主人公オデッサ・シルバーグは名門校である円卓学園へ転校してきた。転入初日に銀色の髪に青色の瞳をした青年、フリック・アルベルトと出会いガーディアンナイトにスカウトされ学園の平和と安全を守ることになり
そんなイケメンたちの彼らと甘くてドキドキな
学園生活が始まるのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 21:07:53
1754文字
会話率:44%
【あらすじ】
——ある日突然、家族が何者かに殺された。
寂れた神祠・八岐神社で孤児として育てられた少女【桜華】は、突如として何もかもを失った。絶望に打ちひしがれた彼女は自害を試みるが、唯一自身と共に生き残った友に止められ、生きて復讐すること
を誓う。喪失によって開いた穴を埋める方法は、仇討ち以外に見つからなかったのだ——。
※1本作は私の過去作「天ノ恋慕」の設定の一部をピックアップ、拡大改変したものです。
※2本作は基本的に一人称視点ですが、場面によって変わることがあります。視点変更の際は、本文中に下記のように表示します。
・◇◇キャラ名◇◇:そのキャラ視点
・◇◇◇:三人称視点
【主要登場人物】
〇桜華(おうか)
十七歳の少女。綺麗な桜色の長い髪を馬尾結で束ねていて、目は透き通った濃い紫色をしている。背丈は五尺四寸強。赤ん坊のころに「高祠之国(こしのくに)」の桜並木の下で拾われ、「八岐(やまた)神社」にて孤児として育った。だがある時、八岐神社は何者かの襲撃を受け、桜華は家族のように思っていた孤児仲間たちを亡くした。それ以来、報復を目標にして生きるようになる。何よりも家族や仲間という存在を大事にするが、その中でも小町に対しては並々ならぬ情を抱いている。好物は豆大福。自称、お淑やかな美少女。
〇小町(こまち)
十七歳の少女。黒曜石のような黒い髪で、長さは肩につかない程度。目は透明感のある淡い青色をしている。背丈は五尺三寸弱。赤ん坊のころに八岐神社の鳥居の前に捨てられており、孤児仲間に加わった。襲撃から生き残り、桜華と共に報復を誓う。小町もまた家族や仲間を大事にする。昔なじみの桜華のことは特別に思っているが、素直な想いを口にすることは滅多にない。好物はみたらし団子。勝ち気な性格でありながら、甘えん坊でもあるという二面性を持つ。
〇大河(たいが)
享年四十歳の男性。黒髪の散切り頭。幼少期を孤児として過ごした経験から、辛い思いをする子供が少しでも減るよう願っていた。自身が宮司を務める寂れた神社、八岐神社に孤児を集めて育てるという活動に生涯を捧げた。優れた剣の腕前を持っていたが、八岐神社襲撃の際は子供を守る責務のために敗北してしまう。愛用していた刀には、とぐろを巻いた蛇の装飾が施されている。時に優しく時に厳しく孤児たちを育てた。
※カクヨムでも連載中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 20:16:29
485070文字
会話率:60%
生まれた時、産声を上げなかった赤子。その後、笑わない娘に成長した。その容姿は、幼い頃から見目麗しく、金色の瞳、艶やかな紺青色の髪、陶磁器のような白い肌、まるで人形の様な美しい令嬢だった。たが、いつからか、彼女は呪いの人形姫と呼ばれるようにな
った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 00:38:35
30175文字
会話率:20%
魂は本当に1つなのだろうか?
人類の英知が世界を破壊し尽くし、汚染された海が赤く染まった頃。創世記を司った、少女が目覚める。少女が覚えているのは、たった一つ。
【もう¥//&& とアナタに""
;"出会う"""//】
白い木霊達は、唯一無二のEveを囲み、彼女の願いを叶える為、白骨化した世界を案内する。時に、砂漠は牙を剝き、何処にも信号は届かない。
【君\\&&目覚めない'''幸せ'''¥から?】
壁に囲われた精神世界。焼け爛れた、AdamとEveの最期。本当の自分を見失った、自我は崩落の結末を迎え…。
【この世界は…まだ…可能性を持ってる。】
本当にアナタは、アナタ1人だと言えるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 19:00:00
4394文字
会話率:62%
皆さん、こんにちは。青色矮星です。
今回は残酷な世界で気持ち悪いほどに藻掻く主人公に焦点を当て、小説を書きました。ぜひ立ち寄って、閲覧していただけると幸いです。
昼夜に渦巻く胸裏の中で蔓延る蟲。自分が誰なのか、何者なのか記憶は断絶され、
やがて美しい月の妖精か、薔薇色に艶めく美しい女性へ手を伸ばす。
恋心叶わず、絶望に瀕する主人公リヒテン。彼を庇護する…しかし心の奥底には踏み込まない同僚ラモン。
そして、夜更けに現れ微笑むのは、幻想の世界で救済を求める主人公へ、優しい月光浴を浴びせた、少女シェイン。
精神世界と現実世界は、やがて崩壊し。残された自我は、誰の姿を求めるのか…。息を綴る一瞬一瞬に、罪悪感を持つ青年が、失恋に犯されていく様を描いた小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 18:30:00
14563文字
会話率:61%
こんにちは、青色矮星です。
映画を傍観すると同じように、俺の作品を見てくれたら嬉しいです。映画館に、様々な物語が上映されていくように、このシリーズでは少しずつ短編小説が増えていきます。
其々に、特段のつながりは在りませんが、もしかした
ら何年も経った時、1つの世界へ帰結するかもしれないですね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 19:00:00
3241文字
会話率:49%
16歳の少年『ユニクルフィン』はレベル100となり、ついに村外へ行く事を許可された。
そして、颯爽と森へ出掛けて遭遇したのは……、近隣最弱のタヌキが繰り出すカツテナイ絶望だったッ!!
圧倒的な力を振りかざす、タヌキ。
必死になって逃げ惑う
、ユニクルフィン。
そんな彼の前に現れたのは、更に圧倒的な力で全てをブチ転がす魔導師の少女『リリンサ』。
挫けそうになるユニクルフィンへ、彼女は優しく語り掛けた。
「ユニク。私と一緒に旅に出て、冒険をしよう」
過酷な現実、渦巻く陰謀、そして――、タヌキ。
これは、迫りくる困難へ勇猛果敢に挑むユニクルフィンと、魔王のごとき力を持つリリンサの英雄に至る物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 23:32:52
5906891文字
会話率:42%
世界を統べる中心の都、『魔導枢機霊王国まどうすうきれいおうこく・ソドムゴモラ』
その国王は、年若き16歳の少女、魔導王・ホロボサターリャだ。
魔法を肌で感じ取り、大気中から無尽蔵の魔力を引き出す神の因子アーティファクトを持って
いただけのホロボサターリャは、世界大戦の決戦兵器とされ、名ばかりの王として祭り上げられた。
神の与えし祝福の人型機械兵器・『魔導枢機ヴァーズマキナ・エゼキエル』を操縦できる唯一の人間として、その人生を縛られたのだ。
ホロボサターリャは、貧民街で生まれ育った普通の町娘だ。
そんな、小さな羽虫すら殺すのを躊躇する心優しき少女に求められたのは――。蟲の殲滅。
それは、人類を世界大戦の勝者へ導く事だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 01:18:22
8890文字
会話率:37%
ソロモン72柱とは、悪魔の住む国ゴエティアに君臨する72の偉大なる支配者だ。
本書は、悪魔達の姿や性格、特技や趣味などが記述されており、何故この世界を訪れ、溶け込んでいるかを詳細に記録したものである。
なお、彼女たちは、地球の支配生物『人
間』の同一規格で転生している。
それは、身体能力のバラツキが少ない女性であり、なおかつ、肉体的な成長の余地がある状態。
年齢10歳~15歳の少女、『通称 ー メスガキ ー』として。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-16 21:10:54
5874文字
会話率:26%
現実を生きることに意味を見出せない少年・志郎は’探検部’に所属するメンバーとともに学校近くの森の奥、湖の近くにあるという城へ探検に向かうことに。
現代日本には馴染まない、とんがり屋根の大きな城。
探索する中で見つけたのは、クラスの優等生’緋
村紫苑’の背中と、流麗な装飾が施された一本のナイフ。
「夢を見せよう。決して覚めぬ夢を」
見惚れてしまいそうなほど透き通った青色の刃が、甘い声で囁く。
導かれたのは夢幻の城。
問われるのは彼の歩く道と、生きる場所。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 21:00:00
189502文字
会話率:40%
「僕の描いた絵が本物になったらいいのに」
そんな夢を抱く絵描き好きな少年・織部緑光(おりべ ろくみつ)は、科学の発展によって可視化された人の魂の持つ「色」を重視する現代に生まれる。
情熱の赤色、ひらめきの黄色、冷静な青色etc…
それら人気
色と比べ、臆病と評される「緑色」の緑光だが、色に囚われず前向きな幼少期を過ごしていた。
時を同じくして都心では、人類を脅かした感染症のパンデミックとネット社会の相乗作用が、放置されたグラフィティから夜な夜な這い出して人を襲う落画鬼(らくがき)を満天下に知らしめる。
その悪鬼に唯一、太刀打ちできるのは、絵を具現化させる摩訶不思議な文房具で戦う、憂世の英雄・浮夜絵師(うきよえし)。
夜ごとに増える落画鬼の被害。それに決死の覚悟で挑む者への偏見や誹謗中傷がくり返されるネット社会。
月日の流れによって、夢を見なくなるほど「緑色」らしくなっていた緑光だったが、SNS上に浮上した「すべての絵師を処せ」という一文を目にし……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 11:11:58
179431文字
会話率:25%
統一歴2030年
アキュロス大帝国は星そのものを統一させた。
永きに渡って平和を謳歌するも事件は突然やって来る。
空から降ってきた青色の船、帝国集権中央議会は帝国外文明勢力に対する防衛専任処置として正規軍とは別に防衛隊を発足し、ありとあらゆ
る科学者を集め現在に至っては正規軍以上に強力かつ大規模になってしまっていつの間にか帝国防衛軍と名乗っている。
そして帝国防衛軍は来る蒼き襲来者との戦いに勝ち退けさせたのだが…
もはや見る陰もなくなってしまった街や家族、帰り場所を失ってしまった彼は近くの前哨基地に身を寄せる事にしたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 00:20:00
5671文字
会話率:38%
青の惑星に存在する超大陸マイアケ。その中央には大陸を4つに分断する世界樹が存在していた。
これは特殊な力を持った兎型亜人種・ワンダーラビットのすのぴと仲間たちが紡ぐ大切なものを取り戻す旅の記録ーー
※本作はTikTokにて活動中の甜飴とい
き(あまいといき)さんの配信やサブスク登録者限定のオープンチャットでの雑談を元に作り上げた作品です。身内ネタなども含まれますので、苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 00:19:46
125152文字
会話率:27%
30半ばで過労死した主人公は、長くプレイしていたゲームの世界に転生。しかしそこはゲームの大元の世界で、現実だった。
ゲームで使っていたアバターのまま転生し、チート能力でダラダラと生活することに。
最終更新:2025-06-04 15:40:00
471714文字
会話率:26%
わけもわからぬまま、追放された王子。
森に山に海などに、依頼を受けなくても調査に入る、魔物の生態系調査人。
ある日、森に捨てられていた王子を拾い、喧嘩したりしながらも、二人で世界を見て回ることになった。
最終更新:2024-06-12 12:04:36
37259文字
会話率:33%
異界。それは突如として表れて此方と彼方を隔てる檻。そして異界の出現を、人々は「異界顕現災害」と呼んで恐れた。
ある日、一人の少年がその災害に巻き込まれる。助けは来ない。生き延びるための、少年の奮闘が始まった。
最終更新:2025-06-02 18:00:00
843081文字
会話率:44%
ダルタニアの地下世界は「アルザンティア」と、呼ばれました。そこには体色の違う、6色の魔人類が住んで居ました。彼らの戦闘力は人間並みで、取り分けて高くは、有りませんでした。そこには、巨大で食欲旺盛な「魔虫」と呼ばれる虫達も、たくさん居ました。
彼らの創造主で有る「魔神アスタロット」は、難儀な神でした。魔虫を退くことが出来る、強い力が欲しければ「仲間を食らい、生き残った者にのみ、強い力を授けよう。」6色魔人達は、神の言葉を信じて「共食いを始めました。」
青色魔人の娘ミスティルは、幼馴染みでした赤色魔人の娘レミィルと2人で、食人をした自分らの故郷を捨て、地上世界「ダルタニア」を、目指しました。仲間は、もう1人居ました。それは、巨人族(タイタニオン)の娘マイナでした。ミスティル達は、マイナの成人式を機に、3人で地上世界を目指しました。ミスティル達「カニバン(食人種)」は、一度でも故郷を離れると「セシダス(離脱者)」と言われ、戻っても殺される運命しか、有りませんでした。それでも彼女達は、離脱を決めました。
3人は、地上世界に出ると、そこの管理をした「ギガンデス」の王が、何者かに斬殺されました。ダルタニアの巨人族は「ギガンデス」と呼ばれ、マイナの「タイタニオン」とは、同祖でした。その地上世界の出口を、管理したギガンデス達は、既に霧散して、誰も居ませんでした。ミスティル達は、そこを拠点として「新天地ダルタニア」の探索を、始めました。マイナは或る日、拠点の近くの場所で、緑色をした長い体毛に覆われた、鬼のような姿の「ギガンデスの大王」を、見掛けました。彼はマイナを、静かに見つめました。霊感の強いマイナは、知りました。その者は、既に生者ではないことを。
本作は「完全版」の前半部分10話のみで、構成されたAシリーズの1つです。「第1章:右側神の離脱編」の第4作品(全34話)から。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 19:59:39
35784文字
会話率:4%
プロローグ前半
もうすぐ夏がやってくるような暑さ。
ギラギラとした太陽の光が顔に強く焼きつけている。じんわりと額に脂が浮かんだ。
とは言ってもまだ5月という異常な現実に絶望感を抱く。きっともう夏が隣に来ている。
神奈川県の下の海側
にある少しさびれた街に住んでいる。この街は都会でもなく田舎でもない所で非常に住みやすい。家から10分を歩けば海に着く。
右を見れば江ノ島が佇んでいて、逆方向を見れば神奈川県の左足が見え、前を向けば大島がみえる。そんなこの海はどこか他の場所とは違うフィルターがかかっていて神秘的な要素があるように思える。
国道134号線の信号はやけに空が近く非現実を感じる。海沿い特有の防砂林の向こうから波の音と木々の隙間から隙間風が吹き、そこに巣を構えるカラスや野鳥などの鳴き声が互いに混ざってかすかに聞こえる。
海というものは身近にあるものの中で一番不思議なものである。何が不思議かも分からない不思議。たとえば、海の色は空の色という。赤色や黄色は弾かれて青色になるらしい。
それにしてもどうしてこんなに惹かれてしまう色なのか、ただ青が好きなだけかもしれないけれど、海の色は青では無いから本当にできすぎている色だと思う。
浜に出ると海がギラギラと光っていた。青とはいえない緑が混ざった色で。まだ少し冷たい風が吹き付ける。
いい天気だった。
今日はただ、一人でぼんやり歩きたかった。何も気にせず、考えず、なにもかも忘れてしまいたかった。
ゆっくり、ゆっくりと、足を濡らしたくはないから潮痕を踏まないように下を向いて歩く。ビーサンを履いているから太陽で温められた砂に足が歩くたびに埋もれて心地いい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 20:44:17
1987文字
会話率:0%
高校3年生の春。
大川陽葵は小学校から高校まで同じ学校へ通う宇野碧斗に恋心を抱いていた。
陽葵の方が身長が高く、同じように紙飛行機で競っていた小学生の時の思い出も、同じ身長になり、碧斗の進路を聞いて慌てて書き換えた中学生の時の思い出も、ぜ
んぶ抱えた高校3年生。私は今日も紙飛行機を折る。
碧斗との大事な思い出だから。
そんな私の恋を応援してくれる理玖も、難しい恋愛をしているようで、私と一緒に紙飛行機を折ってくれる。
「俺、青色の紙飛行機がすき」
「僕は、赤色の紙飛行機が飛べばいいのになって思ってるよ」
本当は、遠くじゃなくて、高く飛んでほしい。
遠くへはいかないで、遠くへ飛ぶのは叶わないような気がするから。高く飛んで、私の願いを叶えて欲しい。
そんなことを願いながら、紡がれていく純愛ロマンス。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 21:05:06
14466文字
会話率:51%
突然、自分の前から姿を消した親友、天才木戸遥のあとを追ってはるばる世界の果てにある巨大なドーム状の研究施設までやってきた無鉄砲で世間知らずの十五歳のお嬢様、瀬戸夏は、そこで遥と再会し、そして一人の人工進化研究によって生み出された実験体であ
る白い女の子と人工知能で作られた不思議な白いクジラと出会った。
突然の夏の二日間の滞在を経て、二人は『ある一つの結末』にたどり着く。
長編作品 第一作目
この世界は全部が全部偽物なの。
じゃあさ、全部が偽物の世界の中で、私たちだけが本物だね。
おーい。なにしているの?
「遥。いる?」
そう声をかけると、「なに?」と言って、教室の中から返事が返ってきた。
遥は窓際のところに立っていた。
そこから窓を開けて、教室の外に広がる青色の空をじっと、一人で眺めていた。遥の目はいつもと同じように、孤独な色をしていた。
遥の目には、ほんのりと空の青色が残っていた。
そんな遥の目を見て、夏はどきっと、自分の心臓の鼓動が高鳴るのを感じた。
「なんだ、夏か」
ぼんやりとした表情で遥は言う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 12:50:11
350910文字
会話率:14%
ある不思議なところに、大天球と呼ばれる青色の空に浮かんでいる巨大な構造物に四人の可愛らしい子供の天使たちが子供たちだけで、暮らしていました。
子供の天使たちは空に迷い込んだ人がいないか、空を毎日、見守っていました。
そんなある日、……。急
に大天球に異常がおきました。
その原因を見つけていると、大天球の中心には、一人の小さな天使がいました。
どうやら、この騒ぎはその一人の小さな天使のしわざのようでした。
長編小説 第六作目
真っ白なところ。それ以外の色は見えません。本当に全部が真っ白でした。上も下も、まわりも全部が真っ白。そんな不思議なところに天宮五百枝はいました。
五百枝は空が見たいと思いました。
青色の空が見たい。透き通るような美しい青色。青色は五百枝の一番大好きな色でした。でも、顔を上に向けても、青色はありません。そこには真っ白な色がどこまでも広がっているだけでした。
五百枝はあきらめて顔を動かして前を向きました。そして、ゆっくりと足を動かして歩きはじめます。
とんとん、と五百枝の足音が小さく聞こえます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 01:21:31
16601文字
会話率:4%
高校生の春日清はある日、不思議な夢を見た。青色の夢。それはあなたの夢だった。
最終更新:2020-07-13 00:31:27
13529文字
会話率:7%
息子を産んでリストラに遭い、職業訓練校に通っていた私は、その日、息子を連れて二人きりで遊園地へいった。幼児を連れ歩くにしては何の用意もなく、軽装で――
最終更新:2025-05-03 18:10:00
2226文字
会話率:4%
『ばばされ』って知ってる?私、あれに遭ったことがあるの――
最近、私がネットに怪談を投稿してる話を知人にしたら、体験談を教えてくれた。1980年代ごろに成立したといわれる怪談、『ばばされ』の話だと言う。彼女の年齢から計算すると、ちょうど19
80年ごろの話だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 14:07:03
1451文字
会話率:20%
大学の学祭で占いの店を出した私。学生、疑り深い講師、近所のニュータウンから来た親子、いろいろな人がやって来た。 そして、OBだという男性の名前を占ったとき、私の身に起こったこととは……
キーワード:
最終更新:2025-04-29 14:03:43
2064文字
会話率:13%
四十八歳の聡が、若かりしころに友人たちと過ごした海岸通りの思い出を辿る物語。免許を取ったばかりの十八歳の頃、彼らは海岸沿いのハンバーガーショップに集い、小高い丘で夜景を見ながら夢を語り合った。
「春の夜の夢の浮橋とだえして 峰に別るる横雲の
空」という西行の和歌が示すように、当時の友人二人はすでに他界し、あの頃の夢や希望は途切れた浮橋のようだ。認知症の母が息子の知らない記憶を持ち、かつてのハンバーガーショップは形を変えて存続していることに気づいた聡は、人生の儚さと継続性を同時に感じる。
絵画のような海岸線—朝の真珠の輝き、昼の群青色の絨毯、夕暮れの錦絵のような彩り、夜の銀の道—を背景に、聡は過去と現在を行き来しながら、夢が途切れるのは終わるからではなく、形を変えて続いていくからだと悟る。浮橋が一つ途切れても、別の浮橋がどこかで繋がっているという希望を胸に、聡は再び海へと向かう。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-24 21:11:56
3564文字
会話率:34%
いじめによって陰鬱な日々を過ごす16歳の女子高生、コハク。
ある日、彼女は事件に巻き込まれ異世界に転移させられてしまう。
訳あり勇者と旅をします。
魔王を倒せば終わるのでしょうか?
残酷な運命に翻弄され、もがき苦しむ人生。
彼女が異世
界で果たす目的とは何か。
「どうして私ばかりこんな目に…」
倫理やモラルを題材にした、ちょっぴり社会派チックなストーリー。
辛いことばかりですが、真実を求めてもうちょっとだけ旅をしようと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 18:00:00
34184文字
会話率:42%
冷たくて、暗くて
勇気はくれないけど 寄り添ってくれるような
最終更新:2025-04-16 11:00:00
305文字
会話率:0%
燃え盛るような赤色
しとしと流れるような青色
ぴかぴか照らしてくれるような黄色
さわさわ安心できるような緑色
きらぴか包んでくれる藍色
いっぱい 色が あるけどね
なにいろが 一番 お気に入り?
最終更新:2025-01-06 23:46:20
318文字
会話率:0%
とある研究所の実験の結果、まっさらな人の姿で現世にやってきた2匹の恐竜が人との繋がりを通して色付く世界を見ていくお話です。
大自然の雄大な緑色を写した緑色の髪の少年「被験体:緑」と売れない画家の男「浅葱」の逃走と成長を描いた章と、大海原の深
い青色を写した長い髪の少年「被験体:青」と落語好きな世話係の女性研究員「渚」の抵抗と成長を書いた章の2編構成。
30分くらいで読み終わると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 02:42:56
19999文字
会話率:36%