。
祈崎艶華(きさきあでか)はそれを好む。
僕、小田桐雄介はそんな彼女に命を助けられた。そして彼女のもとでそんな侵蝕された日常を生きる。
時に楽しく、時に悲しく、時に惨たらしい。
それでも僕は誰かに手を差し伸ばすのだ。
艶華さんは『メドルラグニア』と言うけれど。
平凡な僕は侵蝕された日常をそれでも平凡に生きたいから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-05 12:00:00
9142文字
会話率:34%
同性を愛してしまう主人公……、だが、その愛が報われることはなかった。
絶望の中、夜のぬかるみを歩いていると、背後から化け物が迫っていた。
最終更新:2013-11-08 20:39:44
3846文字
会話率:33%