大地の奥底に封じられている神様は思いました。
『なに? いま異世界冒険って流行ってるの?』
彼は地上にいくつもの目を持ち、この世界が正しく成長しているか監視しています。
とは言え、さすがに異なる世界を見通す目など持っていません。
しかし
、自分が見通せない世界だからこそ興味があります。
『ならオレの眷属送り込んじゃえばよくね?』
自分と繋がりのある眷属の目を通せば、異世界の様子は自分にもわかるでしょう。
そして彼は自分の命令を聞きそうな、運の悪い眷属にその指令を与えたのです。
「あ、あなたはもしかして私たちの造物主様!?
い、いきなりですね、そ、それで私にその人選を行えと?」
『あー、いやいや、一人でやんなくていいよ、
向こうに送るのも一人にする必要ないし、
こっちの世界に影響なさそうな人物、適当に見繕ってさ?』
「わ、我らが主はアバウトなんですね・・・わかりました。
じゃあ、知り合いの子と相談してちょっとやってみます。」
他力本願、責任転嫁、いきあたりばったりの精神で行われたその計画は、
まず最初に、一体のお人形さんに対して行われました。
そのお人形さんは、見たこともないお屋敷の中で、
お尻をあげたポーズで這いつくばっていました。
気が付いたらいきなり、そんなところに飛ばされて、
自分がどんな態勢でいるかも、今は後回しにするしかありません。
現状認識も何もできていないまま、
薔薇の刺繍の黒いドレスの裾が膝下から床に拡がっています。
それでも、やがて彼女はゆっくり立ち上がりました。
ここがどこだかわからないけども・・・
そして思考回路も正常に作動するようになると、彼女は自分の仕事を思い出したのです。
この場所がどこであろうと自分のすべきことはただ一つ・・・
それは、
かつて大地の底に封じ込められし冥府の王が与えた崇高なる使命。
「私は鎌を振るう、汚れた命を絶つために・・・。」
そう、最初に送られたのは、都市伝説の主、「私メリーさん」!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 14:00:00
2435720文字
会話率:18%
ある男は奴隷の身から解放され、自由を手に入れ、着実に力を付けていく。
だがある時の戦争により仲間も主も放棄してダンジョンに籠ってしまった。戦争によりダンジョンに逃げ込んだ男による自責と責任転嫁が襲い来る籠城戦が始まったのだ。
最終更新:2024-11-30 00:10:05
13265文字
会話率:49%
「悪く思うなよ。俺だってこんな事、したくないんだ」
そう言って自分の娘を山に捨てるくそ親父。
したくないんならするなよ! 心を入れ替えて、しっかり子供を守れよ!
その叫びむなしく、くそ親父は子供を残して去っていく。
少女の心が絶望に染まる。
私はいらない子。その思いが自身の心を殺す。
深い深い深遠へと沈む。
瞬間、スウィッチする意識。
「ふっざけんな! この期に及んで、責任転嫁かよ! 口減らしの為に、こんな山奥にこの子を置き去りにするなら、ちゃんとその罪を自覚しやがれってんだ! 阿保が! あ? ああ?!」
叫んだのはティティルナの前世である男のジオル。
なぜだがわからないが、ジオルの意識が現世に復活。
現世のメイン意識であるティティルナに呼びかけても答えはなし。
こうなったら、ティティルナが生きる意欲を取り戻すまで、自分が頑張るしかないか。
と、思った矢先、隣にちんまい黒いものが。
おわ! おまえ誰だよ! は? 魔王?
魔王がどうしてここにいるんだよ?!
こうしてジオルの第二の人生が始まりを告げた。
ゆるゆる設定ですので、するどい突っ込みはなしでお願いします<m(__)m>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-28 19:40:00
599753文字
会話率:37%
町内に住んでる人は、いい人ばかりではない。
最終更新:2024-08-07 20:00:00
2729文字
会話率:0%
そう、全ては充電器がいけないのだ!!!
最終更新:2024-08-04 20:00:00
1138文字
会話率:0%
すぐに責任転嫁するの、やめたほうがイイよ…?
最終更新:2024-06-23 20:00:00
2538文字
会話率:0%
アンダーン伯爵家の次女キャロルは次々と婚約者以外の男性に言い寄り、問題を起こしていた。
それを婚約者も容認している。
困惑する家族。
キャロルは何を思うのか。
最終更新:2024-04-30 06:26:48
8485文字
会話率:30%
この世界のくだらない主人公が一人
頑張るところで頑張れない彼のくだらない結末を見届けて
最終更新:2024-02-02 07:00:00
995文字
会話率:4%
自己流の責任転嫁を書き殴りました。
最終更新:2024-01-08 18:00:00
892文字
会話率:0%
苦悩に満ち、伏す。砕けた自我を抱えて、徘徊する。病的な枷が常に纏わり着いている。自由とは無縁だった亡者の記録。何の疑いもなく、自由を享受している羽虫が恨めしい。身勝手、傲慢、挙句の果てに責任転嫁、都合のいい解釈に、履き違えた優しさ、虚言に、
凡人受け売り自意識過剰。容易く肥え、喰らい、同類と育む欺瞞の産物。この視点が首を絞めている元凶なら、無知は罪ではない。無意識に自己を防衛する優れた自我が備わっているだけの話なのだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-25 23:38:56
933文字
会話率:0%
浅桜センパイにやっとの思い出で手渡したラブレター……その返事は『君って厨二?!』だった。
いたたまれずその場からは逃げ出したけれど、恥ずかしさが転嫁した憤りで“私”は逆キレして独り言ちてしまう……
最終更新:2023-09-08 15:04:07
1763文字
会話率:2%
新しい父には息子がいた。義弟となった二つ下の彼は幼い頃はそれはもう可愛くて可愛いくて、ひとりっ子だった私はとても可愛いがっていた。
それなのに最近生意気で、お見合いの話が来ても破談になってばかり。
貴族の嫡男として責任を果たさない義弟を叱責
すると「結婚できないのは義姉さんのせいだ」なんて言い出す始末。
母も私も平民出身だから?
お義姉ちゃんはそんな責任転嫁するような子に育てた覚えはありません!
義理の姉弟のすれ違いラブコメです。
二話完結のさっくり読めるお話です。
「アルファポリス」にも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 22:14:52
4148文字
会話率:24%
元カレと元親友の浮気カップルに、武田ヨシエが贈った意趣返しの意味をこめたハーブ類。本人はそんなつもりなかったが、元カレは「呪い」と主張する。しかし、ヨシエには責任転嫁にしか過ぎなかった。
この小説は、「pixiv」に投稿したものを多少
いじってあります。
【追記】卑怯は承知でジャンルを『その他』に移しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-22 20:00:13
2721文字
会話率:21%
嫌だと言えない
辞めたいと言えない
そんな自分が嫌い
最終更新:2023-02-18 02:47:34
206文字
会話率:0%
東京の下町、浅草にて法律事務所を経営する弁護士の榊原龍一郎。嘗ては常に事件捜査の最前線に立ち辣腕を振るった鬼検事だった。しかし、ある不祥事の責任を転嫁した上層部と懐を分かち検察を辞め、ヤメ検弁護士となった。ある日、元検事正で弁護士会理事長で
ある大物弁護士・本多平蔵を介して、大手複合企業グループ「伊藤グループ」の女社長・伊藤加奈子が婿養子である夫の離婚訴訟を依頼してきた。元刑事の藤堂駿介の調査協力もあって不倫は確定し、訴訟まで秒読みとなった最中に検察時代の旧友である捜査一課長の加納恒彦から加奈子の夫・純一が愛人である星野真由美が無理心中を図り死亡したと知らされる。弁護士となった今警察に任せ身を引くつもりだったが、4日前に遭遇した殺人事件に関連性を感じて独自に捜査を進める。そんな中で、加奈子の周りで怪しい影が見え隠れし事件に元暴力団員の復讐屋・工藤昌平の介入もあり事件は更に深刻化していく・・・。※皆さんに評価して頂いた「トラップガール」を弁護士版として改正した作品です。同時進行で執筆して行きますので読み比べしてみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-09 08:01:46
43195文字
会話率:55%
追い詰めるだけ追い詰めて責任転嫁なんてありえない
キーワード:
最終更新:2022-02-25 00:10:27
428文字
会話率:0%
あなた、死ぬわよ。
どこにでもいる普通の少女、高坂雫は、ある日奇妙な生徒からそうと言い渡される。それを回避するためにの手段は、一人の少女に出会うことが最重要なことであり、彼女に助力を求めるように告げられた。
その少女、鏑木優誠という一
風変わった彼女は、雫の異変を完璧に見抜いただけではなく、助けることを確約してくれたのだが……。
優誠と出会ってしまった雫の日常は、ガラガラと音を立てて崩れ去り、瞬く間に非日常へと転嫁していった。
この作品は、アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-23 22:55:48
89790文字
会話率:38%
武器の卸しを営む大手武器商会に勤める主人公グースは、いつも上司からグズだノロマだとバカにされていた。
そんなある日。
「てめぇなんかクビだっ!」
グースは無能な上司に商品クレームの責任転嫁をされ、追放されてしまう。
「自分の仕事が遅
いのが悪いんだ」
グースはそう反省した。
しかし本人も、元職場の誰もが気づいていなかった。
実は彼の検品は超緻密な上に、修理も性能テストも性能強化も行う、〈神業レベル〉の武器メンテ技術だったのだ。
それに気づかない元上司は、グースが去った後に不良品の大量発生に見舞われる。
/// 一方、知り合いの武器屋に再就職が決まったグースの元には、この国屈指の勇者やライバル企業の美女社長までが、彼を求めて現れる。
その後グースを逆恨みした元上司が仕返しのために現れた。
しかしグースは武器メンテ技術の鍛錬の過程で得られた、チート級の剣技をも身につけていたのだった……
/// これは無能な武器検品係と蔑まれた男が、その〈神業レベル〉の武器メンテ技術と、圧倒的な剣技のおかげで、大陸で最も影響力のある武器商人へと成り上がっていく物語。
──その若き頃のお話です。
※約13,000文字の短編。全3話で完結する予定です。
(長編化するかどうかは検討中です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-04 17:01:52
13465文字
会話率:46%
『伸びないのはキャラが悪いに違いない! おまえは首だ!』
短編ガチャに爆死し続けた小説家は、あろうことか自らの作り出したキャラクターに責任転嫁した。創造主に捨てられた私は、行く当てもなくなろうの海を彷徨い続ける。
そんな時なろうの海で
出会ったのは1冊の小説。ヒロイン以外の要素は完璧でありながら、ヒロインのキャラクターにより全てをぶち壊しているような作品。
「アリサ。アリサ……」
数多の作品を読み進めるも、最初に読んだ小説がなぜか印象に残り忘れられない私。その前に現れたのは物言わぬマネキンにすがりつく冴えない小説家であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-24 13:47:36
7927文字
会話率:24%
ショートショートです。すべて村中のせいだ。村中が悪い。あいつのせいにすれば何でも許される。
最終更新:2020-03-31 16:49:35
5321文字
会話率:37%
「コロナ」は娯楽の三冠王です。
あらゆる絶叫マシーンを超える安全性。
すべてのホラーフィクションを超えるリアリティ。
まったき偶然と人間の責任転嫁でまとめ上げたライブ性。
後世発見された世紀の体感型似非科学モキュメンタリーに強制参加させ
られた模範的な非国民の手記。
このような史実があったかどうか?
その判断は22世紀の貴方たちにお任せします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-31 01:53:48
2891文字
会話率:13%
表題のとおりです。なんかすごい形式のが出てきた印象なんだけどオリジナルへの転嫁が難しいジャンルか?
最終更新:2019-10-14 00:36:45
2021文字
会話率:0%