6.0 haven より君へ ポータルに接続せよ
新生セラフィムの カラム=シェリム。
実行形態となった彼女はポータルの前で指示を待つ。
『伝令です、あなたの担当する地域は ————』
ここより低次にあたる現世を訪れるにはセラフィムとて
実体化を避けることはできない、このポータルを潜れば......
ここは現世を統治する高次の世界 —— Society 6.0 ——
通称 6.0 havenと云われるこの場所にはポータルと呼ばれる鏡のような装置があり、セラフィム達は時折その姿を現世に抜写しては人々を騒がせている。
セラフィム達はポータルを通して現れ人々に紛れて天使を連れ去る。
また現れ、そしてまた連れ去る。
——セラフィム達の使命は一体なんなのだろか?
まだ肯定も否定も知らぬ彼女は今、追うものとなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 07:00:00
9579文字
会話率:37%
ある頃から、戦場に現れては戦死者の死体を連れ去る魔女の噂が流れるようになった。
曰く、激しい籠城戦が行われた日の翌朝城から死体が消えた。夜明け前に畑作業に出た農夫が、道を一人歩く女を見かけ不審に思い声を掛けたが笑い声を残し女は掻き消え、その
後をいくつもの死体が呻き声を上げながら連なり歩いていた。
曰く、平原で両軍が激突し何千人もの死者を出した翌朝死体が消えた。停戦協定を結び両軍の死者を回収に向かった部隊が、打ち捨てられた武具を残し連なり歩き去る死体を見た。追いかけたが日が昇り始めると女の笑い声と共に掻き消えた。
曰く、夜中に馬車を飛ばす商人が道なき道を歩く女を見かけその後に続く死者の大軍を見た。商人が死者の大軍に驚いていると背後から女の笑い声が聞こえ振り返ると誰もおらず、再び死者の大軍を見やると女と共に掻き消えていた。
噂である、しかし見た。と言い出す者が後を絶たず、ここ数年続く戦争の地で死体が消えるようになったのも事実であった。
茨の魔女である。誰が言い出したのかは不明だが、死者を引き連れ消える女は茨の魔女と呼ばれるようになっていた。
そして茨の魔女の噂に、新たに騎士が加わる事となった。
妖馬の背に乗り、魔剣を振るう騎士である。
かの魔女に仕える騎士が現れ、魔剣によって城を、砦を、大軍を打ち砕く。死者は茨の魔女が連れ去り、騎士は次の得物を求めて妖馬を進ませる。
骸の騎士である。
これは骸の騎士と呼ばれるようになった少女と、その従僕が茨の魔女と交わした契約の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 17:58:28
40427文字
会話率:36%
妄言ばかり繰り返す公爵家の令嬢ヴィーチェ・ファムリアントは王子から婚約破棄を突きつけられたその時、大きな体躯のゴブリンが侵入し、ヴィーチェを連れ去る事件が起こった。誰もが彼女の命はもうないと思っただろう。しかし拐われた令嬢は歓喜の声を上げて
いた。
これは幼少期にゴブリンに一目惚れしたポジティブな公爵令嬢とそんな令嬢に振り回されるボスゴブリンによる出会いから婚約破棄後のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 21:46:17
579973文字
会話率:46%
8月中旬に家族で帰省する小学5年生レイジ。
ある日、海水浴中に祖父が行方不明になる。後日妹は高熱を出して寝込む。いろんなことが起こり、混乱するレイジのまえにあらわれたのは青い肌のお姉さん。「海底の国には妹の治療薬がある」とレイジを半ば強引
に連れ去る。
海底の国オルテンシアまで行ったが、肝心の薬は材料不足だった。その間、オルテンシアを観光し3人の男たちと友達になる。その過程で、最新鋭の潜水艦スターゲイザーの存在に興味を持つ。見学するだけだったものが、手違いで乗り込んでしまう。その道中で不殺の精神であるオールハートの精神を学ぶ。海底探査では巨大タコの集団に襲われ、レイジは脱出装置から逃げ、生態系がデタラメの無人島に漂流してしまう。
その島から運よく救助されたが、地殻変動、巨大タコのホネ、無人島と多くの謎を残す海底探査となった。
しかし、薬の原材料はどうにか手に入った。
オルテンシアに帰ると街は半壊していた。盗賊の襲撃に遭い、未知の物質カイテニウムを奪われたとのこと。民衆の無念を晴らすために3人の男たちは立ち上がる。レイジも一晩悩むが、参加することを決める。
盗賊のアジトを見つけ、捕まえたが奥にはヒドーデスという科学者がいた。海底探査での謎はヒドーデスとつながっていた。彼の目的はカイテニウムで天変地異を起こし、地上の制圧だったが、オルテンシア側はオールハートの精神からこれを否定。
3人の内、戦闘が得意なサーディンが不殺で勝利する。
レイジたちは緊急時の自己判断を問われ、裁判にかけられるが、レイジと3人の想い合うところに、女王陛下は心を打たれ、条件付き無罪の判決を下す。いろいろあったが、レイジは多くのことを学び地上に帰ってきた。
妹は完治し、相変わらず祖父は行方不明だがレイジはなんとか気持ちの整理がついて物語は終わる。
小学5年生という多感な時期…。ひと夏でいろんな体験をしたレイジは、少年期から少しずつ離れていく…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 22:21:52
114857文字
会話率:42%
ロギスタニア大陸の魔を統べる王――リュウオ=リヴァースは、愛する女性を失い、その恨みを晴らすために一国の王女を連れ去る。しかしリュウオが連れ去った人物は王女の替え玉であり、他者の行く末を視通すことのできる占師――シイナ=ラヴィリンスだった
。
占いにより死の宣告を受けるリュウオだが、まったく動揺することもなく、それどころか、シイナのために自らの命を捧げるとまで告げた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 22:53:19
86300文字
会話率:37%
嵐のような晩だった。
銀次は押し込み強盗「おかめ盗賊」の一味だった。「金は盗っても命は取らぬ」と誓っていたのに、仲間が失態をおかし、人殺し盗賊に成り下がってしまう。銀次は何の因果かその家の一人娘を連れ去ることに。
そして、おかめ強盗に命を散
らされた女中、鈴の兄源助は、妹の敵を討つために一人、旅に出るのだった。
追われ、追いかけ、過去を悔い、そんな人生の長い旅路を過ごす者達の物語。
※ 地名などは全て架空のものです。
※ 詳しい下調べはおこなっておりません。作者のつたない記憶の中から絞り出しましたので、歴史の中の史実と違うこともあるかと思います。その辺をご理解のほど、よろしくお願いいたします。
他サイトでも掲載しております。
アルファポリス様で先行投稿、完結済。一日二話投稿で予約済です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 17:00:00
95865文字
会話率:29%
幼い頃に婚約した殿下が、私の初恋である。
しかし、殿下は殿下で『初恋の女の子』に夢中。婚約直後に高熱を出したせいで記憶があやふやではあるが、出会った女の子が忘れられないと語る。
『初恋の女の子』と比べて貶してくる殿下に、私の初恋はしぼ
み、ついに『初恋の女の子』が隣国の王女だと突き止めた殿下は「婚約破棄」を突き付けた。もう私の初恋は終わったので、受け入れた。
そんな私の元に駆け付けた学園のクラスメイト、辺境伯令息が婚約を申し込む。
「僕は苦しみからも、君を連れ去るよ」
その後、無事、隣国の王女と婚約が成立して、祝いのパーティーの隅っこでお酒をたしなんでいた私は、ついうっかり「殿下が話している『初恋の女の子』は、かなり美化されているけれど、私のことよ」と友人達に口にしてしまった。
「元々、政略結婚は建前で、婚約も彼の気持ちが先走ってちょっと強引に結ばれたもの。そのあと高熱が出てすっかり忘れてしまったのよね」
嘘をついてまで嫁ぐ隣国の王女への怒り。それに騙されている初恋の王子への情けなさ。うっぷんを晴らすために酔いの勢いで明かしてしまったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 07:07:41
18381文字
会話率:30%
愛を歌うと出逢える、和風ファンタジーな世界。
『虐げられた少女は愛を歌ってドラゴンの番となる。』
美愛(ミエ)は、虐げられていた。継母と異母妹と、無関心な父によって。
長年虐げられて、美愛は笑うことも、泣くことさえもなくなり、人形のよ
うになっていた。
ある日、異母妹に『愛の歌』を歌えと命じられる。逆らうことなく、ただ歌う。
すると、現れたのは、炎の支配者であるドラゴンだった。
「俺への愛を歌うのは、そなたか?」
ドラゴンは、美愛を連れ去るのだった。
(ノベルプラスに載せてます。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-18 18:00:00
10904文字
会話率:24%
彼女を誘拐。ここに連れてきてから一晩が経った。
今日この日を彼女との生活、その一日目とし、飼育日記をつけようと思う。
山の中の別荘。その地下室。窓はない。周辺に民家もなく、また誰かの別荘はあるが今の時期は来ないだろう。ゆえに彼女がいく
ら助けを求め叫ぼうとも無意味。ああ、怯えた彼女が僕を見上げる。連れ去る時に打った薬はまだ抜けきっていないのかな? すこしとろんとした目をしている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-30 11:00:00
1694文字
会話率:7%
『A県各地に出没するとされる不審者を探しています』
女流作家が投稿した呟きには、『黒いナニカ』という謎のモノに娘が連れ去られたと書かれていた。
小学校などからの帰り道、子供を連れ去るために現れるというそれ。。その正体は誰も知らない――
。
※夏のホラー2023参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-12 16:00:00
2000文字
会話率:13%
日生光広はある日、自称科学者の父がいなくなったと知らせを受け実家に帰るが、開発途中の転移装置なる機械の誤作動により、異世界イデアルトに飛ばされてしまう。
イデアルトではかつて世界の支配者だった巨神を復活させようと目論む教団オルディネオが巨大
ロボットの使徒機≪アポストラー≫を用いて各地を襲撃、人々を次々と連れ去るという事態が発生していた。
それに父が関わっているのかもしれないと聞かされた光広は転移した先で見つけた、子供の頃よく見ていたアニメと同じ使徒機リュウオーと共に、父の行方と真相を知るため戦いに身を投じることを決意する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-05 02:32:12
73768文字
会話率:44%
始まりは一つの理不尽から始まった。
ある一つの村に住む少年「カイン」は転生者であり、神にいくつかチートを貰い、平和な世を暮らしていた。
美人な魔法使いの母親、ごついけどカッコいい元聖騎士の父親、そして可愛い妹を持ったとても幸せな家族だった。
しかし、そんな平和な日が突然にして終わりを告げる。
母と父が軍に召集され、戦場に赴く事態に。
それ以降、親は戻らずに5年が過ぎ、カインとその妹「サヤカ」は成人となり、お互いを支えあうように生きていた。
そんなある日、別の国の貴族が村に訪れ、妹を無理やり花嫁にして連れ去る。その際、カインは貴族の男に特殊な魔法がかけられた手枷を付けられ、周りから虐げられるような存在になった。
「見てろよ……!必ず、取り戻すからな!」
最初は萎えて、立ち上がれない状態になっていたものの、神から貰ったチートと、戦略ゲーム知識で、腐った世の中に革命の炎を燃やしたのだった。
そしてカインが仕官した陣営は何と魔王陣営!
そこでカインは世界を相手に戦いに挑む、全ては家族を取り戻すために―――
注意事項!
滅茶苦茶に描写が下手くそです!人によっては好まないかもしれません。また、誤字や他にこんな策もあったぞとかあれば教えてください!
お願いします(土下座)
この作品はノベルアップ+にも記載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-29 07:47:37
12448文字
会話率:43%
OLの董子は、恋人の鳥羽に裏切られて、鎌倉の家に帰って来た。
時期は六月。紫陽花の季節。
鎌倉の紫陽花の有名なお寺で、趣味の一眼レフで写真撮影をしていると、人間とは思えない程美しい男性に思わずカメラを向けてしまう。
けれど、男性は人間では無
く九尾の狐のあやかしだった。九尾の狐は、董子が撮った写真を怒るどころか面白がり、さらには董子の秘密─人の悪しき感情を靄として見ることができる能力がどうした授かったのかを教えるために、幽世に連れ去るという。
けれど連れていかれたのは、幽世の写真館「AKASIYA写真館」で、董子と因縁のある鏡の妖、雲外が店主だった。
董子はそこで働くことになり、様々な人や妖と出会うことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-28 05:44:11
33048文字
会話率:49%
「レヴォワール家の男子は、その家に生まれた女子を愛して愛して愛し抜く。それは由緒あるレヴォワール家の伝統であり、血が代々伝える宿痾なのだ」
かつて父リカルドからそう告げられた公爵令嬢ジュリアは、父と兄と弟の度が過ぎる溺愛に怯えて暮らして
いた。
早くこの異常な家から脱出したい。でもそれは到底不可能に思えた。
アラン王国において、ジュリアの美貌は知れ渡っている。そのため度々求婚者が現れるが、父と兄と弟が逆上し、毎回大騒動になってしまう。
そのジュリアには、想い人がいた。幼馴染のエドモンド・アラベスターだ。
エドモンド(エディ)は、ジュリアに逢うために城の中庭に忍び込む。エディは冒険者に憧れて訓練しているので、そのような荒技もできるのだ。
果たしてエディは、溺愛の城に幽閉されたジュリアを連れ去ることができるか? そしてジュリアは、愛してくれる家族を裏切ることなく恋人と一緒になれるのか?
これは、家族の溺愛に縛られた令嬢が、不可能に見えた状況を奇跡的に乗り越えて幸せになる話。ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-17 19:01:03
107235文字
会話率:46%
「あらぁやだ。その大きく開いたお口もよく響く声も素敵。」
そうにっこり笑って大罪人、ヴィラ・ローベリアは笑った。 美しい白の町・アマルティアは確かに生きていた。
数分…いや数秒、彼女が手を一度だけ叩くまでは。
生き残りはヴィラの目
の前にいる少年、ソリ・エノルムただ一人だけだ。
後の住人は皆白を赤に変える絵の具に成り果てた。
「一緒に逃げましょ?だーいじょうぶ。全てのものから守ってあげる。」
「ふざけるな、ふざけるなよ!!」
「お前が全部奪ったくせに!!」
悲痛な叫びも聞かずヴィラはソリを連れ去る。
これは、歪な関係で作り上げられた二人の度のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-14 00:57:06
1138文字
会話率:21%
やっと終わった開墾。畑に種を植えるんだとうきうきしているリアを、貴方様こそ神が選んだ聖女候補だきっとそうだと現れ一緒にきてくださいと連れ去る神官達。
違うと思うけれど、聞いてくれない。
なんだか体が光っている?
ないない、私なんか
が聖女とかないから。
ほぼリアの独白です。のんびりしたお話だろうと思います。
かなりご都合でゆるいものですが、よろしければ。
他サイトにも掲載ございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-11 18:07:36
9937文字
会話率:7%
クリスマス・イヴの夜、歴史ある宿の一室に男の死体があった。
内側から鍵のかかった部屋にいるのは、ベッドで眠る少女のみ。
少女はブラック・サンタクロースが連れ去るべき人殺しの“悪い子”なのか。
なろうラジオ大賞3 応募作品です。
・1,00
0文字以下
・テーマ:密室折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-24 18:14:50
995文字
会話率:38%
聖夜の夜。
石の塔の上に閉じ込められた少女の元に、黒いサンタが訪れた。
そして、連れ去られた少女は、黒いサンタの仲間になる。
他サイトにも重複投稿しています
最終更新:2021-12-18 22:54:33
2483文字
会話率:9%
暴力、暴言、飢えや寒さの中で生きてきた名もない少年は、追っ手から逃れる少女と雪の積もった廃墟で出会った。人におびえる少年に少女は躊躇いなく歩み寄る。
「ねえ、“ともだち”になろうよ」
人の命が軽い世界で、少女は優しく手を握る――少年は
、言葉にできない暖かさを知った。
二人は手を取り共に生きていこうとするが、残酷な現実はそんな日々を許さなかった。
「運が悪かったんだよ、お前は」
男はそう言い残して彼女を連れ去る。
……会いたい。その一心で、少年は少女を追う。辿り着いたのは荒野のそびえ立つ軍事基地。そこには少年の探し求めていた少女はいた。が、少年が見たのは変わり果てた少女の姿だった。それでも、優しい日々をもう一度――少年は、彼女に手を伸ばす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-28 00:40:56
173152文字
会話率:36%
いじめと周囲の無理解に耐えかね、神隠しを望んだ中学生・豊川美紀。
彼女の話を聞いた稲荷の山の主・榊は、望み通り人の入り込めない領域に彼女を連れ去る。
しかしそこで美紀は、榊とそれに仕えるキツネの安座実から思わぬ歓待を受けるのであった。
最終更新:2021-07-10 22:04:06
8352文字
会話率:53%
心を連れ去るタイムマシン。過去に戻って、過去を思う。
最終更新:2021-06-14 00:00:00
7769文字
会話率:7%