【毎日更新&電撃小説大賞☆二次選考通過作】「私、絶対、魂送りできるようになるから……!」「必要ないって何度言ったらわかるんだ……っ」──奴隷の少女と孤独な剣士が巻き起こす、癒しと解放の鎮魂歌(レクイエム)。
旅の剣士アスターは、亡者に襲わ
れていた少女を助ける。剣だけでは倒せない亡者にとどめを刺す歌と踊り──通称、魂送り。少女はその魂送りを仕込まれた奴隷だった。魂送りをしてアスターの旅についていきたいと願う少女メルだったが、アスターはそれをかたくなに拒む。アスターにはある悲しい秘密があって……?
──これは奴隷の少女と、孤独な剣士が「帰る場所」を見つける物語。
(※作中に登場する歌詞は、作者本人が作詞したものを、歌手・作曲者の了解のもと使用しています。カクヨム様、NOTE様にも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 13:12:08
187909文字
会話率:33%
作品紹介文(空の歌)
それは幼き日の夢が紡ぐ、空と歌と、絆の物語――。
――世界を照らす太陽の光は今、弱まりつつあった。
城下街に住まう少年ジンレイは、毎日ため息をつきながらも実家の料亭の給仕に勤しんでいた。
これからもこの
日常が変わりなく続くと思ってたが……。
世界を救うべく幼馴染みの1人ユリエナが旅立ち、入れ違うようにして彼女と同じくかつて学修院で共に過ごした幼馴染みたちがジンレイの許に集い、物語が動き出す。
〝闇夜の終わりを告げる時、空は希望を歌う〟
グリームランドに古くから伝わる口承の真の意味とは――。
これは、夢を諦めかけた少年が、願いを叶えるために力を得た幼馴染みたちに背中を押されて再び走り出す――空と歌と、絆の物語。
☆。.:*・゜☆。.:*・゜☆。.:*・゜☆。.:*・゜☆。.:*・゜
自分の投稿歴の詳細すぐ忘れるので、そっと置いておきます。笑
第19回電撃小説大賞 二次選考通過
第4回GA文庫大賞(後期) 二次選考通過
エブリスタ 執筆応援キャンペーン 『仲間の絆』 大賞受賞
☆。.:*・゜☆。.:*・゜☆。.:*・゜☆。.:*・゜☆。.:*・゜
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 14:19:50
178131文字
会話率:42%
国民全員が、自身の才能を発揮できるA級人材と、A級人材の補助役であるB級人材に二分される――そんなディストピアと化した日本。政府は一部のB級人材を改造し『シャペロン』とすることで、彼らに問題を抱えたA級人材の世話を任せていた。
花凪 彩(は
ななぎ あや)。十七歳。職業:女子高生。
A級人材の中でも、日本で十二人しかいない特撰人材に最年少で選出された彼女は、日本随一の効率至上主義者だった。
そんな彼女にも180センチを超えた長身がコンプレックスという弱点があり――ちょうどその弱点をつくようにあてがわれたのは、スノウドロップと名乗るクラシカルロリィタに身を包んだゆるかわ銀髪美少女で!?
不服ながらスノウドロップと共同生活を送る彩。二人の日常が始まるかと思いきや、突然現れたフォールデッドと呼ばれる怪物と戦う羽目になって――
タイパ最強の長身JK×天真爛漫なクラロリ美少女(小さい)によるSF痛快バトルアクション。第31回電撃小説大賞一次選考通過作。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 13:47:22
92998文字
会話率:60%
藤堂碧は焦っていた。
相手を見つけなければ単位に影響する。
知り合いの男子生徒に告白する碧だったが、「結婚を前提って……重すぎ」と、ほとんどの男子生徒に断られてしまう。
ことは1年前に遡る。
婚姻等機会均等法。通称こんきん法。
パートナーがいない者は高校卒業不可になるなどの法規制が敷かれる。
学内マッチングアプリなどサポートはされるが基本は個人の裁量に委ねられた。
法律施行日、碧は学園長による大恋愛時代開幕の演説を聞く。
アプリを使用し、高校で出来た友達の日向文音をWデートに誘う碧だが拒否されてしまい、碧なりのやり方で彼氏を見つけることに決めた。
――――――――――――――――――――――――――――――
第31回電撃小説大賞1次選考落選作。
供養のためこちらでも投稿します。
カクヨムでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 23:06:24
120031文字
会話率:46%
科学が発達した近未来。脳波で操作するデバイスを使い、全身擬似生体の技術を転用した人間大の人型ロボット・傀儡を操る競技戦闘が人気を博していた。
少女型傀儡を操り優勝を重ねるシオンは、裏では傀儡犯罪に対抗する組織の一員。日々、闇の傀儡遣い
と戦っていた。親代わりのドクの過去の研究を違法に利用するカルテルが主な相手。その一員スオウは、かつてシオンを殺そうとし、全身擬似生体化する原因となった仇敵。
強すぎるシオンには度々不正疑惑が持ち上がる。大会の主催者竜胆ロボティクスにも余波が及び、不買運動が始まった。沈静化のため、ライバル企業複数社が新設した大会への出場を命じられる。
予選のバトルロイヤルは、明らかな作為を感じる圧倒的不利な配置で開始された。果たしてシオンの運命は――
約12万5千文字・全21話の完結作です。
毎日2話ずつ、6:00/18:00に公開していきます。
公募戦績:
第29回電撃小説大賞:四次
第10回オーバーラップ文庫大賞第2ターン:二次
第12回集英社ライトノベル新人賞(王道部門):二次
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 18:00:00
125530文字
会話率:32%
魔女狩りの魔女・ヴィルマは、天賦の魔術である地獄門(ヘルゲート)で全てを消去する。藤堂を名乗る者からの依頼を受け、ドイツから日本へとやってきた。
内容は、前政権の負の遺産である人造魔女(クラフテッド・ウィッチ)の処分。自身と同じ悪魔ア
スタロトの力を感じ、人造魔女の実在を確認すると、正式に仕事を受諾した。
処分対象は残り四人。藤堂の作戦に従い二人目を消去した直後、現場にその娘、愛衣が現れる。魔女の子は魔女になる。人造ではなく、天然の魔女(ナチュラル)とも言える存在。処分対象とすべきか迷い、アスタロトに判断を仰ぐも突き放され、匿うことを選ぶ。
藤堂の同意を得て保護した愛衣は、虐待により自らの意思を封じ、命令なしでは何も出来ない存在だった。
光照らす場所には影がある。政権の闇に翻弄されていく二人の行く末は――
11万文字弱・全23話の完結作です。
毎日2話ずつ、6:00/18:00に公開していきます。
公募戦績:
第29回電撃小説大賞:二次折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 18:00:00
107200文字
会話率:37%
魔法と科学が融合し始めた二十二世紀。
機械でも検出不能な霊的迷彩能力を持つ葵は、光学迷彩を着て誰とも関わらずスラムで一人生きていた。週に一度、菓子を盗み空腹をしのぐ毎日。
誰にも見えないはずの葵は、ある日ベアトリーチェと名乗る女性
によって万引き現場を取り押さえられてしまう。
葵と同じく神秘の存在ネクロファージによって不老不死化した室長の下、電子世界の申し子・真綾と共に、霊的麻薬・不老不死の薬(エリクシル)の捜査をしているという。誰にでもネクロファージを一時適合させるが、止めると吸血鬼と化す死の麻薬。
売買にはスラムのマフィア街が関わっており、捨て駒としてスラムの人々が利用されている。見えない能力を見込まれ、捜査への協力を求められた葵の選択は――
15万文字弱・全22話の完結作です。
毎日2話ずつ、6:00/18:00に公開していきます。
公募戦績:
第29回電撃小説大賞:三次
第17回小学館ライトノベル大賞:二次折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 18:00:00
145844文字
会話率:40%
二〇三〇年。日本各地のゲームセンターでは、世界初のフルダイブ対戦型VRACT(仮想現実アクションゲーム)となる〈Colorful Bullet!!!〉がゲーマーたちを魅了していた。作成したアバターにプレイヤー自身がなりきれるのはもちろん、プ
レイヤー一人一人の個性に応じて『色』の能力が割り振られる――その独自性がヒットの理由だった。
高校一年生になり、新たな生活を送り始める天宮翔(あまみやしょう)。彼は普通の男子高校生だが、優秀な兄の威光から逃れるための善行である〈善活〉を行う歪んだ生活を送っていた。
ある日、翔はかつてのいじめっ子と再会し、〈Colorful Bullet!!!〉での対決を挑まれる。これをきっかけに、翔は〈Colorful Bullet!!!〉を通して人と出会い、自分の個性と向き合っていく。
※【第27回電撃小説大賞】二次選考通過作品をWeb用に改稿した小説です。
※表紙は自分で描いたものです。
※挿絵としてAIイラストを入れています。細かい崩れや文章との齟齬が時折ありますがご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 18:49:27
102785文字
会話率:42%
【友紀シリーズ 第2章】
第1章はこちら↓
https://ncode.syosetu.com/n4189ik/
イメージ画↓↓↓
https://kakuyomu.jp/users/Wolf_kk/news/16817330655277
380406
≪第30回電撃小説大賞応募作品≫
主人公『園田友紀』が天皇杯2019年の
3回戦に敗れつつも、Jリーグへの切符を
手にした所から話は始まる。
悪友『仮屋園孝則』は見た過去を見る
不思議な能力によって従姉妹の窮地と
里菜と友紀の不思議な能力を理解した上で
二人に救出を依頼した事を明かす。
彼はさらにリイナの魂が植え付ける以前の
元々の"鈴木里菜"の死に際についても
知っていた事を語る。
そして孝則は自分の恋愛観に
友紀と里菜の事を投影し、親友の
今後の苦労について心配する·····。
孝則は今、自分達のいる世界が
2周目なのではないかと推測。
その要因に翌2020年に猛威を振るうハズの
コロナウイルスの抗体の様な存在が
既に自分達の身体に存在するという事。
そしてこれに転生前のリイナが
関わっている事を断定した。
『ローダ・最初の扉を開く青年』から続く物語。
そして東京の里菜の同僚で友人の
『逢沢紀子』が現れて新しい話を
創ってしまう事に翻弄されてしまう。
そこへ現れた里菜が信頼を寄せる
『お姉さま』
彼女は皆に何を語るのか?
今、始まってしまう歴史の連鎖。
孝則は一体何を見てきたと言うのか?
里菜は友紀に真実を語れるのか?
そして友紀はそんな彼女の"青い薔薇"に
なりえるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 14:45:09
39999文字
会話率:50%
・あらすじというか前書き
本作品は10年以上前に書き上げ、電撃小説大賞に応募した小説です。
残念ながら落選してしまいましたが、Webサイト「Write IDEA」にて掲載していた物を、本サイトの個人ページでも同時掲載することにしました
。
新作が全く進んでいないので、恥を自覚しながら、過去作を使いまわすことにした訳です。
かなり昔に書き上げた物なので、時事ネタや設定、進行などに古さが伺えるのは仕方ないものと考え、そこを承知で楽しんでもらえたらと思います。
本作はかなり古臭いラブコメ設定から始まり、陳腐なストーリーラインで形成されますが、途中から空気がガラリと変わってしまう変則的な構成をしております。その継ぎ接ぎ感からか、全体を通じてどうにも読み方が不鮮明で、なんとなく消化不良気味な読後感が残ってしまうのですが、それは全て作者の力量不足が原因ですので、申し訳ないと思いつつご了承くだされば幸いです。
目を通してもらった友人らからは不評を買っている今作ですが、アクションシーンなど盛り上がりの部分はそれなりに躍動感ある書き方ができていると考えていますので、局所の良いところなどを評価して頂ければ幸いです。
本作品は「Write IDEA」、「小説家になろう」、「カクヨム」、「ハーメルン」にて掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-17 21:00:00
142701文字
会話率:34%
<あらすじ>
ネットにもテレビにも、もっと言えば世間そのものにも自分の居場所がない気がする。悪意にも敵意にもうんざりさせられ、過剰な正義にも疲弊して、なんだか世界についていけない気分になる。
大学を卒業して社会人になって数年目となる塚本
は、自分でも認めるくらいに生きるのが下手だ。何が悪いというわけでもなく、気が付けば彼は理由もなく死にたくなるような日々を送っていた。
誰かを憎むわけでもなく、世間を恨むエネルギーもない。
うまくいかない人生において、すがるのは不戦勝な生き方だけ。
そんな彼にとって癒しの存在となるのが、スマホのメッセージアプリだけで相手をする少女、古橋凛華(リンゲちゃん)だ。ひきこもりを支援する大学時代のサークルで知り合ってから、社会人となった今もお互いに支えあうようにして生きている。
ある日、宝くじで高額当選した塚本は「真なる不戦勝生活」を送るために仕事を辞める。しかし、理想郷であるはずのそれは、いつしか彼の精神をむしばみ始めていた。
昔の知り合いなどと会話をするたび、ひきこもり生活を送る自分が世間とずれていっていると気づかされ、危機感を覚える。
このままではいけない。そう思いつつも大学生のころから片思いしていた小成さんに恋人ができたと聞き、以前にも増して自分がリンゲちゃんに依存していることに気づく。もう俺とは連絡を取り合わないほうがいい。そう伝えるものの、結局は彼女の救いの手を振り払えない。
そんな折、大学時代の知り合いに「もっと楽な仕事で稼がないか」と誘われる。それはネットで世間を煽るような仕事だ。自分とは違うと思いつつも、根本のところでは同じだと指摘されて悩む塚本。
それでも彼を励ましてくれるリンゲちゃんのため、そして少しずつでも社会復帰するため、小成さんの仕事を手伝い始める塚本だった。
<備考>
※本作は数年前に投稿していた同名の小説を全体的に書き直したものです。
※第三十回電撃小説大賞、一次落ちです。
※作中の表現、登場人物のセリフなどに何か問題があれば削除・修正します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 23:43:34
156537文字
会話率:17%
<あらすじ>
精霊と契約を結んで加護を得て、精霊術を使えるようになった者を騎士と呼ぶ。
ただし、その際には様々に言動を条件づけられる精霊契約が与えられる――。
真実の名前である<真名>を見抜いた相手を自由に操ることのできる術を使用
する領王、ナァドルドによって支配されたロンドウィル領。
暴虐な王として君臨するナァドルドによって故郷であるロンヴェル村を滅ぼされた少年は、名前を持たないという理由で領王の術に抵抗できるため生き残り、復讐のためにもたった一人で戦争を挑んだ。
城へ向かう旅の途上、最初に立ち寄ったファスタンの街では、街の騎士カッシュと協力して迷宮と化した屋敷に突入する。それはとある騎士に頼まれた最後のお願いで、囚われの少女ユリカ・ファナンを救出するための行為であった。しばらく前に突入して全滅したかに思えていた討伐隊の生き残りであるフォズリと合流し、彼女の体の中に眠っていた契約精霊のウルシュカとも力を合わせながら、迷宮の主を討伐して無事に脱出する少年たち。
しかし、屋敷を出ると領王の術が襲った。
一時的な避難先として境界封穴と呼ばれる「地上世界と冥界の間にある空間」を進み、結束を誓った少年たちは城を目指す。
一方、ロンヴェル村の少女であるナヴィレア・ノルディンは「首を切り落とされぬ限り何度でもよみがえる」という精霊契約のおかげで惨劇を生き残っていた。囚われた牢獄で「あまりに長い名前を持つ」ため領王に操られずに済んでいる魔法使いの老人と出会い、二人は領王を討伐するため手を組む。
やがて、そんな七人が合流し、いよいよ決戦の舞台であるロンドウィル城へ向かう。
しかし、そこで待っていたのは領王の体を毒で眠らせ、他人を操る術だけを利用してロンドウィルを支配する土地精霊だった。
ロンドウィルフェアリーイーター。
人食いの巨大蜘蛛である土地精霊を倒し、少年たちはロンドウィルに平和をもたらす。
<備考>
※本作は第三十回電撃小説大賞にて一次落ちしたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 23:31:41
155526文字
会話率:41%
<あらすじ>
小学生の頃からずっと好きだったハルナ先輩に告白して、恋人として付き合えることになった中学生の少年、吉永一志。ところがキスの直前、なぜか涙ながらに拒絶されてしまう。彼女が告白を受け入れてくれたのは義理や優しさであり、吉永のこと
を恋愛的な意味で好きだったわけではないのだ。
幼稚な片想いが原因で先輩を泣かせてしまった吉永は失意のまま「恋はもうしない」と決める。そんな折、たまたま路上ライブで聞いた少女の歌声に救われ、恋だけがすべてじゃないと思えたのだった。
一年後、高校生になった吉永は新聞部に誘われるが、そこで部長として待っていたのはハルナ先輩だった。気まずさのあまり逃げ出そうとするも、友達としての関係をやり直したいと思い、入部を決意する。ただ、そこでは文芸欄の詩を担当することとなり、慣れない作業に四苦八苦する羽目になる。
ある放課後、もう一つの再会があった。ボーカルの少女、中道エミだ。二人は友達となり、吉永は彼女の相談に乗る。同じバンドメンバーの岸村に恋をする彼女。彼に認められたい彼女のため、新曲であるラブソングの歌詞作りに協力することになったのだ。
一度は完成させるものの、実力不足でライブは不完全燃焼、バンドも解散寸前の危機を迎える。悲しむ彼女のため、もう一度作詞に挑戦する吉永。その後、合宿を経て、歌詞が完成する前にメンバーが脱退、バンドの解散が決定的となる。
エミとの間にあるのは友情か、恋心か。悩める吉永だったが、バンドの解散を前に居場所がないと落ち込む彼女を見て、ついに恋心を自覚。気持ちを伝えてキスをするものの、喜んでくれているはずの彼女は涙を我慢できなかった。
またしても大切な人を傷つけてしまったと苦しむ吉永。それでも彼は居場所を求める彼女のため、自分の胸にあるが恋心なのかはともかく、一緒にバンドをやろうと誘うのだった。
<備考>
※ほとんど原型は残っておりませんが、本作は数年前に投稿した『この詩が理解されないなら』という小説をベースとして新たに書き直したものです。
※第三十回電撃小説大賞にて一次落ちしたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 23:15:56
143371文字
会話率:33%
吉水 侑(ゆう)は「誰からも愛されない」「誰からも必要とされない」という信念を抱えた、女の子のような容姿がコンプレックスな、毎日便所飯の高校二年生男子。隣の席の氷見 あやめという少女と昼ご飯を一緒に食べるという夢を持っているが、叶えられや
しないと思っていた。
そんなある日、侑はトラックにひかれそうになった猫を助けて代わりに死んでしまうが、その猫はうるかという名前の精霊だった。
彼女が持つ「魔法の鈴」という究極の願望器をめぐる戦いに巻き込まれることになり、そのさなかで咄嗟に「魔法少女」と名乗る侑。
対抗する「犬人間」という精霊たちの集団との戦いと、学校の二重生活。そのさなかであやめとの仲を深めてゆく――。
GA文庫大賞・電撃小説大賞の両方において一次選考落選。
カクヨムなど他サイトにも転載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-24 18:00:00
59155文字
会話率:31%
電撃大賞一次落ちです。駄作です。
カクヨムをはじめとした各サイトにも転載します。
最終更新:2023-07-12 16:21:55
7448文字
会話率:40%
勇者と魔王が存在する世界で生きる、一人の少女の物語。
電撃小説大賞に応募しようと書いている短編小説になります。応募までの推敲の参考にさせていただきたく、評価や感想、ご指摘をいただけたらと思って投稿しました。時間もかからずに読めると思うので
、軽い気持ちで開いてご自由に発言していってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 11:39:13
29285文字
会話率:47%
舞台は日本国の江戸時代の雰囲気を模倣しつつも電気、ガス、水道などはきちんと整備されている国「三つ葉」の首都、東風(こち)。そこで騒がれているのが幻灰という金だけを盗む盗賊だ。奇妙な事にそいつは一度盗んだ金をピタ一文盗まずに持ち主に返してい
る。その持ち主ってのが、悪党ばっかだった。そう、過去形。金を返されてからは、善人になっちまって。幻灰の奇妙な術にでもかかってんじゃないかって町のみんなは笑って噂にしている。
そんな中、一人の青年、尚斗(なおと)は、見知らぬ少女に声を掛ける。
彼女が持っていた風船が気になったから。
電撃小説大賞で一次落選した作品を改稿して、『文芸webサーチ』『comic room』『幻想検索』に登録しているHP『tori』と同時掲載していきます。
2020/5/30. に 双手腕之瞬 「魂祭」を公開予定。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-02 19:28:14
95668文字
会話率:35%
MRMMO内で最強の剣を偶然手に入れた歩玖(あるく)は、
しえるのパーティと共にダンジョン「エアリアルプリズム」に挑戦する。
人気ダンジョンエディター「ふかしイモ」はそれを知って――
(第29回電撃小説大賞 一次落選作品)
最終更新:2022-11-06 01:13:24
146404文字
会話率:47%
数理的な魔法「数力(マティカ)」により様々な怪物(パズル)を討伐することで報酬を得られるフィロソフィ公国。数力(マティカ)を練り込んだ「数力石(マティカット)」を精製し、時に怪物(パズル)の狩猟に赴く高度な能力者は「数力者(マティカン)」
と呼ばれ、公国民の憧憬の対象であった。
あるとき、狩猟中の数力者の一団が奇妙な怪物に遭遇する。猪のような外見、顔面に菱形の毛柄、そして何より、複雑な鱗模様が目を引いた。どうやら鱗を四色以内でバラバラに塗り分けることで狩れるようだ。個体討伐は比較的容易だったが、数が多すぎる! 数力者らは一時撤収し、新たなる怪物(パズル)─「四色問題(フォーカラーズ)」の発見を首長に報告した。
一方、数力とは異なる独自能力「着脱(フェッチ)」を利用した舞台公演を生業としている芸人一座、ランゲジーズ。着脱は物体を正確に遠隔操作するだけの単純な能力だが、技を磨けば複数の物体を高速操作する演舞も可能である。
四色問題の討伐に難航していた数力者の一部が、ランゲジーズ一座に協力を要請。試行錯誤を経て練りこんだ数力「放電(ディスチャージ)」と着脱の連携により、ついに四色問題の完全討伐を果たす。
しかし、この討伐成功の報に接する他の数力者らの反応は──
──それは、数学的証明なのか?
一九七六年、当時まだ黎明期だったコンピュータによる「解決」を巡って数学界に一大論争を巻き起こした「四色問題」。問題の提起から解決まで百二十四年にわたる数学者たちの矜持と協力と訣別が織りなす苦悩と挫折と興奮に満ちた歴史を下敷きに、実在の数学者やコンピュータ言語をモデルとしたキャラクター達が躍動する数学ファンタジー。
【補記】
この作品は、
・電撃小説大賞に落選したテキストを一部改訂し、挿絵を増補したフィクションです。
・挿絵の表示を推奨します。
・縦書きに対応しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-17 00:00:00
27956文字
会話率:64%
そのとき、竜に育てられた《少女》は竜殺しとなった。すべてはただ、竜にたいする愛ゆえに。
かつてひとは竜とともにあった。人類は竜を信仰し、竜の恵みを享けながら穏やかに暮らしていたが、際限ない欲望により《戦争》が勃発した。竜は争いを嘆き、壊れ
ていった。こころの壊れた竜は気候を乱し、暴れまわる。
斯くして竜とひとは、別れた。
殺せるはずのない竜を殺しながら旅をする娘《メリュ》は、謎の青年《ラグス》と出逢い、行動をともにすることになる。
何故、彼女は微笑みながら、竜を殺すのか。
美しき地獄に祈りの声はなく、ただ憐れみの賛歌が響きわたる……これは英雄にも勇者にも竜殺しの聖女にもなれない、ひとりの少女の、愛と殺意の旅路を綴った幻想譚(ダークファンタジー)である。
*連載について
毎日20時に投稿致します。
*注意書き
この物語はフィクションです。実在の人物・団体・事件・出来事とはいっさい関係がありません。ご了承ください。
最強とついていますが、対人戦では不殺を貫くので多少苦戦します。
またR-15程度の残酷描写があります。
*お知らせ
第26回電撃小説大賞最終候補作《死者殺しのメメント・モリア》
メディアワークス文庫より好評刊行中 です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-31 20:00:00
124228文字
会話率:33%
高校一年のミチは幼少時に見ず知らずの女に襲われ、左手の小指を失った。襲われた記憶を持たないミチ自身はあまり気にしていないが、母親のクミは責任を感じ精神を病み、父親は家に寄り付かなくなっている。リストカットを繰り返す母親らしからぬ母の待つ家に
帰りたくないミチは、連日常軌を逸した寄り道によって帰宅を先延ばしにしている。ある日の帰り道、人通りの少ない路上でひっそりと潰れている小さな蛙を発見し、その蛙の観察を日課にする。崩壊した家庭からの逃亡を夢見るミチは、特に英語の勉強に励み、将来は英国の大学院に進学するつもりでいる。書店で知り合った英国留学経験のある男佐竹にしつこく言い寄られるが、ミチには別の高校に通う幼馴染ユースケがおり、二人は両思いだがお互いに告白できないでいる。蛙の観察中に雨に降られて高熱を出したミチは、帰りの電車で一緒になったユースケにまだ家には帰りたくないと駄々をこねてユースケの家に連れていかれる。一方、電車内でのミチとユースケの親密なやり取りを見た佐竹は、ミチの自宅マンションを訪れる。
電撃小説大賞一次通過、二次落選作。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-10 21:05:29
32084文字
会話率:30%
この街で起きている起きている犯罪のすべては化物のせい。
家族を亡くしたばかりの男子高校生・真木野和輝(まきのかずき)。
「いっしょに化物退治に協力してほしい」と頼む同級生の神代朝日(かみしろあさひ)。
二人の前には日が暮れた時間帯だけに現れ
る『日陰者』という化物が現れる。
真木野と神代は手をつないでいる間だけ使える特殊能力によって倒していく。
※第26回電撃小説大賞 四次選考落選作品
※この作品はカクヨムでも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-01 22:31:54
123924文字
会話率:38%
ラノベ新人賞落選作品数に関しては前人未到、孤独な道を歩み続ける。ラノベ新人賞落選界の白鵬の境地に達したそんな私がラノベ作家を志した経緯を詳しく書いています。ラノベ新人賞100回や200回程度の落選回数でデビュー出来た人なんて苦労したとは言え
ません。就活でしでかした失態集も公開。電撃文庫でお馴染み、アスキー・メディアワークスの中途採用試験に何度か応募した経験もあります。赤松健先生のアシスタント募集に応募したり、マチ★アソビでは三木一馬さんのトークイベントを何度か観覧したり、徳島を舞台にした作品を電撃小説大賞に応募したことを俺妹&エロマンガ先生の伏見つかさ先生に伝えに行ったりした経験も。する事なす事不採用な断られ人生。度肝を抜くありえない経歴がここにある。これはフィクションではない。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-21 17:39:13
29401文字
会話率:5%
転勤族の両親のおかげで通産四十五回目の転校を余儀なくされた佐伯倫子は、自分の通う高校が正真正銘のお嬢様学校と分かりショックを受ける。
倫子は数ヶ月単位の転校を繰り返していたため、精神的トラウマから友達を作ることもが出来なくなっていて、必
要以上に他人と接する事を無意識に避けていた。
国の方針で全員が部活をする事になっていたから、倫子仕方なくはパソコン同好会を選んだ。友達のいなかった倫子はパソコンにはまり、今では自作機とマイナーOSを使っている。
期待しないでコンピューター教室に向った倫子を迎えたのは、宇宙開発の第一人者である北山教授夫妻の娘、郁美だった。彼女はOSを自分で作ってしまうほどの腕ながら、小さくて可愛いかった。お嬢様学校だと馬鹿にしていたが、学園祭で三次元シュミレーションをやると聞いて驚いた。
準備室の大きなコンピューターには、倫子の部屋で眠っているのと同じ雪の結晶のエンブレムが付いていた。
郁美からそれ専用のOSを貸して貰った倫子は、帰宅後早速インストールしたが、再起動のとき不思議な現象に見舞われる。
ディスプレイの中央に現われた光が部屋中に広がって、仮想現実の真っ白な部屋を作り上げた。その部屋には一人の少女いた。そこはとても居心地が良く、そのまま居付いてしまいそうに成る。
その時部屋のパソコンから呼びかけられた。郁美が倫子の前に現われて、一緒に帰ろうと声をかける。迷っている倫子に郁美の「友達」と言う言葉が突き刺さる。
仮想現実の居心地のよさよりも、郁美と過ごしたわずかな時間の方が何倍も素晴らしかった事に気づいた倫子は、郁美とともに現実の世界へ戻る。
一月も経たないうちに倫子はまた転校することになった。郁美との別れを嘆く倫子に、郁美はいつかは別れがくる事と、離れていても友達で居られる事を諭す。
いってらってゃいと見送る郁美との再会を決心して、倫子は部屋を後にした。
第12回電撃小説大賞応募作品
注)短めです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-08 23:37:29
16101文字
会話率:49%
「ってことは、やっぱりお前が考えてるゲームって誰かを殺すってことか?」
狩集(かりあつめ)リョウは人に憑き願いを叶えるミカエリという霊的な生物を駆使して、人を廃人に変える「狩り」をしてから悪七(あくしち)ライと会う。ミカエリは必ず見返りを
求め、リョウの場合は血を代償に払わなければいけない。悪七は、ミカエリを使った殺人ゲームを考えていてた。しかし悪七はミカエリを今まで使っていない。寧ろミカエリを飢えさせていた。
ミカエリを持つ少女の善見(よしみ)ひいらと出会ったことから彼女もデスゲームに巻き込もうとする。
リョウはクラスメイトの復讐のため悪七とともにミカエリを使って少年少女を拉致する。
生き残りを賭けた脱出デスゲームがはじまる。善見ひいら、ギャルの剛力ふたば、自殺志願者の川口流(ながれ)、ゲーマーのヤマ、凶暴な執行孝次(しぎょうこうじ)、天皇暗殺を唱える朝月レン、脱線事故被害者の輪千(わち)真奈美に出会う。少年少女は脱出できるのか。悪七ライの目的とは。悪七はミカエリを使って代償に何を支払うのか。
悪七ライの旧友で死んだはずの標零士(しめぎれいじ)も現れ、零士もまた同じくミカエリを使役していた。零士によって追い詰められていくリョウ。
悪七ライを徐々に盲信していくリョウがミカエリに願ってしまう本当の望みとは。
異能力使役バトルと、脱出ゲームのジャンルミックス作品。PC推奨。主人公側が悪なので、悪の爽快感を味わいたい人向け。罪についても考えるテーマでヘビィなので、やはりPC推奨。
電撃小説大賞一次選考落選作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-26 12:14:08
151557文字
会話率:40%